2024年10月15日更新

監修記事

洗面所リフォームにかかる費用は?おしゃれな事例や補助金情報なども

洗面台の寿命である10〜15年を過ぎると、水漏れや傷みが起きやすくなります。しかし「もう少し我慢しよう」と、洗面台のトラブルを放置している人も多いはず。この記事では、洗面台の交換も含めた、洗面所リフォームにかかる費用を解説します。洗面所リフォームの費用をチェックして「本当はこういう洗面所にしたかった」という、理想のおしゃれな洗面所を実現させましょう。

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【予算別】洗面所のリフォーム費用

洗面所のリフォームにかかる費用は、1万〜50万円が目安です。

リフォーム内容費用相場
※洗面所(2畳)の場合
ローグレードの洗面台への交換5万〜10万円
ミドルグレードの洗面台への交換10万〜20万円
ハイグレードの洗面台への交換20万〜40万円
床材の貼り替え
(クッションフロアの場合)
3万〜5万円
壁紙の貼り替え
天井/壁(材・工)
4万〜10万円
洗濯機パンの設置1万〜3万円
洗面台の移動20万〜30万円
洗面台の新設25万〜50万円
手すりの設置3万〜5万円
引き戸への交換10万〜20万円

ただしリフォーム内容によって、リフォーム費用は大きく変動します。

ここでは予算別に可能な洗面所リフォームをチェックして、理想の洗面所の実現に向けてリフォーム計画を立てていきましょう。

【パターン1】20万円未満の洗面所リフォーム

洗面所のリフォームの予算が20万円未満である場合、ミドルグレードの洗面台への交換などが可能です。

リフォーム内容費用相場
※洗面所(2畳)の場合
ローグレードの洗面台への交換5万円〜
床材の貼り替え
(クッションフロアの場合)
3万円〜
壁紙の貼り替え
天井/壁(材・工)
4万円〜
合計12万円〜

ミドルグレードの洗面台への交換にかかる費用も、最低でも10万円〜が目安であるため、そちらへの交換も可能でしょう。

ただし床材や壁紙をハイグレードにすると、洗面台の交換と合わせて20万円をこえてしまう場合もあります。

そのため、洗面所のリフォームにかかる費用を安く抑えたい場合は、内装のグレードも抑えるなどの工夫が必要です。

【パターン2】20〜50万円未満の洗面所リフォーム

洗面所のリフォームの予算が20万〜50万円未満である場合、ハイグレードの洗面台への交換などが可能です。

リフォーム内容費用相場
ハイグレードの洗面台への交換20万円〜
床材の貼り替え
(クッションフロアの場合)
3万円〜
壁紙の貼り替え
天井/壁(材・工)
4万円〜
洗濯機パンの設置1万円〜
引き戸への交換10万円〜
合計38万円〜

洗面台の交換のほかに、床材や壁紙を貼り替えても、50万円未満に費用を抑えられるでしょう。

ただしハイグレードな洗面台のなかには、本体価格が40万円以上となる商品もあります。

そのため、洗面台の種類など「何を優先してリフォームするか」を決めた上で、商品選びを進めることが大切です。

【パターン3】50万円以上の洗面所リフォーム

洗面所のリフォームの予算が50万円以上である場合、洗面台の交換や移動のほかに、間取りの変更などが可能です。

  • 間取り変更で洗面所を広くする
  • バリアフリー工事で段差を解消する

また、費用が50万円以上かかるリフォームとなると、浴室やトイレと合わせて住宅設備の交換などをおこなうケースもあります。

【価格帯別】おしゃれな洗面所リフォーム事例

おしゃれな洗面所リフォームの事例を、ビフォーアフター付きで価格帯別に紹介します。

価格帯別にどのような洗面所リフォームが可能であるかをチェックして、おしゃれな洗面所づくりを進めましょう。

20万円未満の洗面所リフォーム事例

おしゃれな洗面所リフォームのうち、費用が20万円未満である事例を紹介します。

【事例1】引き出しタイプの洗面台で収納力アップ

引出タイプの洗面台に交換する前
before
引出タイプの洗面台に交換した後
after
リフォーム費用約17万円
工期半日間
建物タイプ一戸建て
施工箇所洗面台
メーカー名商品名LIXIL/ピアラ

洗面台から水漏れが発生したことをきっかけに、洗面所をリフォームした一戸建てにおける施工事例です。

収納力をアップするために、既存の開き扉から引き出しタイプへと仕様を変更。洗面台で必要なものが、十分に収納できる商品を選びました。

【事例2】コンパクトな洗面台に交換

コンパクトな洗面台に交換する前
before
コンパクトな洗面台に交換した後
after
リフォーム費用約11万円
建物タイプ一戸建て
施工箇所洗面台
天井

メーカー名商品名パナソニック/MX

洗面台のほかに、天井・壁の壁紙や床のクッションフロアの貼り替えもおこなった、洗面所リフォームの施工事例です。

採用したパナソニックのMXという商品の洗面ボウルは、人造大理石でつくられているため、陶器製よりも衝撃に強く、割れにくい特徴があります。

【事例3】掃除のしやすい洗面台に交換

掃除のしやすい洗面台に交換する前
before
掃除のしやすい洗面台に交換した後
after
リフォーム費用約13万円
建物タイプ一戸建て
施工箇所洗面台
メーカー名商品名トクラス/EJ750

「洗面台を交換したい」とご相談を受けた、洗面所リフォームの施工事例です。

採用した洗面台は、トクラスのEJ750という商品。EJ750は省スペースながら、収納力も高いのが特徴です。

20~50万円未満の洗面所リフォーム事例

おしゃれな洗面所リフォームのうち、費用が20万〜50万円未満である事例を紹介します。

【事例4】おしゃれなカラフルタイルを採用

おしゃれなカラフルタイルを採用した洗面台
after
デザイン性の高い洗面台の鏡と照明
after
リフォーム費用約25万円
工期2日間
建物タイプマンション・アパート
施工箇所洗面台
メーカー名商品名WOODONE/無垢の木の洗面台

「洗面台を交換したい」とご相談があった、洗面所リフォームの施工事例です。

新しい洗面台として採用したのは、WOODONEの「無垢の木の洗面台」という商品。

この商品は、心地よいなめらかさをもつ洗面ボウルと、素朴な風合いがおしゃれなタイルカウンター魅力です。

【事例5】水漏れがきっかけでリフォームを決意

パナソニックのシーラインという洗面台に交換する前
before
パナソニックのシーラインという洗面台に交換した後
after
リフォーム費用約29万円
工期1日間
建物タイプマンション・アパート
施工箇所洗面台
メーカー名商品名パナソニック/シーライン

「洗面台の排水管からの水漏れが発生しているため、リフォームしたい」とご相談があった、洗面所リフォームの施工事例です。

継ぎ目のない人造大理石カウンターが魅力の、パナソニックのシーラインを採用しました。

50万円以上の洗面所リフォーム事例

おしゃれな洗面所リフォームのうち、費用が50万円以上である事例を紹介します。

【事例6】スリムタイプの洗面台で空間を有効活用

スリムタイプの洗面台に交換する前
before
スリムタイプの洗面台に交換した後
after
リフォーム費用約80万円
工期4日間
建物タイプマンション・アパート
施工箇所洗面台
メーカー名商品名TOTO/オクターブスリム

「なるべく広く収納の豊富な洗面台が欲しい」とご相談があり、洗面台の交換をおこなったリフォームの施工事例です。

TOTOのオクターブスリムという商品は、スリムタイプの洗面化粧台で、ゆったり使えるひろびろボウルや収納力の高さが魅力の商品です。

【事例7】おしゃれな内装にこだわった洗面所リフォーム

洗面台の交換と内装の貼り替えをおこなう前
before
洗面台の交換と内装の貼り替えをおこなった後
after
リフォーム費用約180万円
※洗面所以外も含む
工期10日間
建物タイプ一戸建て
施工箇所洗面所
壁紙
トイレ
浴室
メーカー名商品名TOTO/サクア

「補助金を活用して、水回りをリフォームしたい」とご相談があった、一戸建てにおけるリフォーム事例です。

洗面台の下台にはTOTOのサクアを、鏡はお客さまが用意した商品を取り付けました。

【事例8】こだわりの造作洗面台でおしゃれな空間に

造作洗面台にリフォームする前
before
造作洗面台にリフォームした後
after
リフォーム費用約220万円
※洗面所以外も含む
建物タイプ一戸建て
施工箇所洗面所
脱衣室
浴室

「浴室を狭くして、洗面所・脱衣室を広くしたい」とご相談があり、間取り変更も兼ねてリフォームした一戸建てにおける施工事例です。

洗面台は「既製品よりも造作感のあるものが良い」という要望があったため、木のぬくもりが感じられるおしゃれな洗面台に仕上げました。

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洗面所をおしゃれにリフォームするポイント

洗面所をおしゃれにリフォームするには、素材までこだわってアイテムを選ぶなどのポイント押さえることが大切です。

ここでは洗面所をおしゃれにリフォームするポイントを学んで、思わず撮影したくなるような洗面所をつくりましょう。

【ポイント1】洗面台と内装のテイストを合わせる

洗面台の色や素材と内装のテイストを合わせることで、統一感のあるおしゃれな洗面所にリフォームできるでしょう。

たとえば、落ち着いた木目調の洗面台を採用する場合。床材や壁紙もシックな系統で統一すると、おしゃれな空間に仕上がります。

また、収納棚や洗濯機のテイストも合わせると、より空間の統一感が増します。

【ポイント2】デザイン性の高い鏡・タオル掛けを選ぶ

洗面台本体だけでなく、鏡やタオル掛けなどの小物もデザイン性の高い商品を選ぶことで、洗面所をおしゃれにリフォームできます。

たとえば、収納棚がついた鏡を採用する場合。収納棚にアロマオイルなど小物をディスプレイできるため、おしゃれな空間を作り出すこともできます。

もしおしゃれな洗面所をつくりたいなら、小物類にもこだわって採用する商品を選びましょう。

【ポイント3】洗面台に合った照明を採用する

洗面台の色や素材などの雰囲気に照明を合わせると、洗面台まわりをおしゃれな空間にできるでしょう。

たとえば、洗面台や鏡を木のぬくもりが感じられるあたたかい雰囲気で統一している場合。照明もあたたかみを感じられるデザインにすると、空間に統一感が出ます。

もし洗面台まわりのおしゃれさを重視してリフォームするなら、洗面台などのテイストに合った照明を選んでみましょう。

【ポイント4】素材までこだわってアイテムを選ぶ

理想の洗面所の雰囲気に合わせて、洗面台・壁紙・床材・照明などの素材までこだわってアイテムを選ぶと、おしゃれな空間に仕上げられます。

たとえば、海外のようなテイストの洗面所にしたい場合。無垢材やタイルを組み合わせると、海外のカフェにいるような雰囲気をつくりだせます。

このように目指したいテイストに合わせて素材を選び、理想の空間を実現させましょう。

【ポイント5】十分な収納量を確保する

洗面所を整ったおしゃれな空間にするには、物があふれないように十分な収納量を確保することも大切です。

たとえば、パナソニックのラシスという商品は、引き出しにシャンプーなどのストックを入れられるほどの収納力があります。

美しい洗面所の空間を保てるように、このような収納力が高い洗面台や収納材を選択しましょう。

洗面台のおすすめメーカーと代表的な商品

洗面台のおすすめメーカーと代表的な商品を紹介します。

メーカーや商品ごとの特徴をチェックして、洗面台選びの参考にしましょう。

【おすすめ1】TOTO

TOTOの洗面台は、ホテルライクな空間にマッチするのが特徴で「高級感」を追求したい人におすすめです。

TOTOの洗面台の代表的な商品はエスクア。すりガラスのような質感である「クリスタルカウンター」をはじめ、美しい素材が使われているのも魅力です。

TOTOのエスクアはこのような人におすすめ
  • 洗面所を高級感がただよう空間にしたい
  • 洗面台の素材までこだわりたい
  • デザイン性の高さを重視して選びたい

【おすすめ2】LIXIL

LIXILの洗面台は、デザイン性と使いやすさを兼ね備えており「使っている日常を想像しやすい」という点が魅力です。

そのような魅力があるLIXILの代表的な洗面台はルミシス。LIIXL独自の技術で実現した「ハイバックベッセルボウル」という形状の洗面ボウルは、ゆったりと使いやすいデザインが魅力です。

LIXILのルミシスはこのような人におすすめ
  • デザイン性と使いやすさのどちらも重視したい
  • 収納力が高い洗面台を選びたい
  • セラミックカウンターを洗面台に採用したい

【おすすめ3】タカラスタンダード

タカラスタンダードは、耐久性の高いホーロー素材を採用した洗面台であるのが特徴で「長く綺麗に使える商品を選びたい」という人におすすめです。

ホーロー素材を採用したタカラスタンダードの代表的な洗面台はエリーナ。高級ホテルにあるようなデザイン性の高さが魅力で、高級人造石カウンターが使われています。

タカラスタンダードのエリーナはこのような人におすすめ
  • 耐久性の高いホーロー素材の洗面台を選びたい
  • メイクやヘアセットを洗面台で済ませたい
  • 汚れにくく掃除がしやすい商品を求めている

【おすすめ4】パナソニック

パナソニックは収納力の高さと使いやすさにこだわっているのが特徴で「誰でも使いやすい洗面台がいい」という人におすすめです。

そのような特徴があるパナソニックの代表的な洗面台はウツクシーズ。ウツクシーズは、ドライヤーやヘアアイロンなどが入る大容量の収納も備わっているため、洗面台で必要なものがスッキリおさまります。

また、収納したまま電動歯ブラシなどを充電できる便利な仕様も魅力です。

パナソニックのウツクシーズはこのような人におすすめ
  • 大容量の収納を備えた洗面台が欲しい
  • 電動歯ブラシやひげ剃りを日常的に使っている
  • シンプルでおしゃれなデザインを求めている

【おすすめ5】クリナップ

クリナップの洗面台は、水の力でごみを自然に排水口に流す洗面ボウルなど「お手入れのしやすさ」に魅力があります。

洗面ボウルなどに魅力があるクリナップのなかで、代表的な洗面台はティアリス。ティアリスは、上質な天然石の模様が特徴のカウンターのほか、高級感があふれる扉材などを選択できるのも魅力です。

クリナップのティアリスはこのような人におすすめ
  • お手入れがしやすい洗面台を選びたい
  • 洗面台の素材選びは高級感重視
  • デザイン性の高い洗面台を希望する

【おすすめ6】トクラス

トクラスの洗面台は、家具のようなコーディネートが楽しめる「自由度高いバリエーションの多さ」が魅力です。

トクラスの代表的な洗面台であるノーレは、居室のなかに設置しても、インテリアになじむデザインになっています。

トクラスのノーレはこのような人におすすめ
  • 家具のようなデザインの洗面台を求めている
  • 洗面所に作業カウンターが欲しい
  • 豊富なバリエーションから色を選びたい
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洗面所リフォームの流れ

洗面所のリフォームにかかる工期の目安は、1〜3日です。

ただし間取り変更をともなう場合は、1週間以上かかる場合もあります。

あらかじめ工期の目安を専門業者に確かめ、仕事などのスケジュールを調整しましょう。

洗面所リフォームにおいて、洗面台と内装工事をおこなう場合の具体的な流れは、以下のとおりです。

STEP
養生の作業

壁や床などに傷・汚れがつかないように、シートやテープで保護します。

STEP
解体・撤去

既存の洗面台や壁紙・床材などを撤去します。

STEP
給排水・電気工事

STEP
内装工事

新しい壁紙・床材に貼り替えます。

ただし天井・壁・床の下地に傷みがある場合は、先に下地を補修します。

STEP
新しい洗面台の設置

新しい洗面台を搬入して、配管や配線を接続します。

STEP
仕上がり点検

洗面台や内装工事に不具合がないかなどを確かめましょう。

洗面台が使えない期間もある

洗面台を移設するなど、給排水の配管工事が必要になる場合は、洗面台が使えない期間もある点に注意しましょう。

洗面所リフォームで活用できる補助金制度

国や自治体における補助金制度のなかには、洗面所リフォームで活用できる制度もあります。

洗面所リフォームで活用できる補助金制度
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
  • 介護保険の住宅改修費補助
  • 各自治体のリフォーム補助金

ただし補助金制度によって、補助金の交付対象となる商品が決められているなど、一定の交付条件があります。

活用したい補助金制度の最新の情報をチェックし、早めに申請作業をおこないましょう。

>>リフォームの補助金制度一覧はこちら

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洗面所リフォームは自分でもできる?

洗面所のリフォームにおいて、壁紙の貼り替えなどの簡単な作業であれば自分でもできます。

DIYによる洗面所リフォームの例
  • カビが発生した壁紙を貼り替える
  • 洗面台のまわりにシート付きのタイルを貼る
  • クッションフロアを貼り替える

ただし洗面台の交換など、給排水・電気工事が必要なリフォームは専門業者に依頼することをおすすめします。

給排水・電気工事は専門的な資格をもつプロでないと、水漏れ・漏電などのトラブルを起こすおそれがあり、自分でおこなうのは危険です。

とくに電気工事は、専門資格をもつプロが作業しなければならないと法律で制定されています。

安全に洗面所を使用できるように、給排水・電気工事が必要になるリフォームをおこなう場合は、専門業者に依頼しましょう。

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洗面所リフォームの注意点

洗面所をリフォームする場合、壁・床下地の補修が必要な場合もある点に注意しなければいけません。

洗面所リフォームの注意点を学び、「予想以上に費用がかかった」といったリフォームの失敗を回避しましょう。

【注意点1】リフォームの優先順位を決めておく

設定した予算内で洗面所をリフォームするには、あらかじめ優先順位を決め、洗面台や内装のグレードを選択することが大切です。

たとえば、洗面台の交換と壁紙・床材の貼り替えをおこなう場合。「洗面台の収納力を上げるのが最優先」と決めておけば、壁紙・床材のグレードを下げる選択ができます。

優先順位を決めずに進めると、予算内に費用がおさまらず、想定していたよりも高い金額を支払う結果となるかもしれません。

そのため、もし予算内に費用をおさめたい場合は、洗面所リフォームで実現したい内容の優先順位を決めておきましょう。

【注意点2】給排水・電気工事の必要性を確かめておく

洗面所のリフォームでは、洗面台を移動させる場合などに、給排水・電気工事が必要になることもあります。

給排水・電気工事が必要な洗面所リフォームの例
  • 洗面台を移動する
  • 洗面台を新設する
  • 照明の位置を変更する
  • 照明を新設する

洗面所における給排水の配管工事にかかる費用は3〜10万円、電気工事は3〜5万円が目安です。

あらかじめ洗面所リフォームを依頼する専門業者に、見積もりの時点でそれらの費用がどれほどかかるかを確かめておきましょう。

【注意点3】洗面所の動線に無理がないか検討する

洗面台で使うドライヤーやタオルをとる際、無理な体勢になってしまうなど、洗面所の動線に無理がないか検討しましょう。

とくに洗濯機を洗面所に置く場合、洗面台と洗濯機でスペースを広くとってしまうため、洗面台を使う際に無理な体勢になってしまう場合もあります。

洗面台で使うものが十分に収納できるような商品を選ぶなどして、洗面台や洗濯機を使う際に無理が生じないように工夫することも大切です。

介護スペースや車イスの通路幅の確保も必要

介護を必要とする入居者がいる場合、介護スペースや車イスが通れる通路幅を確保しなければいけません。

専門業者に相談した上で、安全に介護ができるような洗面所の動線を検討しましょう。

【注意点4】壁・床下地の補修が必要な場合もある

洗面所の壁紙や床材を貼り替える場合、壁・床下地が腐食しているなどして、補修が必要となるおそれもあります。

壁・床下地を補修せず新しい壁紙・床材に貼り替えると、それらがはがれてくるなどのトラブルを起こすかもしれません。

壁・床下地の補修にかかる費用は、5万〜15万円が目安です。

もし下地に補修が必要な状態なら、洗面台の交換費用などに加えて補修費用が必要になることを覚えておきましょう。

【注意点5】賃貸の場合はマンションの管理規約を確認する

マンションなどの賃貸物件では、洗面所をリフォームできる内容が管理規約で決められています。

たとえば「床材を貼り替える場合は指定の商品を使うこと」など、リフォームで使用する商品や工事の可能な範囲が、管理規約に記載されています。

「イメージしていた洗面所にリフォームできなかった」とならないためにも、あらかじめ賃貸物件の管理規約を確かめておきましょう。

【注意点6】浴室リフォーム時にも内装工事が必要な場合もある

洗面所のとなりに浴室がある場合、洗面所リフォームの後に浴室リフォームをおこなう際に、内装工事が二度手間になってしまうおそれもあります。

浴室リフォームで在来浴室からユニットバスに変更するなら、浴室ドアに比較的近い床・壁・天井の下地を張り直すなどの作業が必要です。

そのため、洗面所リフォームでおこなった内装工事を、やり直すことになってしまうかもしれません。

もし洗面所のほかに浴室もリフォームする予定があるなら、同じタイミングでの工事を検討しましょう。

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【Q&A】洗面所リフォームのよくある質問

洗面所をリフォームすべきタイミングは?

洗面所をリフォームすべきなのは、洗面台や内装の傷みにより、水漏れやカビの発生などのトラブルが起きたタイミングです。

  • 洗面台の給排水管から水漏れが起きた
  • 壁紙にカビが発生した
  • 収納スペースが不足している

洗面所で使いにくさなどの不満を感じた場合、洗面台の交換や壁紙の貼り替えなどのリフォームを検討しましょう。

洗面所リフォームの費用を安く抑えるコツは?

洗面所リフォームの費用を安く抑えるには、複数の業者で相見積もりをとる方法などが有効です。

洗面所リフォームの費用を安く抑えるコツ
  • 複数の業者で相見積もりをとる
  • 洗面台や内装のグレードを下げる
  • 補助金や助成金制度を活用する

複数の業者の見積金額を比較し、より安く洗面所をリフォームできる業者に依頼しましょう。

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狭い洗面所を効果的にリフォームするポイントは?

狭い洗面所を効果的にリフォームするには、収納スペースが多くある洗面台に交換する方法などが有効です。

狭い洗面所を効果的にリフォームするポイントの例
  • 収納力の高い洗面台への交換
  • 埋め込み収納の設置
  • ドアを引き戸に変更

収納力の高い洗面台や埋め込み収納を活用して、物で空間が圧迫されないようなリフォーム計画を立てましょう。

洗面台の寿命は何年?

洗面台の寿命は、一般的に10〜15年です。

ただし洗面台の使用状況などによって、耐用年数は変動します。

洗面台の水栓や洗面ボウルに劣化がないか定期的にチェックし、水漏れなどによるトラブルを回避しましょう。

洗面所リフォームでよくある失敗は?

洗面所リフォームでよくある失敗は「洗面台の高さが合わなかった」などが挙げられます。

洗面所リフォームでよくある失敗の例
  • 洗面台の高さが合わず使いにくい
  • 収納が足りなかった
  • デッドスペースができてしまった

ショールームで洗面台を実際に見て、使いやすい高さであるかなどを確かめることで失敗も防げるでしょう。

また、あらかじめ洗面所で必要な収納量や、スペースの活用方法について、専門業者に相談しておくと失敗を回避できる傾向にあります。

洗面所リフォームの業者選びで後悔しないために

必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!

なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。

とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】タクトホームコンサルティングサービス

タクトホームコンサルティングサービス

亀田融

一級建築施工管理技士、宅地建物取引士。東証1部上場企業グループの住宅部門に33年間勤務。13年間の現場監督経験を経て、住宅リフォーム部門の責任者として部分リフォームから大規模リノベーションまで2,000件以上のリフォームに関わる。2015年に退職して現在は、タクトホームコンサルティングサービス代表として、住宅診断を行う傍ら、住宅・リフォーム会社へのコンサルティング活動を行っている。

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