鹿沼市のリフォーム会社32選！事例・口コミも掲載

鹿沼市におけるリフォームの特徴

鹿沼市の住宅に関する理念・基本方針

鹿沼市では、鹿沼市住宅マスタープランに基づいて「人が住みたくなるまちをつくる」を住宅に関する基本理念とし施策を展開しています。

この基本理念にもとづき以下を基本目標として掲げています。

1. 安全・安心に暮らせる住まいづくり
2. 快適に定住できる住まいづくり
3. 鹿沼の魅力を活かした住まいづくり
4. 安定した生活を営む住まいづくり

参考：鹿沼市-鹿沼市住宅マスタープラン

具体的な取り組みとしては、住宅の耐震化の促進、省エネルギー型住宅の促進、シックハウス対策の推進、高齢者や障害のある方に優しい住宅づくり、サービス付き高齢者向け住宅の供給推進、住宅リフォームの推進、住み替え支援制度、空き家対策、移住者声援、空き家バンクの有効活用、市営住宅の適正な整備などが行われています。

鹿沼市の景観条例にかかわるリフォームの制限

鹿沼市では、景観法に基づいて鹿沼市景観計画が定められています。

黒川や古峰ヶ原高原、井戸湿原などの自然景観、今宮神社や古峯神社などの歴史的景観、前日光ハイランドロッジや富士山公園などからの眺望景観などを保全しながら、より魅力溢れるものにしていくことが目的とされています。

この計画では、市内全域が景観計画区域の対象となっており、一定の規模を超える建築物の建築や修繕などを行う際には市に対して届出を行う必要があります。

景観計画区域で届出の対象となる行為は以下のとおりです。

・建築物の新築、増築、改築、移転、外観を変更することとなる修繕、模様替え、色彩の変更で「高さが10mを超えるもの、または、建築面積が1000㎡を超えるもの」

参考：鹿沼市-鹿沼市景観計画

また建物の色彩に関しては周辺の景観に調和する色彩にすることが求められています。

鹿沼市の地震の危険度や被害予想

鹿沼市の直下を震源とした地震が起こった際には、市全域で震度5弱から震度6強の揺れになることが予想されています。

鹿沼市の中でも特に東武日光線よりも東側の地域で揺れが大きくなることが想定されます。

参考：栃木県-栃木県地震被害想定情報

鹿沼市直下を震源とした地震が起こった際の建物の被害想定は以下のとおりです。

全壊：3,188棟
半壊：8,978棟

参考：鹿沼市-鹿沼市建築物耐震改修促進計画

鹿沼市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年の鹿沼市の調査によると、鹿沼市における住宅の耐震化率は約88%となっており、2025年までに95%にすることを目標としています。

耐震化の促進に向けては相談窓口の整備、耐震化に関わる費用や工事期間の目安が把握できる資料などの充実、簡易耐震診断の実施、旧耐震基準で建てられた住宅の種勇者に対する直接的な働きかけ、耐震診断・耐震改修に対する助成などが行われています。

参考：鹿沼市-鹿沼市建築物耐震改修促進計画

鹿沼市で定められている防火地域のリフォームの制限

鹿沼市では防火地域はなく、準防火地域のみが定められています。

鹿沼市の準防火地域は、鹿沼駅のある上野町の一部地域や上田町周辺の地域に指定されています。

参考：鹿沼市-都市計画総括図

防火地域や準防火地域では、火災の延焼を防ぐために建物の構造に一定の規制が設けられています。

準防火地域では、以下のいずれかに当てはまる場合には耐火建築物にする必要があります。

• 地階を除く4階以上の建物
• 延べ床面積1500㎡超の建物

また以下に当てはまる場合には準耐火建築物にしなければいけません。

• 地階を除く3階以下の建物で、延べ床面積が500〜1500㎡の建物

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

鹿沼市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、鹿沼市が属する栃木県からは144件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022

住宅リフォームにおいて業者とトラブルになって困っているといった場合などには、一度消費生活センターに相談することを検討してみてください。

消費生活センターでは、住宅リフォームを含む消費生活全般のトラブルなどについて相談することができ、専門の相談員からトラブル解決のためのアドバイスなどをもらうことができます。

参考：国民生活センター-鹿沼市消費生活センター

鹿沼市の住宅データ

鹿沼市の人口は2023年4月1日時点の鹿沼市の調査によると、約91,000人とされています。

参考：鹿沼市-人口状況

第2期鹿沼市総合戦略によると、鹿沼市の人口は2010年に10万人を超えピークを迎えましたが、2015年には減少に転じており、2045年には68,000人まで減少することが予測されています。

参考：鹿沼市-第2期鹿沼市総合戦略

鹿沼市が属している栃木県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、69.1%となっており、同年度の持ち家率の全国平均が61.2%であることを考慮すると、栃木県の持ち家率は高めであることが分かります。

参考：栃木県-平成30年住宅・土地統計調査

鹿沼市住宅マスタープランによると、平成12年・平成17年・平成22年の鹿沼市の持ち家数は以下のとおりです。

H12：21,574世帯
H17：25,135世帯
H22：26,109世帯

参考：鹿沼市-鹿沼市住宅マスタープラン

鹿沼市の属している栃木県で最も新築の建築数が多かった年について、2023年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1991年から2022年の間で1996年が最も多く、27,787戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告