2024年01月24日更新

監修記事

シャッター・雨戸を取り付けるリフォームのメリット・デメリットは?

窓のリフォームを行う際、シャッターや雨戸を取り付けるべきか、お悩みではありませんか?雨戸やシャッターには、メリットとデメリットがそれぞれ存在します。現在の生活に本当に必要かどうか、それぞれの欠点と利点を見極めてリフォームを行いましょう。

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雨戸の取り付け・交換リフォーム費用

雨戸は備わっている性能や機能によって、以下の順に価格が安くなります。

◎一般雨戸<断熱雨戸<可動ルーバー付き採風・採光雨戸

雨戸の取り付け費用

・既存雨戸撤去費用:約5000円×枚数
・取り付け費用:約1万5000円〜3万円×枚数
・足場設置費用:約3万円〜(2階に雨戸を設置する場合)
・コーキング費用:約1万円〜(雨戸の枠を取り付ける場合)

雨戸の取り付け・交換リフォームの費用はこちら>>

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シャッターの取り付け・交換リフォーム費用

格安・激安で雨戸・シャッターの交換や取り付けリフォームをするには?

シャッターは、取り付け箇所によっては下地部材が必要となります。さらに、手動か電動かによって商品代や取り付け価格も変動します。価格は以下の順に安くなります。

◎手動<リモコン電動<PRS、SSS<電動SRS

シャッターの主なオプション機能

・換気機能:約5000円
・タイマー付壁スイッチ:約2万6000円
・タイマー付リモコン:約2万4200円
・下地部材:約1万5900円〜10万6600円(シャッターのサイズ、既存の窓枠の状態による)
・台風ストッパー:約7250円(シャッターのサイズによる)
・防水テープ:約4475円(テープ幅による)

取り付け費用

・手動:約5300〜1万5000円
・電動:約1万〜4万円
電動シャッターのみ電気配線工事が必要です。
・電気配線工事:約5000円〜2万円

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シャッター・雨戸リフォームのメリット

サッシに取り付けるシャッターや雨戸には、窓の保護、防音、遮熱などの、生活を快適にする様々なメリットや利点があります。

最近では、IoT装備で「スマホやタブレットのアプリ、スマートスピーカー」などで操作できる便利な機種も普及し天候や防犯対策に、日々進化しています。

強風時の窓ガラス保護

シャッターや雨戸の最大の利点は、窓ガラスの保護です。

台風などの風の強い日は、通常想定できないような大きな物が窓ガラスまで飛んでくることがあります。

窓ガラスが割れてしまうと、割れたガラスの破片でケガをしたり、風や雨が室内に吹き込んだりといった二次災害を生み出してしまいます。

いつ訪れるかわからない災害に備えて、シャッターや雨戸で窓ガラスを保護できるようにしておきましょう。

シャッター・雨戸を取り付けるリフォームのメリット・デメリットは?

防音性能で騒音対策

シャッターや雨戸には防音効果というメリットもあります。

特に、深夜に外の騒音がうるさくて眠れないときや、近隣で工事が始まって、重機の音が昼間も響き渡るようなときには、シャッターを閉めて騒音を軽減することができます。

夏場の遮熱効果や通気性向上

窓を完全に防ぐ雨戸やシャッターは、カーテンよりも強力にサッシから降り注ぐ日光をカットします。

ルーバータイプのブラインドシャッターであれば、ルーバーの開閉を調節して、風を取り入れながら遮熱することも可能です。

また、「夜に少し窓を開けて風を入れたいけれど、防犯面で不安」というときにも、ルーバータイプは効果を発揮します。

シャッターの鍵を閉めておけば、窓を開けたまま安心して室内で過ごすことができるでしょう。

シャッター・雨戸リフォームが得意なリフォーム会社を探すには

自分が住んでいる地域でシャッター・雨戸リフォームをしてくれるリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。

リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。

複数の大手リフォーム会社が加盟しており、高額のリフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。

運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、その点も安心です。

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シャッター・雨戸リフォームのデメリット

リフォームでサッシにシャッターや雨戸を後付けするときは、実際に使うときの様子を、長期的に予想しておく必要があります。

凹凸がエクステリア部材に干渉する

シャッターや雨戸が取り付けられている外壁では、サンルームやテラス、ウッドデッキなどをリフォームで後付けする際に、雨戸やシャッターの凹凸に合わせて部材をカットしなくてはなりません。

部材カット費用の相場は約2千~1万円ですが、サンルームなどガラスの多いエクステリア設備は、加工費が割高になってしまい、リフォーム費用が相場よりも高額になってしまいます。

シャッターや雨戸が、将来のエクステリアリフォームのデメリットにならないよう、これらのリフォームを行うことも視野に入れて、取り付けを検討すると良いでしょう。

防犯性が裏目に出ることも

シャッター・雨戸の利点として多く挙がる「防犯性」ですが、シャッターや雨戸がかえって防犯面のデメリットになってしまうこともあります。

例えば、台風でもない日の昼間に、シャッターや雨戸を締めきっているお宅があれば、「長期間不在にしていて、家の中に人はいませんよ」と、空き巣に知らせているようなものです。

このような状態では、雨戸やシャッターが取り付けられていない玄関や、2階の窓などから空き巣の侵入を許してしまいます。

雨戸やシャッターには確かに防犯効果がありますが、その他の開口部の防犯性にも、リフォーム前に配慮しなくてはなりません。

手動式は将来不便になる

シャッターには手動式と電動式があります。

このうち電動式は、手動式に比べて倍のリフォーム費用が必要です。

しかし、長期的な見方をすると、電動式の方がリフォーム費用をかける分のメリットが多く存在しています。

シャッター・雨戸を取り付けるリフォームのメリット・デメリットは?

電動式には、停電時に開閉できなくなるという欠点もよく挙がります。

ですが、近年の電動式シャッターには、停電時も使用できるものが増えていますので、将来的にその点は問題ではなくなると言えるでしょう。

むしろ、手動で開け閉めが必要な手動式シャッターは、将来足腰が悪くなったときに、使えなくなる可能性が高いと言えます。

また、リフォームして間もない時期でも、手動による開け閉めが億劫に感じる恐れもあります。

開閉が不便になると、次第にシャッターを使わなくなり、せっかくのシャッターの利点が生かせないばかりか、リフォームにかけた費用が無駄になってしまうかもしれません。

特に、大きな窓にシャッターや雨戸を後付けするときは、開け閉めがしやすい重さや構造になっていることを必ず確認しておきましょう。

各メーカーの雨戸・シャッターの機能についてはこちらの記事でも紹介しています

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ルーバータイプの雨戸の取り付けにかかる費用の相場

ルーバーとは、遮熱や通風を目的として羽根板を水平に並べて取り付けたものです。

ルーバータイプの雨戸の取り付けにかかる費用の相場はサイズによって異なります。

雨戸・シャッターの交換・取り付けリフォーム費用や価格の相場は?

(1)~90.7cm×~169cm:約3万~3万5000円
(2)~90.7cm×169.1cm~260cm:約4万~5万円
(3)90.8cm~121cm×~169cm:約3万5000円~約4万円
(4)90.8cm~121cm×169.1cm~260cm:約5万~5万5000円
(5)90.8cm~260.1cm×351cm:約5万5000円~6万円

このように、サイズが大きくなればなるほど価格が高くなります。

高くても約8万円までが取り付け工賃の相場です。交換になると取り外しが必要になるため、工賃は約1万~2万円アップします。

ルーバーの取り付け費用に関するより詳しい記事はこちら

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防犯シャッターの取り付けリフォームにかかる費用の相場

防犯シャッターの取り付けリフォームにかかる費用の相場は次の通りです。

雨戸・シャッターの交換・取り付けリフォーム費用や価格の相場は?

(1)~97cm×~123.5cm:約5万~5万5000円
(2)~97cm×123.6cm~169cm:約5万5000円~6万円
(3)~97cm×169.1cm~260cm:約8万~8万5000円
(4)97cm~117cm×~123.5cm:約5万~5万5000円
(5)97cm~117cm×123.6cm~169cm:約5万5000円~6万円

交換リフォームの場合は、工賃が約1万~2万円アップします。

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電動の雨戸や防犯シャッターの取り付け工賃

電動の雨戸やシャッターの取り付け工賃は約15万~30万円です。

電動の雨戸の価格の相場が約10万~20万円、シャッターは約15万~30万円であるため、電動の雨戸は合計で25万~50万円、シャッターは約30万~60万円が費用の相場です。

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シャッターのリフォームを格安・激安で行う方法

シャッターも雨戸と同様に、割引率の良いリフォーム会社を探し、最もグレードの低い商品を選ぶことで格安でリフォームができます。
ただし、防犯の面では電動タイプを選んだ方が効果を期待できるので、費用と機能を総合的に比較しながら検討することが良いでしょう。

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自力で取り付けるよりも、材料費を抑える方法がおすすめ

自力での取り付けは、専門の知識や労力が伴います。また、もし取り付け箇所を傷つけたり、部材を紛失したりすると、リフォーム会社に依頼したときよりも高い費用が必要となります。

激安価格になっている防犯性の高い商品を購入し、格安で取り付けてくれるリフォーム会社を探しましょう。

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リフォームの業者選びで後悔しないために

必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!

なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。

とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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