鎌ケ谷市のリフォーム会社93選！事例・口コミも掲載

鎌ケ谷市におけるリフォームの特徴

鎌ケ谷市の住宅に関する理念・基本方針

鎌ケ谷市では、鎌ケ谷市基本計画にもとづき、住宅に関する基本理念を「にぎわいと活力に満ちた緑あふれるまち」とし、施策を展開しています。

住宅に関する主な施策は以下のとおりです。

• 良好な居住環境の確保
• 安全で安心な住宅の整備
• 住みよい公共住宅の充実

参考：鎌ケ谷市-鎌ケ谷市総合計画

具体的な取り組みとしては、景観条例などに基づいた良好な景観形成の推進や宅地・建物の定期的なパトロール、木造住宅の耐震化の促進、空き家の適正な管理や有効活用、市営住宅のバリアフリー化や適正な管理、建物の長寿命化などが行われています。

鎌ケ谷市の景観条例にかかわるリフォームの制限

鎌ケ谷市では、景観法にもとづいた鎌ケ谷市景観計画が定められています。

この計画では、大津川周辺に広がる緑豊かな自然景観や梨園を中心とした農地の景観、新鎌ヶ谷駅、初富駅、鎌ヶ谷駅周辺の市街地景観など、自然豊かな景観を保全しながらも、市街地における賑わいのある景観を発展させていくことが目的とされています。

またこの計画では、鎌ケ谷市全域が景観計画区域の対象となっており、一定規模以上の建築物の建築や修繕などを行う際には、市に対して届出を行う必要があります。

届出の対象となる行為とその規模は以下のとおりです。

※届出基準（以下のいずれかに該当するもの）

参考：鎌ケ谷市-鎌ケ谷市景観計画

また、景観の形成を積極的に取り組んでいく地区を景観重点地区とし、独自の届出の制限を設けています。

鎌ケ谷市では、新鎌ヶ谷駅を中心とした市街地とその周辺の住宅地を含む地域が景観重点地区に指定されています。

この地区では、規模の大小に関わらず、建築物の新築、増築、改築、移転、外観を変更することとなる修繕、模様替え、色彩の変更を行う際には、届出が必要です。

鎌ケ谷市の地震の危険度や被害予想

鎌ケ谷市で、東京湾北部地震の震源が鎌ケ谷市直下の場合の地震（M7.3）が起こった場合、市全域では震度6弱から震度6強の揺れになることが予想されています。

市内でも特に、南部の大柏川周辺の一部地域などでは揺れが大きくなることが予想されています。

また、この地震における建物の被害は市の中央部や南東部、北西部で被害が大きくなると予想されており、建物被害想定数は以下のとおりです。

全壊数：269棟
半壊数：2338棟

参考：鎌ケ谷市-鎌ケ谷市耐震改修促進計画

鎌ケ谷市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年の鎌ケ谷市の調査によると、鎌ケ谷市の住宅における耐震化率は78%となっており、令和7年度までに95%にすることを目標としています。

参考：鎌ケ谷市-鎌ケ谷市耐震改修促進計画

耐震化の促進に向けては、相談窓口の設置、パンフレットの作成や配布、建築物の耐震診断・耐震改修講習会の開催、リフォームに合わせた耐震改修の誘導などが行われています。

また、住宅における耐震化率の目標達成に向け、鎌ケ谷市住宅耐震化緊急促進アクションプログラムを策定し、毎年度取り組みの進捗状況を把握・評価するとともに、アクションプログラムの充実・改善を図っています。

鎌ケ谷市で定められている防火地域のリフォームの制限

鎌ケ谷市では、新鎌ヶ谷一丁目にある新鎌ヶ谷駅が防火地域、鎌ヶ谷駅周辺、新鎌ヶ谷駅と鎌ヶ谷駅を結ぶ東武アーバンパークラインの線路沿いが準防火地域に指定されています。

参考：鎌ケ谷市-鎌ケ谷市都市計画図

防火地域や準防火地域は、火災の延焼を防ぐために都市計画法に基づいて定められている地域のことです。

これらの地域では、建物の高さや延べ床面積に応じて建物の構造に一定の規制が設けられています。

防火地域では、基本的に木造住宅を建てることはできません。

準防火地域は防火地域の周辺に指定されることが多く、防火地域よりは規制がややゆるやかになっています。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

鎌ケ谷市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、鎌ケ谷市が属する千葉県からは814件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

消費生活センターでは、商品やサービスなど消費生活に関するトラブルについて専門の相談員に相談をすることができます。

住宅リフォームで業者とトラブルになって困っているといった場合などには一度相談することを検討してみてください。

相談は無料で行うことができ（電話料金はかかります）、相談員には守秘義務があるので安心して相談することができるでしょう。

参考：国民生活センター‐鎌ケ谷市消費生活センター

鎌ケ谷市の住宅データ

鎌ケ谷市の人口は2023年4月1日時点の鎌ケ谷市の調査によると、約109,000人とされています。

参考：鎌ケ谷市-住民基本台帳人口【総人口・世帯数】

鎌ケ谷市総合基本計画によると、鎌ケ谷市の人口は2010年の107,820から概ね増加傾向にあり、令和元年には110,091人となっています。

また、世帯数も2010年から一貫して増加傾向にある一方で、世帯人員は減少傾向にあります。

参考：鎌ケ谷市-鎌ケ谷市総合基本計画

総務省統計局による2018時点の住宅・土地統計調査によると、鎌ケ谷市が属している千葉県の持ち家率については65.4%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、千葉県の持ち家率は高めであることが分かります。

参考：千葉県-千葉県の住宅事情等の状況

鎌ケ谷市の属している千葉県で最も新築の建築数が多かった年について、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991から令和4年2022年の間で1994年が最も多く、87,278戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告