二世帯住宅の二階だけをリフォームする費用は?おすすめの間取りや補助金も解説!

二世帯住宅リフォーム解説のサムネイル画像。1階に親世帯、2階に子世帯が暮らす断面イラストと、『二階を快適空間に!費用・間取り・補助金を解説』というタイトル文字

戸建住宅の二階部分をリフォームして二世帯住宅にする場合、費用はどれぐらいかかり、どのような点に注意する必要があるのでしょうか?二世帯住宅の構造や構造ごとの費用の目安、二階と一階いで分割する場合のおすすめの構造についてご紹介します

2026年01月16日更新

監修記事
リフォーム費用すぐわかる!

二階だけリフォームで二世帯住宅にする費用は?相場やメリットを解説

二階だけをリフォームして二世帯住宅に住んでいる母親と息子家族(夫婦+小学生の息子)が2階のリビングで談笑しているシーン

実家の一戸建ての二階部分だけをリフォームして、子世帯が住む二世帯住宅にする場合、費用の目安は800万円〜1,500万円前後です。

既存の建物を活用するため、建て替えよりも大幅に費用を抑えつつ、お互いのプライバシーを確保できるのが大きな特徴です。この記事では、二階だけを二世帯化するリフォームの費用内訳や、快適に暮らすためのポイントについて解説します。

リフォーム費用すぐわかる!

二階だけリフォームして二世帯にする費用相場

母親が1人で住んでいる戸建ての二階部分をリフォームして、息子夫婦と子供1人が同居している家の間取図
母親が1人で住んでいる戸建ての二階部分をリフォームして、息子夫婦と子供1人が同居した家の間取図

二階だけを子世帯の居住スペースとしてリフォームする場合、中心となる価格帯は1,000万円〜1,500万円程度です。

施工範囲や設備のグレードによりますが、キッチンや浴室などの水回りをすべて二階に新設するか、一部を親世帯と共有するかによって費用は大きく変動します。

水回り増設の費用内訳

二階だけで独立した生活を送るためには、水回りの増設が必須です。それぞれの設備を新設する場合の概算費用は以下の通りです。

工事内容費用の目安
キッチンの増設100万〜300万円
浴室(ユニットバス)の増設100万〜250万円
トイレの増設50万〜100万円
洗面台の増設30万〜80万円
水回り4点合計約300万〜750万円

これに加え、配管工事や電気工事、床の補強工事、間取り変更に伴う内装工事費が発生するため、総額で1,000万円を超えてくるケースが一般的です。

完全分離型と部分共用型の費用差

玄関を分けて完全に生活を分離する「完全分離型」と、玄関や一部設備を共有する「部分共用型」では、リフォーム費用に数百万〜1,000万円近い差が出ることがあります。

その
完全分離型(1,500万円〜)
外階段を設置して二階専用の玄関を作ったイラスト

外階段を設置して二階専用の玄関を作るなど、大規模な工事が必要です。プライバシーは確保されますが、費用は高額になります。

その
部分共用型(800万円〜1,200万円)
玄関は一階の親世帯と共有し、二階の室内のみをリフォームした二世帯住宅

玄関は一階の親世帯と共有し、二階の室内のみをリフォームする場合です。外壁工事や基礎工事が最小限で済むため、費用を抑えられます。

リフォーム費用すぐわかる!

二階だけを子世帯スペースにするメリット

二階部分を子世帯専用にリフォームすることには、コスト面だけでなく生活環境の面でも大きなメリットがあります。主なメリットは以下の2点です。

メリット✨
程よい距離感とプライバシーの確保

一階と二階で世帯を分けることで、物理的な距離が生まれ、お互いの生活リズムを乱さずに暮らせます。

親世帯は朝型、子世帯は夜型といった生活時間のズレがあっても、フロアが異なるため気配を感じすぎずに済みます。また、子世帯にとっては自分たちの好みの内装デザインを取り入れやすいという利点もあります。

メリット✨
建て替えよりも低コストで実現可能

実家を取り壊して二世帯住宅に建て替える場合、解体費や建築費で3,000万円〜4,000万円以上の資金が必要になることも珍しくありません

一方、二階だけのリフォームであれば、基礎や構造体をそのまま利用できるため、半額以下の予算で二世帯同居をスタートできます。浮いた予算を家具や家電、あるいは将来の貯蓄に回せる点は大きな魅力です。

リフォーム費用すぐわかる!

二階だけ二世帯リフォームの注意点と対策

快適な二世帯生活を送るためには、リフォームの計画段階で「音」と「動線」について十分な対策を講じる必要があります。特にトラブルになりやすいのが、二階からの生活音です。

注意点⚠️
生活音・防音対策は必須
左半分:床の遮音対策遮音性の高いフローリング材(遮音等級L45など)を採用右半分:配管の防音排水管に遮音シートを巻いたイラスト

二階の床で発生する足音や、トイレ・シャワーの排水音は、想像以上に一階に響きます。特に一階の親世帯の寝室の上に、子世帯のリビングや水回りが配置される間取りは避けるべきです。

  • 床の遮音対策遮音性の高いフローリング材(遮音等級L-45など)を採用する、床下に吸音材を充填するなどの対策が有効です。
  • 配管の防音排水管に遮音シートを巻く、あるいはパイプスペース(配管を通す空間)の位置を寝室から離すといった配慮が求められます。
注意点⚠️
玄関と階段の動線計画

部分共用型で玄関を一つにする場合、子世帯が帰宅して二階へ上がる際、必ず親世帯の居住スペースを通るような間取りは避けたほうが無難です。

玄関ホールから直接階段へ上がれる動線を確保することで、来客時やお風呂上がりなどでも、お互いに気兼ねなく移動できます。また、将来を見据えて階段に手すりを設置したり、勾配を緩やかにしたりする工夫も検討してください。

リフォーム費用すぐわかる!

補助金や減税制度の活用

二世帯住宅へのリフォームは、国や自治体の補助金制度の対象になる場合があります。

  • 子育てエコホーム支援事業
    子育て世帯がリフォームを行う場合、省エネ改修などに対して補助金が出ることがあります。
  • 長期優良住宅化リフォーム推進事業
    性能向上を伴うリフォームに対して補助されます。三世代同居対応改修工事も対象となる場合があります。
  • 同居対応改修に伴う減税要件を満たすバリアフリー工事や同居対応工事を行うと、所得税の控除や固定資産税の減額措置を受けられる可能性があります

これらの制度は年度ごとに予算や要件が変わるため、リフォーム会社に最新の情報を確認してもらい、見積もり段階で相談することをおすすめします。

増改築・間取り変更リフォームの業者選びで後悔しないために

必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!

なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。

とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。

そのような方こそハピすむの一括見積もり比較を活用しましょう!
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで、審査を通過した1000社以上の中から、まとめて見積もりを依頼できます。

無料の見積もり比較はこちら>>

また、ハピすむでリフォームされた方には最大10万円分の「ハピすむ補助金」もご用意しています。

詳細はこちら>>>ハピすむ補助金プレゼントキャンペーンの流れ

リフォーム費用すぐわかる!

この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

LINE 友達追加
リフォーム費用すぐわかる!
【お住まい周辺】
無料一括最大3社
リフォーム見積もりをする