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階段を架け替えるリフォームで安全性を高めよう
年を取って足腰が衰えると、階段の段差に危険を感じるのではないでしょうか。階段を勾配の緩いものに架け替える工事を行うことで楽に上り下りできるようになり、家の安全性が高まります。

階段と同時に行いたい安全性を高めるリフォーム工事とは
階段の架け替え工事の際に、手すりの設置や床材などもリフォームすれば、さらに安全性が高くなります。階段や周辺のリフォーム工事が一度に済むメリットもあります。
1.階段に手すりを設置する
階段の架け替えの際は、手すりを設置しましょう。つかまってのぼることができるので、安全性がさらに高まります。握りやすい太さや、触り心地のいい材質のものを選びましょう。
2.床材の貼替え
階段周辺の床材が木でできていると経年劣化で床がギシギシ鳴ったり、腐食の心配があります。リフォームで貼替えをしましょう。床材はコルクや特殊加工を施した、滑りにくい材質を選ぶと安心です。
3.階段付近の壁リフォーム
階段付近の壁もリフォームしてみましょう。壁紙を貼ったり、塗料で壁をぬり直します。白系の色にすると、光が拡散されるため家の中が明るく見えます。階段の視認性も高まるので、転倒の心配も少なくなるでしょう。
階段を架け替えるリフォーム費用の相場は?
架け替えでは既存の階段を解体して、新たな階段を設置する工事を行います。家や階段の状況によって構造の再計算が必要になるため、高額のリフォーム金額と工期が必要になる可能性があります。
階段架け替えリフォームの事例
古い階段を撤去して、同じ場所に新たな木製の階段を14段設置するリフォーム工事にかかる金額の相場です。手すりの取り付けも行います。
階段架け替えリフォームの費用相場価格
既存の階段を撤去・処分 約10万円
階段設置の下地材 約10万円
階段本体費用(木材14段) 約21万円
木製手すり(下地補強工事含む) 約13万円
巾木(約30m) 約6万円
大工による取り付け工賃 約26万円
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この事例での階段架け替えリフォームの相場金額合計は、約86万円になります。
階段架け替えリフォームには、建築確認申請が必要?
建築基準法により、リフォームにおいて主要構造部を改修する時には確認申請が必要になる場合があります。「主要構造部」とは壁と柱、床、はり、屋根または階段などです。階段の架け替えリフォームは該当するのでしょうか?

階段の架け替えで確認申請が必要かどうかは、工事の規模によって決まります。例えば上の事例で紹介した一般家庭の階段リフォームでは、壁や天井を壊す大掛かりな工事でなければ建築確認申請は必要ないことが多いです。
階段の位置を変えるようなリフォームでも、申請は必要ないことがあります。ただし、それに伴って居間や部屋の間取り、床面積を変更した場合は大規模な改修として確認申請が必要かもしれません。
家の階段の架け替えでは、工事の内容によって建築確認申請の必要・不要が決まります。事前にリフォーム会社ともよく相談して、しっかり確認しておきましょう。
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