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2018年11月04日更新
床をバリアフリーにリフォームする費用・価格の相場は?
バリアフリーリフォームをすると家の中で安全、快適に過ごすことができるようになります。高齢者がおられる家では特に重要なリフォームです。床の段差を解消したり、材質を変更することを考慮できます。このようなリフォームの費用や相場を考えましょう。
高齢者とバリアフリーリフォーム
家の中には意外と多くの障害物があるものです。
とくに床のわずかな段差は大きな影響を与えてしまうことがあります。
よく見ると少しの段差であっても、高齢者の歩行に影響を与えつまづいてしまうことがあります。
床をバリアフリーへリフォームする際には大きく分けて2つの考え方があります。
1つは段差の解消です。
つまづきの元となる段差となっている部材そのものを取りのぞいたり、段差を傾斜へ変更するなどの方法をとります。
高齢者だけでなく、幼児の転倒防止や車イスでの生活にも効果的なリフォームです。

もう一つの考え方は床の材質を柔らかなものへ変更することです。
これは転倒した際に大きな怪我をしないように対策するという考え方です。
では床のバリアフリーリフォームの費用と相場はどの程度なのでしょうか。
段差解消というバリアフリーにかかる費用の相場
床の段差解消のリフォームを行う際の相場は2〜15万円程度です。
費用の幅は段差を解消する箇所の数や施工方法の違いなどによります。
どのように施工方法の違いがあるのでしょうか。
敷居の段差解消
段差解消の代表的な部分としてはトイレや各部屋への入り口の敷居が挙げられるでしょう。
このような部分のバリアフリーリフォームではまず敷居をカットして取り除きます。
その後、取り除いた敷居の跡に周りの床と同じ高さになるように木を埋め込み床をフラットにします。
埋め込んだ木は塗装して周りの床と同色にすることができます。
あるいはその木に滑り止め加工をした木目シートなどを貼ることもできます。
このような仕上げの違いで費用に差が出てきます。
段差解消のその他の手法
その他の段差解消の手法としては既存の段差にスロープを取り付けるという方法があります。
この施工方法が最も費用を抑えることができる方法です。
この方法の場合、滑りやすくなるので注意が必要です。
特に靴下を履いた状態ではちょっとした傾斜で滑りやすくなります。
そのため、仕上げの際に滑り止め加工をしたシートを貼るようにしましょう。
引き戸の敷居の段差解消の場合
引き戸の敷居の段差解消をする場合には既存の敷居をカットして取り除いた後、周りの床と同じ高さになるようにレールを埋め込みます。
敷居が下がってしまうと、扉が収まらなくなってしまうからです。
この場合、下がった分は引き戸に加工をすることなどで高さをかせぎます。
引き戸の下に木を取り付けて扉自体を高くする方法があります。
戸車も再度取り付ける必要があります。

あるいは、そっくり引き戸を作り変えるという方法もあります。
この方法ですと引き戸をオーダーで製作する必要があります。
その場合の費用は引き戸1本3万円程度が相場です。
全面ガラスなどにすると5万円ほどに価格が上がります。
また、処分代も別途かかってきます。
床の材質変更をする時の費用の相場
バリアフリーリフォームのもう一つの考え方として、床の材質を柔らかいものへ変更するという考え方があります。
例えばクッションフロアからカーペットへ変更したり、コルクタイルを使用するという方法があります。
このような場合のリフォーム費用の相場はどの程度でしょうか。
コルクタイルを6帖の部屋に敷き詰めた場合の費用は10〜15万円程度が相場です。
カーペットを6帖の部屋に敷き詰めた場合は5〜7万円程度が相場となるでしょう。
コルクやカーペットの価格の違いによっても変動があります。
コルクタイルは水廻りでも使えるという点で使いやすい材料です。
一方カーペットは弾力性のあるものを選べば、転倒した際のショックの吸収の点でコルクタイルよりも利点があります。
費用は既存の下地の状態によっても変わりますので、見積もりに来たリフォーム会社によく確認しましょう。
バリアフリーは高齢者のためだけなのか
バリアフリーリフォームをすると見た目の美しさが犠牲になりがちとお考えになるかもしれません。
しかし最近は滑り止め加工のシールでもデザイン性の高いものや、木目のものなども出ています。
家は家族みなが住む場所ですので、だれかがバリアフリーのために犠牲になるということは避けたいものです。
実際のところバリアフリーリフォームは家族全てにメリットのあるリフォームです。
リフォーム会社ともよく相談して、家族で満足するリフォームをしましょう。
介護・バリアフリーリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた介護・バリアフリーリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
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