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2021年01月11日更新

【外構の目隠しフェンス】選び方と費用相場

目隠しフェンス設置の目的は、他人の視線を遮断することによりプライバシーを守ることです。快適な生活環境と防犯を目的とした目隠しフェンスにはさまざまな種類とデザインがあり、施工工事費も大きく違います。それぞれのメリットやデメリット、費用について調べました。

外構に設置する目隠しフェンスの種類は?

外構フェンスのデザインには和風なものから洋風なもの、木目調のものなど様々なものがあります。また、それぞれに機能性や特徴もありますので、まずフェンスの用途ごとに紹介していきます。

「完全目隠しタイプ」は隙間がなく、完全に目隠しするものになります。よりプライベートな空間を作ることができるので、洗濯物干し場などに使用されることが多いです。

また、高さを自由に変えることができるので、一部のみ完全目隠しにするなど用途によって施工可能です。防風に関しては面積が広くなればなるほど、風圧に耐える必要があるので、設計や施工に注意が必要です。

「目透かしタイプ」は、完全目隠しタイプと違い風を入れるための隙間があります。小さな隙間から外部が見えるので、圧迫感も緩和されます。強い風でも隙間から風が抜けるので、転倒などのリスクも小さくなります。

「ルーバータイプ」は、外部からの視線を遮ることはできません。ただ、ブロック塀と抱き合わせることで、外部からの侵入を防ぐことができます。同じ機能のものとしてネットフェンスと呼ばれるものもあります。

デザインに影響する素材としては、「スチール」や「アルミ」「木製」「樹脂」「鋳物」があります。デザイン的なスチールやアルミ、鋳物は洋風でスタイリッシュなデザインのものが数多くあります。

逆に、木製や樹脂系の外構フェンスでは比較的和風なデザインのものがあります。樹脂系のフェンスの中には洋風なデザインのものあるので、チェックしてみるといいでしょう。

それぞれの材質についてメリットやデメリットをみていきましょう。

スチールはサイズの自由度が高く、既製品でもバリエーションが豊富にあり、価格帯も安めです。デメリットは錆や塗装剥がれがあるので、定期的にメンテナンスする必要があります。

アルミ製のものは、軽量で錆に強いのでメンテナンスが必要ありません。また、デザインも豊富で価格も安定しており、ある程度加工の自由度も高いものになります。ただ、強度が弱く簡単な衝撃で凹んだり、傷がつくことがあります。

木製フェンスは自由に加工、裁断ができ、部分的な補修も可能です。日本家屋によく合い、定期的に塗装などメンテナンスをすれば、長持ちします。使う材質により、価格帯にばらつきがあります。

樹脂系のフェンスは軽くて丈夫であり、錆びることがなく塗装は必要ありません。デメリットとしては、アルミフェンスほどのデザインがなく、価格が高いことです。また、加工の自由度が低いことも挙げられます。

アルミ鋳物のフェンスは軽量で錆に強い素材です。デザイン性が高く、高級感を演出できます。またアルミよりも強度が強く曲がりづらい特徴があります。表面の塗装が剥がれるため定期的にメンテナンスをする必要があります。

外構に目隠しフェンスを設置するメリットとは?

外 構 フェンス 目隠し

1:家の外観を変える

新たに塀やフェンスを設置すると、今までの家とは違った趣を感じることがあります。

エクステリアとして家とのバランスを考えて色合いやデザインを選ぶと、家のイメージが大きく変わるからです。

新たにフェンスを作る場合でも、必ずしも家の周り全周をフェンスで囲む必要はなく、目的に応じて気になる部分だけ設置すればよいということもあります。

2:プライバシーの確保

建物の間取りは、おおよそ敷地の関係で決まってきます。

日当たりの良い東、西、南面には庭や駐車スペースが作られることが多く、日当たりの悪い北面には水回りの浴室、洗面所、トイレや台所などが配置されていることが多いでしょう。

すると多くの場合、庭に面した建物には、庭への出入りの意味も含めて、リビングや居室があります。

建物と庭がある先は、大抵は人が行き交う道路であることが多くなります。

家にいる人からすると、外を通る人に家の中を見られることに不快感を感じる事もあるでしょう。

視線よけにカーテンを吊るしたりしますが、それでも充分でない場合にはプライバシー確保のために目隠しフェンスを設置します。

目隠しフェンスの選び方のポイント1.高さ

フェンスの高さには色々あり、約1mの高さから2mを越えるものまで様々です。

主に木造住宅で道路と庭の高さが変わらない場合、室内のリビングは庭の高さより50〜60cmほど高くなります。

成人男性の視線の高さを平均的に見て1.6mと考えると、約1.8mの高さのフェンスなら、充分目隠しとして機能します。

道路と庭の高さに差がある場合はこの差を考慮してフェンスの高さを決めます。

通常は、建築する土地の盛り土をして道路より敷地を高くしてあることがほとんどです。

これは敷地内のたまった雨水を道路に流すためのものです。

その為、実際に目隠しフェンスを設置されている家では、約1.5mの高さのフェンスでプライバシーの確保をしているケースもあります。

道路より庭の方が低い場合は、その差にもよりますが、むやみにフェンスを高くするには限界があるので、1階のリビングや居室の掃き出し窓の前に部分的な目隠しフェンスを立てて、プライバシーを確保する方法があります。

隣家との間に目隠しフェンスを設置する場合は、相手方の日照権やプライバシーを考慮したうえで高さを決めなくてはなりません。

また、隣家の敷地が自分の敷地より高い場合は、目隠しフェンスよりも植え込みで目隠しをする方が問題の解決になることもあります。

この場合は定期的に枝を切るなどのメンテナンスが必要になります。

実際の工事の際には、隣家にフェンスの工事に入ることを事前に伝えて、相手方に不快な思いをさせない気配りをするようにしましょう。



目隠しフェンスの選び方のポイント2.素材

目隠しフェンスの素材には種類があります。

1:アルミ製

加工がしやすく、軽量で酸性雨、紫外線に強く長期使用できる点がメリットです。

デザインも豊富で、エクステリア部材を販売している会社でも豊富なバリエーションを取り揃えています。

デメリットは衝撃に弱く、軽くたたくだけで曲がってしまう可能性があることです。

施工費用の一般相場:1m当たり約8,000円~約30,000円程度です。

2:樹脂製

よく目にするのが、ポリエチレン樹脂素材に木目調のデザインを施したものです。

耐久性があり、天然の木の様にも見えるので、傷みが出ない木目調を好む人には向いているでしょう。

デメリットは、木製ではないため太陽熱を吸収しやすく、収縮が激しい点です。

設置する場合はこの点に注意して取り付けなければなりません。

材料費を含む施工費用の一般相場:1m当たり約12,000円~約35,000円程度です。

3:天然木製フェンス

自然の風合いを感じさせるもので、周りの環境になじみやすい点が長所です。

対候性に強いものから虫に弱いものまでさまざまなタイプがありますが、定期的に防水塗料を塗布するなどのメンテナンスが必要です。

施工費用の一般相場:1m当たり約40,000円~約60,000円程度です。

4:ブロック塀

完全に外からの視線を遮断してくれるほか、メンテナンスも必要がありません。

ただし、風通しが悪くなるデメリットがあります。

また、汚れが付きやすく、白華現象(コンクリート成分が表面ににじみ出て、白い塊になる)を起こしやすいこともデメリットです。

また、長い年月を経るとブロック内部の鉄筋が腐食し、転倒する危険性があります。

施工費用の一般相場:1平方メートル当たり約5,000円~約10,000円です。

5:スクリーンフェンス

最近人気があるフェンスで、細い棒を多く使い、隙間が比較的狭いので視線を遮断する効果と風通しや彩光に優れているフェンスです。

メリットは柱の位置を一定の範囲内で自由に決められる事です。

デメリットは材料費が高いことです。

施工費用の一般相場:1m当たり約70,000円~約120,000円程度です。

6:植栽

自然な形で目隠しが出来るのは外を通る人にも柔らかい印象を与えるものです。

場所によって植栽を変えることができるので、庭の雰囲気や玄関回りなどのイメージが変わります。

建物の印象を変えて良い住環境を演出することも可能でしょう。

よく選ばれるのは樫の木の種類やヒバなどです。比較的高さのある木が選ばれる傾向があるようです。

植栽は、2m前後の木の1本当たりの金額は約12,000円~約15,000円程度です。

これに土壌改良費や残土処分費が加算されます。

目隠しフェンスの選び方のポイント3.注意点

外 構 フェンス 目隠し

目隠しフェンスのデメリット

1:通風が悪くなります

目隠しフェンスがあるために風の通りが悪くなる可能性があります。

風通しを良くしたいと考えるなら、隙間の大きいフェンスやルーバータイプのフェンスを選んでみるとよいでしょう。

2:日当たりが悪くなる

目隠しフェンスには遮光性があります。

日差しを遮りたくないと考える場合は、高さを考慮しなければなりません。

明るさを求める場合は、くもりガラス状のポリカーボネートのフェンスを設置すると明るさを確保できます。

3:圧迫感がある

プライバシー確保のためのフェンスが、逆に圧迫感を与えてストレスになっては快適な生活を送ることは出来ません。

フェンスの高さや隙間の大きさを考慮して、どうすれば快適な生活が送れるか考える必要があります。

また、設置部分を必要最小限にすることも選択肢の一つです。

目隠しフェンスの盲点とは

気を付けるべき点は目隠しフェンスの防犯性です。

外からは侵入しにくいのは事実ですが、逆にいったん侵入されると外部からは被害にあっていることが判りづらいというデメリットもあります。

空き巣・不審者などは昼間に侵入できそうな家を物色することが多く、普通にスーツを着てかばんを持ちながら物色していると言われています。

つまり目隠しフェンスは、外から見られずに家に入れる場所を探している侵入窃盗犯に狙われやすいデメリットがあります。

プライバシー確保のための目隠しフェンスは両刃の剣と言っていいかもしれません。

目隠しフェンス設置にかかる費用

既存ブロックの上に設置する場合

既に低い塀としてブロックを積んでいてその上にフェンスを建てる場合、ブロックに穴をあけて柱を立てコンクリートで埋める作業をしなければなりません。

※通常コア抜きはブロックではなくコンクリート塀・壁に穴をあけることです。

ブロック塀は元来フェンスの柱を立てる目的があるので、その穴にはバサモルタルを詰めてあるのみで簡単に除去することができます。

訂正範囲が不明だったのでこのように記載させていただきました。

このブロックに穴をあける作業をコア抜きと言います。

この作業にかかる費用は1カ所当たり約2,000円~約3,000円が一般相場ですが、業者によっては作業一式幾らと見積もる場合もあります。

新たに設置するフェンスの材料と取り付け工事費以外にこのコア抜きの作業費用が加算されるので、若干割高になります。

また、古いブロック塀の場合や約2~3段のブロックの場合は鉄筋が入っていない為、フェンスが高すぎると、台風などの強風や地震で倒壊する危険性があることも留意すべき点です。

ブロックの上にフェンスをのせる場合は、どれほど高くても約1m~1.5mにしたほうが良いでしょう。

新規の目隠しフェンスを設置する場合の費用について

今までなかったフェンスを設置するには、土台となる基礎を作るところから始まります。

基礎工事は柱の部分のみの基礎工事とフェンスをのせるための土台工事に分かれます。

また、フェンスも建物の4方面を対象とするか庭側を中心とした2面や3面にするかで金額が変わってきます。

予算にあった見積もりを出してもらえるよう、フェンスを設置する範囲を決めるなどするとよいでしょう。

目隠しの設置ルール

隣家との目隠し対策について

民法の225条1項に定められていることですが、隣家と自宅の境界線上に今まで塀がない場合は、隣家との協議で塀の材質や高さなどを含め設置費用を折半することに同意した後、設置することが可能になる場合があります。

境界線上に建てられた既存の塀が老朽化して倒壊の危険性が見込まれる場合も、隣家と話し合い、互いに合意した上で、折半で工事費を負担するのは可能です。

また、塀の設置個所を境界線以外にどちらか一方の土地に建てることも選択肢の一つです。

互いの家同士の合意の上の工事のメリットは、こちらの希望が入れられたり、費用が安く済むこと、塀に割く土地の面積が少なくていいことなどがあります。

デメリットは、自分の気に入ったフェンスが選べない、その後の処分について決められないなどがあります。

何らかの手直し、修理が必要となった時は、隣家ともう一度協議の上、費用面や修理について施工業者を交えた三者で打ち合わせ、再度合意してからの修理工事になります。

気持ちよく物事を進めるためには隣家とのお付き合いが大事と言えます。

問題は、隣家と合意に至らない場合や互いの家の付き合いを拒否している場合です。話し合いはこじれるだけで、合意に至るまでの遠い道のりが想像されます。

この場合は、事前にフェンスの設置工事を隣家に伝えて、工事中や工事後にクレームが発生しないように事前通達をしなければなりません。

近隣トラブルは住宅密集地ではよくあることですが、隣同士でいがみ合うのは、生活環境を悪くするだけなので、あまり問題を起こさないように気を付けたいところです。

単独でフェンスを設置するメリットは、自分の気に入った材質やデザインを選べること、自己管理ができること、プライバシーの確保などです。

いっぽうで、工事費用の全額負担になるというデメリットもあります。

また、日当たりや風通しを考えたフェンスをこちら側で工事設置しても、隣家がコンクリートの塀を建てることもあります。

その場合、こちらの計画が無駄になることもあるので、慎重を要します。

隣家同士で自分の敷地内にそれぞれフェンスや塀を立てて競い合う光景も見かけますが、大抵このような場合の隣家同士はあまり仲が良くないものです。

賃貸の家なら引越してしまえばそれで問題解決ですが、自己所有の不動産になると簡単に手放す訳にはいきません。

いざ必要になった時の話し合いがスムーズにいくよう、普段から風通しのよいご近所づきあいをしておくことも大切です。

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