2024年09月18日更新

監修記事

廊下のリフォームにはどのような種類がある?費用・施工事例も紹介

廊下のリフォームを依頼する場合は、まずどのようなリフォームがあるのかを知っておくとスムーズです。廊下リフォームには、床や壁紙の張り替えやバリアフリー化するなどのプランがあります。
この記事では廊下リフォームの種類とともに、費用や業者の選び方、リフォーム時の注意点を解説。最後まで記事を読めば、廊下リフォームの知識を得て業者との打ち合わせもスムーズになり、最適なプランの選択ができます。

まずは
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廊下リフォームの種類

廊下のリフォームには、さまざまなものがあります。

廊下をリフォームしたい場合は、まずどのような工事をしたいのかを明確にしましょう。

廊下の床の張り替え

廊下のリフォームには、床材の張り替えをするものがあります。

廊下の床材は基本的に長く使用できますが、経年劣化が進むと貼り替えが必要です。

廊下の床の張り替えリフォームには、床材を張り替えるものと重ね張りするものがあります。

廊下の経年劣化の具合に合わせて、最適な張り替え方法を選びましょう。

廊下のバリアフリー化

廊下のリフォームの種類には、バリアフリー化をするものがあります。

居住者の高齢化などで転倒などのリスクが高くなってきた場合、バリアフリー化がおすすめです。

また車椅子を使用する予定ができた場合にも、廊下のバリアフリー化が必要になることがあります。

廊下のバリアフリー化は、高齢者がいる家庭だけではなく小さな子どもがいる場合にもおすすめです。

廊下を新設する

廊下のリフォームには、廊下を新設する工事もあります。

家の中の導線が悪いという場合や家族の増減で必要になった場合、廊下を新しく作る工事をします。

廊下の新設リフォームは、壁やクローゼット、押し入れなどを撤去してするのが一般的です。

自宅に廊下が新設できるか、どこに作るのかなどの判断については、プロと相談して決めるのが安心です。

廊下の壁・天井のクロス貼り替え

廊下のリフォームには、廊下の壁や天井のクロスを張り替える工事もあります。

築年数が経過すると、廊下の床だけではなく壁や天井のクロスも劣化して貼り替えが必要です。

壁や天井のクロスは、消臭や抗菌・調湿性に優れたものなど、さまざまな機能を持った製品から選べます。

廊下の天井や壁のクロスを張り替えるだけで、お住まいがリフレッシュされるのでおすすめです。

廊下リフォームで使用されるおもな床材

廊下の床を張り替える際には、いくつかの床材から選択できます。

床材にはそれぞれ特徴があるので、お住まいに合ったものを選びましょう。

無垢フローリング

廊下の床材には、100%天然木の無垢フローリングがあります。

無垢フローリングは天然の木材を一枚の板に切り出したもので、木のぬくもりが感じられるのが魅力です。

また天然の木材ならではの調湿性や保温性、断熱性なども期待でき機能的なので、人気があります。

無垢フローリングは時間の経過とともに味わいが出てくるので、変化を楽しみたい人にもおすすめです。

複合フローリング

複合フローリングは、基材になる集成材や合板に天然木などを貼り合わせた床材です。

複合フローリングは貼り合わせる素材によって、デザインや機能などの選択肢が広がるメリットがあります。

また天然木100%ではないので反りや割れなどが起こりにくく、価格も無垢フローリングに比べると安価。

10年程度で経年劣化が見られるデメリットはありますが、機能的・実用的な選択肢としておすすめです。

カーペット

廊下の床材としては、カーペットの選択も可能です。

カーペットは衝撃や音を吸収する効果が期待できるので、小さな子どもや高齢者のいる家庭に人気です。

またフローリングと比べると暖かく、ホコリがたちにくいなどのメリットもあります。

小さな子どもや足元に不安のある高齢者がいるなら、床材としてカーペットの選択もおすすめです。

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廊下リフォームの施工事例

廊下のリフォームを具体的にイメージするには、施工事例を確認するのが良いでしょう。

施工事例を確認すれば、ご自宅の廊下リフォームの計画もより具体的に進められるでしょう。

押し入れを廊下に変更

Before
After

上記の画像は、押し入れを撤去して新しく廊下を作った収益物件の施工事例です。

廊下がなく部屋の中を通って移動するしかなかったため、不便を感じ、廊下を新設しました。

部屋を通ることで入居者家族のプライバシーが保てない可能性があることが、廊下新設の理由です。

廊下新設以外にも床材の貼り替えなどをした結果、リフォーム後にすぐ入居者が決まりました。

廊下の補強+重ね張り

Before
After

上記の画像は、築30〜40年の住宅の廊下を含むリフォームの施工事例です。

築年数がたっているため、廊下の床は経年劣化ととも一部にたわみがあり、補強が必要な状態でした。

今回のリフォームは、たわみがある箇所には補強を行い、床材を重ね張りするものです。

ライトブラウンの無垢フローリングを重ね張りした結果、木のぬくもりのある明るい廊下になりました。

廊下のリフォームにかかる費用相場

廊下のリフォームにかかる費用相場の目安は、以下の通りです。

リフォーム箇所費用の目安
床の張り替え
(無垢フローリング)
5,000~6,000円
(1平方メートルあたり)
床の張り替え
(複合フローリング)
4,000~5,000円
(1平方メートルあたり)
床の張り替え
(カーペット)
2,000~4,000円
(1平方メートルあたり)
クロスの貼り替え1,000~2,000円
(1平方メートルあたり)
手すりの取り付け5,000円~7,000円
(1メートルあたり)
廊下の新設10万~20万円
廊下の段差解消4万~8万円
(1箇所あたり)
その他の費用

床材を剥がして張り替える場合は、廃材の処分費用や下地の補修費用が別途必要になる場合があります。また剥がした床を廃材として処分する費用も必要です。壁紙・クロスの貼り替えも、下地調整が必要な場合は別途その料金が必要です。

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DIYによる廊下のリフォームは可能?

DIYで廊下をリフォームすることは可能ですが、あまりおすすめできません。

廊下をDIYする場合、床材を剥がしたり下地の補強など、高度な技術が必要になる場合があります。

壁紙やクロスの貼り替えなど簡単な作業なら、DIYでも問題ないでしょう。

ただ廊下の床を剥がす作業など高度な技術が求められるリフォームは、プロに任せるのが安心です。

廊下リフォームにおける業者の選び方

廊下リフォームの業者を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。

まずは業者選びのポイントを理解してから、具体的な業者の選定に入りましょう。

【選び方1】廊下リフォームの実績が豊富

業者を選ぶ際には、廊下リフォームの実績が豊富なところを選びましょう。

リフォームは業者によって得意分野が異なる場合もあるため、廊下リフォームの実績が豊富なところを選べば安心です。

廊下リフォームの実績は、公式ホームページの施工事例などを参考にすると良いでしょう。

床の張り替えを依頼する予定の場合は、張り替え・重ね張りの両方に対応している業者がおすすめです。

【選び方2】保証やアフターサービスが充実している

廊下リフォームの業者を選ぶ際には、保証やアフターサービスが充実しているところを選びましょう。

リフォーム直後には問題なく感じられても、少し時間がたって不具合が出てくる可能性もあります。

保証やアフターサービスがない業者の場合、施工後の不具合に対応してもらえない場合もあります。

業者を選ぶ際には、見積もり依頼の段階で保証やアフターサービスもしっかり確認しておきましょう。

【選び方3】口コミや評判がいい

廊下リフォームの業者を選ぶ際には、ネットの口コミを参考にするのがおすすめです。

特に廊下リフォームの施工について、複数の良い口コミが投稿されている業者は要チェックです。

また口コミの内容は、できるだけ具体的なものを参考にすると良いでしょう。

参考にする口コミは、できれば複数のサイトのものを確認するのがおすすめです。

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廊下をリフォームする際の注意点

廊下をリフォームする際には、いくつかの注意点があります。

注意点を理解して、自宅にあった廊下リフォームをオーダーしましょう。

【注意点1】廊下の幅を確認する

廊下をリフォームをする際には、幅を確認することが大切です。

車椅子を利用する可能性がある場合や手すりを付ける場合は、廊下の幅を広げるリフォームが必要な場合も。

車椅子を使用する場合は85cm以上、手すりを設置する場合は78cm以上の幅が必要です。

将来的な用途も考えるなら、廊下の幅は広めにしておくのがおすすめです。

【注意点2】あらかじめ床の厚みを確認する

廊下をリフォームをする際には、あらかじめ床の厚みを確認しておくことが大切です。

床材の厚みを確認しないと、敷居やドア下の高さが合わずドアが閉まらない不具合が起こる可能性も。

重ね張りの場合は既存の床材の上に張り付けるので、敷居の加工や巾木の交換が必要になることもあります。

床材の厚みについては業者もしっかり確認してくれるので、業者と相談しながら床材を選びましょう。

【注意点3】リフォーム不可の場合がある

賃貸住宅で廊下をリフォームをする場合は、事前にリフォームが可能かを確認しておきましょう。

賃貸住宅の中には、リフォーム不可の物件もあります。

勝手にリフォームしてしまうと、後で原状回復が必要になることも。

リフォーム箇所によって可否の判断が異なる場合もあるので、契約書を見直したり大家に確認しましょう。

階段・廊下リフォームの業者選びで後悔しないために

必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!

なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。

とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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