2024年08月21日更新

監修記事

リフォームローンの有担保型とは?ローンの選び方をくわしく解説

有担保型リフォームローンと無担保型リフォームローンにはそれぞれの特徴があり、リフォームの規模や内容によってどちらが適しているか異なります。
この記事では、リフォームローンにおける有担保型の特徴や返済シミュレーションなどを解説します。どのようなリフォームローンを選べば良いかわからない人は、ぜひ参考にしてください。

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リフォームローンの有担保型とは?

リフォーム ローン 無 担保

有担保型のリフォームローンとは、リフォーム予定の建物を担保(物的担保)として融資を受けるタイプのリフォームローンのことを指します。

担保とは?

債務者が債務を果たさない場合の損害を補うためのもの。

リフォームローンの場合、ローンが返済できない際に金融機関が不利益分を住宅で補います

なお、有担保型のリフォームローンは、建物の資産価値に応じて借入可能額が決定されます。

そのため、希望どおりの金額を借り入れできないケースも十分に考えられるため、その点は注意しましょう。

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有担保型リフォームローンと無担保型リフォームローンを比較

リフォーム ローン 有 担保

冒頭でも触れたとおり、リフォーム費用が高額になる場合には有担保型リフォームローンがおすすめです。

しかし、返済期間や融資金額などによっては無担保型リフォームローンが適しているケースがあります。

この項では、それぞれのローンの特徴を比較していきましょう。

有担保型・無担保型リフォームローン比較
有担保型リフォームローン無担保型リフォームローン
担保ありなし
金利【固定金利型】0.6〜6.0%
【変動金利型】0.29〜5.0%
【固定金利型】1.5〜4.8%
【変動金利型】1.3〜4.0%
借入可能額1,000万円〜1億円500万円〜1,000万円
借入期間最長35年最長25年
融資までの時間2週間〜1ヶ月即日〜2週間程度
諸経費ありなし

上記のとおり、有担保型リフォームローンは金利も低く長期間の借り入れや高額の借り入れに適しています。

一方で、無担保型リフォームローンは担保を入れる必要はありませんが借入可能額が低く、大規模なリフォームには適していません。

現在想定しているリフォームが、借入額の少ない小規模な工事である場合、諸経費がかからず手続きも簡単な無担保型リフォームローンを視野に入れてみましょう。

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リフォームローンは審査がゆるい?審査基準は?

リフォームローンは、融資限度額が低いため住宅ローンよりも審査がゆるい傾向にあります。

しかし、審査基準については住宅ローンとほとんど変わりません。

国土交通省が発表している「令和5年度民間住宅ローンの実態に関する調査」では、金融機関が融資をおこなう際に考慮する項目について触れています。

下記に審査項目やその採用率をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

融資を実行する際に考慮する項目
審査項目採用率
完済時年齢98.5%
健康状態96.6%
借入時年齢96%
年収94%
勤続年数93.6%
返済負担率92%
担保評価91.8%
引用:令和5年度民間住宅ローンの実態に関する調査(国土交通省)

明確な審査基準は金融機関によって異なりますが、年収が高額である必要はなく、完済時の年齢や月々の返済負担率、勤続年数などが審査基準の要となっていることがわかります。

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リフォームローンを選ぶ際に検討すべきポイント

一口にリフォームローンと言っても、さまざまな金融機関のローン商品があります。

自分にあったリフォームローンを選ぶためには、担保の有無のみではなく下記のポイントも把握しておきましょう。

リフォームローン選びのポイント
  • 金利
  • 借入可能額
  • 借入期間
  • 団体信用生命保険への加入の有無

それぞれのポイントを詳しく確認します。

【ポイント1】金利

リフォームローンには大きく分けて「固定金利型」と「変動金利型」があります。

固定金利型と変動金利型の違い
  • 固定金利型:契約時から返済が終わるまで金利が変わらない
  • 変動金利型:市場金利と連動して定期的に金利が変わる

どちらの金利タイプが最適であるとは一概には言えませんが、安定した返済計画を立てたい場合には返済額の変わらない固定金利型がおすすめです。

一方で、市場金利の動向を細かく確認できる場合には変動金利型がおすすめでしょう。

金利上昇のリスクはありますが、固定金利型と比較すると金利が低いため、月々の返済額をおさえられます。

【ポイント2】借入可能額

借入可能額でリフォームローンを選ぶのも重要なポイントです。

リフォームローンでは有担保型か無担保型かによって借入可能額が大きく異なります。

このため、まずはリフォーム範囲を決定して、リフォーム会社に見積もりの依頼・見積もりの算出をしてみましょう。

リフォーム費用が1,000万円を変えたら、有担保型リフォームローンを視野に

無担保型リフォームローンの多くは、借入可能額が1,000万円以内です。

そのため、リフォーム費用が1,000万円を超える場合は、有担保型リフォームローンの利用を検討しましょう。

【ポイント3】借入期間

月々の返済額を抑えたい場合、借入期間も視野に入れてリフォームローンを探しましょう。

無担保型リフォームローンの借入期間は最長でも25年で、多くの場合10年程度で完済する必要があります。

一方で有担保型リフォームローンは、最長で住宅ローンと同じ35年の借入期間です。

同じ借入金額でも借入期間の長い方が月々の返済額を抑えられます。

【ポイント4】団体信用生命保険への加入の有無

有事の際に備えたい場合には、団体信用生命保険の有無でリフォームローンを選びましょう。

団体信用生命保険の仕組み

死亡時や高度障害によって返済が困難な場合に保険金が出てローンの残債が完済される

リフォームローンによって団体信用生命保険の有無が異なるため、必要に応じて確認しましょう。

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有担保型(担保型)リフォームローンにおけるメリット・デメリット

有担保型リフォームローンにはさまざまなメリットがある一方で、理解しておく必要があるデメリットも存在します。

有担保型のリフォームのメリット・デメリット
メリットデメリット
・金利が低い
・高額の借り入れが可能
・返済期間が長い
・審査が厳しい
・審査に時間を要する

有担保型(担保型)のリフォームローンにおけるメリット

【メリット1】金利が低い

有担保型リフォームローンの最大のメリットと言っても過言ではないのが、金利の低さです。

有担保型リフォームローンの金利
金利
固定金利型0.6〜6.0%
変動金利型0.29〜5.0%
※金利:2024年8月現在

固定金利型と変動金利型で金利の違いはあるものの、無担保型のリフォームローンと比較すると低金利での借り入れが可能です。

【メリット2】高額の借り入れが可能

有担保型のリフォームローンは高額の借り入れにも対応しています。

金融機関によって異なりますが、1億円以上の借り入れが可能なケースもあるため、大規模なリフォームも可能です。

【メリット3】返済期間が長い

返済期間が長く、月々の返済額を抑えられるのも有担保型リフォームローンのメリットです。

金融機関によって異なりますが、最長で35年の返済期間が設けられています。

有担保型(担保型)のリフォームローンにおけるデメリット

【デメリット1】審査が厳しい

高額の借り入れが可能な反面、有担保型のリフォームローンの審査基準は厳しく設定されています。

審査基準は金融機関によって異なりますが、収入や勤務先に加えて、収入に対する総借入額が厳しく評価されます。

このため、自動車ローンやキャッシングローンなどの借り入れがある場合には注意が必要です。

【デメリット2】審査に時間を要する

有担保型のリフォームローンでは、一般的な審査工程に加え、担保の審査が必要なためローン実行までに時間がかかります。

金融機関によって異なりますが、審査完了まで住宅ローン審査と同様の2週間から1ヶ月程度の期間を要することを覚えておきましょう。

【デメリット3】提出する書類が多い

有担保型のリフォームローンにデメリットで最も面倒なことは、提出書類の多さです。

有担保型リフォームローンは、住宅を担保とするため無担保型のリフォームローンよりも提出する書類が多くなります。

なお、必要な書類は、金融機関によって異なります。

そのため、身分証明書や収入証明書に加えて準備すべき不動産書類(固定資産税評価証明書や不動産登記簿謄本)をあからじめ確認しておきましょう。

諸経費にも注意

有担保型のリフォームローンでは、登記費用や収入印紙代などの諸経費が10〜20万円程度かかります

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無担保型のリフォームローンにおけるメリット・デメリット

リフォーム ローン 有 担保

無担保型のリフォームローンにおけるメリット・デメリットは以下のとおりです。

無担保型のリフォームのメリット・デメリット
メリットデメリット
・審査がスムーズ
・保証人は原則不要
・差し押さえの心配がない
・返済期間が短い
・金利が高い

無担保型のリフォームローンにおけるメリット

【メリット1】審査がスムーズ

無担保型のリフォームローンは、担保の審査工程が必要ないため、比較的審査がスムーズに進む傾向にあります。

金融機関によっては最短当日で審査が完了するケースもあり、急な出費にも対応可能です。

申し込みから借り入れまでインターネットで完結するケースも

無担保型のリフォームローンの中には申し込みからローン実行までインターネットで完結するケースもあります。

【メリット2】保証人は原則不要

無担保型のリフォームローンは、原則として保証人も不要です。

保証人をお願いする手間や、書類を集めてもらう手間を省け、自己判断での借り入れができます。

【メリット3】差し押さえの心配がない

有担保型のリフォームローンの場合、支払いが困難になった際に担保としている住宅の差し押さえが実行されます。

しかし、無担保型のリフォームローンでは差し押さえの心配がありません。

無担保型のリフォームローンにおけるデメリット

【デメリット1】返済期間が短い

無担保型のリフォームローンは、有担保型と比較すると返済期間が短いデメリットがあります。

有担保型のリフォームローンは最長35年の返済期間を設けているのに対して、無担保型では返済期間を10〜25年としている金融機関が大半です。

返済期間が短いとその分月々の返済額が高くなるため、綿密な返済計画を立てる必要があります。

【デメリット2】金利が高い

無担保型のリフォームローンの多くは、有担保型のリフォームローンよりも金利が高く設定されています。

金融機関によって異なりますが、固定金利型で1.5〜4.8%、変動金利型で1.3〜4.0%が相場です。

月々の返済額を抑えたい人は、金利が低い有担保型リフォームローンがおすすめと言えるでしょう。

※金利は2024年8月時点のものです。

大規模リフォームには不向き

返済期間の短さや、金利の高さから大規模なリフォームに無担保型のローンは不向きと言えます。

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有担保型のリフォームローンがおすすめな人の特徴

リフォーム ローン 無 担保

ここまで、有担保型リフォームローンと無担保型リフォームローンのメリットとデメリットについて解説しました。

それぞれの内容を総括すると、有担保型リフォームローンは下記のような人におすすめと言えます。

有担保型リフォームローンがおすすめな人
  • 高額のリフォームローンを組みたい人
  • 金利の低いローンが組みたい人
  • 月々の返済額を抑えたい人
  • 返済期間の長いローンを組みたい人
  • 住宅ローンとリフォームローンを一本化したい人

特に1,000万円以上の高額なリフォームを検討している人は、有担保型リフォームローンがおすすめです。

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リフォームローンの申し込み手順

リフォームローンの申し込み手順は、一般的なローンの流れと異なります。

申し込みをする前に、必要な書類や契約までに要する期間を確認しておきましょう。

STEP
事前審査(仮審査)申し込み

本審査に入る前に事前審査(仮審査)をおこないます。

事前審査に必要書類はなく、契約者本人の情報や勤務先の情報、その他の借入情報の入力のみである場合がほとんどです。

事前審査は最短即日で完了します。

STEP
事前審査承認・本審査開始

事前審査承認後、本審査が開始されます。

本審査時の必要書類は金融機関によって異なりますが、一般的に下記のような書類が必要となります。

リフォームローンの必要書類の例
  • 本人確認書類
  • リフォームの見積書
  • 年収を確認できる書類
  • ローン返済予定表(借り換えの場合)
STEP
本審査承認・契約手続き

本審査が承認されると契約手続きとなります。

契約時には工事請負契約書と振込先口座を用意しておきましょう。

借り換えの場合

借り換えの場合は清算手続きに「一括完済計画書」の提出が必要です。

STEP
ローンの実行

必要書類が揃うと最短9営業日でローンが実行されます。

原則として借入金は契約者の口座に振り込みされ、契約者が直接リフォーム業者へ支払いをおこないます。

ローン実行までの日数は金融機関により異なる

上記の流れはMUFGリフォームローンを参考に解説しています。ローン実行までにかかる日数は金融機関によって異なるため、あらかじめ確認しましょう。

参考:MUFG|リフォームローンお申し込みの流れ

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リフォームローンにおける返済シミュレーション

リフォーム ローン 借り換え 無 担保

ここでは、有担保型リフォームローンと無担保型リフォームローンの返済シミュレーションをそれぞれ見ていきましょう。

有担保型リフォームローン
有担保型リフォームローンの返済シミュレーション
ローン商品名第四北陸銀行有担保型リフォームローン
借入金額2,000万円
借入期間35年
金利0.725%
金利タイプ変動金利型
月々の返済額53,930円
年間の返済額647,160円
総返済額22,650,600円
参考:第四北陸銀行|有担保型リフォームローン返済シミュレーション
無担保型リフォームローン
無担保型リフォームローンの返済シミュレーション
ローン商品名ネットDEリフォームローン
借入金額1,000万円
借入期間15年
試算利率
(年率)
2.875%
金利タイプ金利変動型
月々の返済額68,458円
年間の返済額821,496円
総返済額12,322,440円
参考:MUFG|ネットDEリフォームローン

このように、有担保型は無担保型に比べて自由なローンを組むことが可能です。

借入金額が無担保型になってしまう反面、金利の低さや借入期間の長さによって月々の返済額を抑えられるという特徴があります。

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おすすめの有担保型(担保型)リフォームローン

リフォームローンの金利を抑えたい人には、下記の有担保型リフォームローンがおすすめです。

なお、多くの金融機関は有担保型リフォームローンを「リフォームローン」ではなく「住宅ローン」として取り扱うため、ここでは住宅ローンもあわせて解説します。

下記の金利は2024年8月現在のものなので、お借り入れの際は公式サイトなどで最新の情報を確認しましょう。

住宅金融支援機構「リフォーム融資」
金利固定金利型
1.07〜3.30%
融資限度額1,500万円
(10万円以上1万円単位)
返済期間20年
特徴耐震工事や耐震工事とともに、広範囲のリフォーム時にも利用可能
参考:住宅金融支援機構|リフォーム融資
SBIエステートファイナンス「リフォームローン」
金利変動金利型
2.40〜4.80%
融資限度額10億円
返済期間25年
特徴融資限度額が最大10億円に設定されており、大規模なリフォームにも対応可能
参考:SBIエステートファイナンス|リフォームローン
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おすすめの無担保型リフォームローン

ここでは、おすすめの無担保型リフォームローンを紹介します。

下記の金利は2024年8月現在のものなので、お借り入れの際は公式サイトなどで最新の情報を確認しましょう。

三菱UFJ銀行「ネットDEリフォームローン」
金利変動金利型
1.99〜2.875%
融資限度額10万円以上1,000万円以下
返済期間15年
特徴同銀行の住宅ローンを利用している場合や、バリアフリー工事の際に金利優遇制度あり
参考:三菱UFJ銀行|ネットDEリフォームローン
イオン銀行「リフォームローン」
金利固定金利型
3.30%
融資限度額500万円
返済期間10年
特徴インターネットで申し込み手続き可能
参考:イオン銀行|リフォームローン
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リフォームローンに関するよくある質問

リフォームのローンの借入可能額は年収の何割ですか?

リフォームローンの借入可能額は、一般的に返済負担率が年収の35%以内に収まる程度としています。

しかし、年収の他にも借入期間やその他の借入が考慮されるため、一概には言えません。

リフォームローンの審査基準について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてください。

>>リフォームローンの審査基準はこちら

住宅ローンと比較してリフォームローンの金利が高いのはなぜですか?

住宅ローンと比較してリフォームローンの金利が高い理由の1つとして、担保での借り入れが可能であることが挙げられます。

リフォームローンの金利をなるべく抑えたい場合、有担保型のリフォームローンも視野に入れて検討してみましょう。

元手がなくてもリフォームは可能ですか?

リフォーム費用の元手がない場合は、補助金や助成金をはじめとした各種制度の活用することでリフォームできる確率が高まります。

なお、補助金・助成金制度を検討する際は、かならず最新情報をチェックしましょう。

>>【2024年度】リフォーム補助金・助成金はこちら

リフォームに使えるろうきん無担保住宅ローンが注目されるのはなぜ?

ろうきん無担保住宅ローンが注目される理由は、比較的金利等が低く抑えられていることが挙げられます。

ろうきんとは?

労働組合や生協の会員がお互いに資金を出し合って設立した金融機関のこと

労働者の金銭的サポートを目的とした金融機関であるため、金利を抑えて借り入れしたい人に注目されています。

住宅ローンとリフォームローンは銀行で一本化できるの?

住所ローンとリフォームローンは、ローンの借り換えによって支払いを銀行に一本化できます。

一般的にリフォームローンは金利が高いため、住宅ローンと支払いを一本化することで金利が下がる可能性があります。

返済計画が立てやすいだけではなく、月々の返済額を抑えられる可能性があるため、住宅ローンとリフォームローンを併用している人は、一本化を検討してみましょう。

>>住宅ローンにリフォームローンを組み込む方法はこちら

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】タクトホームコンサルティングサービス

タクトホームコンサルティングサービス

亀田融

一級建築施工管理技士、宅地建物取引士。東証1部上場企業グループの住宅部門に33年間勤務。13年間の現場監督経験を経て、住宅リフォーム部門の責任者として部分リフォームから大規模リノベーションまで2,000件以上のリフォームに関わる。2015年に退職して現在は、タクトホームコンサルティングサービス代表として、住宅診断を行う傍ら、住宅・リフォーム会社へのコンサルティング活動を行っている。

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