中之条町のリフォーム会社18選！事例・口コミも掲載

中之条町におけるリフォームの特徴

中之条町の住宅に関する理念・基本方針

中之条町では、”自然と文化が響きあう みんなの故郷（ふるさと） なかのじょう”をまちづくりのコンセプトに掲げています。

これを実現するため、町の課題を迅速に認識し、町民の意見を的確に捉え、牽引的な役割が期待される施策を優先的に展開していくため、重点的な目標を6つとし、方針の柱としています。

1. 子どもから大人まで、誰もが学べる故郷づくり
2. “まち” “やま”に活気があふれ、自然にもやさしい故郷づくり
3. 自然と文化を活かし、観光による故郷づくり
4. 誰もが生きがいを持ち、健やかに過ごせる故郷づくり
5. 誰にでもやさしく、安心して暮らせる故郷づくり
6. 明るい未来のある、みんなの故郷づくり

参考：中之条町-中之条町まちづくりビジョン

具体的な取り組みとして、生活環境の向上を図るため、住宅リフォームや住宅取得に係る勤労者の負担を軽減するとともに、町内関係事業者の育成及び支援を行っています。

また、中之条町民の生活環境の向上及び定住促進に資するとともに、町内産業の活性化及び雇用の促進を図るため、住宅の改築等に係る費用に対し補助を行っています。

中之条町の景観条例にかかわるリフォームの制限

中之条町では、景観法に基づく中之条町景観条例が制定されています。

中之条町の良好な景観を次世代へと継承し、景観形成を推進していくため、町内全域を景観計画区域として定めています。

さらに、特に景観に配慮する必要がある下記区域を景観形成重点区域として定めています。

• 四万温泉地区
• 伊参地区
• 冨沢家住宅周辺地区
• 東谷（栃窪）風穴周辺地区
• 王子原地区
• 六合地区
• 赤岩地区
• 沿道地区（四万街道、日本ロマンチック街道、長野街道、中之条停車場線、中之条湯河原線）

また、中之条町の景観計画区域及び景観形成重点区域では、それぞれ大規模な建築行為などを行う場合、景観形成下記の制限を定めており、町への届出が必要です。

届出対象行為基準は以下の通りです。

参考：中之条町-中之条町景観計画

中之条町の地震の危険度や被害予想

中之条町では、関東平野北西縁断層帯を震源地とする地震を想定した地震ハザードマップを作成、公表しています。

関東平野北西縁断層帯を震源地とした地震が発生した場合、中之条町では震度4～6弱となることが予測されています。
特に揺れが大きい地域は、中之条町役場の北側の嵩山から蟻川岳にかけての地域で震度6弱となることが想定されています。

なお、地震による建物倒壊危険度は1％未満となっています。

参考：中之条町-中之条町防災ハザードマップ

中之条町の掲げる耐震化への取り組みと現状

2018年に中之条町が行った調査によると、中之条町内における住宅の耐震化率は60.8％となっています。

群馬県では住宅耐震化率の2025年度の目標値を95%としていますが、中之条町における住宅の耐震化率をみると現況の値が低いため、施策効果を含んだ2025年度の目標値を85％に設定しています。

中之条町は次のような住宅耐震化促進の施策を進めています。

• 住宅耐震化緊急促進アクションプログラムの策定
• 中之条町独自または群馬県と連携した耐震改修等の確実な普及・啓発
• 木造住宅耐震改修の支援
• 木造住宅の耐震診断技術者の育成
• リフォームに併せた耐震改修の促進
• 耐震性が不十分な住宅の建替えを促進
• 空き家の耐震化

参考：中之条町-第2期中之条町耐震改修促進計画

中之条町の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、中之条町が属している群馬県では、リフォームに関する相談件数が年間で63件となっています。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

中之条町を含む吾妻郡内の6町村が連携して開設している吾妻郡消費生活センターでは、消費者と事業者の契約トラブルや、悪徳商法などの苦情・相談を受け付け、トラブル解決のための助言・あっせんを行っています。

吾妻郡消費生活センターの概要は次の通りです。

参考：国民生活センター-吾妻郡消費生活センター

中之条町の住宅データ

2022年5月に中之条町が行った調査によると、中之条町の人口は約15,000人です。

前年の2021年5月時点での人口は約15,000人であったため、人口を比較するとほぼ横ばいで推移しています。

参考：中之条町-中之条町の人口

また、中之条町の持ち家率は、2015年時点では84.2％となっています。

2018年時点での群馬県の持ち家率は71.4%、全国の持ち家率の平均61.2％となっています。

参考：総務省統計局-平成30年住宅・土地統計調査

群馬県で最も新築の建築件数が多かった年は、2023年4月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1993年から2022年までの過去30年の期間において、1996年が最も多く26,184戸でした。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告