2024年04月15日更新

監修記事

階段下に収納を作るリフォームをする費用は?

デッドスペースになりがちな一戸建ての階段下に収納スペースをつくると、収納力が格段にアップしてとても便利です。住宅リフォームをするときには、階段下に収納を作ってみてはいかがでしょうか。今回はその注意点や費用の相場を紹介します。

階段下に収納スペースを取り付ける工事方法

階段下に収納スペースを作る場合には、さまざまなパターンがあります。パターンによって費用も大きく変わってくるので工事に入る前にしっかりと考えましょう。

階段下に収納を作るリフォームをする費用は?

ウォークインクローゼットタイプの階段下収納

急勾配の階段であればあるほど、階段下のデッドスペースが生まれやすく、大がかりなリフォーム工事を取り行えます。階段下には窓を作りにくいため、照明も必要になる可能性が高いです。

棚だけを取り付ける工事方法

デッドスペースが狭い場合には、少しだけ壁を撤去して棚だけを取り付けるリフォーム工事もあります。出入り口をつけたりするウォークインクロゼットタイプと比較するとリーズナブルに工事ができる点がメリットです。

知っておきたい階段下を含む小屋裏収納の法律と注意点

階段下収納は壁を撤去して行う大がかりな工事であり、法律に則って進める必要があります。

階段下収納の追加はほとんどの場合階段の面積は1階と2階の床面積にダブルで算入されている事が多いので面積の問題は有りませんが、外したい壁に筋交いがはいっていたり構造上の強度を計算するための壁であることもあります。

そのため、一戸建て住宅だからと言って、勝手気ままにプランを立てることはできませんので、必ずリフォーム会社に相談して決めるようにしましょう。

特に一戸建てで小屋裏や床下など複数の場所に収納を作る際には、それらの存在する階ごとに合算し、その階の面積に対して2分の1以下にするよう定められています。注意点を把握して、収納の広さを決めるようにしましょう。

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階段下収納をつくるときにかかる費用

階段下収納をつくるときには実際どの程度の費用がかかるのでしょうか。パターン別に紹介します。

階段下収納のリフォーム工事で発生する費用の内訳

階段下収納をつくる際には、それぞれの工事で選択する内容によって費用が大きく異なります。どの過程でどのように変わってくるのかをチェックしましょう。

階段下に収納を作るリフォームをする費用は?

壁面の解体費用

壁を壊して収納スペースをつくるための費用です。解体費用には約3万円が発生します。

収納内壁下地造作の費用

収納スペースの内壁を整えるための費用です。合板で済ます家庭も多いですが、石膏ボードを貼ったり、壁紙を貼ったりすることもできます。その分費用は嵩みます。

収納内壁下地造作では、選ぶ素材によって異なりますが石膏ボードとクロスを貼る場合には約2万円かかります。合板のものでいいということであれば、クロス仕上げの料金が無くなり解体時の施工に加えて約5,000円で造作できます。

収納内床下地造作の費用

収納スペースの床をフローリングなどを敷いて整える費用です。こちらも合板のままにしておくこともできます。

床の素材はフローリングにするか合板にするかによって異なります。フローリングの場合は工事費用含めて約2万円、合板の場合は約1万円です。

扉やドア、照明の取り付けにかかる費用

収納スペースが小さいと扉やドア、また照明を付けない場合があります。取り付けるか否かによって費用は大きく変わります。

扉はカーテンタイプにするかドアタイプにするかによってまた費用が異なります。リーズナブルなカーテンタイプはカーテンとレールで約1万円、さらに開口枠を作るので約6,000円発生します。

扉をドアタイプにすると材料費と工事費用を合わせて約3~4万円発生します。

ドアの開閉時に他のドアとぶつかったり階段の降り口の近くだと危険ですので、そこも加味して計画を立ててもらうとよいでしょう。

またウォークインクローゼットタイプの収納をつくるときに忘れてはならないのが照明です。リフォーム工事後に取り付けるとなると配線がむき出しの状態になってしまい、見た目にも安全面でもあまりよいものではありません。

照明を取り付けるときには多くの場合、シーリングライトが使用されますが配線と取り付け費用で約2~3万円が相場です。

ウォークインクローゼットタイプではなくても、棚の取り付けが必要です。シンプルに合板を取り付けるだけであれば、約1万円~オーダーできます。

総額でウォークインクローゼットタイプにする場合は約10~15万円、収納内床下地造作と照明が不要な棚のみの階段下収納は約7~10万円が費用の相場と言えます。

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本記事の階段・廊下リフォームは一例で、「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なり」ます。複数社の見積もりを「比較」をすることが重要です!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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