

床の防音リフォームとは?音の種類と対策
床の防音リフォームは、マンションで階下に響く足音や物音を軽減する方法の一つです。音の種類や伝わり方によって有効な対策は異なり、軽い物を落とす音と、人が飛び跳ねる音では対策を分けて考える必要があります。

固体伝播音
固体伝播音とは、建物の床や壁などが振動して伝わる音です。歩く音や物が落ちる音などが構造体を通じて離れた場所まで届き、適切な床の防音リフォームによって軽減できる場合があります。床への衝撃で生じる音は、性質と対策が異なる「軽量床衝撃音」と「重量床衝撃音」に分けられます。
軽量床衝撃音
軽量床衝撃音(LL:Lightweight Impact Sound Level)は、スプーンなどの軽くて硬いものを落としたり、椅子を引いたりしたときに生じる「コツン」「カタカタ」という音です。スリッパで歩く音やペットの爪が床に当たる音にも、軽量床衝撃音への対策が役立ちます。床の表面で衝撃を和らげるため、防音フローリングやクッション性のあるカーペット、マットなどを使用します。どの方法が適しているかは製品の床衝撃音低減性能や敷く範囲によって異なるため、試験条件と合わせて比較しましょう。
重量床衝撃音
重量床衝撃音(LH:Heavyweight Impact Sound Level)は、子どもが走ったり飛び跳ねたりしたときなどに発生する、「ドンドン」「ドスン」という低い音です。コンクリートスラブの厚さや剛性、梁に囲まれた床の大きさなど、建物の構造に大きく左右されます。一般的な直張り防音フローリングや薄い敷物だけでは、十分な改善が難しい音です。二重床を検討する場合も、製品や施工条件によって効果が異なり、かえって音が大きくなる場合があるため、重量床衝撃音への対策実績がある専門業者に相談しましょう。
空気伝播音
空気伝播音とは、空気の振動によって伝わる音です。人の話し声やテレビの音、音楽、ペットの鳴き声などがこれにあたります。
床の防音リフォームにかかる費用
床の防音リフォームの費用は、施工面積や工法、床材の種類、既存の床の状態によって変わります。ここでは、12畳間(約20㎡)を例に、業者による工事費とDIYの材料費の目安をご紹介します。業者に依頼する際は、撤去・処分費や諸経費、消費税を含めた総額を確認しましょう。

| リフォーム内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 防音フローリングに張り替える | 20万〜50万円※ |
| 乾式二重床工法にリフォームしてフローリングを張る | 60万〜80万円 |
| 防音カーペットを貼る | 20万〜30万円 |
| DIYでカーペットやマット、コルクタイルを敷く | 5万〜15万円 |
※ 標準的な床材の場合。高級品の使用や下地補修が必要な場合は上回ることがあります
単価を左右する主な条件は、次のとおりです。
- 工法の種類
直張り工法、二重床工法、置き敷きなどの種類 - 仕上げ材料
フローリング、カーペット、マットなどの種類とグレード - 部屋の規模
面積が小さいほど単価が上がる傾向がある - 部屋の形状
凹凸の多い複雑な形状では単価が上がる傾向がある - 付帯工事等
巾木や壁、ドアやキッチンなどのリフォームが同時に必要な場合は追加費用がかかる
床材の遮音等級とは
床材による床衝撃音の低減性能を表す指標に、「ΔL等級(デルタ・エル等級)」があります。マンションの床の防音性能は、コンクリートスラブと床仕上げ材・下地材などの組み合わせで決まります。床スラブは一般に共用部分にあたり、住戸内のリフォームで所有者が自由に変更できるものではないため、既存の構造を踏まえて床材や工法を選ぶ必要があります。

- ΔLL等級(デルタ・エル・エル等級)
軽量床衝撃音の低減効果を示す等級 - ΔLH等級(デルタ・エル・エイチ等級)
重量床衝撃音の低減効果を示す等級
※ 参考1:国土交通省|令和7年改正マンション標準管理規約(単棟型・コメント付き)
※ 参考2:日本建築総合試験所|床材の床衝撃音低減性能の等級表記方法
ΔLL等級
ΔLL等級は、床材を施工したときに軽量床衝撃音をどれだけ減らせるかを表すもので、数字が大きいほど低減性能が高くなります。以下は、等級の判定に用いる500Hz帯域の基準値の例です。
| 等級 | 床衝撃音レベル低減量の下限値(500Hz帯域) |
|---|---|
| ΔLL-5 | 30dB |
| ΔLL-4 | 25dB |
| ΔLL-3 | 20dB |
| ΔLL-2 | 15dB |
| ΔLL-1 | 10dB |
等級は500Hzだけでなく、125Hz〜2kHzの各帯域の基準を満たして判定されます。実際の音の聞こえ方は建物や施工条件などでも変わるため、等級だけで「ほとんど聞こえない」と判断することはできません。
※ 参考:日本建築総合試験所|床材の床衝撃音低減性能の等級表記方法
ΔLH等級
ΔLH等級は、重量床衝撃音に対する床材の低減性能を表します。乾式二重床などはカテゴリーⅡとして、次の基準で評価されます。
| 等級 | 63Hz帯域の床衝撃音レベル低減量の下限値 |
|---|---|
| ΔLH(Ⅱ)-4 | 5dB |
| ΔLH(Ⅱ)-3 | 0dB |
| ΔLH(Ⅱ)-2 | −5dB |
| ΔLH(Ⅱ)-1 | −10dB |
等級は63Hzだけでなく、125Hz・250Hz・500Hzの基準も満たして判定されます。低減量がマイナスの場合は、床材を施工しない状態より音が大きくなることを意味します。ΔLH等級を取得していても、すべての周波数で音が小さくなるわけではありません。
ΔL等級とL等級の違い
ΔL等級は床材による床衝撃音の低減性能を表し、推定L等級は標準的な建物条件を仮定した床衝撃音の遮断性能を表します。実際の住戸の性能を保証する数値ではありません。また、ΔL等級は試験条件に応じて、直張り防音フローリングなどのカテゴリーⅠと、乾式二重床などのカテゴリーⅡを区別します。製品を選ぶ際は「ΔLL(Ⅰ)-4」「ΔLH(Ⅱ)-3」のように、カテゴリーを含む表示と試験条件を確認しましょう。ΔL等級の表記指針は、2007年のJIS改正を受けて2008年に策定されました。
※ 参考1:日本建築総合試験所|床材の床衝撃音低減性能の等級表記方法
※ 参考2:日本乾式遮音二重床工業会|二重床の諸性能
マンションで床防音リフォームをする方法
マンションの床防音リフォームには、防音フローリングの直張り工法、二重床工法、カーペットやマットを敷く簡易的な方法があります。それぞれ防音効果や施工条件、メリット・デメリットが異なります。

直張り工法
マンションの床防音リフォームには、防音フローリングの直張り工法があります。コンクリートスラブの上に、裏面にクッション材を備えたフローリングを直接張る方法です。クッション材で衝撃を和らげ、主に「コツコツ」という軽量床衝撃音を低減します。クッション材の厚さや遮音等級は製品によって異なり、ΔLL(Ⅰ)-4のほか、より低減性能が高いΔLL(Ⅰ)-5などの製品もあります。
一方、重量床衝撃音の大幅な改善は期待しにくいため、音の種類に合わせて選びましょう。ふわふわと沈むような歩行感も製品によって異なるので、ショールームなどで実物を体験することをおすすめします。床の高さを上げずに遮音したい場合は、既存が直張り床であれば、同程度の厚さの防音フローリングへ張り替えられるかを確認しましょう。張り替え前後の床材や下地の厚さを施工業者に比較してもらい、ドアとの納まりも確認することが大切です。
二重床工法
二重床工法は、コンクリートスラブの上に支持脚や下地パネルを設け、その上にフローリングなどを張る方法です。防振ゴムなどを組み込んだ遮音仕様の製品があり、軽量床衝撃音への対策に利用できます。ただし、重量床衝撃音への効果は、床下の高さ、支持脚、仕上げ材、壁際の納まりなどによって変わります。ΔLL(Ⅱ)・ΔLH(Ⅱ)の試験結果と施工条件を確認して選びましょう。使用できる仕上げ材や歩行感も製品によって異なります。床の高さが増す場合には、ドアや巾木、壁などの工事が必要になるため、工事範囲や費用、工期を含めて検討することが大切です。
防音カーペットやマットで床防音をする方法
既存の床材の上に、防音カーペットや防音マットなどを敷く方法もあります。置くだけで施工できる製品なら、大がかりな張り替え工事をせずに対策できます。主に、物の落下や椅子の移動などによる軽量床衝撃音を和らげる方法です。厚さやクッション性、床衝撃音の低減性能は製品によって異なり、防音フローリングより効果が低いとは限りません。重量床衝撃音への効果は限定的な場合が多いため、対象とする音と製品の試験条件を確認して選びましょう。
木造住宅で2階の床防音リフォームをする方法
戸建て住宅でも、2階の床から階下に伝わる音は、防音リフォームで軽減できます。二世帯住宅や、子ども部屋の直下に主寝室がある住宅などでは、対策が効果的です。軽量床衝撃音は、床や天井のリフォームである程度抑えられます。ただし、木造住宅の重量床衝撃音は床材だけでは改善が難しい場合があります。床下地の仕様や天井への振動の伝わり方も含め、既存の構造に合う工法を専門業者と検討しましょう。
遮音マットで床を防音する方法
遮音マットの施工は、木造の床防音リフォームでもっとも一般的な方法です。フローリングなどを張り替える際に、振動を吸収する特殊なマットを下に敷き込むことで、主に軽量床衝撃音が階下に伝わるのを軽減できます。フローリングの代わりに、合板の上にカーペットやクッションフロアを敷いて仕上げると、さらに効果的です。
1階の天井で防音する方法
木造住宅の2階で発生した音は、床や梁などを伝わる振動と、天井裏の空気を通る音の両方の経路で階下へ届きます。そのため、2階の床と合わせて1階の天井も対策すると、改善が期待できる場合があります。具体的には、以下のような方法があります。
- 1階の天井裏にグラスウールなどの吸音材を敷き詰め、音の響きを減らす
- 防振吊木などを使い、上階の床や梁から天井へ振動が伝わりにくい構造にする
- 直下の部屋の天井材を2重張りにするなど、厚く、重いものにする

目的に合わせた床防音の方法
床の防音リフォームに適した方法は、生活スタイルや問題となる音の種類によって異なります。足音を抑えたいのか、楽器やオーディオを楽しみたいのかといった目的に加え、スラブの厚さやDIYで対応できるかなども踏まえて選びましょう。
子どもやペットの足音を防ぎたい
子どもやペットの足音が気になる場合は、爪が当たる「コツコツ」という軽い音と、走ったり飛び跳ねたりする「ドスン」という重い音を分けて対策しましょう。防音フローリングやクッション性のあるカーペットは、爪音やおもちゃの落下音などの軽量床衝撃音を和らげるのに役立ちます。直張り防音フローリングには、管理規約に適合するΔLL(Ⅰ)-4などの製品を選ぶ必要があります。ΔLL等級は数字が大きいほど、推定LL等級はLL-45よりLL-40のように数字が小さいほど性能が高くなります。走り回る音や飛び跳ねる音は床材だけで十分に防げない場合もあるため、走る場所に敷物を使うなどの対策と合わせ、過ごし方の見直しやペットの爪の手入れも心がけましょう。
楽器演奏やオーディオのために床防音をしたい
楽器演奏やオーディオを楽しむ際は、楽器やスピーカーから床へ伝わる振動を抑えるため、機器に適した防振材などを使用しましょう。ただし、声や演奏音のように空気を伝わる音は、床への防振対策だけでは十分に防げません。室外への音漏れを抑えるには、床・壁・天井の遮音構造や、窓・ドアなどの隙間も含めて対策する必要があります。吸音材は主に室内の響きを整えるために用います。音量の大きい楽器やスピーカーを使用する場合は、防音工事の専門業者に相談し、専用の防音室も検討しましょう。演奏や視聴の時間帯に配慮することも大切です。

コンクリートスラブが薄いマンションで床防音をしたい
コンクリートスラブが薄いマンションでは、床材の張り替えだけで重量床衝撃音を十分に減らすことが難しい場合があります。二重床への変更が適しているとは限らないため、まず設計図書や現地調査でスラブの厚さ、床の構造、音の伝わり方を確認しましょう。対策を選ぶ際は、工事後に期待できる効果に加え、床の高さ、ドアの納まり、追加する材料の重量なども検討する必要があります。床構造の変更は管理規約で制限されている場合もあるため、専門業者と管理組合に事前に相談しましょう。
DIYで簡単に防音対策をしたい
防音フローリングの施工は高度な技術と精度を要するため、基本的にDIYではできません。手軽な対策には、音が発生する場所に防音マットや防音カーペット、コルクタイル、ジョイントマットなどを敷く方法があります。「コツン」という高い周波数の音には一定の効果が期待できます。本格的な工事に比べて費用を抑えられ、必要に応じて元に戻しやすい点も利点です。ただし、防音効果は限定的で、敷き方によっては見た目が気になったり、段差ができて掃除がしにくくなったりします。

床の防音リフォームで失敗しないための注意点
床の防音リフォームでは、床以外の対策の必要性、防音材の重さ、マンションの管理規約や工事中の近隣への配慮を確認しておく必要があります。

床以外の防音リフォームも同時に検討する
床材を張り替える防音リフォームは、主に床へ加わる衝撃音の対策に役立ちます。発生する音の種類によっては、壁や窓、天井も含めた対策が必要です。声や楽器の音などの音漏れには、窓やドアの隙間、壁・床・天井の遮音構造を確認しましょう。室内の響きを抑えたい場合は吸音材を使うなど、目的に合う対策を選ぶことが大切です。
防音材の重さに制限がある
防音材の重さには注意が必要です。床に固定する仕上げ材や下地材の重さは、建物に常時かかる固定荷重として考慮します。人や家具などによる積載荷重とは分けて、既存床から増える重量を確認することが大切です。特に、コンクリートを追加するような工事は、構造上の安全性やマンションの管理規約への適合を含め、専門家による検討が欠かせません。使用する材料や工法が建物の構造に適しているか、計画段階で建築士などに相談しましょう。
※ 参考1:e-Gov|建築基準法施行令(2026年4月1日時点)第83〜85条
※ 参考2:国土交通省|令和7年改正マンション標準管理規約(単棟型・コメント付き)
マンションの管理規約を確認し、施工時は近隣に配慮する
マンションで床の防音リフォームを行う際は、管理規約や使用細則で定められた遮音性能、工法、工事の申請手続きを確認しましょう。二重床から直張り床へ変更できるかどうかは、建物の構造や既存床の仕様、管理組合の承認条件によって異なります。工法を変えると遮音性能や配管の納まりに影響するため、管理組合と施工業者に事前に相談することが大切です。工事中は階下への騒音や振動が発生するため、工事時間などのルールを守り、近隣に配慮して計画を立てましょう。
※ 参考1:国土交通省|マンション標準管理規約・最終改正2025年10月17日
※ 参考2:国土交通省マンション管理・再生ポータル|標準管理規約第17条関係コメント
防音フローリングの種類と選び方
マンション用として販売されている防音フローリングには、さまざまな種類があります。防音性だけでなく、以下のような仕様や特徴をカタログや実物サンプルで確認し、好みのフローリングを選択しましょう。

価格で選ぶ
防音フローリングの価格は、表面素材の厚さや樹種、塗装の種類などにより大きく異なります。一般的に、天然木の厚みが増すほど高価になります。また、希少な樹種や高級木材を使用したものは、さらに価格が上がります。予算に応じて、適切な素材と品質のバランスを検討しましょう。
サイズ(幅・厚さ)で選ぶ
防音フローリングの板幅は、空間の印象に大きく影響します。1枚の板幅が広いほど天然木らしさや高級感が増し、価格も上がる傾向にあります。板幅は、部屋の広さやデザインに合わせて選びます。防音フローリングには総厚12mmや13mm、13.7mmなどの製品があり、表面材だけでなく、裏面のクッション材の厚さも異なります。既存の床との高さやドアの開閉に影響するため、製品ごとの寸法を確認しましょう。
表面素材で選ぶ
表面素材には、天然木をのこぎりで挽いた挽き板、薄くスライスした突き板、木目などを印刷した化粧シートがあります。厚さは製品によって異なり、今回紹介する直貼り用の挽き板フローリングには、表面材が1.5mm厚のものもあります。天然木は高級感があり、厚みがあるほど木そのものの質感を楽しめます。化粧シートは比較的安価で手入れが簡単です。デザインの好みや使用環境に応じて選びましょう。
遮音等級で選ぶ
マンションで使うフローリングは、直張り用か二重床の仕上げ用かによって必要な仕様が異なります。直張り用の防音フローリングには、ΔLL(Ⅰ)-4やΔLL(Ⅰ)-5などの製品があります。一方、二重床では下地と仕上げ材の組み合わせで性能を確認する必要があります。管理規約や使用細則で定められた遮音性能・工法を確認し、既存の床構造に適合する製品を選びましょう。
※ 参考1:日本建築総合試験所|床材の床衝撃音低減性能の等級表記方法
※ 参考2:日本乾式遮音二重床工業会|二重床の諸性能
耐熱性・衛生・耐久性で選ぶ
床暖房やホットカーペットを使用する場合は、製品ごとの対応条件を確認しましょう。床暖房対応と表示されていても、使用できる床暖房システムや樹種が限定される場合があります。抗菌・抗ウイルス加工や低VOC(揮発性有機化合物)に配慮した製品もありますが、それぞれ対象となる性能や使用上の条件が異なるため、必要な機能を確認して選ぶことが大切です。汚れや傷に強い表面加工を施した製品やフリーワックスタイプを選ぶと、メンテナンスの手間を減らし、長く美しさを保てます。
防音フローリングのおすすめ製品
ここでは、マンションの直張り工法用防音フローリングのおすすめ製品と仕様・特徴を紹介します。
DAIKEN「オトユカフロア45Ⅱ(147幅タイプ)」

DAIKENの「オトユカフロア45Ⅱ(147幅タイプ)」は、歩行時の沈み込み感に配慮したマンション用防音床材です。天然木突き板の表情を楽しめ、軽量床衝撃音の低減に役立ちます。床暖房は、メーカーが指定する直張り工法用の温水マットとの組み合わせに対応しています。
| 材料価格(税別・施工費別) | 18,310〜19,060円/㎡ |
| 幅×厚さ | 147×12mm(遮音材厚さ3mm) |
| 表面素材 | 天然木 突き板 |
| 遮音等級 | ΔLL(Ⅰ)-4 |
| 機能の特徴 | 床暖房対応(指定の温水マット・直張り工法)/ホットカーペット対応/抗菌/低VOC/すり傷に強い |
朝日ウッドテック「ライブナチュラルプレミアム STANDARD L-45」

朝日ウッドテックの「ライブナチュラルプレミアム STANDARD L-45」は、表面に厚さ1.5mmの無垢材挽き板を使用した、マンション直貼り用の防音フローリングです。天然木の質感と遮音性能を兼ね備え、床暖房にも対応しています。
| 材料価格(税別・施工費別) | 26,270〜39,780円/㎡ |
| 幅×厚さ | 145mm×13.7mm(遮音材厚さ4.5mm) |
| 表面素材 | 天然木 無垢材挽き板(厚さ1.5mm) |
| 遮音等級 | LL-45/ΔLL(Ⅰ)-4 |
| 機能の特徴 | 床暖房対応/ホットカーペット対応/抗ウイルス/抗菌/耐摩耗/ひび割れ防止/フリーワックス |
ウッドワン 「グランドフローリングL-45」

ウッドワンの「グランドフローリングL-45」は、幅145mmの一枚単板を使用した遮音フローリングです。天然木の表情を楽しめ、傷や汚れに強い仕上げが施されています。床暖房に対応する樹種がありますが、オークは床暖房非対応のため、選ぶ際に注意しましょう。
| 材料価格(税別・施工費別) | 15,680〜16,770円/㎡ |
| 幅×厚さ | 145×13mm(遮音材厚さ4mm) |
| 表面素材 | 天然木(単板 厚さ0.5mm) |
| 遮音等級 | ΔLL(Ⅰ)-4 |
| 機能の特徴 | 床暖房対応(オークを除く)/ホットカーペットは下に厚めのカーペットを敷いて使用/抗菌/低VOC/汚れに強い/すり傷に強い/フリーワックス |
Panasonic「ベリティスフロアー ダブルコート 直貼タイプ45耐熱」

Panasonicの「ベリティスフロアー ダブルコート 直貼タイプ45耐熱」は、マンション用の防音床材です。抗ウイルス・抗菌加工を備え、特殊化粧シートの色柄をベリティスシリーズの建具と合わせられます。床暖房は対応する温水マット式など、指定されたシステムとの組み合わせで使用し、フィルムヒーター式には使用できません。
| 材料価格(税別・施工費別) | 15,410円/㎡ |
| 幅×厚さ | 142×13mm(遮音材4mm) |
| 表面素材 | 特殊化粧シート |
| 遮音等級 | ΔLL(Ⅰ)-4 |
| 機能の特徴 | 床暖房対応(指定システムのみ・フィルムヒーター式不可)/抗菌/抗ウイルス/汚れに強い/すり傷に強い/フリーワックス |
【Q&A】床の防音リフォームに関するよくある質問
防音リフォームの施工期間はどれくらい?
防音リフォームの施工期間は、工法や規模によって異なります。窓や壁の防音工事を同時に行う場合は、さらに時間がかかります。

| 防音フローリングへの張り替え | 2〜5日 |
| 二重床工法+フローリング | 5〜15日 |
| 防音カーペットの敷設 | 1〜2日 |
賃貸でも防音リフォームできる?
賃貸住宅で床材を張り替えるなどの防音リフォームを行う場合は、賃貸借契約の内容を確認し、事前に家主の承諾を得る必要があります。借主の希望で工事をする場合も、定期修繕の時期に限らず、工事内容や費用負担、退去時の原状回復について合意できれば実施できることがあります。合意内容は書面で残しておきましょう。
カーペットやマットを置くだけの対策は取り入れやすく、賃貸では床に接着せずに敷けるタイプがおすすめです。床用の防音シートを探す際も、商品名だけで選ばず、床衝撃音の低減性能やカーペットとの併用条件を確認しましょう。壁・天井向けの薄い遮音シートを敷くだけでは、足音を十分に抑えられない場合があります。床を傷めたり色移りや跡が残ったりしない素材・敷き方を選び、契約上の制限にも注意しましょう。

※ 参考1:国土交通省|賃貸住宅標準契約書・家賃債務保証業者型(第8条・解説)
※ 参考2:国土交通省|賃貸住宅標準契約書について
床の防音リフォームに使える補助金はある?
床材を遮音タイプへ張り替えるだけの工事は「住宅省エネ2026キャンペーン」の補助対象にはなりません。ただし、防音対策と合わせて窓や床・壁などの断熱改修を行う場合は、省エネ性能や工事の組み合わせなどの条件を満たすと補助を受けられることがあります。
2026年度は、高断熱窓への改修に「先進的窓リノベ2026事業」、床や壁などの断熱改修を含むリフォームに「みらいエコ住宅2026事業」があります。後者は原則として2016年以前に新築された住宅が対象で、対象の居室で窓と躯体の断熱改修などを組み合わせる要件があるため、床の断熱工事だけで利用できるとは限りません。補助対象となるのは各制度の条件を満たす工事で、防音工事の費用全体が補助されるわけではありません。
両事業の交付申請期限は遅くとも2026年12月31日で、予算上限に達すると早期終了します。交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日までです。同じ工事への国の補助金の重複利用はできないため、登録事業者に対象製品や併用条件、工事着手日の条件を確認しましょう。自治体独自の制度については、お住まいの自治体にも確認するとよいでしょう。
※ 参考1:みらいエコ住宅2026事業|リフォーム対象要件
※ 参考2:先進的窓リノベ2026事業|住宅の対象要件・補助上限・併用















