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2018年12月27日更新
オープン外構の防犯対策は大丈夫?今からできる効果的な方法とは
オープン外構は家からの見通しが良く、狭い土地でも広く見えるため近年人気の外構です。防犯面では道路からの侵入が可能ですが、工夫次第で防犯性を上げることができます。オープン外構の防犯性を上げるためにはどのような防犯対策をすればいいのでしょうか?
オープン外構は危険なのか?

近年人気のオープン外構ですが、敷地がオープンなことによって得られるメリットと防犯面で起きるトラブルなどのデメリットがあります。具体的にどのようなことがあるのかご紹介しましょう。
オープン外構にありがちなトラブル
オープン外構は視界を遮るものがないため開放感を得られることが魅力の一つですが、外から敷地内の様子が分かってしまいプライバシーを保護するのが難しいことがあるのです。
オープン外構は防犯性が高い
上記でデメリットをご説明しましたが、実はオープン外構は防犯性が高いと言われているのをご存知でしょうか。デメリットである敷地内が丸見えである状況は、すなわち死角がないことに繋がります。
敷地内に死角がないことによってご近所さんなどの周りの目があるため、オープン外構は空き巣被害などにあいにくく防犯面に優れていると言われています。
オープン外構の効果的な防犯対策
オープン外構の効果的な防犯対策にはどのようなことがあるのか見ていきましょう。
フェンス・壁・門扉を設置する
壁やフェンスなどを選ぶときは敷地内が全く見えなくなるようなデザイン(ブロック塀や板状のフェンスなど)は避け、人の姿が見えるような見通しの良いデザインを選ぶといいでしょう。
防犯カメラやセンサーライトを取り付ける
センサーライトは人などが通るとセンサーが反応し、明かりがつくライトのことです。敷地内に不法侵入しようと思っても、明かりがつけば目立つため侵入しずらい環境になります。
また防犯カメラを一緒に取り付けると、防犯効果がさらに上がるでしょう。
カメラ付きインターフォンにする
敷地内に入りやすいオープン外構の場合、飛び込み営業や訪問販売員も訪れやすくなりトラブルが増える場合があります。
玄関にはカメラ付きインターフォンを設置することによって、相手の顔や名刺など確認した上でドアを開けることができるため防犯に有効です。
防犯用の砂利を敷き詰める
防犯用の砂利は踏むと通常の砂利よりもジャリジャリと大きなと音がなる仕組みになっているため、家の周りに敷き詰めると防犯性がアップします。防犯用の砂利を敷き詰めることで、人の気配に気づきやすくなり侵入対策が可能になります。
庭に茂みを作らない
庭に木を植える人も多いと思いますが、人が隠れるほどの茂みを作ってしまうと死角ができ防犯性が低下します。木などの植物を植える場合は、人の気配が分かる程度にすき間を与えて植えるといいでしょう。
オープン外構の車庫からの侵入を防ぐ方法

オープン外構の車庫からの侵入を防ぐためにはどのような方法があるのでしょうか。
跳ね上げ門扉・シャッターが効果的
車庫から侵入を防ぐ方法として効果的なのが、跳ね上げ門扉やシャッターを設置することです。どちらも車の往来時以外は閉めた状態になるため、不法侵入しずらい状況を作ることができて侵入対策ができます。
駐車場などにセンサーライトやチャイムを設置すると防犯性が上がる
効果的な防犯対策でもご紹介しましたが、センサーライトに加え人を感知すると鳴るチャイムなどを駐車場などに設置すると、ライトの明るさと音でさらに防犯性がアップするでしょう。
ホームセンターなどでも販売されているため、手軽に侵入対策ができます。
防犯面を重視したカーポートの屋根や室外機の配置にする
侵入者が駐車場のカーポートの屋根や室外機を足場にして2階に上がる可能性があるため、これらの配置に注意しなければなりません。その他にもテラスの屋根や雨どいなども足場になる可能性があります。
一度設置したらなかなか動かすことができないため、防犯面が心配な場合は防犯カメラの設置などをして防犯対策をするといいでしょう。
また、換気のための小さな窓からでも侵入される可能性があるため、格子を付けておくことをお勧めします。窓と一体型になっており簡単に取り外せない防犯性の高い商品などもあります。
一戸建てのオープン外構を防犯対策するためのリフォームの費用相場
一戸建てのオープン外構を防犯対策するためのリフォームの費用相場をご紹介します。
一戸建てのオープン外構を部分的にリフォームするときの費用相場
一戸建てのオープン外構を部分的にリフォームするときの費用相場は以下の通りです。
【住宅の周りにフェンスを設置する場合】
- 本体価格相場:約35万円
- 工事費用相場:約40万円
合計:約75万円
【電動ドアやカーポートを設置する場合】
- 本体価格相場:約40万円
- 工事費用相場:約53万円
合計:約90万円
防犯対策のためにセミクローズド・クローズド外構にするときの費用相場
セミクローズド・クローズド外構にして、防犯対策を行いたい場合の費用相場は以下の通りです。
【セミクローズ外構にする場合】
- 価格相場:約170万円~約180万円
【クローズド外構にする場合】
- 価格相場:約200万円
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後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社KURODA一級建築士事務所
坂田理恵子一級建築士、一級施工管理技士。和歌山市で設計事務所に勤務。住宅のリフォームや新築を中心に携わり、女性目線で、家事や掃除、片付けがしやすく暮らしやすい家の提案を行う。

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