印西市のリフォーム会社86選！事例・口コミも掲載

印西市におけるリフォームの特徴

印西市の住宅に関する理念・基本方針

印西市では、”住みよさ実感都市　ずっと　このまち　いんざいで”を理念に掲げ、住みよさを将来都市像に設定し、住みよさを実感できる住生活を目指しています。

この将来都市像の実現に向けて下記3つの目標を設定し、同じ方向性であるSDGs（持続可能な開発目標）のゴールと関連付け、相互の目標達成に向けた一体的な取り組みを進めています。

1. 住み継がれる住宅・住生活の実現
2. 多様な居住ニーズに応じた住まいづくり
3. 安全・安心な住まいと居住環境の形成

参考：印西市-印西市住生活基本計画

具体的には、住宅の適切な維持・管理を促進して建物の老朽化や空き家の発生を予防するとともに、住宅に関する情報提供の環境を整えるなど、”住み継がれる住宅・住生活”の推進を図っています。

また、高齢者、障がい者、子育て家庭など市内に住む様々な方が必要とする、住まい・環境を提供できるよう”多様な居住ニーズに応じた住まい”の推進を図ります。

さらに、自然環境の変化への対応性を高め、印西市の特性や魅力を居住環境にも活かすなど、”安全・安心な住まいと居住環境” の推進を図ります。

印西市の景観条例にかかわるリフォームの制限

印西市の景観は、河川と樹林地、農地等に培われた自然景観、歴史・文化を伝える建物や風情ある旧街道等の地域の伝統文化景観、千葉ニュータウン等の良好な市街地景観を有しています。

印西市景観条例は、これらの良好な景観の形成を図るため、建築行為に関する制限や、景観施策を推進するための体制を整備するために定められたものです。

各地域の特性を活かした良好な景観形成を進めていくために、印西市全域を景観計画の区域（景観計画区域）としています。

さらに本市の顔やシンボルとなる景観形成を先導していくことを目指す国道464号沿道の地区を「国道464号沿道地区」、その他の区域を「一般地区」として区分しています。

景観計画区域では、建築物の建築や工作物の建設など周辺の景観に影響を与える一定規模の行為を行う場合は、景観条例に基づき市長への届出が必要です。

建築物の建築等においては、一般地区では高さ13メートルを超えるものまたは延べ面積500平方メートル以上のもの、国道464号沿道地区では戸建住宅を除くすべてのものが届出の対象です。

建築物の建築等とは、建築物の新築、増築、改築もしくは移転、外観を変更することとなる修繕もしくは模様替えまたは色彩の変更を指します。

参考：印西市-印西市景観計画2018

印西市の地震の危険度や被害予想

印西市の地震ハザードマップでは、印西市直下の地震（M6.8）を想定した震度分布を公表しています。

印西市の全域が震度6以上の震度となり、特に印西市の北西部の揺れが大きくなると想定されています。

JR木下駅の西側や、浦部、和泉地区が特に揺れが大きいようです。

参考：印西市-揺れやすさマップ

また、「令和2・3年度印西市防災アセスメント調査報告書」によると永治地区や大森地区では建物の全壊率が30％を超えると予測されています。

地震火災による建物の火災危険度は、印西市の西側を中心に広範囲に広がっており、焼失率は5％から20％と高くなっています。

印西市の掲げる耐震化への取り組みと現状

『平成３０年住宅・土地統計調査』（総務省統計局）を基にした印西市の推計では、2018年度の印西市内の住宅の耐震化率は95.2％です。

参考：印西市-印西市耐震改修促進計画

2025年度までに耐震性が不十分な住宅をおおむね解消することを目標としています。

印西市では、今後発生するであろう市内の直下型地震への対策として市内全域の耐震化を重点的に進めるべきとして、住宅所有者が率先して耐震診断や耐震改修を行えるよう支援を行なっています。

さらに、住宅の所有者に対して耐震化に関する啓発や知識の普及、情報提供を行っています。

印西市で定められている防火地域のリフォームの制限

印西市では、都市計画に基づく防火地域、準防火地域が指定されています。

印西市の防火地域は、千葉ニュータウン中央駅の周辺地区です。

準防火地域には、千葉ニュータウン中央駅の西側の桜台地区、南東部の内野1丁目の一部、印西牧の原駅周辺、滝野3丁目の一部、西の原2丁目の一部、印旛日本医大駅周辺が指定されています。

防火地域・準防火地域内の建築物は、市街地における火災の危険性が大きいことから、一定規模以上の建築物について、「階数」及び「延べ面積」に応じて一定の性能が要求されます。

参考：印西市-印西市わが街ガイド

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

印西市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、印西市が属している千葉県のリフォームに関する相談件数は年間で814件となっています。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

また、印西市が開設している消費生活センターでは、専門の消費生活相談員が消費者と事業者との契約トラブルや、悪徳商法などに関する苦情や相談を受け付けており、アドバイスやあっせんを行っています。

相談

印西市大森2364-2

参考：印西市-印西市消費生活センター

印西市の住宅データ

2023年4月時点での印西市の調査によると、印西市の人口は約111,000人です。

前年の2022年4月時点の人口が約109,000人であったため、人口を比較すると約2,000人の増加となっています。

参考：印西市-印西市の人口と世帯数

総務省統計局の住宅・土地統計調査の結果によると、印西市が属する千葉県の持ち家率は2018年時点では65.4％となっており、同年の全国の持ち家率の平均61.2％と比べると高い水準となっています。

参考：総務省統計局-平成30年住宅・土地統計調査

2023年1月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、千葉県で1993年から2022年までの過去30年間において最も新築件数が多かった年は1994年で、新築の着工戸数は87,278戸でした。

参考：国土交通省-新築着工統計調査報告