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2022年04月08日更新
400・500万円でできるスケルトンリフォームは?
400・500万円の予算では、一戸建て住宅の場合、建物全体のスケルトンリフォームは難しくなりますが、一階のみやリビングのみなど、限られた範囲であれば工事が可能です。500万円以下で工事を行う時の注意点も踏まえて、建物タイプ別の事例を見てみましょう。
目次
400~500万円のスケルトンリフォームのポイント
スケルトンリフォームとは、建物の基礎以外をすべて解体し、外装や内装を一から作るリフォームのことです。
解体や仕上げ工事費用は、部分リフォームに比べると高額になります。
予算が400~500万円の場合、部屋数が少ない70平米までのマンションであれば、スケルトンリフォームも不可能ではありません。
しかし、屋根や外壁など、外装の解体も伴う一戸建て住宅では、建物全面のスケルトンリフォームは、400~500万円の予算に収めるのは非常に難しいと言えます。
一戸建て住宅で、限られた予算でスケルトンリフォームを行わざるを得ない時は、家の全面リフォームではなく、一階だけスケルトンリフォームを行う方法も検討すると良いでしょう。
また、予算500万円未満のリフォームは、建設業許可を取っていない業者でも行えますので、業者選択は特に慎重に行わなければなりません。

一階だけのスケルトンリフォーム
二階建ての一戸建て住宅の場合、建物全面に予算をかけられなくても、一階だけスケルトンリフォームすることで、住みやすい住宅にすることができます。
一階だけのスケルトンリフォームでできること
一階だけ行うスケルトンリフォームでは、内装や水回り設備一式の交換はもちろん、外壁のも、建物の耐久性に支障がない範囲で解体することができますので、耐震補強や断熱補強工事も可能です。
内装材や水回り設備のグレードを下げ、造作収納など、大工手間が増える工事を減らすことができれば、約500万円以内で、一階だけのスケルトンリフォームも不可能ではありません。
予算の上限に注意
施工面積が約40坪を超えるケースでは、水回り設備の交換と解体費用だけで、約400~500万円の予算になってしまうことがあります。
また、家の構造材が著しく劣化していたり、耐震性に問題があったりする場合は、補強工事費用として約80~200万円の追加費用が発生します。
さらに断熱補強工事費用は、一階だけでも約20~70万円が相場ですので、家の性能も高めたい場合は、約500万円以上の予算を確保しておかなければなりません。
500万円未満の工事では建設業許可が不要
建設工事を行う会社は、建設業許可を取る必要がありますが、「軽微な建設工事」は建設業許可の対象外となっています。
この軽微な建設工事には、税込み500万円未満のリフォーム工事も含まれます。そのため、契約金額が500万円未満のスケルトンリフォームは、建設業許可がない業者でも行うことが可能です。
建設業許可の有無よりも重要なこと
建設業許可を所持していない業者の中には、リフォームの知識もないまま契約を取り、工事はすべて下請け業者に任せ、リフォーム後の保証もおろそかにしてしまう業者が紛れている可能性が高くなります。
しかし、建設業許可を所持していない業者だからといって、必ずしも悪徳業者というわけではありません。
リフォーム業者の中には、軽微な建設工事のみを専門に請け負う、熟練の業者もあります。
500万円以下の工事を行う時は、建設業許可の有無だけでなく、これまでのリフォーム実績や、自社に工事部門があるかなどを確認しておくと良いでしょう。
一度は会社を訪問しておくべきでしょう。
資材置き場や工事車両などが小規模でもキチンと整備され、責任者が工事実績などをしっかり具体的に説明してくれるような業者であれば、ほぼ安心ですが、中にはデスクと電話だけの営業専門会社もあるので要注意です。
500万円未満のスケルトンリフォームに対応する優良な業者をさがすには
信頼できる優良な業者を探すには、リフォーム紹介サービスを使うといいでしょう。
リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住いの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いたうえで、適切で最適な業者を最大3社紹介してくれます。
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400万円でできるスケルトンリフォームの事例
400万円でスケルトンリフォームを行う場合、一戸建て住宅では、建物全面に手を加えることは難しいと言わざるを得ません。
ただし、一戸建て住宅でも、建物面積が少ないケースや、ワンフロアのみ施工するケースであれば、400万円でもスケルトンリフォームが可能です。
ただし、行える工事の種類は限られるため、予算をかける箇所を間違えないよう注意しなくてはなりません。

一戸建て住宅の400万円スケルトンリフォーム事例
リフォーム内容
- 一階のみスケルトンリフォーム
- 水回り設備には本体グレードが低い標準仕様商品を使用
- 床のフローリング材は、平方メートルあたり約3千円の標準仕様品を使用
- 和室と間仕切りを撤去して、広々としたリビング空間に
- 造作棚は既存のものを塗装して再利用
スケルトンリフォームの費用のうち、価格を抑えるポイントは、水回り設備と内装材のグレードです。
グレードが低い水回り設備でも、選べるオプション機能が少ないというだけで、使用には全く問題はありません。
保存状態が良ければ、トイレや照明器具、建具なども再利用することができます。
内装材に関しても、無垢材などの価格が高い建材を選ばない限り、ワンフロアのみであれば、約50万円前後に収めることが可能です。
マンションの400万円スケルトンリフォーム事例
全体スケルトンリフォームの内容
- 洗面台を除く、水回り設備一式の交換
- 鏡と洗面ボウルは施主支給、カウンター取り付けと配管工事を実施
- 間取り変更なし
- 照明器具の交換
- 玄関に造作収納を追加
マンションで、水回り設備一式を交換する費用の相場は、本体価格と取り付け費用を含めても、約150万円前後です。
解体費用の相場が一室あたり約50~100万円と考えると、残りの約150~200万円の予算で、内装仕上げ工事に加えて、間仕切り壁の撤去や造作収納の追加なども可能です。
500万円でできるスケルトンリフォームの事例
予算500万円になると、マンションでは、プランニングの自由度が少し高くなります。
一方、一戸建て住宅では厳しい予算であることに変わりはありませんので、一階だけ、または約20坪以下のコンパクトな建物でのスケルトンリフォームとなります。
一戸建て住宅の500万円スケルトンリフォーム事例
部分スケルトンリフォームの内容
- 一階のみスケルトンリフォーム
- 水回り設備はスタンダードクラスの商品を使用
- 床、壁の内装材は標準クラス商品を使用
- トイレ、建具は再利用
- 間取り変更なし
400万円で行うスケルトンリフォームに比べて、約100万円の余裕がありますので、水回り設備もスタンダードクラスのものが選べるようになります。
あるいは、水回り設備のグレードを落とし、内装材や造作家具にしっかり予算をかけても良いでしょう。
マンションの500万円スケルトンリフォーム事例
全体スケルトンリフォームの内容
- 水回り設備一式の交換
- 専有部分の給排水管を補修
- 和室をウォークインクローゼットに変更
- 間仕切り壁の撤去
約500万円の予算があれば、マンションの場合、水回り設備一式の交換は比較的負担にはなりません。
給排水管の点検や、造作収納の取り付けなど、内装工事にも予算を回せるようになります。
スケルトンリフォームで気をつける事
戸建住宅の場合、用途地域の変更などで使える資材に制限を受ける場合があります。
マンションの場合は共有部分との取り合いや内装制限などにも要注意です。
法的確認や近隣対策など細かい配慮を心がけましょう。
住宅リフォームの減税や補助
住宅の建て替えやリフォームには各種の減税や補助金の制度があり、一定の条件で支援を受けることができます。
補助金については、各自治体により各種の制度が増えたり、内容が変化していますので最新の情報を確認しておきましょう。
フルリフォーム・リノベーションに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたフルリフォーム・リノベーションは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
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