古河市のリフォーム会社42選！事例・口コミも掲載

古河市におけるリフォームの特徴

古河市の住宅に関する理念・基本方針

古河市では、「環境豊かな暮らしと生活基盤が充実し、住みたくなる快適な定住都市」を基本理念としています。

基本理念の実現のために、次の4つの目標が定められています。

1. 市民生活の基盤となる住宅・住環境への対応「自然と調和し環境にやさしい住まいづくり」の推進
2. 住宅の所有形態や家族構成，子育て世帯等への対応「多様な居住者ニーズに対応する住まいづくり」の推進
3. 本市の伝統を継承する居住への対応「古河市の魅力を増進する住まいづくり」の推進
4. 高齢者世帯、障害者、住宅困窮者など生活弱者への対応「あらゆる階層が安心して生活を営むことができる住まいづくり」の推進

参考：古河市-古河市住生活基本計画

1つ目の目標に対する取り組みとしてはの取り組みは、住宅の耐震改修の促進や環境共生住宅の普及促進、住まいの長寿命化の促進などです。
2つ目の目標に対してでは、ライフスタイルに対応した住み替えの支援やお年寄りや障害者の居宅改善の支援、安心して子育てできる住まい・まちづくりの推進などをおこなっています。
3つ目についてはでは、周辺環境と調和した良質な住環境の誘導や緑豊かな住まい・まちづくりの支援、市民との協働による魅力的な住まい・まちづくりを推進しています。
4つ目については、お年寄りが安心して暮らせる住まいの確保や市営住宅のストックの健全化・長寿命などです。

古河市の景観条例にかかわるリフォームの制限

古河市では、古河市景観条例に基づいて古河市景観計画が定められています。
古河市景観計画は、豊かな田園地帯、広大な水辺に囲まれた歴史ある地域性を保護するために制定されました。
古河市では、全域が景観計画区域に指定されています。
景観計画区域内では、次のケースで届け出が必要です。

参考：古河市-古河市景観計画

全体的にまとまりのある違和感のない形態意匠とすることや、できる限り低彩度にすることなどの制限が設けられています。

また、景観計画区域のうち特に重点的かつ計画的に景観の形成を図る必要のある地区として、景観形成重点地区を次のとおり定められています。

• 古河歴史博物館周辺地区（公共施設地区）
• 古河歴史博物館周辺地区（一般住宅地区）

重点地区内では、次のケースで届け出が必要です。

できる限り歴史・文化景観と調和する形態意匠としたり、できる限り低彩度とするなどの制限が設けられています。

古河市の地震の危険度や被害予想

茨城県南部地震が起こった場合の最大震度は6弱、揺れによる建物被害は全壊が2400棟、半壊が27000棟と予想されています。

20％以上及び10〜20％程度の全壊率で相対的に建物全壊の危険度が高い地区は、古河市西部の渡良瀬川左岸及び古河市南部の利根川左岸の地区となっています。具体的には、渡良瀬川の左岸では、中央町、三和等で、利根川の左岸では、中田、大山等です。

これらの地域では、1981年以前の木造住宅で耐震性が不足するものが多く、これらの密集地区では全壊の危険度が高くなっています。

参考：古河市-古河市耐震改修促進計画

古河市の掲げる耐震化への取り組みと現状

古河市より公表された「古河市耐震改修促進計画」によると、2021年度時点の古河市内の住宅総数は約55,000戸あり、古河市全体の耐震化率は85.6%です。2025年度までに耐震化率95％を超えることを目指しています。

耐震化を促進するための施策としては、耐震診断及び耐震改修の促進を図るための支援策や安心して耐震改修できる環境の整備、地震時の総合的な安全対策などがあります。

具体的には、耐震診断の支援事業の実施や耐震改修費に対する助成事業、ブロック塀等の安全対策に対する補助事業です。

また、いつでも相談しやすい常設窓口の設置や特定建築物の所有者への耐震情報の周知と行動計画の作成助言などもおこなっています。

その他には、家具や棚等の固定による転倒防止策やエレベーターの閉じ込め防止対策、盛土造成地の耐震対策などもあります。

古河市で定められている防火地域のリフォームの制限

古河市では、防火地域と準防火地域が指定されています。

防火地域は古河駅周辺の商業地域、準防火地域は古河駅周辺の商業地域、近隣商業地域の一部および古河駅東部地区の近隣商業地域です。

参考：古河市-防火地域・準防火地域

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

古河市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年度の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅相談統計年報の資料によると、古河市が属している茨城県から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は676件ありました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

古河市消費生活センターでは、消費生活についての相談を受け付けています。

参考：国民生活センター-古河市消費生活センター

古河市の住宅データ

2023年4月1日時点での古河市の調査によると、古河市の人口は約141,000人です。前年2022年1月1日時点の調査での人口は約141,000人であるため、人口を比較すると+-0人となっています。

参考：古河市-古河市人口と世帯数

また古河市がある茨城県の持ち家率は2020年3月時点では71.2%となっており、2019年9月時点での全国の持ち家率の平均61.2％と比べるとやや高めです。

参考：総務省-統計局-平成30年住宅・土地統計調査

2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、茨城県の新築の建築件数は、1990年から2021年の間で1990年がもっとも多く、42,800戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告