そもそも雪囲いとは?
豪雪地帯や積雪の多い地方では、雪の重みで屋根が崩れたり窓ガラスが割れたりすることがあります。特に窓ガラスは雪の重みに弱く、雪害から守るための対策が必要です。
雪囲いは、アルミや樹脂、天然木などで作られたサッシに、樹脂製や天然木のパネル(板)をはめ込んだ設備(または部材)です。窓に雪囲いを取り付けることで、窓に雪の重みがかからないようにできます。雪国では冬囲いとも呼ばれ、窓ガラスを雪から守る必需品として広く利用されています。
雪囲いに用いられる素材
雪囲いを取り付ける際に必要な金具とサッシ、パネル(板)の種類によって価格が異なります。
主な素材は樹脂製、アルミ製、天然木の3種類で、一般的には樹脂、アルミ、天然木の順に価格が高くなる傾向があります。ただし、サイズや仕様によってはアルミ製が最も高くなることもあります。
屋根からの落雪によって雪囲いが破損してしまうことがあるので、雪が直撃しやすい部分には丈夫な素材を使用することが大切です。そのため、雪囲いのサッシにはアルミを使用することが多く、パネル部分には半透明の樹脂製やクリアタイプの樹脂製、天然木の板などを選ぶことができます。
ホームセンターでも雪囲いの材料を購入できますが、DIYで取り付ける場合は金具の取り付け方や強度に注意が必要です。
雪囲いのパネルの価格相場

窓の雪囲いに使用するパネル(板)の価格は、素材によって大きく異なります。1.8mの窓用雪囲いの樹脂パネル1枚の価格相場は、3,000~5,000円です。
一般的な樹脂パネルは半透明であるため、窓に設置すると外の景色が見えにくくなったり、日差しが少し弱まったりします。採光を重視したい場合は、クリアタイプの樹脂パネルもあるので、リフォーム会社に相談しましょう。クリアタイプは、価格が異なる場合があります。
一方、パネルの代わりに複数枚の天然木の板を横向きに設置するケースもあります。天然木の板は見た目がおしゃれで、家の外観にこだわりたい方に人気です。1.8m分の天然木の板の価格相場は、6,000~10,000円です。樹脂パネルに比べると値段は高めですが、耐久性や風合いに優れています。
パネルや板のサイズは窓の大きさに合わせて選ぶ必要があるため、購入前に窓のサイズを正確に測っておくことが重要です。
雪囲いのサッシの価格相場

窓の雪囲いを支えるサッシの価格は、素材によって変わります。1.8m四方のサッシの価格相場は、樹脂製で15,000~25,000円、アルミ製が20,000~30,000円、天然木製で30,000~50,000円です。
雪囲いを設置するための金具の価格相場は、1個あたり1,000~1,500円です。金具の取り付けは雪囲いの強度を左右する重要なポイントで、十手(じって)型金具などがよく使用されます。
1.8mの雪囲いの場合は、取り付け金具が5~10個ほど必要になります。金具の数が不足すると強度が低下し、雪の重みに耐えられない可能性があるため、適切な数を使用することが大切です。
業者に依頼すれば、金具の取り付けも含めて施工してもらえるため安心です。DIYで取り付ける場合は、金具の取り付け方を事前によく確認しましょう。
雪囲いの取り付けリフォームにかかる費用の相場
窓の雪囲いの取り付けリフォームには、雪囲いのサッシやパネル(板)、金具などの購入代金に加え、工賃や運搬費などがかかります。既存の雪囲いと交換する場合には廃材処分費が必要になりますが、新規で取り付ける場合は廃材がほとんど出ないため、処分費は不要なことが多いです。

業者に依頼する場合の工賃の相場は、1.8mの窓の雪囲いの場合で20,000~40,000円です。アルミ製のような重量があるサッシの場合には、工賃が高くなることがあります。また、金具の取り付け作業も工賃に含まれます。
多数の窓に雪囲いを設置する場合には、運搬用のトラックを手配する可能性があります。リフォーム会社がそのようなトラックを所有しておらず、レンタルすることになった場合には、別途運搬費がかかることがあります。運搬費の相場は、3,000~5,000円です。
これらを踏まえて、窓の雪囲い取り付けリフォームにかかる費用の総額相場は、50,000~100,000円です。ただし、窓のサイズや設置する窓の数、選ぶ素材によって価格は変動します。
正確な費用を知りたい場合は、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。業者によって料金設定が異なるため、相場を把握してから依頼すると良いでしょう。なお、DIYで取り付ける場合は工賃が不要になりますが、金具の取り付けや強度確保には専門知識が必要です。安全性を重視するなら、業者に依頼することをおすすめします。




















