2024年01月24日更新

監修記事

【トクラスのエポック】使いやすさを形にした洗面化粧台の機能や価格をご紹介

トクラス社のエポックは、標準的なグレードでありながら人造大理石が採用され、機能的にも使い勝手の良さが評判の洗面化粧台です。新しい洗面台をトクラスのエポックで検討するために必要な、各種機能や価格、リフォーム対応、保障について詳しく紹介します。

トクラスの洗面化粧台『エポック』とは

エポックの機能を詳しく紹介する前に、まず、トクラスとはどんな会社で、エポックがどのような洗面化粧台なのか、大きな特長の紹介から始めましょう。

トクラス(TOCLAS)の社名の由来と目指す姿

トクラスは、浜松市に本社を置く、住宅設備機器のメーカーです。ピアノや高級木製家具などで名高いヤマハが母体で、ヤマハ時代から培った技術のDNAを引継ぎ、研究開発から製造、販売までを一貫して行っています。

「…と暮らす」を語源とする社名のトクラス(TOCLAS)は、一人ひとりの暮らしに長く寄り添い、新たな生活価値を提供し続ける企業でありたいとの思いが込められています。

トクラスの目指す姿は、短く表現すれば「くらしデザインカンパニー」であり続けること。

デザイン力、技術開発力、ものづくり力を強みとして、長く愛着を持って使い続けられる商品や、暮らしを豊かにするサービスなど「ずっと、こころに届くもの」を提供する会社であることを目指しています。

人造大理石仕様の洗面化粧台「エポック」

トクラスは、1976年に国産初の人造大理石仕様のシステムキッチンを開発して以来、バスタブや洗面化粧台などにも、技術的に秀でた人造大理石を採用して高い評価を得ています。

「エポック」は、トクラスの洗面化粧台シリーズのうち、標準的なグレードの洗面化粧台です。ただし、標準的なグレードとしては唯一、人造大理石が採用されていることが大きな特長です。

このエポックはさらに、技術的に秀でた人造大理石仕様に加え、使い勝手の良い機能も合わせ備えていることで、高い人気を誇っている洗面化粧台です。

トクラスのエポックのボウル&カウンターの特長

トクラスの洗面化粧台には5シリーズあり、なかでもエポックは、かゆいところに手が届く便利なアイデア機能を凝縮した、シリーズを代表する洗面化粧台です。

すっきりしたフォルムのハイバックガード

エポックは、洗面化粧台にありがちな、水はねや汚れに対する不満に応えるために設計された、ハイバックのスッキリフォルムが特長です。

給水栓は、ボウルから立ち上がったハイバック部分に設置されています。このため、通常の洗面化粧台のような水栓奥の無駄なスペースがなくスッキリしていることに加え、水や汚れが溜まらない構造を実現しています。

また、ハイバックからボウルまで、カウンター全体に継ぎ目や凹凸がありません。このフォルムによって実現したスッキリと滑らかな曲線は、汚れやカビ、ヌメリをたまりにくくしてくれるため、お手入れが簡単です。

人造大理石のボウル&カウンター

ボウルとカウンターは、美しさと強さを兼ね備えた、トクラス自慢の人造大理石で造られています。継ぎ目がないから汚れが溜まらず、ヘアカラーなどの浸み込みも気にせず使えます。

また、衝撃にも強く、キズもつきにくいことがメリットです。たとえ細かい擦り傷がついても、スポンジなどで磨くだけでリニューアルでき、長く綺麗が続きます。

あると便利な仮置きスペース

ボウルの両サイドには、一段高い仮置きスペースが設けられています。腕時計やメガネなどは、水を使う時に外してこの仮置きに置いておけば、濡れる心配がありません。

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トクラスのエポックの水栓の特長

エポックの水栓は、機能的に優れるだけでなく、見た目の美しさや衛生面、お手入れのしやすさにも工夫が凝らされています。

衛生的な壁出し水栓

トクラスのエポックでは、洗面台のハイバック部分に壁出しタイプの洗髪シャワー水栓(節湯水栓C1)が設置されています。収納されているホースを引き出せば、洗髪はもちろんのこと、ボウルの隅々まで掃除することができます。

また、水栓は無駄にお湯を使わないエコ設計で、根元部分に水や汚れが溜まりにくいため、サッと拭くだけで毎日のお手入れが完了する衛生面にも配慮した設計です。

お掃除が簡単な排水栓

ボウルの中央部にある排水栓は、髪やゴミを取り出しやすく、掃除がサッと終わります。排水栓は分解できるため、取れにくい汚れがついても簡単にスッキリ落とせて衛生的です。

トクラスのエポックのミラーキャビネットの特長

エポックのミラーキャビネットには、5つの使い方ができる三面鏡、便利な機能が満載のミラー内収納、電気代がかからないくもり止め、特許を取得したアイデア棚などの特長があります。

5つの使い方ができる5枚ミラーの3面鏡

トクラスのエポックは、3面鏡でありながら5枚のミラーがあり、5つの使い方が可能です。3面鏡として利用する使い方のほかにも、5枚のミラーをフラットにして、幅広の1枚鏡のように利用することもできます。

また、ミラーに近づかずに手前に引き寄せて使う方法、二人同時に別々のミラーとして使う方法もあります。さらには、両サイドのミラーを外側に開けば、ミラー内に収納したものを出し入れできる状態で使うことができます。

便利な機能満載のミラー内収納

ミラー内は収納棚で、5カ所あるトレーは可動式のため、棚のレイアウトを自分好みにアレンジしやすい設計です。可動式のトレ-は取り外して洗うことができるため、お手入れしやすく衛生的です。

また、ミラー内には、歯ブラシ立てや1200Wまで使えるコンセントも用意されています。サイドのミラーを開けば、正面のミラーを使いながら、電動歯ブラシやドライヤーなどの出し入れも自由にできます。

収納棚は奥行きもたっぷりで、ボックスティッシュなど大き目なものも、しっかり収納できる容量があります。

省エネ設計のクリアコートミラー

正面のミラーは、ヒーターを使わないのに湯気でくもりにくい、クリアコートミラーです。親水性の特殊コーティングが施されているため、くもり止めに電気代がかかりません。

トクラス独自の「乾くん棚」

ミラー内は、特許登録済みの収納棚「乾くん棚(かわくんだな)」でいつも衛生的に保たれます。せっけんやうがい用コップなどを置く棚は、ステンレス製の網棚で、水滴がついた状態で収納しても自然に換気されます。

このステンレス製の網棚は、サッと取り外すことができるため、汚れも簡単に洗い流すことができる優れものです。

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トクラスのエポックのベースキャビネットの特長

トクラスの洗面化粧台エポックには、家族構成や使い勝手で選べる、4つのタイプのベースキャビネットがあります。

オールスライドタイプ

オールスライドタイプは、2段のキャビネットを目いっぱい引き出すことができます。最下部に排水管を収納する方式のため、ボウル下を最大限収納スペースとして活用でき、バケツなど大きなものまでたっぷり収納できます。

オプションでブルモーションレールが使われているため、キャビネットは、スピードを徐々に緩めて優しく閉まります。上段の引き出しには、メイクやヘア小物などをサッと出し入れできる、2つの小物ポケットが標準装備されています。

片引き出しタイプ

片引き出しタイプは、片側に小引き出し、反対側には開き扉を組み合わせたキャビネットです。小引き出しは2段あり、家族の小物収納にも便利で、開き扉側には大きな物もたっぷり収納できます。

開き扉タイプ

開き扉タイプは、左右の扉が中央から両側へ開く観音開きとなるため、間口が広く、大きなバケツや洗剤のストックなど、かさ張るものもしっかり収納できます。

2段引き出しタイプ

2段引き出しタイプは、上下に2段の引き出しがあるタイプのキャビネットです。既存の排水位置を変えることなく設置でき、バケツなどの収納スペースも十分確保されています。

排水管が洗面台の中央部に設置されるような場合も、引き出し内をコの字形にして配管を避けることができるため、リフォームでも既設の排水位置を変える必要がありません。

トクラスのエポックの扉の特長

トクラスのエポックは、扉のカラーを洗面室や浴室、キッチンとコーディネイトできる楽しさがあります。質感や柄など表情豊かな扉のカラーラインナップと、カラーに合わせた取っ手を組み合わせることが可能です。

扉カラー

エポックの扉カラーは、D、S、Q、N、Y、Z、そしてEの7シリーズ用意され、それぞれ質感や柄に違いがあります。

Dシリーズは、PETシート(EBコート)による鏡面のような仕上がりで、フローズンホワイト、コーラルピンク、サフランイエロー、ミッドナイトブルー、ワインレッド、フォレストグリーンの6色から選ぶことができます。

SとQシリーズもPETシートが使われています。Sシリーズのカラーは、鏡面のような質感のベーシックホワイト、艶消しのシルクホワイトが、Qシリーズは、鏡面仕上げのグロウホワイト、グロウミディアム、グロウダークの3色が用意されています。

NとY、Z、Eシリーズは、艶消しのオレフィンシートが使用され、Nシリーズは4色、Yシリーズは2色、Zシリーズは3色、Eシリーズは2色から選ぶことができます。

取手の種類

取手はアルミ製で、バー取手とライン取手の2種類から選ぶことができ、バー取手は、シルバーとブラックの2種類のカラーが選択できます。

豊富な扉のカラーに合わせて取手の種類とカラーを選ぶことができるため、より細部にこだわったコーディネイトができ、家中の統一感や自分好みを楽しむことができます。

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トクラスのエポックにオプションで追加できるキャビネット

トクラスのエポックには、オプションで5種類のキャビネットを追加できます。エポック本体との組み合わせのほか、洗濯機上部の収納や作業台としても使えるキャビネットが用意されています。

トールキャビネット

エポック本体と同じ高さがあるトールキャビネットは、上部と下部に分かれています。上部は可動棚付きで、収納する物に合わせて高さを変えることができます。

下部は、高さも奥行きもある2段の引き出しがあり、ドライヤーや小物、化粧品などの収納に便利です。引き出しサイドの形状が工夫されているため、奥にある物もスムーズに取り出すことができます。

4種類の横幅を選ぶことができ、税込み価格はW250が135,300円、W300が139,700円、W450が144,100円です。なお、Eシリーズは、それぞれ24,200円安い価格設定となっています。

なお、「W250」は横幅が250mmを意味しています。W300なら、横幅300mmです。

トールウォールキャビネット

エポック本体と同じ高さのトールキャビネットの上には、トールウォールキャビネットを追加できます。奥行きがたっぷりあり、軽めの物や頻繁には使わない物などの収納におすすめです。

4種類の横幅から選ぶことができ、税抜き価格はW150が26,400円、W250が30,800円、W300が31,900円、W450が33,000円です。

なお、Eシリーズは、6,600円または5,500円低い価格設定です。

ウォールキャビネット

ウォールキャビネットは、ミラーの上部や洗濯機の上などに設置するタイプのキャビネットです。通常なら利用しない空間を有効に利用できるため、家事の味方になること間違いありません。扉付きと扉なしの2タイプあります。

6種類の横幅から選ぶことができ、税込み価格はW250が29,700円、W300が30,800円などで、最も横幅の広いW900で46,200円です。

なお、Eシリーズは、5,500円から12,100円低い価格設定となっています。

サイドキャビネット

サイドキャビネットは、エポック本体の横に並べて置くタイプのキャビネットです。天板はメラミン樹脂加工のカウンターとなっているため、収納だけでなく、一時置き台や作業台としても利用できます。

3種類の横幅から選ぶことができ、税込み価格は、W250が68,200円、W300が70,400円、W450が72,600円です。Eシリーズは、それぞれ12,100円低い価格設定となっています。

サイドウォールキャビネット

サイドウォールキャビネットは、サイドキャビネット上部に視線の高さに設置するタイプです。エポック本体のミラーサイドに設置するとデザインや色に統一感があり、良く使う物を使いやすい場所にスッキリ収納できます。

3種類の横幅から選ぶことができ、税込み価格は、W250が41,800円、W300が42,900円、W450が44,000円です。Eシリーズは、それぞれ12,100円低い価格設定となっています。

トクラスのエポックのおすすめプランと価格

エポックには、オプションのキャビネットも組み合わせ、5種類のおすすめプランがあります。

オールスライドのキャビネットと3面鏡がついた、トータル間口が750mmのシンプルタイプでは、税込み価格が302,500円です。同じタイプでも、横幅が900mmの場合は333,300円となります。

この横幅900mmのセットに、サイドキャビネットを追加したタイプでは、トータル間口が1200mmとなり、税込み価格は523,600円です。

トータル間口が同じ1200mmでも、キャビネットを片引出しタイプに替え、横幅300mmのトールキャビネットを付けたタイプでは、税込み価格が545,600円などとなっています。

なお、扉カラーのEシリーズは、ほかのシリーズに比べ、それぞれ低めの価格設定です。

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トクラスのエポックはリフォームにも対応

リフォームで洗面化粧台を取り替えたい場合にも、トクラスのエポックはおすすめです。5シリーズあるトクラスの洗面化粧台の中でも、「エポック」だけがリフォームに対応している機能もあります。

大きな点検口

ボウル下の点検口が大きく、スペースが広いため、点検やメンテナンスが必要な際にも作業をスムーズに行うことができます。

額縁逃げ仕様キャビネット

出入り口の扉など取り付けられる枠(額縁)や壁がすぐ横にある場合は、キャビネットにある引出しを開閉する際に、わずかに接触することになるため調節しなければなりません。

エポックでは、引き出しの前板を13mmだけ短くしたキャビネットが用意されているため、既存の設備や設置場所の条件を変えることなく、そのままの状態で設置できます。

二段引き出しキャビネット

二段引き出しタイプのキャビネットは、洗面台の最下部にある蹴上げ部分を、配管スペースとして利用できます。このスペースを利用することで、既設の排水位置を変えずに洗面化粧台を設置することが可能になります。

既存配管逃げユニット

既存の排水管が、洗面化粧台の中央部に配管されているような場合は、通常引出しを設置することができません。

エポックの場合は、オールスライドタイプの引出しの中央部に、コの字型に配管を逃がすスペースを設けるユニットがあります。このユニットを利用すれば、既設の排水位置を変えずに引出しが設置できます。

低天井対応

天井部に突き出した梁がある場合、天井が低い場合は、既成の洗面化粧台では設置できないケースが多くあります。

エポックの場合は、設置場所の条件に左右されにくく、低い天井や梁のある天井の場合だけでなく、階段下などにもすっきり収まります。本体高さが1800mmとコンパクトなため、天井高が1900mmあれば設置できます。

トクラスのエポックについているメーカー保証とは

トクラスのエポックには、2年間、無料のメーカー保証期間があります。この期間が終わると保証がなくなりますが、別途保証料を支払うことによって、保証期間を10年間に延長できる商品延長保証プランがあります。

保証料は、洗面化粧台の場合で税込み16,500円です。1回の修理費用と同じ程度の保証料で、10年間何度でも修理してもらうことができます。修理できない場合は、代替品と交換してもらうことができます。

ミラー扉やキャビネットの丁番、引出しのレール、水栓金具など、本体部位の作動不良が保証の対象です。通常なら2万円前後かかる、水栓金具からの漏水修理、引出しが開かない場合のレール交換なども保証の対象です。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】トクラス株式会社

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