2024年04月18日更新

監修記事

ドアが閉まらないときの原因と直し方について

ドアが閉まらない原因はいろいろで、原因により直し方が違います。自分で直せるにこしたことはありませんが、扉の修理はとてもデリケートです。原因や直し方・直す時の注意点を知っておきましょう。自分で直せない時の業者の選び方も解説します。

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ドアが閉まらなくなる原因について

ドア 閉まら ない 直し 方

ドアは、急に閉まらなくなるのではなく、徐々に閉まらなくなります。

ドアが閉まらない主な原因は、蝶番のネジが緩む・経年劣化でラッチの滑りが悪くなる・ドアの枠がゆがむ、の3点です。

原因によって、ドアが閉まらなくなる特徴と、閉まらなくならないようにするための普段の簡単なチェックポイントを知っておきましょう。

原因1. 蝶番のネジが緩んでいる

蝶番は、ドア枠の縦枠にドアを取り付ける金物で、ドアを開閉する時の軸となっています。
ドアの縦枠・ドアにネジで取り付けられています。

この蝶番のネジは、毎日のドアの開閉と共に徐々にゆるむことがあります。

はじめは、なんとなくドアの閉まりがかたい、またはドアの閉まり方がガタガタするなどの症状があらわれます。

その後、閉める時に力を入れないとドアが閉まらなくなったり、ラッチがかかりづらくなったり、だんだんと閉まらなくます。

蝶番の不具合は、ドアの閉まり具合が今までと違うことからはじまります。
ドアの閉まりが固くなった、反対にゆるくなったと感じたら、まず蝶番のネジを調べましょう。

蝶番のネジが緩んでいる場合は、ドアとドア縦枠の隙間が上下で違います。

また、ドア上枠もドアとの隙間が左右で違います。チェックしてみましょう。

原因2. 劣化でラッチの滑りが悪くなっている

ドア枠の縦枠にストライクという金物が、ドアにはラッチという金物がついており、ラッチがストライクに入ることでドアが閉まる構造となっています。

ドアノブやレバーを動かすことで、ドア側のラッチが引っ込み、ドアが開きます。

ドアを閉める時はドアノブやレバーから手を離すとラッチが元に戻り、ストライクにラッチがはまって閉まります。

このラッチの動きで、ドアがきっちり閉まる構造になっています。

毎日何回も開閉するドアは、経年劣化でラッチの滑りが悪くなります。

滑りが悪くなると、ラッチがドアノブやレバーを動かしても動かなくなったり、反対にもとに戻らずドアが閉まらなくなったりしてしまいます。

ラッチの不具合のチェックは、まずドアノブやレバーを動かして、ラッチが動くかどうかを確認します。

動くことを確認したら次は、ドアを閉めた時に、ドアノブ・レバーから手を離したら、ラッチが建具枠に自然にかかるか確認します。

ドアのラッチ部品は、ドアノブ・レバーから手を離すと自然に元に戻る構造が正常です。

ラッチ部品がドアノブ・レバーと連動して動くことだけでなく、自然に戻る動きもチェックしておきましょう。

原因3. ドア枠がゆがんでいる

ドア枠がゆがんでいると、ドアがスムーズに開閉できなくなります。

ドア枠のゆがみは、3方向あります。ドア枠の上枠が下がる、左右の枠が上下で開口広さが違う、左右の枠が部屋側と廊下側と位置が違うケースです。

いずれの場合にも、扉が上下左右の枠にぶつかってスムーズに開閉できない状態になります。

ドア枠の上枠が下がるケースは、全体が下がるケースと左右の下がり具合が違うケースもあります。

ドア枠にゆがみがある場合、3つの原因が考えられます。

一つは、枠の一部分が外れているケース、もう一つは、枠がゆがんで取り付けられているケース。

それと、家全体が何かの原因で下がり、床や内壁に影響がでて、ドア枠がゆがむケースです。

古い家の場合には、少なからず建物にゆがみが生じているので、徐々にドアの開閉に支障をきたす様になります。

ドア枠のゆがみは、ラッチの動きは正常なのに、ドアが閉まりにくい(力を入れないと閉まらない)・開けにくい(ラッチがかかりにくい状態)という症状になって出てきます。

ゆがみがおおきくなると、ドアが床にすったり、ドア枠の上枠にあたったりするようになります。

ドアの開閉をスムーズに行うために、ドア枠とドアの間には3ミリほどの隙間があいているのが通常です。ドアの開閉がスムーズではないと感じたら、隙間も一緒にチェックしましょう。

ドアの蝶番のネジを緩めて浮かせ、隙間に板を入れて、ドア枠とドアの隙間が均一になるように調整することで改善できる場合もあります。

ドアが閉まらないときの直し方について

ドアが閉まらないときの直し方は、閉まらない原因によって違います。原因別の直し方を知っておきましょう。

直し方1. 蝶番のネジを調整する

ドア蝶番のネジを調整は、ドライバーで行います。

ドライバーには、サイズがあることはご存知ですか?サイズがあっていないドライバーでネジを回すとネジを壊してしまう(ネジの頭をつぶすともいいます)場合がありますので注意しましょう。

ドア蝶番のドライバーの主なサイズは#1・#2・#3で、主に#2が使われています。

ネジを壊してしまうと、調整ができなくなります。

まず、ネジとドライバーのサイズを確認しましょう。
蝶番のネジを見て、緩んでいるネジはネジ頭が蝶番から出ています。

この状態で使い続けるとビスがドアにあたり、ドアが歪んでしまう場合もあります。
ネジが出ていたら、締めておきましょう。

最近のドアは、ドアの位置を調整できる蝶番が使われています。
蝶番のネジの締め方により、ドアの位置がドア枠に対して、上下・左右・前後に調整できるようになっています。このタイプの蝶番は、ドアの説明書を見ながら、ネジの調整をしましょう。

【必要な道具】
ドライバー

【調整方法の手順】
1 ドライバーでヒンジのネジを締める
2 正常に開閉できるか確認する

【所要時間】
約5分

直し方2. ラッチの滑りは鉛筆がおすすめ

ドアノブやレバーを動かしても、ラッチがうまく動かない、もとに戻らない場合は、まずラッチの動きを確認します。
ラッチの動きは、ドアにゆがみがある場合も悪くなりますので、ドアのゆがみを確認しておきましょう。

まず、ドア自体のゆがみを確認するために、ドアを開けた状態でラッチを指で押してみてスムーズに動くか確認します。

その次に、ラッチをテープでドアに固定してから、ドアを開閉して、ドアにゆがみがないか確認します。
ドアが床にあたらないか、ドア枠にあたらないか、ドア枠や床との間に過分な隙間がないか確認します。

ドアのゆがみはなく、ドアの開閉がスムーズな場合は、ラッチの滑りを良くします。
柔らかい鉛筆(B以上)を用意します。
ラッチに鉛筆の芯部分を擦り付けます。芯の黒鉛に潤滑作用があるため、ラッチの滑りがよくなります。

ラッチの滑りを良くしても改善されない場合は、ラッチを受ける部品のストライクがラッチの位置からずれている場合があります。

ストライクは、ドア枠に埋め込まれているため、調整できるタイプとできないタイプがあります。

【必要な道具】
鉛筆(Bまたは2B以上)

【調整方法の手順】
1 ラッチの周辺を鉛筆でなぞる
2 ラッチが滑らかに滑るか確認する

【所要時間】
約5分以内

直し方3. 玄関ドア自体に歪みが生じている場合の対処法

玄関ドア自体に歪みが生じている場合、大きな玄関ドアを1人で修理するのは難易度が高いです。歪みが進行している場合は、重たい玄関ドアを一度取り外さなければならず、複数人で作業する必要があります。

人数を確保できても、ヒンジやクローザーなどの金具部分に不具合がある可能性もあるので、専門家の判断が必要になるでしょう。専門業者に依頼して修理したとしても、最終的に玄関ドアのリフォームをすることもあります。

直し方4. 自分で修理するのが難しければすぐ業者に相談する

閉まらないドアの修理は、閉まらない原因や症状の程度によって、自分で簡単に修理できるケースもありますが、難しければ早目に業者に相談すると良いでしょう。

ドアの調整は、上下・左右・前後と三次元になっています。閉まらない原因が一つではなく、複合しているケースもあります。

また、最近のドアは色々な部品を使用していますので、構造がわからない場合も業者に相談すると良いでしょう。

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住宅の室内ドアが閉まらない場合の原因と調整方法について

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住宅の築年数が経過すると、室内ドアが閉まらなくなったということはありませんか?室内ドアが閉まらなくなった場合、いくつかの原因が考えられます。具体的にどのような原因なのか見ていきましょう。

原因に対しての調整方法もご紹介します。

室内ドアの枠とストライクの位置がずれている

まず、室内ドアが閉まらない原因として、ドアの枠とラッチを受けるストライクという部分の位置がずれていることが考えられます。これは自分で調整することも可能です。

【調整方法】
ドライバーを使用し、調整ネジにてストライクの位置を調整します。ストライクの調整はプラスマイナス3mmが目安となります。

室内ドアの扉の高さがずれている

室内ドアの扉の高さがずれている場合、蝶番やヒンジなどの建て付けがずれていることが考えられるでしょう。

詳細な調節方法は「室内ドアの蝶番に不具合が生じている」「室内ドアのラッチに不具合が生じている」でご説明します。

室内ドアの蝶番に不具合が生じている

室内ドアの蝶番に不具合が生じている場合、経年劣化によるネジの緩みや金具の破損などが考えられるでしょう。金具の破損ではない場合、症状別に下記の調節方法を行います。

【調整方法】
1 ドア本体の上部や下部がドア枠に当たる場合
下蝶番のキャップを取って下蝶番の上下調節ネジを回し、調節した後キャップを取り付けます。
2 ドア本体の開き側がドア枠に当たる
上下蝶番の固定ネジを1回転ゆるめて左右の調節ネジを左に回し、ドア本体を吊元側に動かします。調整が終わり位置が決まったら固定ネジを締めます。

3 ドア本体の開き側のすき間が大きい
2と同様に左右の調節ネジを左に回したら、ドア本体を開き側に移動させて固定ネジを締めます。

4 左右たて枠がねじれてしまう
上下蝶番の固定ネジを1回転だけゆるめ、ドア本体を前後の調節ネジをまわして前または後ろに移動させて調節します。位置が確定したら固定ネジを締めます。

5 ドアが自然に開閉する
調節ネジを右にまわし、上蝶番の軸受けをドア本体側の蝶番の軸に当たるように調節します。このとき、回し過ぎると破損する恐れがあるため回し過ぎてしまったら適度に左に回すようにしましょう。

室内ドアのラッチに不具合が生じている

室内のラッチに不具合が生じる原因として、玄関ドアと同様に扉自体の重みや経年劣化による金具のゆるみなどが考えられます。室内ドアのラッチに不具合が生じている場合、下記の調整を行います。

【調整方法】
・ラッチがガタガタする場合
プラスドライバーで調節ラッチの受け座を回し調整します。ドアががたがたする場合はラッチの受け座を上に、ラッチがかからない場合はラッチの受け座を下に調整します。

また、ラッチが破損していてハンドルが垂れ下がってしまう場合は、ラッチが破損している可能性があるため、ラッチを交換するようにしましょう。ラッチの交換が難しい場合は、専門業者に交換を依頼しましょう。

室内ドアが引き戸の場合は足元のネジに不具合が生じていることも

室内ドアが引き戸の場合、ほとんどのドアが木材で作られているため木の膨張による歪みなどが原因だと考えられます。その場合、扉と枠がこすれてしまったり扉と扉がこすれてしまうなどの症状が現れるでしょう。

また、引き戸のドアが閉まらなくなった場合、下に設置してある揺れ止めのガイドに扉が乗っている可能性があります。その場合は、扉の下の溝をガイドの中央に戻すことで扉が閉まる可能性があります。

【調節方法】
扉の上にある上部ガイドと下にある下車の上下調節ネジで前後プラスマイナス4mm以内で調整します。

・扉が閉まらない場合
扉と縦の枠に隙間があるため下車の上下調節ネジで上下に調節します。

閉まらないドアを修理するときの注意点について

ドア 閉まら ない 直し 方

閉まらないドアを自分で修理するときや日ごろのドアの開閉の注意点・不具合のチェックポイントを知っておきましょう。

注意点1. ラッチには潤滑油はなるべく使わないほうがいい

ラッチの滑りが悪いためにドアが閉まらなくなった場合、ラッチに潤滑油を使用する方法があります。

これには、注意が必要です。

ラッチの中は、部品のかみ合わせで動くようになっています。

密閉されている場所ですが、意外にほこりがたまりやすい部分でもあります。

ほこりと潤滑油が混ざると、症状が悪化し、さらに動きが悪くなり、ラッチが動かなくなる場合があります。

ラッチの修理は、まずは鉛筆で試してみましょう。

潤滑油はなるべく使わない方が良いでしょう。

注意点2. 「おかしいな」と思ったら早めにドアをチェックする

日頃、ドアを開け閉めしていて、「いつもと違う感じがする」「閉まりにくいな」「ラッチのかかりが悪い感じがする」など、少しでもおかしいなと感じたら、早めにドアをチェックしましょう。

ドアは、毎日何回も開閉するため、不具合を放置していると、状態が悪くなります。

蝶番のネジが緩んでいると、ドアが歪んでしまったり、ドア枠の戸当たりがはずれてしまったり、床にドアを擦る傷をつけてしまったりします。

また、ラッチがかからないドアは、ドアが勝手に開いて人にあたったり指を挟んだりすることもあります。

不具合を放置すると、不具合が大きくなったり、怪我をしたりするだけでなく、修理が大変になり費用もかかります。不具合を感じたら、直ぐにチェックしましょう。

注意点3. 日ごろから強い力でドアを閉めないようにする

ドアに不具合が生じないように、日ごろからドアの開閉に気を付けましょう。

ドアは、静かに開け閉めすることが基本です。いきおいをつけてばたんと閉めたりしないように、必ずドアノブやレバーを持って静かに閉めましょう。

また、無理に開閉したり、ドアを無理に引っ張ったりしないようにしましょう。蝶番やラッチが破損したり、ストライクの位置がずれたりします。

ドアの重みは蝶番だけで支えています。部品が壊れたりしないように、無理な開閉をしないように注意しましょう。

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閉まらないドアの修理を依頼する際のリフォーム業者の選び方

ドアの修理を依頼する業者は、リフォーム業者又は家を建てた住宅会社・建具専門業者などがあります。どの業者を選んだら良いか、ポイントを知っておきましょう。

まず、扉の修理やリフォームの実績のある業者を選びましょう。
ドアの修理は、原因や症状によってはむずかしい修理になります。実績のある業者が安心です。

築年数が浅い場合は、家を建てた住宅会社に依頼するのも良いでしょう。
修理に慣れていたり、ケースによっては無料で修理できる場合もあります。

建具専門業者は、建具全般についての技術や施工能力を持っています。家の近くに評判の良い建具専門業者があったら、お願いしてみるのも良いでしょう。

扉の修理は、複雑な場合があります。
建具の種類や症状・いつごろからの症状なのか、詳しく説明しましょう。

特に木造の住宅の場合は、多湿な梅雨の時期と乾燥する冬の時期に症状が悪くなる場合があります。

業者に相談する時は詳しく説明しておくと、業者も修理の準備(必要な道具・部品など)をして訪問できます。準備ができると、早く直すことも可能です。

扉の不具合の状況をまとめておき、相談するときに説明しましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】タクトホームコンサルティングサービス

タクトホームコンサルティングサービス

亀田融

一級建築施工管理技士、宅地建物取引士。東証1部上場企業グループの住宅部門に33年間勤務。13年間の現場監督経験を経て、住宅リフォーム部門の責任者として部分リフォームから大規模リノベーションまで2,000件以上のリフォームに関わる。2015年に退職して現在は、タクトホームコンサルティングサービス代表として、住宅診断を行う傍ら、住宅・リフォーム会社へのコンサルティング活動を行っている。

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