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2019年03月04日更新
洗面台のリフォームを業者に依頼する場合の費用やポイントは?
洗面台リフォームと言っても金額によってリフォーム内容は様々です。価格帯毎に可能なリフォームの例や、実際にリフォームを行う際の流れ(業者選定~施行完了まで)を紹介します。また、洗面台リフォームの費用を抑える方法についても記載します。
目次
洗面台リフォームをリフォーム業者に依頼する場合の費用
ひと口に洗面台リフォームと言ってもその内容は多岐に渡ります。
内容により安いものでは約10万円から、高いものでは約80万円を超える場合もあります。
それでは、一般的な洗面台リフォームにはいくらかかるのでしょうか。
洗面台リフォームの目安価格帯
リフォーム業者が公開している事例によると、洗面台リフォームに掛かる費用は10万円~40万円という事例が最も多いようです。
もちろんリフォーム内容によってはこの範囲内から外れる場合もありますが、もしリフォームを検討する場合はこの金額が一つの目安となるでしょう。
洗面台リフォームの中心価格帯
洗面台リフォームの中心価格帯は20万円~30万円であると言われています。
リフォームの費用としてはこの価格帯であることが最も多いのですが、条件次第ではこれより安い費用で済ませることも可能ですし、逆にこれよりも高くなるケースもあります。
~約10万円でできる洗面台リフォーム
10万円未満で可能なリフォームの例としては、比較的狭い範囲の壁紙の貼り替え、収納棚の取り付け、洗面台や洗濯機の配置換えをしてスペースを有効活用できるようにする等があります。
~約20万円でできる洗面台リフォーム
20万円未満で可能なリフォームは、比較的低価格の洗面台の交換、壁紙や床のクッションフロアの交換です。
洗面台を交換せずに内装のみのリフォームを行うのであればこの金額内でも十分でしょう。
約20~80万円でできる洗面台リフォーム
20万円~80万円のリフォームでは床のクッションフロアや壁のクロスの交換を始めとして、洗面台の交換まで可能となります。
既存の洗面台にひびが入った場合や、よりグレードの高い洗面台に交換するとなると最低でも20万円以上の費用が掛かります。
そのため、洗面台の交換を伴うリフォームを行う場合はこの価格帯となることが最も多いようです。
この価格帯になると依頼主の要望の多くを反映できるようになります。
約80万円以上でできる洗面台リフォーム
80万円以上のリフォーム事例は少ないですが、依頼主の希望通りの洗面所にリフォームすることが可能です。
たとえばハイグレードで機能的な洗面台に取り換えたり、洗面所全体をバリアフリー化する場合等にはこの価格帯となることがあります。
洗面台リフォームの費用の内訳
洗面台リフォームを行う際の費用の内訳は、「洗面台本体等の備品代+内装工事費」となります。
この洗面台本体等の備品代というのは、洗面台そのものを交換するかどうか、また仮に洗面台を交換する場合はどの程度のグレードのものを選択するかによって全く金額が異なります。
他にも壁のクロスや床のクッションフロアを交換する場合は、その単価と施行面積によって費用が変動します。
また、床や壁の下地が傷んでいて修繕や交換が必要となり、その部分の材料費が掛かることがあります。
古い家など傷みの激しい洗面所であれば、予想以上に費用が掛かってしまうこともあるので予算を立てる際には注意が必要です。
次に、内装工事費というのは、施工業者ごとの作業単価と作業日数によって算出されます。
工事の内容が複雑で技術や時間を要するものであれば工事費はそれだけ高くなりますし、逆に簡単な工事であれば工事費を安く抑えることができるでしょう。
特別な技術を要する工事でなければ、施工業者に関わらず工事の内容次第でおおよその工数が求められます。
そのため、リフォームに掛かる工事費用を抑えるためには慎重に業者を選定することが重要となります。
洗面台リフォームを業者に依頼する際に費用を抑える方法
洗面台リフォームを業者に依頼する場合、次のような方法で費用を抑えることができます。
洗面台のメーカーにこだわらないで選ぶ
大手メーカーはシンプルで安いものから高級感のあるグレードの高い洗面台まで幅広く用意していることがほとんどです。
しかし、ノーブランドのものと比較してメーカーの洗面台はやや高めの価格設定となっています。
昨今では大型家具の量販店やホームセンターでも洗面台が販売されています。
メーカーにこだわらずに洗面台を選べば費用を安く済ませることができるでしょう。
クロスや床の張替えと一緒に行う
洗面台のリフォームを行う際、クロスや床の貼り替えと一緒に行うことで費用を安く抑えることができます。
理由は、工事のために業者が自宅を訪問する日数をまとめることで、工事費を抑えることができるためです。
また、まとめて複数の内容を依頼することにより、業者によっては値引きを受けられるケースもあります。
部分リフォームにおさえる
洗面台を全て取り換えるのではなく、収納棚のみの追加や交換、また部分的な壁紙の貼り替えなどで済ませることで費用を抑えるという手段もあります。
予算が厳しく、特に大規模なリフォームを必要としないのであれば、まずは最低限必要だと感じる部分のみのリフォームを行うと良いでしょう。
洗面台リフォームを業者に依頼する場合のリフォームパターンと費用
洗面台のリフォームには複数のパターンが存在します。
ここでは業者へリフォームを依頼する場合のパターンをいくつかご紹介します。
洗面台のキャビネットのみを交換する場合の費用
洗面台を丸ごと交換する必要が無い場合、洗面台のキャビネットのみを交換するということができます。
この場合はキャビネットの代金が約2万円、取り換えの工事費用が約1万円の合計約3万円で交換することが可能です。
システムタイプの洗面台にリフォームする場合の費用
システムタイプの洗面台というのはボウルや水栓、キャビネットやカウンター等を依頼主の好みで組み合わせてできるものです。
特別にオーダーしてパーツを作成してもらうこともあるため、このタイプの洗面台は他とタイプと比較すると高めの金額となることが多いようです。
ハイグレードで高級感のある洗面台にすることも可能ですが、その分費用も大きくなって100万円を超えるケースもあります。
洗面台のバリアフリーリフォームをする場合の費用
洗面台の下のスペースを広く取って車いすが入れるようにしたり、手すりやスロープを取り付けたりすることができます。
洗面所の広さにもよりますが、バリアフリー化する場合は安くとも50万円以上は必要となることが多いようです。
洗面台リフォームを業者に依頼する場合の見積もり~施工完了までの流れ
それでは実際に洗面台をリフォームする場合の流れについて見ていきましょう。
ここではリフォームを依頼する業者を選定するところから、施工完了までの流れについての例をご紹介します。
1.業者に見積もりを依頼する
まずはリフォームをお願いする業者を選定するため、施工業者から見積もりを取得します。
お付き合いのある業者がいらっしゃる場合はその業者でも構いませんが、費用を安く抑えたいのであれば、複数の業者へ見積もりを依頼するのが良いでしょう。
同じ工事内容であっても業者によって金額が異なるということはよくあります。
2.業者が依頼を引き受ける
見積書に記載された工事内容と金額を勘案し、リフォームをお願いする業者を選定します。
業者によっては依頼主がお願いしたい工事内容以外にも別の提案をくれる場合もあります。
ただ金額だけで業者選びをするのではなく、しっかりと提案内容を確認しましょう。
業者が決まったら正式に工事を依頼します。その後、施工日を決める等の具体的な段取りを進めていきます。
3.工事当日に業者が新しい洗面台を持参し訪問
工事当日には業者が新しい洗面台を持参して自宅を訪問します。
持参する洗面台がスペースに収まるよう、場合によっては事前に測定を求められたり業者が訪問して採寸することがあります。
4.床や壁の保護を行う
まずは床や壁を傷つけたり汚したりしてしまわないよう、養生テープやシート等を使って保護します。
洗面台を撤去する際に埃や古くなったコーキング材等が散らばってしまう可能性があるため、養生作業は必須です。
5.元の洗面台を撤去し搬出する
元々使用していた洗面台を撤去します。
簡単に取り外せるものであればすぐに済みますが、洗面台と床や壁をコーキング材で埋めている場合はまずコーキングを剥がします。
コーキング材を剥がす際に壁紙やクッションフロアの端も一緒に剥がれてしまうため、壁紙やフロア材の交換が必要な場合は洗面台を取り外した後に交換します。
洗面台の取り外しが完了したら撤去するために搬出します。
6.新しい洗面台を搬入し設置する
洗面台を撤去すると埃や汚れ、カビ等が溜まっていることがあるので、まずは新しい洗面台を設置する前に洗面所をクリーニングします。
綺麗になったスペースに洗面台を設置し、水道配管等を繋いで洗面台の交換は完了となります。
7.施工完了
以上が洗面台リフォームの大まかな流れとなります。
壁紙やフロアの交換が不要で短時間で済む工事であれば半日程度で完了します。
一方、洗面台の交換だけでなく内装に手を加えるとなると4日程度かかる場合もあり、工事の内容次第で所要日数が異なります。
また、工事に要する日数は数日で済む場合であっても、事前の打ち合わせ等の期間も合わせると上記工程の1~7までで約1カ月半程度は見積もっておいた方が良いでしょう。
洗面台リフォームを業者に依頼する場合の注意点
洗面台のリフォームを依頼する際にはいくつか注意点がありますが、ここではその中の2点についてご紹介します。
新設する洗面台の大きさをきちんとチェックしておく
洗面台には様々な種類のものが存在します。
しかし、お店やカタログで好みの洗面台を見つけたからといって、必ずしも施行場所である自宅で使用できるとは限りません。
洗面台を設置する予定のスペース以上の洗面台を購入してしまっては、大きすぎて入りきらなくなってしまいます。
反対に小さすぎる洗面台を選んでしまうと、洗面台と壁との間に隙間ができてしまい見た目が悪いだけでなく、隙間に物を落としてしまったりごみが溜まったりと不都合が生じます。
購入する洗面台の大きさと設置予定の場所のサイズは事前にチェックしておきましょう。
排水と給水のパターンを確認しておく
排水と給水のタイプがどうなっているかを確認しておくことも重要なポイントです。
通常、配管は壁もしくは床の中に埋め込まれます。
この給排水管が床であるか壁であるかで施行の方法が異なりますし、施工後のメンテナンスの方法も異なります。
洗面台を設置する時に配管が邪魔にならないよう、また配管が丸見えになって見た目が悪くなってしまわないよう給排水管のパターンも事前に確認しておきましょう。
洗面台リフォームを依頼する業者選びのポイントについて
満足できるリフォームを行うためには優良な業者へ工事を依頼する必要があります。
どういう基準で業者を選べば良いか、業者選びのポイントをご紹介します。
目的と予算に合ったプランニングをしてくれる業者に依頼する
予算を大幅に超えた提案をしてくる業者には注意が必要です。
しかし、なぜ予算をオーバーしてしまうのかといった根拠について丁寧な説明があり納得できる場合は信頼できる業者であると言えます。
経験のある業者だからこそできるプランニングにはしっかり耳を傾けましょう。
洗面台リフォームの実績が豊富なリフォーム業者に依頼する
洗面台リフォームの実績が豊富であればそれだけノウハウを持っていると言えます。
仕上がりの完成度はもちろんのこと、資材の仕入先も豊富でよりリフォーム内容の幅が広がる可能性があります。
費用を抑えたい場合には地元の優良な工務店に依頼する
地元で営業している優良な工務店は、仮に不当に高額な請求をして悪評が立ってしまうとその後の営業活動に支障をきたします。
そのため、費用を抑えたい場合は地元民に受け入れられている工務店へ依頼すると安心です。
複数のリフォーム業者から相見積もりを取る
同じ内容の工事であっても業者によって金額が異なります。
複数の業者から見積もりを取得することで、より安いリフォームを行うことができます。
また、複数の業者から提案を貰えるため、依頼主では気が付かなかった問題点やアイデアを発見できるというメリットもあります。
洗面台・洗面所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた洗面台・洗面所リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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