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2018年10月10日更新
トイレに手すりを取り付ける費用や価格は?
高齢者が楽にトイレを使用するためには、バリアフリー対策のためのリフォームが必要です。特にトイレは狭い空間なので、手すりがあると体の安定を図ることができ、転倒防止にも役立ちます。手すりの種類と価格、また、取り付け費用をみてみましょう。
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- 監修者明堂浩治
リフォームでトイレに取り付ける手すりの種類について
一般に高齢者は膝の痛みや足腰の筋力低下などで、身体のバランスを崩しやすくなっています。
特にトイレは1日に何回も使用するため、トイレに行く移動途中や、トイレの中での転倒事故がとても多いということです。
そのような転倒事故の危険から守るためにも、床の段差をなくしたり、手すりを取り付けたりするなど、バリアフリーにするためのリフォームが必要になってきます。

それでは、トイレの手すりにはどのような種類があるのかみてみましょう。
システムタイプのトイレ用手すり
トイレに座ったり、立ったりするのをサポートするために左右に肘掛けがついている手すりです。
便座の両脇に肘掛けがくるように、床に固定して設置します。
システムタイプなので、オプションで背もたれや前方ボード、また立つときの助けになるアシストバーなどを組み合わることができます。
身体の調子に合わせて選ぶことができるので便利です。
はね上げタイプのトイレ用手すり
便座に座っている時間が長くなると辛いというような場合の、座る姿勢を安定させるための手すりです。
肘掛けだけのタイプと、背もたれが付いているタイプがあります。
また、必要のない時は肘掛けを上にはね上げることができるので、介助人がいる場合も便利です。
シンプルな形状の床固定式なので、取り付けも簡単で、大がかりなリフォームの必要がありません。
壁に取り付けるインテリア・バー
座ることには問題がないけれど、立ったり座ったりするときに辛いという場合に、便利なのが壁に取り付けるタイプの手すりです。
I型とL型があります。

他にも、手すりと棚がセットになっているタイプもあります。
縦にI型の手すり、横に肘がおける棚というように、L型に配置されています。
また、手すりを取り付ける時は取り付ける位置に注意しましょう。
横方向の手すりは便座の座面から23cm~30cm、縦方向の手すりは便器の前先端から20cm~30cmの位置が良いとされています。
しかし、個人差があるので、取り付ける際には必ず使用される高齢者の方に、確認してもらってから取り付けるようにしましょう。
一般的なトイレのインテリア・バーの価格は、約1万2000円から約3万円です。
しかし、インテリア・バーを取り付ける場合は取り付け工事費用の他に、壁の下地補強工事等が必要になる場合があるので、多少費用がかかる場合があります。
工事費用は約1万5000円から約3万円を目安にすると良いでしょう。
他に諸経費がかかります。
手すりなどのバリアフリーリフォームと助成金について
要介護、要支援の認定を受けている高齢者のために、トイレの手すりを設置する場合は、高齢者住宅改修費用の助成制度を利用して、バリアフリーリフォームの助成を受けることが可能です。
支給額は支給限度額20万円のうちの9割、つまり18万円を上限として支給されます。
詳しいことは地域のケアマネージャーなどに相談すると良いでしょう。
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