目次
タイルカーペットとは
タイルカーペットとは、正方形や長方形の形をしたカーペットのことをいいます。
ロール状のカーペットよりも敷きやすく、部分的に敷けるのが特徴です。
以前まではオフィスやホテルなどで使用されていましたが、近年は家庭用も普及しています。
フローリングの上に敷くだけで滑り止めやインテリアとして映えるため、気軽にリフォームできるとして人気を集めています。
業務用と家庭用の違い
タイルカーペットには、大きく「業務用」と「家庭用」があります。
- 耐久性が高い
- 汚れにくい
- 静電気を防止する
- 足音や物音を遮断・吸収する
業務用は、オフィスやホテルなどで使用されることから、耐久性の高さが特徴です。洗練されたスタイリッシュなデザインが多く、幅広い場所で使用されています。
- 床暖房に対応している
- 汚れがつきにくく、水分をはじく
- 肌触りがよい
- ダニの繁殖を抑制する
家庭用は、土足ではない環境での使用を想定してつくられています。表面には手足の長い毛が使われているため、ほどよいクッション性が特徴です。汚れやダニが付着しにくい点も、家庭にはうれしい機能でしょう。
タイルカーペットでリフォームするデメリット
ここでは、タイルカーペットでリフォームするデメリットを解説します。
デメリットを把握し、必要に応じて対策していきましょう。
【デメリット1】質感が硬い
通常のカーペットに比べると、タイルカーペットは質感が硬い床材です。
耐久性が高く丈夫な床材ではあるものの、人によっては心地よい手触りではないかもしれません。
リフォーム前に一度サンプルで質感を確認してみましょう。
商品によってはやわらかい質感のものもあるため、チェックしてみることをおすすめします。
【デメリット2】湿気がこもりやすい
タイルカーペットは、通気性があまり優れていません。
フローリングの上に張ると床材同士の間に湿気がたまり、カビが発生する可能性もあります。
定期的に剥がして換気すれば、床材を傷めることもないでしょう。
【デメリット3】使用中にズレることがある
タイルカーペットは複数枚を並べて張り付けているため、使用していく中でズレることも少なくありません。
ただし、ズレを放置すると隙間から水やゴミが入りやすくなり、下地が劣化しやすい状況をつくってしまうおそれがあります。
ズレないようにするためには、タイルカーペットに対応している床の上に敷くことです。
畳はコンクリートの上はズレやすくなるため、フローリングやクッションフロアの上に敷くようにしましょう。
【デメリット4】つなぎ目が気になる場合がある
タイルカーペットの色や張り方などで、つなぎ目が気になることもあるかもしれません。
通常のカーペットのように1枚構成ではないため、どうしてもつなぎ目が生まれます。
対策としては、つなぎ目が目立ちにくい色を選ぶことです。
他にも、タイルカーペットのリフォームを経験豊富な業者に任せれば、つなぎ目が気にならないように仕上げてくれます。
【デメリット5】デザインのバリエーションが少ない
タイルカーペットには、ラグやじゅうたんのようにおしゃれな柄物があまりありません。
無地なデザインが多いため、物足りなさを感じることもあるでしょう。
しかし、タイルカーペットは張り方や色の組み合わせ次第で、雰囲気を変えられます。
ストライプやジグザグのように並べれば、おしゃれなタイルカーペットになるでしょう。
タイルカーペットでリフォームするメリット
ここでは、タイルカーペットでリフォームするメリットについて解説します。
【メリット1】耐久性が高い
タイルカーペットには、耐久性に高いメリットがあります。
人が歩く場所に使用されることを考慮してつくられているため、摩擦や色あせに強いのが特徴です。
そのためリビングや廊下、階段など、使用頻度の多い場所に使用されています。
【メリット2】お手入れが簡単
タイルカーペットの大きなメリットともいえるのが、お手入れのしやすさです。
通常のカーペットであれば、汚れたら丸洗いしなければなりません。
しかしタイルカーペットなら、部分的に取り外して丸洗いができるので、手間が省けます。
そのため家事を効率化したい人や、子どもやペットがいる人におすすめです。
【メリット3】サイズや形を自由に決められる
タイルカーペットは、50cm角を複数枚組み合わえて大きくしていくスタイルの床材です。
幅や長さなども組み合わせ枚数次第で変えられるので、ラグやじゅうたんよりも自由度が高いといえます。
カットして形を変えることもできるため、部屋の形に合わせやすいのもメリットのひとつです。
【メリット4】転倒時のケガ防止になる
タイルカーペットはフローリングやフロアタイルなどに比べると、クッション性のある床材です。
そのため転倒時の衝撃を吸収し、ケガの予防になります。
廊下やリビングなど、子どもや高齢者が滑りやすそうな場所に取り入れれば、安全性が高まるでしょう。
【メリット5】ホコリの舞い上がりを防げる
タイルカーペットには毛足があるため、ホコリを吸着してくれます。
おかげでタイルカーペットの上を歩くたびに、ホコリが舞い上がることもなくなり、清潔な空間を維持しやすくなるでしょう。
ハウスダストに悩まされている人は、タイルカーペットにすることで症状が緩和されるかもしれません。
【メリット6】防音対策につながる
タイルカーペットは、防音効果も期待できる床材です。
足音や物音などを吸収してくれるため、下階に響く心配があまりありません。
そのため、マンションや集合住宅などに住んでいる人におすすめできる床材です。
タイルカーペットをフローリングの上に設置するときの注意点
ここでは、タイルカーペットをフローリングの上に設置するときの注意点を3つ解説します。
重要なことばかりなので、ひとつずつチェックしていきましょう。
【注意点1】滑り止めがついているタイプを選ぶ
タイルカーペットは使用中にズレることがあります。
とくに子どもやペットが遊びまわる家庭では、ズレが生じやすくなるでしょう。
1箇所がズレると全体に少しずつ隙間ができるため、滑り止めがついているタイプをおすすめします。
また、カーペット専用の吸着テープを使用するのも効果的です。
【注意点2】湿気対策をする
フローリングの上にタイルカーペットを敷くと、床材同士の間に湿気がこもりやすくなります。
湿気を放置すると、カビが繁殖したりフローリング材が腐食したりするため、対策が欠かせません。
効果的なのは、定期的に外して換気することです。
他にも除湿機や除湿剤を設置したり、タイルカーペットを干したりすることも湿気対策になります。
【注意点3】タイルカーペットの下に下地シートを敷く
タイルカーペットの湿気対策として、タイルカーペットの下に除湿シートを敷くのもおすすめです。
タイルカーペットとフローリングの間に敷くことでカビが発生しにくくなり、どちらの床材も長持ちしやすくなります。
除湿シート以外にも、防音性や断熱性が高まる下地シートもあるため、ニーズに合わせて選ぶとよいでしょう。
【注意点4】カビが発生したらお手入れする
フローリングやタイルカーペットにカビが発生したら、すぐに除去するようにしましょう。
早めに対処することで、カビの繁殖を防ぎます。
基本的には、カビ部分に消毒スプレーやキッチン用アルコールを吹きかけ、乾いた布で拭き取るだけです。
拭き取った後は、換気またはドライヤーでしっかり乾かします。
タイルカーペットを長く使うためにも、カビを見つけたらお手入れするようにしましょう。
タイルカーペットを選ぶときのポイント
ここでは、タイルカーペットを選ぶときのポイントを4つ解説します。
【ポイント1】部屋の広さに適したサイズと形を選ぶ
タイルカーペットは、選択肢の中からサイズや形を自由に選べるのがメリットです。
そのため、敷く部屋の広さに合わせて枚数を決める必要があります。
たとえば、6畳の部屋に50cm×50cmのタイルカーペットを敷き詰める場合は、48枚必要です。
2色使う場合は、24枚ずつの計算になるでしょう。
必要枚数がわからない場合は、業者に聞いてみましょう。
【ポイント2】使用用途に合わせて毛並みや厚みを選ぶ
タイルカーペットには、2種類の毛並みがあります。
毛並みによって使用感が変わってくるため、人や場所に合わせて選んでいきましょう。
- 弾力性のある厚み
- 耐久性が高くへたりにくい
- 出入りの多い場所に向いている
- やわらかい手触り
- 爪が引っかかりにくい
- ペットや子どもに向いている
また、クッション性を高めたい場合は厚みを1.5mm以上にするのがおすすめです。
ドアに干渉しそうな場合は、1.5mm以下を選択すると、リフォーム後も問題なく使えるでしょう。
【ポイント3】機能性にこだわる
使い勝手をより高めたい場合は、機能性にもこだわりましょう。
タイルカーペットの商品によって、細かい機能性は異なります。
- 撥水性
- 手洗い可能
- 抗菌・消臭
- 防音・遮音
- 床暖房対応
- ホットカーペット対応
たとえば、リビングで子どもやペットが過ごす場合は、抗菌・消臭効果のあるタイルカーペットが適しています。
ご飯や飲み物をこぼしても撥水性があれば、簡単に拭き取れるでしょう。
賃貸住宅でタイルカーペットを敷きたい場合は、防音・遮音が備わった商品を選んでおくと安心です。
【ポイント4】部屋の雰囲気に合うデザインにする
タイルカーペットにリフォームする上で大切なのが、部屋の雰囲気に合うデザインを選ぶことです。
せっかくならおしゃれな雰囲気になるように、色や柄などを選んでいきましょう。
1色のみでも素敵ですが、2色使って市松模様にしたり部分的に色を変えたりすると、オリジナルなデザインになります。
タイルカーペットのリフォームにかかる費用

タイルカーペットのリフォームにかかる費用相場は、1平方メートルあたり2,000〜3,000円が目安です。
リフォーム内容 | 費用相場 (1平方メートルあたり) |
---|---|
張り替え | 2,000〜3,000円 |
撤去 | 100〜300円 |
処分 | 250〜500円 |
家具移動 | 20,000〜30,000円 (1箇所あたり) |
タイルカーペットを張替える際は、既存のものを撤去して処分する必要があります。
リフォームする場所にソファやテレビ台がある場合、家具を移動しないといけないため、作業費用がかかります。
家具の移動をあらかじめしておくと費用を安くできる場合があるので、余裕がある人は実施しておくとよいでしょう。
タイルカーペットのおすすめ商品
ここでは、タイルカーペットのおすすめ商品をメーカー別に紹介します。
【おすすめ1】DTシリーズ(サンゲツ)

サンゲツは、1982年にカーペット販売のあとインテリア全般を扱うメーカーとなりました。
オリジナル製品を生み出してきたサンゲツは、インテリア業界のパイオニア的な存在です。
なかでも「DTシリーズ」は、高いデザイン性をもつタイルカーペットです。
華やかなデザインで落ち着いた空間を演出するため、シックでモダンなインテリアによく合います。
【おすすめ2】アタックシリーズ(東リ)

東リは、国内で初めてポリ塩化ビニルが使用されたタイルカーペットを販売しました。
住宅向けのバリエーションが豊富なので、部屋になじむデザインがきっと見つかるはずです。
もし通常よりも小さいサイズのタイルカーペットを求めている場合は、東リの「アタック350NE」がおすすめです。
40cm×40cmのコンパクトなサイズなので、自分好みに組み合わせがしやすくなります。
【おすすめ3】ピアドシリーズ(シンコール)
シンコールが手がけるタイルカーペットは、存在感が心地よいシンプルなデザインです。
とくにおすすめなのが「ピアドシリーズ」です。
13柄88点とバリエーションが豊富で、環境に配慮したリサイクル原着ナイロン(エコニール)を100%使用しています。
正方形と長方形、どちらの形もラインナップされているので、部屋の雰囲気に合わせやすいでしょう。
【おすすめ4】SGシリーズ(スミノエ)

スミノエは、国内初となるタイルカーペットを製造し、日本のインテリア業界の一旦を担った、インテリア総合メーカーです。
歴史のある会社が手がけるタイルカーペットは、住宅・オフィス問わず親しまれています。
なかでもおすすめなのが「SGシリーズ」です。
エコなタイルカーペットとして知られており、使用済みのペットボトルから再生されたポリステルチップとポリエステルピュアチップを原料としています。
【Q&A】タイルカーペットに関するよくある質問
- タイルカーペットの寿命はどのくらいですか?
-
タイルカーペットの寿命は、5〜6年が目安です。使用状況によっては、寿命よりも早く劣化したり長持ちしたりすることもあります。寿命を迎えたタイルカーペットは、クッション性が低下し、汚れも吸収しやすくなるので、張替えを検討しましょう。
- タイルカーペット1枚の重さはどのくらいですか?
-
50cm角サイズのタイルカーペットの場合、1枚の重さは1.0〜1.5kgです。女性でも持ち運びがしやすい重さとなっているので、汚れが気になったときは外してお手入れができます。なお、保管する際はタイルカーペットの歪みを予防するため、平らな場所に置くようにしましょう。
- タイルカーペットは敷きっぱなしでも問題ありませんか?
-
フローリングの上にタイルカーペットを敷く場合、長期間敷きっぱなしにしておくとカビが発生する可能性もあります。定期的にタイルカーペットを外して換気したり、水をこぼした場合はすぐに拭き取ったりと工夫が必要です。また、フローリングとタイルカーペットの間に、防カビ効果のある下地シートを敷くのもよいでしょう。
- タイルカーペットは自分で張替えできますか?
-
タイルカーペットは、自分で張替えることが可能です。部屋の中心部から張っていくと、バランスのとれた仕上がりになります。カッターがあれば不要な部分は切り取りができるので、丈夫なカッターを用意しておくとよいでしょう。ただし、自分で張替えするとズレたり切れ味がガタついたりする可能性があります。きれいに仕上げたい場合は、プロに依頼するのがおすすめです。
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