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2019年01月24日更新

庭の段差解消やスロープを設けるリフォームにかかる費用は?

リフォームによってスロープを設置する工事は段差解消によく用いられる手段です。車椅子を利用する家族がいる場合は、スロープがあれば1人でも出入りできるため、事故の防止にも繋がるでしょう。今回は庭にスロープを設置する工事や費用について紹介します。

  • 【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治
  • この記事の監修者
    ディバルコンサルタント株式会社
    明堂浩治
    大手建設会社20年勤務

スロープの形状で使いやすさは変わる

バリアフリー化目的でスロープを取り付ける工事を行っても、実際に車椅子で利用してみるとあまり使い勝手が良くないことがあります。

階段からスロープに変更するだけで車椅子が使いやすくなると思われることが多いのですが、実はスロープの傾斜や幅によっては1人で車椅子を利用することができません。

スロープの傾斜が大きければ登りにはより大きな力が必要となりますし、下りではスピードが出すぎてしまうため、危険性が増してしまいます。

電動車椅子なら多少の傾斜でも問題無く昇ることができますが、それでも限界はありますし、下りでのコントロールは電動でも難しいため、スロープの傾斜はできる限り緩やかにしましょう。

幅については車椅子の幅の1.5倍は最低でも用意してください。

スロープの幅が車椅子のサイズギリギリだと、スロープの途中で方向を修正しなければいけなくなり、余計に体力を消耗してしまいます。

スロープの傾斜の目安

スロープの傾斜は車椅子の使い勝手に大きく影響しますが、どの程度の角度にすれば良いのでしょうか?

法律で定められている内容では、スロープの角度は段差の12倍以下が望ましいとされています。

30cmの段差解消のためにスロープを設置した場合、スロープの長さは12倍の360cm必要になるということです。

この場合の角度は5度となり、多少腕の力に自信が無くてもほぼ問題無く車椅子で走行できるレベルの傾斜となります。

外構部分のスペースが足りず、長い距離のスロープが設置できない場合は、スロープを半分の長さにして10度にしても良いのですが、この場合は自力で昇ることが難しくなり、介護者による介助が必要です。

もっと距離を短くし、15度もの傾斜となってしまうと、自力では上ることが難しくなってしまいます。

電動車椅子なら上ることができますが、登り口や登りきった先でバランスを崩す可能性があるため、できるだけ傾斜は緩く作るようにしてください。

庭の段差解消やスロープを設けるリフォームにかかる費用は?

庭にスロープを設置する工事の内容

介護リフォームで玄関のアプローチにスロープを設置する場合、元々の階段や庭の舗装を取り除いてから新たにスロープを施工していきます。

工事の手順はまず基礎を作り、その上にブロックなどで外枠を作成、最後にスロープ部分にコンクリートなどで傾斜を作ってから石材やアスファルトなどで仕上げて完成です。

外構のリフォームとしては簡易な部類の工事ではありますが、やはり基礎工事や左官作業が必要となりますので、従来の階段の撤去、設置場所によっては廃材の撤去なども必要となります。

スロープを設置する工事にかかる費用

工事にかかる費用はスロープの材質やサイズ、傾斜によって変動し、傾斜が急な場合は長い距離のスロープを設置する必要があるため、費用は高くなる傾向があります。

スロープの材料にはコンクリート、レンガやタイル、石材などがあり、それぞれの材料ごとに品質の違い、デザインの違いなどによって価格差があるため、使い心地や予算などに合わせて選択していきましょう。

コンクリートのみで施工した場合の価格は平米あたり約2万円、幅1m長さ5mのスロープを作ると約10万円となります。

元々あった階段などを撤去する場合は、撤去工事費用もかかり、こちらは撤去する設備の量にもよりますが、約5万円程度必要です。

タイルやレンガ、石材で表面を舗装する場合は、コンクリートでスロープを作る費用の大体1.5倍から2倍、平米あたり約4万円が相場となります。

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手すりを取り付ける場合は費用が高くなる

庭の段差解消やスロープを設けるリフォームにかかる費用は?

車椅子だけではなく、足の不自由な方が歩いて庭を利用できるようにスロープには手すりも用意しておくと良いでしょう。

手すりの価格の相場は1mあたり約2万円、支柱の価格は1本あたり約1万5000円が相場です。

スロープと同時に施工した場合、スロープの費用と手すりの費用の合計となります。

スロープは約10万円、手すりを2m設置したとするとこちらも約10万円となり、合計費用は約20万円です。

車椅子を利用する場合も、手すりを持てば車椅子を引き上げることができますし、上っている最中に疲れた時も手すりを利用して休憩することができます。

また、下りで勢いが付きすぎた際も手すりがあれば安全にスピードを落とすことができるため、介護リフォームでスロープを設置する際には、手すりもセットで取り付けると良いでしょう。

設置箇所によって追加費用がかかることも

庭にスロープを設置する場合、舗装の状況や庭の形状などによっては追加費用が発生することがあります。

アプローチ部分にコンクリート舗装が施されている場合は、まずコンクリート舗装を撤去してから基礎を施工していきますので、撤去費用及び廃材の廃棄費用が約5万円程度上乗せになるでしょう。

化粧砂利が敷かれている場合は、砂利を取り除き、露出した部分に基礎工事を施すことになりますので、撤去費や処分費はまずかかりません。

ただ、スロープの設置面積や使用している化粧砂利の量次第では不要になった化粧砂利を廃棄しなければいけなくなるため、約1万円程度の撤去費用がかかることもあります。

芝生や土がむき出しの状態ならそのまま基礎工事が行えるため、追加費用はあまりかかりません。



玄関以外の場所にスロープを設置することもある

介護リフォームの場合、アプローチ部分ではなくリビングに向けてスロープを設置する場合もあります。

この方法の利点は、玄関内の段差を考慮する必要が無いこと、直接リビングに入ることができるため、廊下を車椅子で移動する手間がかからないことです。

また、敷地入り口からリビングまで距離を取れるため、玄関に直接スロープを繋げるより傾斜を緩く作れるため、車椅子でも1人で出入りしやすいのも利点です。

ただ、リビングまで距離がある場合や、庭があまり広くない場合は外構部分の大がかりなバリアフリー化が必要となってしまうため、費用が高く付く可能性も考えられます。

玄関からリビングまで約10mをスロープ化した場合の費用は、基礎工事などを含めて約30万円です。

これに廃材の撤去費用などの諸経費が追加で必要となります。

リビングまでのスロープは車椅子の方にとってはとても使いやすく、便利なものですが、設置費用が高くなる傾向がありますので、予算によっては玄関周りのリフォームと室内のリフォームを優先した方が良いでしょう。

介護リフォーム向けのエクステリア

スロープや手すり以外にも介護に便利なエクステリアがあります。

例えば、白内障などで目が不自由な方の場合は、アプローチをわかりやすい配色に変更すると効果的です。

また、庭の管理が難しくなるため、メンテンナンスの手間を省けるよう庭に化粧砂利などを追加して雑草が生えにくい環境を作ることもあります。

化粧砂利の施工費用は1平米あたり約2,200円から、防草シートと化粧砂利を同時に施工する場合は1平米あたり約3,000円です。

介護向けエクステリアというとスロープや手すりのイメージが強いですが、このようなリフォームを行うことで、十分快適に暮らせるようになるでしょう。

介護以外にもスロープは活用できる

庭の段差解消やスロープを設けるリフォームにかかる費用は?

玄関先に段差がある場合、段差解消を目的としてスロープに作り替えることもあります。

子供が居る家庭では、ベビーカーを玄関まで持ち上げる手間がかかりますし、自転車を玄関内に駐輪している場合は重い自転車を持ち上げる手間がかかるためです。

特に子供乗せが付いた自転車の場合、通常の自転車より重いですし、重心も高いため、持ち上げとなると体力も力も使います。

スロープがあれば玄関内まで直接ベビーカーや自転車を押していくことができるため、余計な体力を使うこともありませんし、何より持ち上げる際にバランスを崩して怪我をしてしまう心配もありません。

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ここまで説明してきた庭・ガーデニングリフォームは、あくまで一例となっています。

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