目次
外構工事(リフォーム)とは?
外構工事(リフォーム)とは、住宅の敷地内にある建物以外の部分を整備・改修する工事を指します。
具体的には、敷地の境界を明確にするフェンスや塀の設置、駐車場の整備、門扉や玄関アプローチの改修、庭やガーデンスペースのレイアウト変更などです。
外構工事は、住まいの機能性と安全性を高めるために行われることが多く、特に生活の利便性や防犯性を向上させるための工事が中心となります。
エクステリア工事(リフォーム)との違い
エクステリア工事(リフォーム)は、外構工事と混同されがちですが、実際にはより広範な意味を持つ工事を指します。
エクステリアとは、建物の外観全体を指し、庭やテラス、デッキ、ガーデンライトなど、外部空間のデザインや機能を向上させるための工事が含まれます。具体的には、庭にガーデンライトを設置して夜間の雰囲気を演出したり、テラスやウッドデッキを整備してアウトドアリビングスペースを作ることが含まれます。
外構工事の費用相場を工事別に解説
外構リフォームの費用相場は以下の通りです。
施工箇所 | 費用相場 |
---|---|
ガレージ | 100万円~250万円 |
ブロック塀 | 5万円~30万円 |
フェンス | 5万円~20万円 |
カーポート | 100万円~300万円 |
玄関アプローチ(1㎡あたり) | 5万円〜10万円 |
門扉・門柱 | 20万円~50万円 |
物置・倉庫 | 20万円~40万円 |
ウッドデッキ(1㎡あたり) | 5万円~10万円 |
テラス | 10万円〜50万円 |
ベランダ | 30万円~150万円 |
各工事別に解説します。
ガレージ
ガレージを設置する費用の相場は「100万円〜250万円」で、工期の目安は「2週間〜1ヶ月」です。
ガレージの設置工事は、基礎工事から始まり、柱と屋根の組み立て、その後に壁や屋根の架設、ドアの取り付けを行い、最後に電気配線や塗装を施して完成です。
1台〜2台程度入る一般的なガレージであれば、2週間〜1ヶ月が設置工期の目安ですが、2台以上が入る大きなガレージの場合、それ以上時間を要することもあります。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
ブロック塀
ブロック塀を設置する費用の相場は「5万円〜30万円」で、工期の目安は「2週間〜1ヶ月」です。
ブロック塀の設置工事は、まず基礎部分の掘削とコンクリート打設から始まります。基礎が固まった後、ブロックを一段ずつ積み上げ、各段ごとにモルタルを使用して固定した後、鉄筋を挿入し強度を確保します。ブロックの積み上げが完了したら、目地の仕上げや塗装、または防水処理を施して完成です。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
フェンス
フェンスを設置する費用の相場は「5万円〜20万円」で、工期の目安は「3日間〜1週間」です。
フェンス設置工事では、まず設置場所の測量と地ならしを行います。次に支柱を一定間隔で設置し、コンクリートで固定します。支柱がしっかりと固定された後、フェンスパネルを取り付け、パネル同士を連結して完成です。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
カーポート
カーポートを設置する費用の相場は「100万円〜300万円(1~2台用)」で、工期の目安は「1日〜3日間」です。
カーポートの設置工事は、フェンス設置工事と同様に、まず設置場所の測量と地ならしを行います。次に基礎部分を掘削し、コンクリートを打設して支柱を固定します。コンクリートが固まった後、支柱に屋根フレームを取り付け、屋根材(ポリカーボネートやガラスなど)を設置し、雨樋や排水設備を取り付けて完成です。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
玄関アプローチ(1㎡あたり)
玄関アプローチの施工費用の相場は「5万円〜10万円(1㎡あたり)」で、工期の目安は「1週間〜2週間」です。
玄関アプローチの施工は、設置場所の測量と地ならしを行った後、必要に応じて掘削し、下地に砕石を敷き詰めて転圧(=地盤を圧縮し密度を高める作業)します。最後に、コンクリートやレンガ、石材などの素材を配置し、モルタルで固定して完成です。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
門扉・門柱
門扉・門柱を設置する費用の相場は「20万円〜50万円」で、工期の目安は「3日間〜1週間」です。
門扉・門柱の設置工事は、まず設置場所を測量し、地盤を整地した後、基礎部分を掘削し、コンクリートを打ち固めて門柱を設置します。コンクリートが硬化したら、門柱を垂直に立てて水平を確保し固定した後、門扉を取り付けて完成です。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
物置・倉庫
物置・倉庫の設置費用の相場は「20万円〜40万円」で、工期の目安は「1日〜1週間」です。
購入した物置・倉庫を庭に置くだけで済みますが、雨風や地震に耐性のある物置・倉庫を設置したい場合は、設置場所の整地、基礎のための掘削とコンクリートの打設を行った後、物置・倉庫を組み立て、アンカーを打ち固定する作業が必要になります。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
ウッドデッキ(1㎡あたり)
ウッドデッキを設置する費用の相場は「5万円〜10万円(1㎡あたり)」で、工期の目安は「3日間〜1週間」です。
ウッドデッキの設置工事は、まず設置場所を整地し、基礎のための掘削をしてコンクリートを打設します。コンクリートが硬化したら、支柱を立てて水平を確保し、地面との接地部分に防水処理を施します。その後、デッキフレームを組み立て、木材をデッキ面に敷き詰めて固定し、最後に手すりや階段などの付属品を取り付け、木材に保護塗装を施して完成です。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
テラス
テラスを設置する費用の相場は「10万円〜50万円」で、工期の目安は「1週間〜2週間」です。
テラスの設置工事は、まず地面を整地し、基礎工事を行います。コンクリートが硬化したら、支柱や梁を設置してフレームを組み立て、テラスの形状に合わせて床材を敷き詰めます。床材の取り付けが完了したら、必要に応じて屋根や日除けの設置、柵など囲いの設置を行います。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
ベランダ
ベランダを設置する費用の相場は「30万円〜150万円」で、工期の目安は「1週間〜2週間」です。
ベランダの設置工事は、まず設置する場所を確定し、必要に応じて既存の構造物を撤去します。次に基礎となる支柱や梁を設置し、コンクリートで固定します。支柱が設置されたら、床材を敷き詰め、手すりや柵を取り付けて安全性を確保し、必要に応じて屋根や日除けを設置して完成です。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
庭のリフォームの費用相場
庭のリフォームの費用相場については、以下の通りです。
施工箇所 | 費用相場 |
---|---|
植栽 | 5万円~15万円 |
ポスト | 1万円~10万円 |
砂利(1㎡あたり) | 5,000円〜3万円 |
芝生(1㎡あたり) | 3,000円~2万円 |
施工箇所ごとに解説します。
植栽
植栽の施工費用の相場は「5万円〜15万円」で、工期の目安は「1日〜3日間」です。
植栽とは、外構に草や木を植える工事ですが、植物の種類は豊富です。具体例としては、シンボルツリーを植える、生け垣を作るなどがあります。
これらの工事の進め方は、まず現地調査を行い、土壌や気候条件を確認し、植える植物の種類や配置を決定することから始まります。その後、必要に応じて土壌を改良し、植物が育ちやすい環境を整えてから植物を植えます。
シンボルツリーを植える場合は、適切な深さと幅の穴を掘り、木を固定します。生け垣を作る場合は、均等な間隔で植物を配置し、成長をサポートするための支柱を設置します。
こういった植物の種類やサイズ、土壌改良の必要性、支柱やマルチング材の使用などによって費用は異なるので、どんな植栽にするか具体的にイメージしておきましょう。
ポスト
ポストを設置する費用の相場は「1万円〜10万円」で、工期の目安は「半日〜1日」です。
ポストには、埋め込み式や独立設置式などの種類があり、また設置方法も基礎を作って固定する方法や、壁面に取り付ける方法など様々です。
またポストの設置には、建築基準法や地域の条例、日本郵便などの郵便サービス提供者が定める郵便受けの規格などに従う必要があるので、事前にそれらを確認してから設置を依頼しましょう。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
砂利(1㎡あたり)
砂利の施工費用の相場は「5,000円〜3万円(1㎡あたり)」で、工期の目安は「半日〜1日」程度です。
砂利を敷く作業は、まず敷く場所の面積を計測し、必要な砂利の量と種類を決定します。次に敷く場所の地面を平らに整地し、不要な草や障害物を取り除いた後、レーキやシャベルなどを使用して砂利を均等に敷き詰めて完成です。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
芝生(1㎡あたり)
芝生の施工費用の相場は「3,000円〜2万円(1㎡あたり)」で、工期目安は「1日〜3日間」です。
芝生を敷く際の基本的な流れとしては、芝生の根が深く育つ土壌を作るために、まずは地面を良く耕します。その後、土壌を平らにし、均一な表面を確保した後、芝のロールを敷き詰めます。芝を敷いた後は、根が地面に密着するように、ロールを軽く踏み固めて空気を抜き、生育を促進するために十分に水を与えます。
工事内容や費用の詳細については、以下の関連記事をご覧ください。
おしゃれな外構・エクステリアにする4つのポイント
外構・エクステリアをおしゃれにするポイントは以下の4つです。
ポイント1. コンセプトやデザインを統一する ポイント2. バランス良く自然を取り入れる ポイント3. 生活感をおさえてスタイリッシュに魅せる ポイント4. 解放的な空間を演出する |
ポイント1. コンセプトやデザインを統一する
コンセプトやデザインを統一することは重要なポイントです。
外構全体や家の外観と調和したデザインやカラー、素材を選ぶことで、統一感のある美しい外構・エクステリアを実現できます。例えば、家の外壁と同じ色調のフェンスや門柱を取り入れると、全体にまとまりが感じられます。
また、使用する素材も統一するとより良いでしょう。例えば、モダンな家には金属やガラスを用いたスタイリッシュなデザイン、ナチュラルな家には木材や石材を使った自然なデザインが適しています。
統一されたデザインは、訪れる人に洗練された印象を与え、住宅全体の魅力を高めます。
ポイント2. バランス良く自然を取り入れる
自然素材や植栽をバランスよく配置することで、建物と自然の調和を図り、心地よい空間が生まれます。
例えば、ウッドデッキや天然石の舗装、緑豊かな植物を適所に配置することで、視覚的にもリラックスできる空間が作られます。植物は季節ごとの変化を楽しむことができるため、四季折々の風景を楽しむことができます。
また、植栽はプライバシーを守る役割も果たし、外からの視線を遮ることができます。
さらに水の要素を取り入れることで、より自然の魅力を引き出すことができます。例えば、小さな池や噴水を設置することで、視覚的にも音でも癒される空間が生まれます。
バランス良く自然を取り入れることで、家全体が柔らかく、温かみのある雰囲気になります。
ポイント3. 生活感をおさえてスタイリッシュに魅せる
外構・エクステリアをスタイリッシュに見せるためには、生活感が見える部分(室外機、洗濯機、自転車など)を隠すのが効果的でしょう。
これらのアイテムが見えないように収納スペースを設けたり、デザイン性の高いカバーを使ったりすることで、外構全体が整然とした印象を持ちます。
また、ゴミ箱や工具などの収納場所も考慮し、見た目をスッキリさせることで、全体のデザインが一層引き立ちます。
生活感を抑えることで、訪れる人にスタイリッシュで落ち着いた印象を与えることができます。
ポイント4. 開放的な空間を演出する
開放的な空間を演出することも重要な要素です。
そのためには、オープンなレイアウトや開放的なデザインを採用することが効果的です。
例えば、高さのあるフェンスや生垣を避け、低めのフェンスやガラスパネルを使うことで視界が広がり、広々とした印象を与えます。また、大きなパティオやウッドデッキを設置することで、室内と外部の境界が曖昧になり、内外が一体となった開放的な空間を楽しむことができます。
開放的な空間を演出することで、居住者も訪れる人も心地よく過ごせる外構・エクステリアが完成します。
外構・エクステリアリフォームを安く抑える4つのコツ
外構・エクステリアリフォームを安く抑えるためには、以下4つのコツをおさえておきましょう。
コツその1. シンプルなデザインや素材のものを選ぶ コツその2. リフォームの助成金や保険を活用する コツその3. 既存の設備や素材を再利用する コツその4. 複数の業者から相見積もりをとる |
コツその1. シンプルなデザインや素材のものを選ぶ
外構・エクステリアリフォームを安く抑えるためには、シンプルなデザインや素材を選ぶことが重要です。
装飾や複雑な構造は施工コストが高くなるため、できるだけ簡素なデザインを採用することで費用を大幅に削減できます。例えば、豪華なガーデンアーチや装飾的なフェンスを避け、シンプルな直線的なフェンスや無駄のない形状の門柱を選ぶと良いでしょう。
素材についても、耐久性がありながら比較的安価なコンクリートやレンガを使用することで、見た目の美しさを保ちながらコストパフォーマンスを高めることができます。
シンプルなデザインと素材を選ぶことで、機能性と美しさを両立させながら、予算内で満足のいくリフォームを実現できるでしょう。
コツその2. リフォームの助成金や保険を活用する
リフォームの助成金や火災保険を活用する方法もあります。
活用例 | 対象 | 目的 |
子育てエコホーム支援事業 | 省エネリフォーム、バリアフリー改修 | 環境負荷の低減(子育て世帯が対象) |
外構部の木質化対策支援事業 | 木材を利用したエクステリアの整備 | 木質化による景観向上や環境負荷の低減 |
介護保険における住宅改修 | 玄関やアプローチのバリアフリー化など | 要介護者の住みやすい環境を整える |
自治体の補助金 | エコリフォーム、防災対策リフォームなど | 各自治体による地域特有の支援 |
火災保険 | 自然災害や火災による損害の補修 | 自然災害や火災による損害から住宅や財産を保護する |
上記は一部の例ですが、例えば、介護保険の住宅改修補助金は、要介護者が住みやすい環境を整える目的でリフォーム費用を一部カバーしてくれます。これは、玄関やアプローチのバリアフリー化などに利用できます。
また、自治体独自の補助金制度も活用できるでしょう。地域によっては、エコリフォームや防災対策リフォームに対する補助金が提供されています。具体的な条件や申請方法は自治体ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。
火災保険もリフォーム費用を抑える手段の一つです。例えば、火災や台風で外構が損傷した場合、その修理費用が火災保険でカバーされることがありますので、保険会社に事前に問い合わせて、適用範囲を確認しておいてください。
これらの助成金や保険を上手く活用することで、外構・エクステリアリフォームの費用を効果的に抑えることができます。
コツその3. 既存の設備や素材を再利用する
既存の設備や素材を再利用することも、リフォーム費用を抑える有効な方法です。
例えば、現在使用しているフェンスや敷石を新しいデザインに組み込むことで、新たに購入する必要がなくなり、コストを抑えることができます。
また再利用することで、環境にも優しくなり、リフォーム後の統一感を保つことができるというメリットもあります。具体的には、古いレンガをクリーニングして再利用したり、既存のウッドデッキを補修して使い続けることが考えられます。
既存の設備や素材を上手に活用することで、環境に配慮しつつ、予算内でリフォームすることができます。
コツその4. 複数の業者から相見積もりをとる
リフォーム費用を最適化するためには、複数の業者から相見積もりをとることも重要です。
同じ内容のリフォームでも、業者によって提示される価格やサービスの内容は大きく異なることがあります。また業者によっては、価格交渉が可能な場合もあるため、見積もりを比較して交渉してみるのも有効でしょう。
複数の見積もりをとることで、最もコストパフォーマンスの良い業者を選び、予算内で満足のいくリフォームを実現することができます。
おしゃれな外構・エクステリアの施工事例をご紹介
実際におしゃれな外構・エクステリアを施工した事例をいくつかご紹介します。
事例1. オープンな外構でゆったり駐車できるように
リフォーム費用 | 約238万円 |
工期 | 1ヶ月 |
駐車場とカーポート、門柱を施工した事例です。
玄関前に門扉があるだけのクローズドな空間から、オープンな空間になったことで、ゆったりと駐車できるようになりました。
また、道路から外構はバリアフリーに繋がっており、スムーズに玄関先にアプローチできるように設計されています。これによって、高齢の方でも安全かつ容易に家に出入りすることができます。
事例2. 家族みんなでBBQを楽しめるウッドデッキ
リフォーム費用 | 約350万円 |
工期 | 1ヶ月 |
広範囲にウッドデッキを施工した事例です。
耐久性の高いイペ材のウッドデッキを採用し、お子様が走り回っても安心な設計になっています。
加えて、周囲からの視線を遮るために壁を設置していますが、採光できるレイアウトとデザインに仕上げています。壁にはダウンライトを採用し、夜間もおしゃれに演出してくれます。
事例3. 愛犬ものびのび過ごせる開放的なエクステリア空間
リフォーム費用 | - |
工期 | 20日間 |
ウッドデッキとテラス、フェンスを設置した事例です。
建築基準法の制限があるなかで、建物自体の増築工事が難しいことから、ウッドデッキとテラスを組み合わせることでガーデンルームを作り、庭にフェンスを設けることで愛犬も安全にのびのびと遊べる空間ができました。
建物自体の増築工事ではなく、外構・エクステリア工事によって、空間を延長することも可能です。
事例4. 家庭菜園ができる広々としたお庭に
リフォーム費用 | 約200万円 |
工期 | 3週間 |
砂利やタイルを敷いて庭をフルリフォームした事例です。
単調に敷き詰めるのではなく、材料やタイルの色見のバランスをみて、おしゃれに配置しているのが特徴です。デザイン性を求める場合、知識やセンスが求められるため、事前に業者とよく相談することをおすすめします。
事例5. 倉庫の上にウッドデッキを製作
リフォーム費用 | 約138万円 |
工期 | 1ヶ月 |
倉庫の上にウッドデッキを造作した事例です。手すり付きの木製外階段を取り付け、安全に上り下りできるようになっています。
こういった造作の依頼は、目的と予算を業者と擦り合わせているか否かで、出来栄えが大きく変わります。事前によく相談しましょう。
外構リフォームの依頼先は3つ
外構リフォームの依頼先は以下の3つです。
・外構リフォーム専門業者 ・ハウスメーカー ・ホームセンター |
それぞれメリット・デメリットを含め解説します。
外構リフォーム専門業者
メリット | デメリット |
---|---|
・高クオリティ(専門知識と豊富な経験) ・アフターサービスの充実 ・地域密着型 | ・コストが割高 ・限定的な専門性 ・全体提案が難しい可能性がある |
外構リフォーム専門業者は、外構を専門に手がける業者であり、その専門知識と豊富な経験から高いクオリティの施工を提供してくれます。
施工後のアフターサービスも充実しており、何か問題が発生した場合でも迅速に対応してくれるのが大きなメリットです。また多くの専門業者は地域密着型であるため、地元の建築基準や気候条件に詳しく、より適切な提案が期待できます。
一方で、コストは割高になる傾向があり、外構工事に特化しているため、建物全体との調和を図る提案は難しい場合があります。
具体的な見積もりをご希望の場合は、専門業者を比較検討するためにも「ハピすむ」で見積もり依頼してみてください。
ハウスウスメーカー
メリット | デメリット |
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・高い品質管理 ・アフターサービスの充実 ・全体の調和を図ったクオリティ | ・コストが割高 ・選択肢が限られる ・柔軟な対応が難しい |
ハウスメーカーは主に新築住宅の建設を行う企業ですが、一部では外構リフォームも請け負っています。
ハウスメーカーに依頼するメリットは、住宅全体との調和を図ったクオリティの高いリフォームが期待できる点です。建物のデザインと外構を一体的に考えることで、統一感のある仕上がりが実現します。
また、ハウスメーカーは高い品質管理を行っており、施工ミスのリスクが低く、充実したアフターサポートも受けられるため安心です。
一方で、コストは高めになる傾向があり、提供されるデザインやサービスの選択肢が限られることがあります。また、標準的なプランに沿った施工が多いため、柔軟な対応が難しい傾向にあります。
ホームセンター
メリット | デメリット |
---|---|
・コストが低い ・多様な商品選択肢 ・ワンストップサービス | ・クオリティにバラつきがある ・地域によって対応が異なる ・大規模なリフォームは不向き |
ホームセンターは、DIY用品や家庭用の資材を取り扱う店舗ですが、外構リフォームを依頼できる場合もあります。
ホームセンターに依頼する場合、ホームセンター側でカーポートや門扉・門柱などの外構関連商品を大量に安く仕入れていることもあって、コストが安くなる傾向にあります。また多様な商品選択肢がある(オリジナルブランドを持つホームセンターもある)ので、理想のデザインが実現しやすいでしょう。
一方で、協力業者に依頼するため、サービスのクオリティは発注先や工事内容、地域によってバラつきがあることが多く、また大規模なリフォームは不向きな傾向があります。
外構・エクステリアリフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。
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