2025年01月28日更新

監修記事

ラティスフェンスの設置はDIYできる?手順とお手入れ方法を解説

ガーデニングや庭のアクセントに活用できるラティスフェンス。DIYで設置したいけど、正しい設置方法がわからないと悩んでいる人も多いでしょう。誤った方法でラティスフェンスを設置すると、倒れてしまう危険性があります。そこで、本記事ではラティスフェンスの設置方法や注意点、お手入れ方法などを解説します。ラティスフェンスを安全に設置して、ガーデニングや庭の機能性と景観を向上させましょう。

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ラティスフェンスの種類と特徴

ここでは、ラティスフェンスの種類と特徴について解説します。

【種類1】格子タイプ

格子タイプは、すき間の大きさや形のバリエーションが豊富なため、庭の装飾によく使われています。

格子があることで風通しが良く、すき間から自然光が入りやすいという特徴もあります。

【種類2】ルーバータイプ

ルーバータイプは、板が斜めに重なるように配置されています。

すき間を調整することで、通気性を保ちながら視線をさえぎることが可能です。

道路のフェンスやベランダなどの目隠しにおすすめなラティスフェンスです。

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ラティスフェンスを設置するメリット

ここでは、ラティスフェンスを設置するメリットについて見ていきましょう。

【メリット1】さりげなく目隠しできる

ラティスフェンスは、外からの視線をさりげなくさえぎることが可能です。

通行人の視線をしっかりと防ぐコンクリートブロックの塀に比べて、ラティスフェンスはすき間があることで、自然な目隠しができます。

ラティスフェンスの商品にこだわれば、よりナチュラルに目隠しできるでしょう。

【メリット2】圧迫感がなく風通しもよい

すき間があるラティスフェンスは、風や自然光が入りやすく、圧迫感をあまり感じさせない特徴があります。

そのため、スペースが限られたマンションのベランダに設置しても、閉塞感は感じず、適度な開放感を楽しめるでしょう。

【メリット3】ガーデニングと相性が良い

ラティスフェンスは、ガーデニングと相性が良いという特徴があります。

たとえば、プランターを吊り下げたり、つる植物を植えてグリーンカーテンをつくるなど、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。

【メリット4】建物の外観に合うデザインが選べる

ラティスフェンスは数多くの種類があるため、建物の外観に合うデザインを見つけることが可能です。

建物の周囲に木や花が多い場合、木のぬくもりが感じられる木製のラティスフェンスが合うでしょう。

ラティスフェンスは、格子の大きさ・質感・色など、建物に合うデザインを自分好みにカスタマイズできます。

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ラティスフェンスを設置するデメリット

ここでは、ラティスフェンスを設置するデメリットについて解説します。

【デメリット1】しっかりとした目隠しはできない

ラティスフェンスはすき間があるため、しっかりとした目隠しはできません。

目隠しや防犯対策に力をいれたい場合は、ラティスフェンスよりも、コンクリートブロックの塀などが適しているでしょう。

【デメリット2】腐食や虫食いのおそれがある

木製のラティスフェンスは、腐食や虫食いのおそれもあるため、注意が必要です。

雨で劣化して腐ってしまったり、シロアリなどの害虫によって侵食されることもあります。

腐食や虫食いが気になる場合は、樹脂製やアルミ製、または防腐・防虫処理が施された商品を選びましょう。

【デメリット3】定期的なメンテナンスが必要になる

ラティスフェンスは、紫外線や雨の影響で劣化が進むため、定期的にお手入れが必要です。

お手入れの方法はラティスフェンスの素材によって異なります。

木製の場合、1年に1回の頻度で塗装することが推奨されています。

ラティスフェンスを設置した際は、素材に合ったお手入れを定期的におこないましょう。

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ラティスフェンスの失敗しない選び方

ラティスフェンスの失敗しない選び方を解説します。

【選び方1】設置する目的を明確にしておく

ラティスフェンスを購入する前に、設置する目的を明確にしておきましょう。

目的をはっきりさせておくと、使い勝手の良いラティスフェンスを選ぶことが可能です。

視線をさえぎりたい場合はルーバータイプ、植木鉢を吊り下げたい場合は格子タイプがおすすめ。

このように、ラティスフェンスを選ぶ際は用途を明確にしておくことが大切です。

【選び方2】施工箇所の条件に適した商品を採用する

ラティスフェンスを選ぶときは、施工場所の条件に適した商品を選びましょう。

ラティスフェンスには、木製・樹脂製・アルミ製などの種類があります。

日当たりが悪く、ジメジメした場所では、腐食しにくい樹脂製やアルミ製の商品が適しています。

【選び方3】建物や庭になじむデザインを選ぶ

ラティスフェンスを選ぶ際は、建物の外観に合うデザインを選ぶことがおすすめです。

モダンな外観の場合、アルミや樹脂製、ダークカラーのラティスフェンスが建物の雰囲気になじむでしょう。

外観の雰囲気と合わないデザインを採用すると、設置後に失敗したと感じるケースもあります。

設置後に後悔しないためには、建物の外観になじむ商品を選ぶことが大切です。

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ラティスフェンスの設置方法

ラティスフェンスは、以下の方法で設置できます。

ここでは、上記の設置方法と必要な材料、工期の目安などを解説します。

【方法1】支柱を土に固定する場合

準備するものラティスフェンス
支柱
支柱固定金具
付属のボルト
メジャー
スコップ
手袋
ハンマー
水平器 など
工期
(設置面積異なる)
1~2時間
STEP
設置場所の寸法を測る

必要となるラティスフェンスのサイズ、枚数を確認する

STEP
地面にラティスフェンスと支柱を置き、設置場所を決定する

この際、穴を掘るときの目安になるように、支柱を設置する場所にマークをつけておく

STEP
支柱固定金具を地面に埋め込む

支柱固定金具が半分埋まるくらいの深さまで穴を掘り、ハンマーで叩いて固定する
その後、支柱固定金具の向きを垂直になっていることを確認して、穴を埋める

STEP
支柱を差し込む

ラティスフェンスに支柱を取り付け、支柱固定金具に支柱を差し込む

STEP
水平器で垂直を確認する

STEP
支柱と支柱固定金具を付属のボルトで固定する

この設置方法は道具が揃っていれば、DIYでもおこなえます。

ただし、DIYに慣れていない場合、けがには十分に注意するだけでなく、2人以上で作業すると安心でしょう。

【方法2】既存のフェンスに固定する場合

準備するものラティスフェンス
既存フェンスに固定する道具
(プラスチック製の結束バンド・針金・フェンス用固定金具など)
メジャー
ペンチ
手袋 など
工期
(設置面積で異なる)
30分~1時間
STEP
ラティスフェンスを既存フェンスに仮付けする

STEP
ラティスフェンスの位置を確認して固定する

結束バンドや針金を使用した場合は強度が徐々に弱くなり、倒れてしまうおそれもあります。

そのため、定期的に点検し、強度を確認することが必要です。

【方法3】ベランダに取り付ける場合

準備するものラティスフェンス
固定金具
付属のネジ
ドライバー
メジャー
手袋 など
工期
(設置面積で異なる)
1~2時間
STEP
ラティスフェンスの設置する場所を決める

STEP
付属のネジで固定金具をフェンスにつける

STEP
固定金具のフックを設置場所にひっかける

ベランダにラティスフェンスを設置する際は、支柱に固定する必要がないため、簡単に取り付けられることがほとんどです。

しかし、設置する場所によって、使用する金具や固定する方法が異なるため、ラティスフェンスを購入する際は注意しましょう。

【方法4】コンクリートブロックに取り付ける場合

準備するものラティスフェンス
支柱
ブロック用固定金具
ポール固定金具
ドライバー
メジャー
手袋 など
工期
(設置面積で異なる)
1~2時間
STEP
ブロック用固定金具をコンクリートブロックに取り付ける

STEP
ブロック用固定金具にラティスフェンスを差し込む

STEP
ラティスフェンスの支柱にポール金具を取り付ける

STEP
最後にラティスフェンスをしっかりとはめて固定する

既存のコンクリートブロックに設置する際は、ブロックの大きさを正確に測り、それに合うラティスフェンスを購入しましょう。

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ラティスフェンスの設置にかかる費用

ラティスフェンスの設置にかかる費用は、55,000円からが目安です。

費用相場
ラティスフェンス本体
(W1,200×H600)
25,000円
工事費
(30mフェンス/基礎工事込みの場合)
30,000円~
合計55,000円~

なお、ラティスフェンスの大きさや商品、施工業者などによって金額は変動するため注意しましょう。

DIYによるラティスフェンスの設置費用

DIYでラティスフェンスを設置する際にかかる費用は、1万~5万円が目安です。

DIYで設置したラティスフェンスは、強度に不安があるため、大雨や強風で倒れてしまうおそれがあります。

安心してラティスフェンスを使い続けるためには、信頼できる専門業者に依頼することをおすすめします。

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ラティスフェンスを設置する際の注意点

ラティスフェンスを設置する際の注意点を解説します。

【注意1】強風などの対策をする

ラティスフェンスは強風や大雨で倒れたり、落下する危険性があるため、強度を高めるなどの対策を検討しましょう。

もし、ラティスフェンスが倒れた先に通行人がいたら、大きなトラブルになりかねません。

ラティスフェンスを設置する際は、自分や周囲の安全を考慮し、強風などの対策をおこないましょう。

【注意2】隣家への影響を確認する

隣家との間にラティスフェンスを設置すると、隣家の日当たりが悪化するおそれもあります。

そのため、隣家から近い場所に設置する場合は、日常生活に支障が出ないかなどの確認が大切です。

工事が着工する前に、工事内容や問題点などを隣人に共有しておけば、工事後のトラブルを回避できるでしょう。

【注意3】建築基準法を確認する

ティスフェンスを外柵として設置する場合、建築基準法を確認する必要があります。

建築基準法では、コンクリートブロックの上にラティスフェンスを設置する場合、高さを2.2メートル以下に調整しなくてはいけません。

これは、ブロックが風の影響を受けやすく、ラティスフェンスが倒れてしまうことを防ぐためです。

DIYで設置するときは、建築基準法を事前に確認してから作業をおこないましょう。

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ラティスフェンスにおけるお手入れの方法

長期的にラティスフェンスを使い続けるためには、定期的なお手入れが不可欠です。

ラティスフェンスのお手入れ方法
  • 木製の場合は1年に1回の再塗装が必要
  • 樹脂製やアルミ製は水拭き
  • 強度を確認

風雨や腐食、虫食いなどでラティスフェンスは経年劣化します。

そのため、半年から1年に1回はお手入れするように心がけましょう。

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【Q&A】ラティスフェンスの設置に関するよくある質問

ラティスフェンスの耐用年数は?

ラティスフェンスの耐用年数は5年~10年ほどです。ただし、耐用年数はラティスフェンスの商品や設置環境によって変わります。

ラティスフェンスはどこで購入できる?

ラティスフェンスは、ホームセンターやネットショッピング、エクステリアの専門業者などで購入できます。

ラティスフェンスの取り付けは結束バンドで大丈夫?

結束バンドは緩みにくいため、ラティスフェンスの設置に使用できます。しかし、プラスチック製の結束バンドは、紫外線で劣化する可能性があるため、2〜3ヶ月ごとの点検がおすすめです。また、屋外用の結束バンドも、経年劣化で強度が低下するリスクもあるため、定期的に点検しましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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