ジョイントマットで変色したフローリングは元に戻せる?原因別の対処法を解説

「ジョイントマットでフローリングが変色?原因と対処法」の文字と、マット下で四角く変色したフローリング

ジョイントマットを敷いたフローリングが変色した場合、原因によっては元に戻せないことがあります。とくにクッションフロアなどのビニル系床材に起こるゴム汚染は、洗剤で拭いても落とせないため、無理にこすらず床材の張り替えなどを検討しましょう。この記事では、マット下の床が変色する原因と、原因に応じた対処法・防止方法を解説します。

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マットで床が変色・色移りした場合の落とし方と対処法

マットを外したら、色移りの落とし方を試す前に、まず床材の種類と変色の原因を確認しましょう。クッションフロアなどのビニル系床材で起こるゴム汚染は、成分が内部まで浸透しているため、洗剤で拭いても落とせません。無理に磨いたり薬剤を使ったりせず、状態に応じて変色部分の除去や床材の張り替えを検討してください。一方、木質フローリングの色差は、裏面材の影響だけでなく、マットで覆われた部分と日光が当たる部分の日焼け・経年変化の違いや、湿気・水分によっても生じます。補修方法は表面仕上げや症状によって異なり、部分補修をしても周囲との差が残ることがあります。

ビニル系床材のゴム汚染は張り替えを検討し、木質フローリングの色差やシミは症状を確認して補修を相談する対処法の比較図
床材別にみるフローリング変色後の対処法

判断に迷う場合は、床材メーカーや施工会社、補修業者に相談しましょう。賃貸住宅でジョイントマットによる床の変色を見つけた場合は、自分で削ったり張り替えたりする前に、写真を撮って貸主や管理会社へ連絡してください。補修方法や費用負担は、契約内容と変色の原因によって異なります。

床の変色箇所を写真に撮り、貸主や管理会社へ連絡して、補修方法と費用負担を確認する3ステップの図解
賃貸住宅で床の変色を見つけたときの対応手順
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マット下の床が変色する原因

床を保護するためにジョイントマットやタイルカーペットを敷いても、床材との組み合わせや使い方によっては、かえって変色させることがあります。主な原因は、裏面材の成分や湿気・水分です。

クッションフロアやフロアタイルなどのビニル系床材では、床材に適合しないゴムなどの裏面材が直接触れると、成分が床へ移り、色移り(ゴム汚染)を起こすことがあります。ゴム汚染とは、特定のゴム製品に含まれる成分がビニル系床材へ移行し、黄色や茶色に変色する現象です。滑り止めマットや家具の脚カバー、キャスターなどが原因になることもありますが、すべてのゴム製品で発生するわけではありません。変色につながる主な使い方は、次のとおりです。

不適合な裏面材、敷きっぱなし、水分の放置が床の変色につながることを示した図解
床の変色につながるマットの使い方
  • 床材に適合しない滑り止めや裏面材を床に直接触れさせる
  • 通気性の低いマットを長期間敷きっぱなしにする
  • 水分を含んだままのマットを放置する

通気性の低いマットを敷きっぱなしにすると、床との間に湿気がこもり、木質フローリングにシミや変色が生じることがあります。珪藻土マットやバスマットなど、水回りで使うマットは、床との間に水分が残らないようにし、濡れた状態で放置しないでください。一方、家具の脚やマット裏面の滑り止めによる変色は、湿気ではなく、裏面材の成分が床面へ移ることが主な原因です。原因は床材とマットの種類によって異なるため、両方の取扱説明書を確認しましょう。

ビニル系床材はゴム汚染、木質フローリングは日焼けや湿気で色差やシミが生じることを比較した図解
床材別にみるマット下の変色原因
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変色を防止する方法

マットによる床の変色は、原因や床材によっては元に戻せないことがあります。変色する前に、床材とマットの組み合わせに合った対策を取りましょう。

マットの選び方

マットを選ぶときは、裏面や縁、滑り止めの素材を確かめ、設置する床材に対応した製品を選びましょう。ゴムやラテックスなどの裏面材は床を変色させることがあるため、マットと床材の注意表示を確認してください。組み合わせて使用できるか判断できない場合は、メーカーへ問い合わせましょう。

マットと床の間に保護材を挟む

ビニル系床材のゴム汚染を防ぐには、ゴム製品が床に直接触れないよう、紙や布、あて木などを挟む方法があります。保護シートを使う場合は、床材とマットの両方に対応した、色移りしにくい製品を選びましょう。ただし、保護材を敷いたままにすると湿気や汚れがたまります。定期的に外し、床面の清掃と乾燥を行ってください。

床材対応の確認、保護材を挟む、定期的な清掃と乾燥という3つの変色防止策を示した図解
ジョイントマットによる床の変色を防ぐ方法
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床のお手入れ方法

マットによる変色を防ぎ、床自体を長持ちさせるには、床材に合ったお手入れが欠かせません。ここでは、クッションフロアと木質フローリングのお手入れ方法を解説します。

クッションフロアはほこりを取って水拭き、木質フローリングはほこりを取って乾拭きする基本手順を比較した図解
クッションフロアと木質フローリングのお手入れ比較

クッションフロア

クッションフロアは、適度な厚みと弾力があり、水回りで使われることの多い床材です。滑り止め付きのマットを使う場合は、滑り止めが床に直接触れないよう保護材を挟むなど、ゴム汚染を防ぐ対策を取りましょう。日常のお手入れでは、掃除機などでほこりや小さなごみを取り除き、固く絞ったぞうきんで水拭きします。落ちにくい汚れには、薄めた住居用中性洗剤など、床材メーカーが認める洗剤を使ってください。最後に水拭きし、洗剤が残らないようにします。お手入れの頻度は、汚れ具合や使用状況に応じて調整しましょう。ワックスは製品によって不要または非推奨の場合があり、使用できる種類も異なるため、床材の取扱説明書に従ってください。

フローリング

木質フローリングは、表面材や塗装、ワックスの有無によって、適したお手入れ方法が異なります。普段は掃除機などでごみやほこりを取り除き、ぞうきんやモップで乾拭きしましょう。それでも落ちない汚れは、固く絞ったぞうきんで拭き取ります。中性洗剤を使う場合は薄め、最後に水拭きして洗剤が残らないようにしてください。薬剤を含む床用の掃除シートやクロスは、床材によって使用の可否や条件が異なります。床面に長時間置かず、床材メーカーの指示に従いましょう。スチームモップは、熱や水分によってひび割れや膨れ、変色などを引き起こすおそれがあります。メーカーが使用できると明示していない限り、使用を避けてください。水をこぼしたときは放置せず、すぐに拭き取ります。マットや家具の滑り止めも、床材に使用できる材質か確認しましょう。

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