
階段をコルクやカーペットに張替えリフォームする費用・価格の相場は?
階段をコルクやカーペットに張替えることで、雰囲気を大きく変えることができます。カーペットについてはクッション性が高まる…

階段にクッションフロアを貼ることは可能ですが、浮きや剥がれを防ぐため、階段に対応した製品と下地に適合する接着剤を使って確実に施工する必要があります。DIYする場合は、床材を階段の寸法に合わせてカットし、空気や浮きが残らないよう十分に圧着することが大切です。この記事では、DIYで階段にクッションフロアを貼る手順と、安全に仕上げるための注意点を解説します。

DIYで階段にクッションフロアを貼る場合は、貼り方の流れと必要な道具を事前に確認しておきましょう。既存の床材を撤去せずに上から重ねて貼る「上貼り」ができるかは、下地の状態や使用する製品によって異なります。DIYで上貼りする場合も、床材メーカーに施工可否を確認してください。階段にクッションフロアを貼る手順は、次のとおりです。

※1:使用する道具:クッションフロアカッター/大きめのカッター/ヘラ
※2:使用する道具:ハケ/ローラー
DIYでクッションフロアを貼る場合は、次のようなリスクがあります。
階段での作業には転落や転倒の危険もあるため、DIYに慣れていない方は特に注意が必要です。作業に不安がある場合は、仕上がりと安全性の両面から専門業者への依頼を検討しましょう。
階段をクッションフロアにリフォームする際にかかる費用の相場は、以下のとおりです。
| 本体価格(幅1,820mm×長さ1m、厚さ1.8mm) | 1,500~2,000円(税込) |
| 専門業者に依頼する際の費用(1段1m×12段) | 2.4万~4.8万円 |
専門業者への依頼費用である2.4万~4.8万円は、下地が平滑で、既存床材の撤去・補修や段鼻の滑り止め、諸経費がかからない基本施工の目安です。これらの作業を含むと、10万円を超える場合があります。実際の金額は、商品の種類や施工業者、施工範囲によって異なります。メーカーの商品資料では、クッションフロアを「CFシート」と表記している場合があります。
DIYで階段にクッションフロアを貼る場合、12段にかかる材料・道具代は1万~3万円が目安です。費用は、手持ちの道具や床材の価格、接着剤・滑り止め材の使用量によって変わります。仕上がりや耐久性、転倒のリスクに不安がある方は、無理に作業せず専門業者へ相談しましょう。


階段に使うフロアシートとしてクッションフロアを選ぶ際は、まず階段への使用可否を確認しましょう。そのうえで、室内との調和や汚れの目立ちにくさ、お手入れのしやすさを基準に選びます。住まいに合う商品を選ぶため、3つのポイントを確認しましょう。

階段だけが浮いて見えないよう、クッションフロアは室内になじむ色柄を選びましょう。ナチュラルな空間には、木目調やベージュ、白などのやさしく爽やかな色が向いています。階段も室内の一部として考えると、住まい全体に統一感が生まれます。
階段は毎日使うため、年月とともに汚れが目立ってきます。ベージュや白などの明るい色は、経年による汚れが目立ちやすい傾向があります。汚れが気になる方は、ダークブラウンや黒などの暗い色も候補に入れましょう。
階段の色を選ぶ際の注意点
階段では色の明るさだけでなく、踏み面と段鼻を見分けやすい配色にすることが大切です。段鼻と周囲の色の明度差が小さいと段差を識別しにくくなるため、濃色を選ぶ場合も段鼻にコントラストをつけましょう。夜間も足元を確認できるように、足元灯やセンサーライトの設置も検討してください。
※ 参考:政府広報オンライン|廊下・階段での転倒リスクを減らす工夫
表面の目地が深いクッションフロアは、すき間に汚れが入り込み、落としにくくなることがあります。お手入れのしやすさを重視するなら、表面の凹凸が浅く、汚れを拭き取りやすい商品を選びましょう。
階段にクッションフロアを貼る前に、下地の状態や滑り止め対策、床材を切る寸法を確認しておきましょう。

施工前に、階段の傷や汚れ、下地の状態を確認します。傷や汚れが残っていると、クッションフロアをきれいに貼れず、短期間で剥がれる可能性があります。補修が必要な場合は、専門業者へ依頼しましょう。
階段では、クッションフロアの浮きやずれだけでなく、表面の滑りやすさや段鼻の納まりにも注意が必要です。使用する製品が階段に対応しているかを確認し、下地に合う指定接着剤で確実に固定しましょう。必要に応じて、段鼻が見分けやすい階段用ノンスリップ材や滑り止めを併用します。使用する副資材と施工方法は、床材メーカーの仕様に合わせて選んでください。
※ 参考1:政府広報オンライン|廊下・階段での転倒リスクを減らす工夫
※ 参考2:東リ|防滑性を備えた階段用床材の例
クッションフロアは、実寸より5センチメートルほど大きめにカットします。貼り付けた後、ヘラで端をしっかり押さえながら余分な部分を切ると、寸法不足を防ぎながらきれいに仕上げられます。
階段にクッションフロアを貼ると、お手入れのしやすさや価格、デザインの豊富さなどのメリットがあります。

クッションフロアは発泡層を備えた床材ですが、厚さや衝撃吸収性能は商品によって異なります。足元への衝撃をやわらげたい場合は、衝撃吸収性の試験データが示された商品を選びましょう。なお、クッション性だけで階段の安全性が決まるわけではないため、滑りにくさや段鼻の見やすさもあわせて確認することが大切です。
クッションフロアは水分や汚れを拭き取りやすく、お手入れの手間を抑えられます。カーペットは液体をこぼすとシミになることがありますが、クッションフロアなら多くの汚れを水拭きで落とせます。
クッションフロアは商品によって遮音性能が異なります。一般的な薄手の商品では十分な遮音等級が得られない場合があるため、階段の足音を抑えたい場合は、軽量床衝撃音に対する性能値が示された遮音タイプを選びましょう。ただし、階段の構造や下地、施工方法でも音の伝わり方は変わります。
クッションフロアの本体価格は、カーペットやフローリング調のかぶせ板などより安い傾向があり、階段リフォームの材料費を抑えたい場合に向いています。
クッションフロアには、大理石調や木目調、タイル調など多彩なデザインがあります。スタイリッシュな室内には、白やグレーを基調とした大理石調・タイル調がなじみやすいでしょう。色柄が豊富なため、室内の雰囲気やインテリアに合わせて選べます。
階段にクッションフロアを貼る場合は、見た目や傷みやすさ、下地の湿気などに注意が必要です。

クッションフロアは、色や柄が室内に合わないと安っぽく見えることがあります。大理石調やタイル調なども含め、階段や周囲の内装になじむデザインを慎重に選びましょう。
クッションフロアは、木材や板石に比べて表面が劣化しやすい傾向があります。人が頻繁に通る階段では、傷や摩耗、へこみが徐々に目立つこともあるでしょう。傷みが気になったら、貼り替えを検討してください。
クッションフロアは耐水性がある一方、継ぎ目や端部から水分が入り込んだり、下地から湿気が上がったりすると、接着不良による浮き・剥がれやカビ、異臭が生じる場合があります。階段では浮いた部分に足が引っかかるおそれがあるため、継ぎ目や端部を定期的に点検し、異常があれば早めに施工業者へ相談しましょう。
傷んだ部分を切り取り、同じ品番・厚さの床材を接着すれば、部分補修できる場合があります。ただし、補修部分の継ぎ目や、経年による色合いの差が目立つことがあります。同じ商品の在庫がない場合や劣化が広範囲に及ぶ場合は、階段全体の貼り替えを検討しましょう。浮きや段差は転倒につながるため、部分補修が適しているか施工業者へ相談してください。
階段のクッションフロアを長く使うには、日頃の掃除と定期的な点検が欠かせません。汚れの落とし方や確認すべき箇所を解説します。

普段のお手入れは、掃除機でホコリやチリを取り除き、固く絞った雑巾で水拭きします。床面が濡れたままだと滑りやすいため、水分が残った場合は乾いた布で拭き取りましょう。洗剤を使ったときは、成分が残ると変色の原因になる場合があるため、最後に固く絞ったきれいな雑巾で水拭きしてください。
階段のクッションフロアに水拭きだけでは落とせない黒ずみが発生した場合は、薄めた住居用の中性洗剤をやわらかい布につけて拭き取ります。表面の凹凸に入り込んだ汚れは、やわらかい歯ブラシなどで軽くこすりましょう。その後は固く絞ったきれいな雑巾で洗剤分を拭き取り、床面に水分を残さないようにします。
クッションフロアの表面に加え、継ぎ目や端部に浮き・剥がれ・変色がないかを定期的に確認しましょう。床材の下は貼ったまま確認できません。カビ臭や変色、浮きがある場合は無理に剥がさず、施工業者へ点検と補修を依頼してください。
住宅内のクッションフロアは、基本的にワックスをかけなくてもお手入れできます。使用の可否は製品によって異なるため、まず取扱説明書を確認してください。使用できる場合は、対応する床用樹脂ワックスを少量だけ乾いた布に取り、床へ直接まかずに薄く均一に塗ります。油性ワックスやカーワックスは、滑りや表面の傷みにつながるため使用できません。塗布後は完全に乾くまで階段の使用を控えましょう。
クッションフロアの貼り替え時期は、一般的に10年ほどが目安です。ただし、階段は歩行や端部への負荷がかかりやすいため、商品や施工状態、使用頻度、お手入れの状況によって前後します。浮き・剥がれ・摩耗が見られた場合は、年数にかかわらず補修や貼り替えを検討しましょう。
クッションフロアにしっかり折り目をつけ、角を基準に大きめにカットするのがポイントです。角が浮かないように押さえながら貼り付けます。折り目ぴったりに切ると床材が足りなくなるおそれがあるため、余裕を持たせてください。
キッチンや洗面所、リビングなど、さまざまな場所で活用できます。水分や汚れを拭き取りやすいため、小さな子どもやペットがいる家庭にも向いています。

階段をコルクやカーペットに張替えることで、雰囲気を大きく変えることができます。カーペットについてはクッション性が高まる…




