ハイブリッド給湯器とは?2025年補助金で賢く導入!気になる光熱費削減効果・価格・後悔しない選び方のコツ

「ハイブリッド給湯器とは、どのような給湯器なの?」「わが家にもメリットはある?」そんな疑問にお答えします。この記事では、基本的な仕組みから、具体的なメリットとデメリット、導入費用や光熱費、後悔しない選び方まで詳しく解説。あなたのご家庭に合う最適なハイブリッド給湯器を見つけて、快適でエコな暮らしを実現しましょう。

2025年06月24日更新

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ハイブリッド給湯器とは?

ハイブリッド給湯器は、電気とガスのエネルギー源を最適に組み合わせてお湯を沸かす、効率的な給湯システムのことをいいます。それぞれの長所を活かすことで、省エネ性と快適性を両立させています。

具体的には、以下の3つのユニットが連携し、効率的にお湯を供給します。

ハイブリッド給湯器の3つのユニット
  1. ヒートポンプユニット(電気)
    • 空気中の熱を電気の力で集め、その熱を利用してお湯を沸かします
  2. 高効率給湯器(エコジョーズ)
    • ガスの排熱を再利用しながら、お湯を直接沸かします
  3. 貯湯タンク
    • ヒートポンプユニットで沸かしたお湯を貯めておくタンクです

普段は、エネルギー効率の良いヒートポンプでお湯を沸かし、貯湯タンクに貯めておきます。ご家庭の生活パターンを学習し、最も省エネになる湯量やタイミングを自動で制御する機能も備わっています。

お風呂の追いだきや複数箇所での同時給湯など、一度に多くのお湯が必要になった際は、高効率給湯器(エコジョーズ)が瞬時に作動。パワフルにお湯を供給するため、お湯切れの心配はほとんどありません。

>>エコジョーズとは

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ハイブリッド給湯器のメリット

ハイブリッド給湯器は、電気とガスの長所を組み合わせることで、従来の給湯器にはない多くのメリットをもたらします。日々の暮らしを豊かにし、万が一の時にも役立つその特徴を一つずつ見ていきましょう。

【メリット1】光熱費を大幅に節約!年間数万円お得になるケースも

ハイブリッド給湯器の最大の魅力は、高い省エネ性能による光熱費の削減効果です。

主に空気の熱を利用する「ヒートポンプ」と、ガスの排熱を再利用する「エコジョーズ」を組み合わせることで、従来のガス給湯器よりもはるかに少ないエネルギーでお湯を沸かせます。

特に、プロパンガス(LPガス)をご利用のご家庭がハイブリッド給湯器に切り替えた場合、その効果は絶大です。プロパンガスは都市ガスに比べて単価が高いため、年間で10万円以上の光熱費を削減できるケースも珍しくありません。

【メリット2】お湯切れの心配なし!家族みんながいつでも快適バスタイム

ハイブリッド給湯器なら、お湯の使いすぎによる「お湯切れ」の心配がありません。

家族が続けてシャワーを使ったり、急な足し湯が必要になったりして貯湯タンクのお湯がなくなっても、高効率給湯器(エコジョーズ)がバックアップ。必要なだけお湯を瞬時に沸かして供給します。

これにより、湯切れのストレスから解放され、いつでも安心してたっぷりのお湯を使えます。

【メリット3】環境にやさしい!CO2排出量を削減してエコな暮らしに貢献

地球温暖化対策が求められる現代において、環境への配慮は重要な選択基準です。ハイブリッド給湯器は、この点でも非常に優れています。

空気の熱を利用するヒートポンプをメインに稼働させることで、化石燃料の消費を大幅に抑制。従来のガス給湯器に比べ、二酸化炭素(CO2)の排出量を大きく削減し、地球温暖化防止に貢献します。

電気とガスの長所を活かして最も効率的な方法でお湯を沸かすため、エネルギー消費量そのものを抑えられる、環境に優しい選択肢です。

【メリット4】災害時も安心!停電・断水に備える

予測不能な災害時でも、ハイブリッド給湯器は心強い味方になります。

電気とガスの両方を使用するため、どちらか一方のライフラインが停止しても、もう一方のエネルギーでお湯を沸かすことが可能です。例えば、停電時にはガスで、ガスの供給が止まった際には電気でお湯を沸かせる機種もあり、災害時にお湯を使える可能性が高まります。

また、貯湯タンクに貯められたお湯は、断水時に非常用の生活用水として利用することもできます。飲料水としては利用できませんが、手洗いや簡易的な洗濯などで活用できるため、いざという時の備えとして非常に役立つでしょう。

【メリット5】床暖房もパワフル&経済的!冬でも足元からぽかぽか

給湯だけでなく、温水式の床暖房や浴室暖房乾燥機など、さまざまな暖房システムと連携できるのもハイブリッド給湯器の大きなメリットです。

暖房にも効率の良いヒートポンプを活用することで、従来のガス温水暖房に比べて暖房費を大幅に削減できます。暖房の立ち上がりや外気温が低い時など、よりパワーが必要な場面ではエコジョーズが自動でサポートするため、常にパワフルで安定した暖房能力を維持します。

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ハイブリッド給湯器のデメリットと賢い対策

多くのメリットがある一方、導入前に知っておくべきデメリットも存在します。後悔しない給湯器選びのために、しっかりと確認しておきましょう。

【デメリット1】初期費用が高い…でも補助金活用と長期視点で元は取れる?

ハイブリッド給湯器の最大のデメリットは、初期費用が比較的高額な点です。複数のユニットで構成されるため、本体価格や工事費が従来の給湯器より高くなる傾向があります。

しかし、国や地方自治体が実施する補助金制度を活用すれば、初期費用の負担を大幅に軽減できる可能性があります。

また、月々の光熱費を大きく削減できるため、その削減額を考慮すると数年~10年程度で初期費用を回収できるケースも多く、長期的に見れば非常にお得になることが期待できます。導入前に、ご家庭の光熱費をもとに具体的なシミュレーションを依頼してみることをおすすめします。

【デメリット2】設置スペースが比較的必要…我が家にも置けるか確認を

ハイブリッド給湯器は、「ヒートポンプユニット」「高効率給湯器(エコジョーズ)」「貯湯タンクユニット」の3つの主要なユニットで構成されるため、ある程度の設置スペースが必要になります。特に、貯湯タンクは容量によってサイズが異なるため、従来のコンパクトなガス給湯器からの買い替えでは、設置場所の確保が課題となることもあります。

導入を検討する際は、まず設置を希望する場所に十分なスペースがあるか、幅・奥行き・高さなどを測って確認しましょう。隣家との距離や、給湯器の前面・側面に必要な点検スペースなども考慮する必要があります。

ちなみに、各メーカーでは省スペース設計のモデルや、ヒートポンプユニットと貯湯タンクが一体化したタイプなども販売されています。設置スペースに制約がある場合は、これらのコンパクトモデルの選択肢を検討するのがおすすめです。

【デメリット3】寒冷地の機種選びでは注意が必要

外気温が極端に低い寒冷地では、空気中の熱を利用する「ヒートポンプユニット」の性能が、一時的に低下する可能性もあります。これにより、ガスでの沸き上げ頻度が増え、想定よりも光熱費がかかる可能性があります。

この性能低下を防ぐには、「寒冷地仕様」のハイブリッド給湯器を選ぶことが重要です。寒冷地仕様モデルは、低温環境でも安定した性能を発揮できるよう、凍結防止機能などが強化されています。

機種選定の際は、お住まいの地域の平均気温や最低気温、積雪量などを考慮し、販売店やメーカーに相談しましょう。信頼できる業者であれば、その地域で実績のある機種や、適切な設置方法についてのアドバイスが得られます。

【デメリット4】定期メンテナンスが必須

ハイブリッド給湯器は複数のユニットで構成されており、安定した性能を維持するためには定期的なメンテナンスが必要です。特に、ヒートポンプユニットの熱交換器の清掃や、貯湯タンクの点検、高効率給湯器(エコジョーズ)の燃焼状態の確認などが必要です。メンテナンスを怠ると、故障や性能低下の原因となる可能性があります。

多くのメーカーや販売店では、定期メンテナンスのサービスプランを提供しています。これらのサービスを活用することで、専門業者による定期的な点検や清掃を受けられ、安心して使い続けられるでしょう。

また、異音や異臭、水漏れがないかといった簡単な日常点検をご自身で習慣づけることも大切です。

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ハイブリッド給湯器の費用相場とランニングコスト

ハイブリッド給湯器の導入を検討する上で、最も気になるのが費用面ではないでしょうか。ここでは、導入にかかる初期費用と、年間のランニングコストについて詳しく解説します。

導入にかかる初期費用(本体価格・工事費)の目安

ハイブリッド給湯器の導入にかかる初期費用は、本体価格と工事費を合わせた価格となります。

ハイブリッド給湯器の初期費用
内訳費用相場
本体価格40万〜100万円
工事費10万〜30万円

本体価格はメーカーや給湯能力、機能(床暖房対応の有無など)によって大きく異なりますが、おおよそ40万円~100万円が相場です。 工事費は、既存の給湯器の種類(ガス給湯器からの交換か、電気温水器からの交換か、新規設置か)、設置場所の状況、配管工事の有無、電気工事の規模などによって変動します。

なお、ハイブリッド給湯器の初期費用は、従来のガス給湯器やエコキュートと比較して高めになる傾向があります。これは、ヒートポンプユニットや高効率給湯器、貯湯タンクユニットという複数の機器を組み合わせるためです。

気になる年間のランニングコスト(光熱費)シミュレーション

ハイブリッド給湯器の大きなメリットは、初期費用が高くても、日々の光熱費を大幅に削減できる点にあります。ここでは、ハイブリッド給湯器を導入した場合の年間ランニングコストの目安について、複数パターンのシミュレーションを紹介します。

【ケース1】都市ガスの場合

条件
  • 家族構成
    • 関東在住の4人家族
  • ガスの種類
    • 都市ガス
  • 料金単価
    • 電気:30〜40円/kWh
    • 都市ガス:150円/m3
ランニングコスト(年間)
給湯器の種類年間のランニングコスト
従来のガス給湯器286,000円
ハイブリッド給湯器268,800円
(年間約1.7万円の節約)
参考:ノーリツ公式サイト

1つめのシミュレーションでは、都市ガスのご家庭を想定しています。上記の条件でハイブリッド給湯器を導入した場合、年間で約1.7万円の光熱費削減が期待できることになります。

【ケース2】プロパンガス(LPガス)の場合

条件
  • 家族構成
    • 関東在住の4人家族
  • ガスの種類
    • プロパンガス(LPガス)
  • 料金単価
    • 電気:30〜40円/kWh
    • プロパンガス:463円/m3
ランニングコスト(年間)
給湯器の種類年間のランニングコスト
従来のガス給湯器328,600円
ハイブリッド給湯器285,000円
(年間約4.3万円の節約)
参考:ノーリツ公式サイト

2つめのシミュレーションでは、プロパンガスのご家庭を想定しており、年間で約4.3万円の光熱費削減が期待できることになります。プロパンガスを利用しているご家庭が、ハイブリッド給湯器に切り替えた場合のランニングコスト削減効果は特に顕著です。

なお、年間ランニングコストは、家族構成やお湯の使用量、お住まいの地域(電気・ガス料金単価)、契約している電気・ガス料金プラン、そして導入する機種の効率によって大きく変動します。

ハイブリッド給湯器の導入を検討する際は、複数の販売店や工事業者から見積もりを取り、ご自身のライフスタイルや現在の光熱費に基づいて、具体的なシミュレーションをしてもらうことを強くおすすめします。

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【徹底比較】ハイブリッド給湯器 vs 主要給湯器!あなたに合うのはどれ?

給湯器選びは、日々の快適さや光熱費に直結するため非常に重要です。ここでは、「ハイブリッド給湯器」と、主要な給湯器である「エコキュート」「エコジョーズ」との違いを明確にし、ご自身の状況やニーズに合わせて最適な給湯器を選べるようにしましょう。

【ハイブリッド給湯器 vs エコキュート】違いと選び分けのポイント

ここでは、ハイブリッド給湯器とエコキュートの違いをみていきましょう。

ハイブリッド給湯器とエコキュートの比較
比較項目ハイブリッド給湯器エコキュート
主な熱源電気+ガス電気
初期費用高め
(約50万〜130万円)
高め
(約40万〜95万円)
ランニングコストプロパンガス地域で大幅削減深夜電力活用で非常に経済的
お湯切れ心配なし
(ガスで瞬時バックアップ)
湯切れの可能性あり
設置スペース比較的必要必要
災害時停電時もガスでお湯が沸かせる停電時にお湯沸かせない
断水時タンク水利用可

お湯の使用量が多いご家庭や、災害時の安心感を重視するなら、ガスでバックアップできるハイブリッド給湯器がおすすめです。また、プロパンガスのご家庭の場合、プロパンガスの単価が高いことから、ハイブリッド給湯器導入による光熱費削減の効果は非常に大きいといえるでしょう。

一方で、オール電化住宅を目指すならエコキュートが適しています。なお、エコキュートは湯切れの可能性や沸き増しコストを考慮する必要があります。

>>オール電化住宅にリフォームする

【ハイブリッド給湯器 vs エコジョーズ】違いと選び分けのポイント

ここでは、ハイブリッド給湯器とエコジョーズの違いをみていきましょう。

ハイブリッド給湯器とエコジョーズの比較
比較項目ハイブリッド給湯器エコジョーズ
主な熱源電気+ガスガス
初期費用高め
(約50万〜130万円)
比較的安価
(約20万〜50万円)
ランニングコスト非常に経済的従来のガス給湯器より効率的
お湯切れほとんど心配なし
(ガスで瞬時バックアップ)
心配なし
設置スペース比較的必要コンパクト
災害時停電時もガスでお湯が沸かせる停電時は給湯不可
(ガスが供給されていても使用不可)

災害への備えと、長期的な光熱費削減を最優先するならハイブリッド給湯器が最適です。

一方で初期費用を抑えつつ、従来の給湯器よりも効率的にお湯を使いたい場合は、エコジョーズが有力な選択肢となります。特に、都市ガス地域であればランニングコストも比較的安価に抑えられます。

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ハイブリッド給湯器がおすすめな人

ハイブリッド給湯器は、さまざまなニーズに応えられる多機能な給湯システムです。特に、以下のような人やご家庭におすすめできます。

ハイブリッド給湯器がおすすめな人やご家庭
  • 現在のガス代(特にプロパンガス代)を大幅に削減したい方
  • お湯切れを心配せず、いつでもたっぷりお湯を使いたいご家庭
  • 環境意識が高く、CO2排出量を削減したい方
  • 災害時の備えとして、お湯が使える安心感を重視する方
  • 床暖房なども経済的に使いたい方
  • オール電化には抵抗があるが、省エネは実現したい方

特に、光熱費を大幅に節約したい方、中でもガス代が高いプロパンガスを利用しているご家庭には、ハイブリッド給湯器導入による大きなメリットがあります。また、家族が多く一度に大量のお湯を使う機会が多いご家庭にとって、お湯切れの心配がなく、いつでもたっぷりお湯を使える点は非常に魅力的です。

さらに、環境に配慮したエコな暮らしや、災害への備えを重視するご家庭には安心感をもたらします。加えて、床暖房などの温水暖房も経済的に使いたい方や、省エネに関心があるご家庭にも、ハイブリッド給湯器はぴったりです。

これらのいずれかのニーズに当てはまるのであれば、ハイブリッド給湯器はあなたの暮らしをより豊かで快適にする、賢い選択肢となるでしょう。

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ハイブリッド給湯器の賢い機種選びのポイント

一度設置したら長く使うものだからこそ、以下の5つのポイントをしっかり押さえておきましょう。

【ポイント1】家族構成と1日のお湯の使用量に合った適切なタンク容量を選ぶ

ハイブリッド給湯器を設置する際は、家族構成や湯量に合わせて貯湯タンクの容量を選びましょう。家族の人数やライフスタイルに合わない容量を選んでしまうと、頻繁なガスの使用による光熱費増加や、湯切れの心配が出てくる可能性もあります。

最適な容量がわからない場合は、朝や夜など、家族が集中してお湯を使う時間帯のシャワーの回数や、お風呂の湯はり量、食器洗いなどの使用量を具体的にイメージしましょう。お湯の使用が集中する時間帯に、電気のヒートポンプで沸かしたお湯だけでまかなえる容量を選ぶことが、最も効率的かつ経済的です。

貯湯タンクの容量の目安
家族構成容量の目安
1~2人100~130リットル
3~4人130~170リットル
5人以上170リットル以上

【ポイント2】設置する地域の気候条件や設置スペースに適した機種を選ぶ

ハイブリッド給湯器はヒートポンプユニット、高効率給湯器、貯湯タンクの3つのユニットで構成されるため、設置場所の確保が重要です。その際、隣家との距離や、将来のメンテナンスに必要なスペースも考慮して、事前にサイズを測っておくと安心です。場合によっては、スリムタイプやコンパクト設計の機種も検討しましょう。

また、ハイブリッド給湯器を設置する際は、お住まいの地域の気候も考慮する必要があります。たとえば、寒冷地にお住まいの場合、「寒冷地仕様」の機種を選ぶことで、凍結防止機能や低温時の沸き上げ能力が強化されます。

【ポイント3】必要な機能を見極める

ハイブリッド給湯器には、給湯以外の便利な機能が搭載されている機種も多くあります。

ハイブリッド給湯器の便利な機能
  • 追いだき機能
    • お風呂のお湯を温め直す機能
  • 自動湯はり機能
    • 設定した湯量・温度で自動でお湯はりをしてくれる機能
  • 自動配管洗浄機能
    • ふろ配管を自動で洗浄してくれる機能
  • 温水暖房機能(床暖房・浴室暖房乾燥機など)
    • 給湯器から温水を送り、床暖房や浴室暖房乾燥機などを稼働させる機能
  • スマートフォン連携機能
    • 外出先から給湯器を操作できる機能

ご家庭に必要な機能を見極め、無駄のない選択を心がけましょう。

【ポイント4】主要メーカー(ノーリツ・リンナイ)の特徴と代表機種を比較する

国内の主要な給湯器メーカーである「ノーリツ」と「リンナイ」は、それぞれ独自の技術とコンセプトでハイブリッド給湯器を展開しています。

ノーリツ:ユコアHYBRID

ノーリツは、日本の給湯器市場を牽引するメーカーのひとつで、快適性と省エネ性の両立に力を入れています。なかでも「ユコアHYBRID」シリーズは、ノーリツ独自の学習機能による「かしこいハイブリッド運転」や、高い効率を維持する「高効率モード」で高い省エネ効果を発揮しています。

リンナイ:ECO ONE

リンナイは、給湯器の国内シェア1位を誇る大手メーカーで、ハイブリッド給湯器のパイオニア的存在ともいえます。そのリンナイが提供している「ECO ONE(エコワン)」シリーズは、業界をリードする高い省エネ性と、温水暖房システムとの連携に強みを持っています。

両メーカーのカタログを取り寄せたり、WEBサイトで比較したりして、具体的な性能や機能、デザイン、保証期間などを確認しましょう。実際に導入を検討する際は、複数のメーカーの機種で見積もりを取り、比較検討することが重要です。

【ポイント5】製品保証期間、アフターサービスの内容、定期的なメンテナンス体制と費用を確認する

ハイブリッド給湯器は複雑な機器であり、導入後のサポート体制が非常に重要です。万が一の故障やトラブルに備え、事前に確認しておくべき点が多くあります。

確認すべきハイブリッド給湯器のサポート体制
  • 製品保証期間
    • 一般的な給湯器は1~2年ですが、特定部品は3年、5年、10年といった延長保証が付く場合もある
  • アフターサービスの内容
    • 故障時の対応スピード、修理費用の目安、部品の供給体制など
  • 定期的なメンテナンス体制
    • 販売店や工事業者が提供するメンテナンスプランの内容(点検頻度、費用、対応範囲など)

これらの点を確認することで、ハイブリッド給湯器を長期間にわたって安心して利用できるでしょう。

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【2025年最新】ハイブリッド給湯器で使える補助金制度「給湯省エネ2025事業」を徹底活用!

ハイブリッド給湯器を導入する際、国の補助金制度である「給湯省エネ2025事業」を活用できる可能性があります。

給湯省エネ2025事業とは

高効率な給湯器の導入を支援し、家庭内の二酸化炭素の排出量削減と省エネルギー化の促進を目的とした国の補助金制度のこと

これは、ハイブリッド給湯器の導入を検討している方にとって、初期費用を抑える大きなチャンスとなります。補助金額および補助対象となるハイブリッド給湯器は、以下のとおりです。

補助対象となるハイブリッド給湯器
  • 補助金額
    • 8万円(1台につき)
    • 加算要件を満たす場合は最大7万円加算(基本8万円+加算7万円=合計15万円)
  • 補助対象となるハイブリッド給湯器
    • 電気式ヒートポンプとガス補助熱源機が併用されていて、貯湯タンクを持つ機器であること
    • 一般社団法人日本ガス石油機器工業会の規格(JGKAS A705)で、年間給湯効率が108%以上の高効率機種であること

なお、この事業の補助金を申請するには、「給湯省エネ2025事業」の登録事業者を通じて工事を依頼する必要があります。個人での直接申請はできないため、必ず登録済みの業者に相談しましょう。

まずは、信頼できる専門業者に相談し、補助金対象機種の選定や申請手続きについて具体的なアドバイスを受けることをおすすめします。

>>「給湯省エネ2025事業」についてくわしくみる

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ハイブリッド給湯器のよくある質問Q&A

【Q1】停電時や断水時でもお湯は使えますか?

はい、使えます。
ハイブリッド給湯器は電気とガス両方のエネルギー源を持つため、どちらか片方が使えなくなっても、もう片方の熱源でお湯を沸かすことが可能です。また、断水時には貯湯タンクにあるお湯を非常用の生活用水として利用できます。

【Q2】運転音はどの程度ですか?近隣への騒音は心配ないですか?

エアコンの室外機と同程度で、夜間の運転音も配慮されています。
各メーカーは、ヒートポンプユニットの低騒音化に力を入れており、特に夜間はさらに運転音を抑える「静音モード」や「深夜モード」などを搭載している機種がほとんどです。気になる場合は、寝室や隣家の窓から距離を置く、壁からの反響を避ける、防振ゴムを使用するなどの配慮をすることで、近隣への騒音トラブルを防ぐことができます。

【Q3】井戸水や地下水でも使用できますか?

基本的に使用できません。水道水(上水)のみが対象です。
井戸水や地下水には、水道水には含まれないミネラル成分(カルシウム、マグネシウムなど)や砂、鉄分などが多く含まれている場合があります。これらの成分が機器内部の配管や熱交換器に付着したり、詰まったりすることで、機器の寿命を著しく縮める可能性があります。

【Q4】ハイブリッド給湯器の平均的な寿命は何年くらいですか?

主要部品(ヒートポンプユニット、ガス補助熱源機)は、約10年~15年が目安です。
ただし、これはあくまで目安であり、使用頻度や設置環境、適切なメンテナンスの有無によって寿命は前後します。定期的な点検や清掃を行えば、より長く安心して使い続けることができるでしょう。

【Q5】設置工事にはどのくらいの時間がかかりますか?

既存の給湯器の種類や設置状況によりますが、半日~1日程度が目安です。
ただし、配管の引き直しや電気工事、土台の設置など、追加の作業が必要な場合は、もう少し時間がかかることもあります。工事中は一時的にお湯が使えなくなる期間が発生するため、事前に業者とスケジュールを相談し、生活への影響を最小限に抑えられるように準備しておきましょう。

【Q6】ハイブリッド給湯器は太陽光発電と組み合わせるとお得って本当?

ハイブリッド給湯器と太陽光発電を組み合わせると、余剰電力の活用によって光熱費を大きく削減できます。太陽光発電がある場合は、給湯器との連携機能が充実している製品を選びましょう。

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【まとめ】ハイブリッド給湯器で快適・エコな暮らしを実現しよう!

ハイブリッド給湯器は、電気とガスを効率よく活用することで、光熱費の削減と環境負荷の低減を両立できる、非常に優れた給湯システムです。

初期費用が高めであることや、設置スペースの確保といったデメリットはありますが、これらは補助金制度の活用や、長期的な光熱費削減によるコスト回収、そして適切な機種選定と設置計画によって十分にカバーできます。

特に、お湯の使用量が多いご家庭や、環境意識の高い方、そしてお湯切れの心配なく快適なバスタイムを過ごしたい方には最適な選択肢といえるでしょう。

「どの機種を選べばよいかわからない」「具体的な費用について詳しく知りたい」という場合は、ハピすむの一括見積もりサービスを活用してみてはいかがでしょうか。

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リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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