目次
- 1 カーポートリフォームでできる様々なこと
- 2 カーポートの特徴や機能
- 3 駐車場に使われる主な地面
- 4 駐車場の設置場所
- 5 【台数別】カーポートで人気の製品と価格相場
- 6 カーポートリフォームの台数別の費用相場
- 7 カーポートリフォームの取り付け費用の内訳
- 8 カーポートリフォームの工事費用相場
- 9 カーポート設置時にコンクリートを打設する費用
- 10 カーポート設置に伴うその他リフォームの費用
- 11 カーポートやガレージ周りにフェンスを設置する費用
- 12 ケース別のカーポートリフォームの費用
- 13 カーポートの種類
- 14 カーポート屋根の素材と特徴
- 15 カーポートリフォーム相場
- 16 おすすめカーポートメーカー3選
- 17 カーポートを格安でリフォームする方法はある?
- 18 ホームセンターのカーポートは購入すべき?
- 19 カーポートのリフォームが得意なリフォーム会社を探すには
- 20 カーポートの固定資産税はいくら?
- 21 カーポート設置で注意すべきこと
- 22 駐車場をおしゃれにするポイント
- 23 駐車場を安くリフォームするポイント
- 24 格安でカーポートのリフォーム工事をするには?
- 25 カーポートの商品代相場
- 26 フェンスを設置してガレージ・車庫風にリフォームする場合
- 27 カーポートを複数台設置する場合
- 28 中古カーポートはどうなの?
- 29 格安カーポートの設置は、地域の気候に合わせて選ぼう
- 30 カーポートは自分で取り付けられるの?
- 31 駐車場をリフォームする際の注意点
- 32 駐車場リフォームを依頼する際のリフォーム業者の選び方
カーポートリフォームでできる様々なこと
カーポートは、大切な愛車を保管するだけでなく、屋外の様々な用途に使うことができるスペースです。
カーポート設置の目的を明確にし、コンクリートや外構フェンスなどの必要なオプションを追加すると良いでしょう。
愛車を紫外線から守りたい
太陽光に含まれる紫外線は、車の塗装を劣化させてしまい、愛車の見た目を損ねてしまいます。
遮熱仕様のカーポートの屋根は、愛車を紫外線から守り、日陰となって車内の温度上昇を緩和させる効果があります。
雨で愛車が汚れないようにしたい
洗車をした直後に雨が降って、作業が無駄になってしまったご経験のある方も多いのではないでしょうか。
雨が当たると車は想像以上に汚れ、洗車を怠ると徐々に汚れを蓄積させてしまいます。
また、カーポートで愛車を雨から守っておくと、雨の日でも車の乗り降りがスムーズになるメリットがあります。
重たい雪に耐えられるカーポートを取り付けたい
豪雪地域で使用するカーポートは、雪の重みによる倒壊で、車や家族、近所の人を危険に晒さないよう、積雪に耐えられる耐雪設計タイプを選ばなければなりません。
耐雪設計タイプのカーポートには、100~200センチメートルの範囲で対応積雪量が設定されています。
さらに、落雪後枠が搭載されており、雪が雨どいで止まらずに滑り落ちやすい設計となっており、カーポートにかかる積雪の負担を減らすようになっています。
お住まいの地域の積雪量に応じた、耐雪設計のカーポートを選びましょう。
お子様の遊び場としてのカーポートを作りたい
カーポートの駐車スペースを歩きやすいコンクリートにリフォームすることで、転倒の恐れがなく、安全にお子様が駆け回れる遊び場となります。
カーポート本体の費用に加えて、コンクリートの面積あたりの費用も調べておきましょう。
カーポートの地面をコンクリートにする際、勾配が不十分だと、水はけが悪くなり水たまりが生じてしまいます。
万が一に備え、雨が流れやすいよう溝を掘っておくなど、水はけ対策の費用も惜しまないようご注意ください。
エクステリアの装飾としてカーポートを作りたい
単にコンクリートを駐車スペースに敷き詰めるだけでなく、草目地や砂利目地などの装飾を取り入れることによって、カーポートを豪華に演出することができます。
装飾の種類ごとにかかる費用が異なりますので、予算とデザインの兼ね合いが重要です。
フェンスを設置して車庫の目隠しにする
車の駐車スペースとしてだけでなく、カーポート周りにフェンスを設置して、屋外からの視線を遮断する機能を追加できます。
目隠しの性能を有するフェンスかどうか、デザインや価格と相談しながら選んで行きましょう。
カーポートの特徴や機能
まずはカーポートそのものの特徴や、リフォームで追加できる機能の種類について知っておきましょう。
カーポートの耐用年数
カーポートは、通常は約10~30年間は使用することができますが、約20年目になると、紫外線によるダメージで、主に屋根や支柱の劣化が目立つようになります。
しかし、塩害地域など支柱の金属が錆びやすいエリアでは、劣化が早まってしまう場合もあります。
カーポートは錆びにくいアルミ素材を使うことが多いですが、アルミ素材も錆びは発生し、表面が腐食することがありますので注意が必要です。
塩害地域では通常より早く劣化してしまうことが考えられます。
設置後10〜20年以内には、何らかのメンテナンス、またはリフォームが発生すると考えておくと良いでしょう。
屋根の耐候性で異なる価格
カーポートの価格は、屋根の耐候性によって価格が変動します。
耐候性とは、紫外線、風、雪などの自然現象に耐える力のことです。
紫外線に耐えるUVカット性能、日射熱に耐える遮熱性能、風に耐える柱の強度、雪の重みに耐える耐雪性能、などがカーポートの主な耐候性となります。
これらの耐候性をオプションでカーポートに追加すると、それぞれ以下のような追加費用が発生します。
- UVカット性能:約15万円
- 遮熱性能:約2万円
- 支柱の強度アップ:約2万円
- 積雪50センチメートルタイプ:約1千円アップ
- 積雪100センチメートルタイプ:約3万円アップ
- 積雪150センチメートルタイプ:約8万円アップ
- 積雪200センチメートルタイプ:約14万円アップ
積雪150センチメートル以上になると、柱の数も増え、設置工事費用も、柱の本数1本につき1万円アップします。
駐車場に使われる主な地面
駐車場の地面部分には、コンクリートやレンガ、砂利などのさまざまな舗装が施されますが、それぞれの舗装にはどのような特徴やメリット・デメリットがあるのでしょうか?
代表的な舗装方法別に、特徴とメリット、デメリットをご紹介します。
砂利
砂利舗装は、基礎工事を行った地面に砕いた石を敷き詰めた舗装方法です。
使用する砂利のサイズは、約3cmから約0.5mmまで、さまざまな大きさのものが使われます。
砂利舗装は他の舗装方法に比べると、整地して砂利を敷き詰めるだけで施工することができるため、DIYでも作業が可能です。施工期間も短く、費用も比較的安価な点がメリットです。
しかし、砂利は自動車の重量によって段々と動いてしまいます。力のかかり具合によっては砂利が弾き飛ばされ、周囲に飛び散ってしまったり、自動車に当たって傷を付けてしまったりすることがあります。
また、砂利の上を走行する際には、どうしても砂利同士が擦れて大きな音を立ててしまう点もデメリットと言えるでしょう。
砂利がずれてしまう点については定期的に砂利をかき混ぜて均せば解決できますし、飛び石についてもゆっくりと走行すればある程度予防が可能です。
音については、小さなサイズの砂利を用いれば、音の大きさを抑えることができるでしょう。
砂利舗装は他の舗装方法に比べて管理に手間がかかりますが、施工費用が安価に抑えられ、庭のデザインに合わせやすいというメリットがあります。
芝生の庭や和風の庭など、コンクリートやタイル、アスファルトがマッチしにくい場合には、砂利舗装を用いるのも良いでしょう。
コンクリート
コンクリート舗装とは、セメントに砂や砂利などの骨材を混ぜたものを地面に流し入れる舗装のことです。
硬化すると石材に近い耐久性、強度を発揮することができるため、自動車を停めても舗装が変形しにくく、耐用年数も比較的長めというメリットがあります。
また、コンクリート舗装は表面を滑らかに整えることができるため、走行時の音も抑えることができます。夜間や早朝に自動車を出し入れしても周囲の迷惑になりにくいという点もメリットです。
ただし、コンクリート舗装の強度は施工するコンクリートの厚みによって大きく変わるので、舗装面が薄い場合は自動車の重みで亀裂や変形が発生します。
このような亀裂や変形を防止するためには、十分な基礎工事と鉄筋の追加が必要ですので、工期と費用がやや割高となるでしょう。
ガレージタイプの駐車場の場合には、建物の基礎と同時に施工することができるため、コンクリート舗装が多く用いられています。
レンガ舗装
レンガ舗装とは、転圧機で砂利等の基礎を押し固めた上にレンガを並べて施工する舗装方法です。
レンガは粘土を焼き固めて作られているので焼き物特有の落ち着いた色合いがあり、滑りにくく耐久性が高いという特徴があります。
しかし、レンガは焼き物ゆえに強い力が加わると割れたり砕けたりしてしまいます。駐車場に用いる場合は基礎部分を工夫して重量を逃がすなどの工夫を行わなければなりません。
また、施工も職人が1個ずつレンガを並べていくため、どうしても工期と費用がかかるというデメリットがあります。
駐車場の設置場所
駐車場を設置する場合には、生活スタイルや住宅の立地条件に合わせて設置箇所を選ぶようにしましょう。
玄関や勝手口などに近い場所なら家からの出入りが楽ですし、荷物の積み降ろしにかかる負担も抑えられますが、駐車場に面している道路の広さによっては、自動車の出入りが難しくなってしまいます。
自動車の出入りについては、駐車場入口の大きさを変更することである程度対処できます。リフォームで駐車場を作る際には、リフォーム業者に相談して使いやすい駐車場のデザインを考えてもらうと良いでしょう。
【台数別】カーポートで人気の製品と価格相場
カーポートの人気製品と製品価格の相場についてご紹介します。
【1台用】カーポートの人気商品3選
横幅2.7mは27、奥行5.0mは50と表記しています。
価格およびサイズは目安としてご参考にしてください。
メーカー名 | 商品名 | 商品価格 | サイズ |
---|---|---|---|
LIXIL | ネスカF | 248,000円(税込) | 横幅27-奥行50 |
YKKAP | アリュースZ | 272,000円(税込) | 横幅24-奥行51 |
三協アルミ | カムフィエース | 260,800円(税込) | 横幅23-奥行43 |
リクシル ネスカF
LIXILの「ネスカF」は、フラットでスタイリッシュなデザインのカーポートです。
柱の高さH22(2.2m)を標準設定とし、車高の高い1BOX車やRV車でも楽に駐車できる高さになりました。
耐風圧強度は風速38m/秒を標準設定とし、突発的な強風や台風などから大切な車を守れる安心感があります。
カーポート屋根のカラーバリエーションは5色、屋根材はポリカーボネート板、熱線吸収ポリカーボネート板、熱線遮蔽FRP板の3種類から用途に合わせて選択可能です。
YKKAP アリュースZ
YKKAPのアリュースZは、カーポートの柱や梁のアルミニウム合金にT6処理が施されています。
T6処理とは部材の押出し時に水で急速冷却して強度を高める処理のことで、カーポートを長く使用する際にも安心できる強度を確保しています。
R型のスリムなデザインは柔らかさを表現しており、ホワイトを含めたカラーバリエーションも住宅との調和に最適です。
屋根材には透過性のポリカーボネートを使用し、紫外線をカットしながら駐車空間の明るさを保ちます。
三協アルミ カムフィエース
三協アルミのカムフィエースは、耐風圧性能が風速38m/秒相当、耐積雪強度20cm相当を標準設定とし、台風の多い地域や雪の多い地域でも十分な耐久性があります。
使い勝手に配慮したサイズ設定がなされており、駐車スペースに合わせて高さと奥行きは3段階、横幅は4段階の中から最適なサイズを設定できるのが特徴です。
屋根のパネルカラーは7種類と豊富で、家と調和する色を選択することができます。
【2台用】カーポートの人気商品3選
メーカー名 | 商品名 | 商品価格 | サイズ |
---|---|---|---|
LIXIL | フーゴR | 786,800円(税込) | 横幅54-奥行50 |
YKKAP | エフルージュツインFIRST600タイプ | 1,091,500円(税込) | 横幅60-奥行51 |
三協アルミ | U.スタイル アゼスト | 1,264,300円(税込) | 横幅54-奥行48 |
リクシル フーゴR
LIXILのフーゴRは、サイドからの吹込みを軽減できる袖壁タイプや、前下がりの屋根デザインで縦列駐車の敷地にもおすすめな逆勾配タイプが揃っています。
対風圧強度42m/秒相当を標準設定とし、耐積雪強度も50㎝相当までと、厳しい気象条件にも対応しています。
どんな住宅にも調和する豊富なカラーバリエーションとサイズだけでなく、屋根のデザインも3種類から選べるので、様々な敷地形状に合わせてフレキシブルに設定できます。
YKKAP エフルージュツインプラスFIRST600タイプ
YKKAPのエフルージュツインプラスFIRST600タイプは、車2台分の駐車スペースにアプローチ部分や駐輪に使えるスペースをプラスし、広々とした屋根のカーポートです。
雨を防ぐプラススペースは、梁が張り出している部分を調整できるため、駐輪場・バイク置き場など、用途に合せて選択が可能なだけでなく、玄関から外への濡れないアプローチとしても利用できます。
三協アルミ U.スタイル アゼスト
三協アルミの「U.スタイル アゼスト」 は、シンプルなフラット屋根を基本に、すっきりとした印象を演出します。
シンプルモダンなど、様々な住宅スタイルにフィットするカーポートです。
また、木調屋根枠を選択すれば、ナチュラルテイストな雰囲気も創出することができます。
【3台用】カーポートの人気商品3選
メーカー名 | 商品名 | 商品価格 | サイズ |
---|---|---|---|
LIXIL | カーポートST | 1,810,300円(税込) | 横幅80-奥行55 |
YKKAP | ジーポート Pro | 1,214,000円(税込) | 横幅80-奥行55 |
三協アルミ | スカイリード 両側支持タイプ | 1,334,100円(税込) | 横幅72-奥行50 |
リクシル カーポートST
LIXILのカーポートSTは、耐風圧・積雪強度に優れており、風が強い日でも安心のカーポートです。
豊富なバリエーションにも対応しており、使い勝手や意匠性を追求しています。
車の台数に合わせて1〜4台用までラインアップされた豊富なサイズ展開を実現しています。
YKKAP ジーポートPro
YKKAPのジーポートProは、業界トップクラスの耐積雪・耐風性能を実現しました。
自然災害から大切な車を守ります。
住まいに調和するデザインと高級感あふれる各種オプションの充実さが、こだわりのカーポート空間を創出します。
三協アルミ スカイリード両側支持タイプ
三協アルミのスカイリード両側支持タイプは、スタイリッシュかつ開放的なデザインのカーポートで、どんな空間にもマッチする明るくオープンな商品です。
高い強度を確保し、雪や風から車を守ります。
カーポートリフォームの台数別の費用相場
カーポートをリフォームする場合の費用相場と工期の目安について解説します。
リフォーム費用には、本体価格と取り付け費用が含まれます。
また、カーポートのグレードや、耐雪タイプなどのオプションを付けることによって費用は増減することがあるので、参考程度に留めておいてください。
なお、リフォームの工期は、敷地面積の広さによって日数が増えることがあります。
1台用カーポートのリフォーム費用相場
費用相場 | 約120万円〜約200万円 |
---|---|
目安となる工期 | 約1日〜約2日 |
1台用カーポートのリフォーム費用の相場は、約120万円〜約200万円です。
費用や工期は、カーポートのサイズや屋根などの材質によって変動します。
2台用カーポートのリフォーム費用相場
費用相場 | 約200万円〜約280万円 |
---|---|
目安となる工期 | 約2日〜約3日 |
2台用カーポートのリフォーム費用は、片側支持タイプや、背面支持タイプ、両面支持タイプによって異なります。
3台用カーポートのリフォーム費用相場
費用相場 | 約280万円〜約360万円 |
---|---|
目安となる工期 | 約2日〜約3日 |
大型のカーポートである3台用カーポートのリフォーム費用は、主に柱の本数によって変動します。
カーポートリフォームの取り付け費用の内訳
ホームセンターのカーポートは、エクステリアメーカー製のものより安価なものがあります。
ホームセンターのカーポートは、価格が安いからと言って大幅に材質が劣るわけではなく、設置するタイプやサイズを間違えなければ、使用に問題はありません。
しかし、注意しなくてはならないのが、チラシやホームページに記載されている「標準工事付」の文言です。
この標準工事とは、カーポートの組み立て費用や取り付け費用を指しており、オプション部材の追加や、工事の際に発生した廃材の処分費、コンクリート打設費用などは別途見積もりが必要になっています。
これらの工事を行うためには下請け業者に依頼しなければならないことが考えられますが、その場合は中間マージンを上乗せした見積もりが作られます。
つまり、カーポートの設置が難しく、取り付けの際に複数の工事を要するような敷地では、チラシに記載されている安価な金額で工事が行えない恐れがあります。
また、大手エクステリアメーカーのカーポートでは保証が適用される破損が、ホームセンター製のものでは保証されなかった、といったケースもあります。
そのため、ホームセンターに依頼するときは、アフター保証もよく確認しておかなければなりません。
上記の通り、安易に値段が安いからという理由のみでカーポートを購入するのはリスクが大きいです。
安価の商品はデザイン性や機能性が高価なものより劣っている可能性が高いため、カーポートの選定は値段だけで決めるのではなく、リフォーム会社などに相談することをおすすめします。
カーポートの追加オプションと費用
カーポートの追加オプションには以下のようなものがあります。
- ロング柱:約1万円
- 熱線吸収ポリカーボネート屋根材:約1万000円
- 熱戦遮断FRP板:約20万円
- H28柱(通常のH25柱にさらに加算):約6万円
上記の本体価格に対し、これらのオプション費用が追加されて、カーポート全体の価格となります。
カーポートリフォームの工事費用相場
カーポートの取付費用は、カーポートを設置する地面の状態によって変動します。
基本的に発生する費用は、以下の2つです。
- 基本取付費用:約5万円
- 現場合わせカット費用:約1万円
地面が既にコンクリートになっている場合は、支柱をコンクリートに接地するためのはつり工事が必要です。
- コンクリート地面のはつり工事費用:約1万円
カーポート設置時にコンクリートを打設する費用
自分が住んでいる地域でカーポートのリフォームをしてくれるリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。
リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。
複数の大手リフォーム会社が加盟しており、高額のリフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。
運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、その点も安心です。
カーポート設置に伴うその他リフォームの費用
カーポートやガレージを含む駐車場や車庫などのエクステリアリフォームには、カーポート本体の設置に加えて、その周りにコンクリートやフェンスなどの外構設備を設置すると、費用が高額になります。
駐車場の地面にコンクリートを打設する費用
駐車場の地面をコンクリートにする場合は、カーポート設置の後にコンクリートを打設しますので、支柱設置のためのはつり工事は発生しません。
- コンクリート打設工事:約2万円/平方メートルあたり
コンクリート打設費用の相場
通常、普通車2台分のカーポートであれば、最低でも約30平方メートルはスペースが必要です。
よって、コンクリート打設を行う場合、約60万円程度の費用が発生すると考えられます。
コンクリートに目地など装飾を加える場合の費用
コンクリートの割れ防止にも役立つ目地には、様々な種類があります。
- 草目地:約3千円
- 砂利目地:約2千円
- ピンコロ目地:約6千円
いずれも平方メートルあたりの価格です。
カーポートやガレージ周りにフェンスを設置する費用
カーポートなど駐車場や車庫の周りに、フェンスや外構などのエクステリアを設置するリフォームでは、カーポート本体の価格に加えて、エクステリア部材の商品代と工事代が別途必要となります。
フェンスの商品価格相場
住宅用のフェンスは、アルミ系と鋳物系が多く使用されます。
メーカーのアルミ系フェンスの平均価格
- 本体代:約4万円/1枚あたり
- 柱代:約2千円/1本あたり
デザイン性に優れた鋳物フェンスは、アルミ系フェンスに比べると、倍の価格となっています。
メーカーの鋳物系フェンスの平均価格
- 本体代:約8万/1枚あたり
- 柱代:約6千円/1本あたり
フェンスの工事費用相場
- 支柱工事費用:約4千円/柱1箇所あたり
- 組立費用:約5千円/フェンス1枚あたり
- 部材カット費用:約2千円
フェンス設置リフォームの費用相場
例)2000W×1000Hのフェンスを、カーポートの周りに車庫の目隠しとして設置する場合
商品価格:
- フェンス本体代:約2万円×4=約8万円
- 柱代:約2千円×5=約1万円
工事費用:
- 支柱工事費用:約3万円
- 組立費用:約2万円
合計:約14万円
カーポートの周りにフェンスを設置する費用の無料比較見積もりはこちら>>
ケース別のカーポートリフォームの費用
カーポート取付と付随工事を同時に行ったときの、施工例と費用を見てみましょう。
カーポート取付に付随工事が発生したときの費用相場
敷地がコンクリート面になっていない場合は、コンクリート打設が付随工事として発生し、費用は高額になります。
施工例)カーポート設置に合わせてコンクリートを打設する場合
- カーポート設置費用:約50万円
- コンクリート打設費用:約60万円
合計:約110万円
施工例)カーポート設置に合わせてフェンスを設置する場合
- カーポート設置費用:約50万円
- フェンス設置費用:約14万円
合計:約65万円
カーポート設置とその他リフォームを組み合わせた場合の無料の比較見積もりはこちら>>
カーポートの種類
ここではカーポートの種類について解説していきます。
それぞれのカーポートの種類や特徴をしっかり理解すると、環境や敷地に適したカーポートを選べます。
カーポートリフォームを失敗しないために、それぞれのタイプの特徴をしっかり確認しておきましょう。
片流れタイプ
片流れタイプは、左右どちらか片側に支柱が2本から3本あり、その支柱で屋根を支えるタイプです。
片流れタイプは、主に車を1台駐車する場合に多く選ばれます。
スペースが狭い敷地でも取り付けやすく、カーポートの主流タイプとして施工実績も豊富です。
支柱の数も最小限で済むため、駐車の際の圧迫感は少なく、すっきりとした印象です。
費用が他のタイプよりも安価で施工期間も短いですが、片側のみで屋根を支えるため、耐久性は少し劣ります。
また風の影響で屋根先が多少揺れることもあります。
対応可能幅は、一般的に耐久性を保つことができる約3mまでです。
両支持タイプ
両支持タイプは、両側に支柱を立てて屋根を支える構造で、車を2台横に並べて駐車したい
という場合によく採用されます。
両側に柱があるため耐久性に優れており、積雪の多い地域や台風がよく通過する地域におすすめのタイプです。
柱が両側にあるので、車の入出庫や駐車の際に注意する必要があります。
また、車のドアの開閉スペースを考え、余裕のあるサイズにしておくと安心です。
M合掌タイプ
M合掌タイプは片流れタイプを2つ取り付けて、中央で連結させるタイプです。
両支持タイプとの違いは、連結しているかどうかという点です。
支柱と屋根の形がアルファベットのMに見えるので、M合掌タイプと呼ばれています。
M合掌タイプは左右異なるサイズのカーポートを組み合わせることも可能で、敷地に合わせて柔軟に対応できます。
しかし連結するのに部材と手間が必要な分、両支持タイプよりも費用がかかる点がデメリットです。
3台以上駐車したい場合や、台形などの異形な土地にサイズ違いを連結して設置したい場合は、多くの場合M合掌タイプが採用されます。
Y合掌タイプ
Y合掌タイプは、1台用の片流れタイプを背中合わせで2つ設置するタイプで、車を2台駐車したい場合に選ばれます。
屋根と支柱の形がアルファベットのYに見えるため、Y合掌タイプと呼ばれています。
Y合掌タイプもM合掌タイプと同様に、サイズ違いの組み合わせが可能です。
支柱が中央にまとめられているため、両サイドは非常に開放感があり、スムーズに駐車できます。
敷地の形状や水道管などの埋設物による干渉の問題によって、両支持タイプやM合掌タイプの施工が難しい場合もあります。
しかし省スペースなY合掌タイプなら設置可能なケースは多いでしょう。
Y合掌タイプは片流れタイプを背中合わせで2つ設置している構造により、両支持タイプやM合掌タイプに比べると強度や耐久性が劣ります。
支柱がまとまっている中心部に負荷が集中するので、支柱が劣化しやすくなったり、コンクリートの土台にひび割れが発生したりする可能性があります。
雨が多い地域では、Y字の中央部分に水がたまりやすくなるのであまり向きません。
台風などがよく通過する地域では、風の影響を受けやすく飛ばされる危険性もあるため注意しましょう。
後方支持タイプ
後方支持タイプは、屋根を支える支柱を後方にまとめたタイプです。
支柱が前にないので開放的な印象を与えます。
車の入出庫の際に支柱が邪魔にならず、スムーズな駐車や車の乗り降りが可能で、車の運転が苦手な方にもおすすめです。
後方支持タイプのデメリットは、商品のバリエーションが少なく、他のタイプより費用が高いところです。
また、強度を保つために他のタイプよりも基礎を大きくする必要があります。
そのため、限られた敷地では水道管などの埋設物が干渉してしまい、施工ができないケースもあります。
施工可能かどうか事前に確認するか、プロのリフォーム業者に調査してもらうと良いでしょう。
縦連棟タイプ
縦に2台駐車する場合に設置するのが縦連棟タイプで、一般的に片流れタイプを連結させて設置します。
車を横並びする間口寸法が確保できない場合などに選ばれるタイプです。
他にも横2台と縦2台の両支持タイプの連棟で、4台タイプなどもあります。
縦連棟タイプは前の車を出庫しないと後ろの車を出庫できない縦列駐車の形になるため、使い勝手は悪くなります。
対応可能幅は2台の場合は約3.5mまで、4台タイプの場合は約6mまでが一般的です。
カーポート屋根の素材と特徴
カーポートの屋根に使われている素材にもさまざまな種類があります。
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
熱吸収ポリカーボネート
ポリカーボネートとはプラスチック素材で、一定の太陽光線を透過するにもかかわらず、紫外線をほぼ100%カットすることが可能です。
ポリカーボネートは透明プラスチックのなかでも衝撃強度が非常に高く、カーポートの屋根材で数多く採用されています。
耐防火性が優れているポリカーボネートに、熱線吸収機能を加えた上位互換の素材が熱吸収ポリカーボネートです。
熱吸収ポリカーボネートは高い遮熱効果があり、カーポートに停めている車の車内温度の上昇を抑えるので、夏場に大きな効果を発揮します。
色や形のバリエーションも豊富で、数多くの施工実績があります。
劣化しにくく、施工しやすいところも大きなポイントです。
FRP(繊維強化プラスチック)
FRPとは「Fiber-Reinforced Plastics」の略で、プラスチックにガラスなどの繊維を加えて強度をより高めた、繊維強化プラスチックのことです。
ガラス繊維が入っているので、日差しが入ってもすりガラスのような柔らかい印象にしてくれます。
また、防火性能にも優れているので、準防火地域などに指定されている地域でも使用可能です。
費用はポリカーボネートよりも高くなります。
アルミ板
アルミ板はアルミニウムで作られた屋根材です。
強度と耐久性に優れており、素材の性質上軽量でさびにも強いので、海辺沿いなどによく使われます。
防火性にも優れており直射日光を100%遮るので、大切な車を保護してくれる反面、カーポート内が暗くなります。
アルミ板のデメリットは軽量のため耐荷重性は低く、積雪地域などには不向きなところです。
ガルバリウム
スチール折板の素材としてガルバリウム鋼板は良く使われ、高い強度が特徴です。
耐荷重性や遮熱性も高く、積雪地域や風が通る場所によく使われます。
見た目に重厚感があり、非常に長持ちする反面、アルミ板と同様に日光への透過性がないので、カーポート内が暗くなるデメリットがあります。
ガルバリウムは他の屋根材よりも費用はかかりますが、設置後のメンテナンスの手間や費用はあまりかかりません。
カーポートリフォーム相場
カーポートのリフォーム費用はどれくらいかかるのでしょうか。
まずはカーポートのリフォームにかかる工事内容と費用相場をまとめてみました。
項目 | 費用相場 |
---|---|
カーポート本体価格(1台用) | 約30万円 |
カーポート本体価格(2台用) | 約60万円 |
カーポート取付費 | 約10万円 |
コンクリート打設費(1台用) | 約40万円 |
コンクリート打設費(2台用) | 約60万円 |
フェンス取付費(本体価格込み) | 約15万円 |
他にもコンクリートの目地の処理や車止めの設置などで費用がかかる場合があります。
そしてここからは、カーポートの一般的な費用相場について解説していきます。
片流れタイプ
片流れタイプは、カーポートのなかでは比較的安価なタイプです。
本体価格は約10万円から約30万円かかります。
別途施工費用として約5万円から約10万円かかりますので、総額の費用相場は約15万円から約40万円です。
カーポート接地面にコンクリートを打設したり、砕石を敷いたりする場合は追加費用がかかります。
また、オプションを追加したり柱の高さを変更したりした場合も追加費用が必要です。
積雪地域や機能性が高い商品を選んだ場合は、追加で約15万円前後かかる商品もあります。
商品の特徴をしっかり確認して費用を比較するようにしましょう。
両支持タイプ
両支持タイプの場合は、本体価格が約20万円から約50万円、施工費用が約10万円で、総額の費用相場は約30万円から約60万円です。
車3台用の場合は、2台用の1.5倍程度かかるので、約50万円から約90万円かかります。
デザイン性や機能面を重視した商品を選んだ場合は、さらに追加費用が必要です。
M合掌タイプ
M合掌タイプの場合は、本体価格が約20万円から約70万円、施工費用が約10万円で、総額の費用相場は約30万円から約80万円です。
M合掌タイプは組み合わせるカーポートのサイズやデザインなどで金額は大きく変動します。
敷地に応じて特注の商品を使用する場合も追加で費用がかかるため、リフォーム業者に見積もりを依頼して確認してみましょう。
Y合掌タイプ
Y合掌タイプの場合は、本体価格が約20万円から約50万円、施工費用が約10万円で、総額の費用相場は約30万円から約60万円です。
Y合掌タイプもM合掌タイプと同様に、組み合わせる商品によって金額が大きく変わります。
後方支持タイプ
後方支持タイプの場合は、本体価格が約30万円から約60万円で、施工費用が約10万円で、総額の費用相場は約40万円から約70万円です。
後方支持タイプは屋根を後方で支える構造上、他のタイプよりも費用が高くなってしまいます。
縦連棟タイプ
縦連棟タイプの場合は、本体価格が約15万円から約50万円、施工費用が約10万円で、総額の費用相場は約25万円から約60万円です。
以上、それぞれのタイプにおける費用相場について解説しました。
なお、紹介した費用相場はあくまで目安となり、土地の形状やメーカーなどによって実際の工事費用は変動します。
また、カーポートのデザインや機能性、サイズやカーポート屋根の種類によっても大きく変わりますので注意しましょう。
実際にどのくらい費用がかかるか知りたい場合は、リフォーム業者に見積もり依頼をしてみましょう。
1社だけでは見積もりの金額が適正かどうか判断することが難しく、リフォーム業者によって提示金額も異なるので、複数のリフォーム業者をしっかり比較検討することが大切です。
1社1社見積もりを依頼するのは手間と時間がかかり面倒だという方は、リフォーム一括見積もりサイトの「ハピすむ」を活用してみてはいかがでしょうか。
ハピすむでは、完全無料で一度に最大3社からカーポートリフォームの見積もりを取得できます。
ハピすむには、厳正な加盟審査を通過した優良なリフォーム会社が加盟しているので、納得いくまでリフォーム会社を比較検討できます。
カーポートリフォーム業者の選定に「ハピすむ」を活用し、業者を探す手間を削減しませんか?
おすすめカーポートメーカー3選
ここではおすすめのカーポートメーカーを3社ピックアップしました。
それぞれの会社の特徴や、その会社のカーポートの商品を1つ選んで詳しく解説していきます。
YKK AP
「YKK AP」は窓サッシで有名な大手アルミ建材メーカーですが、カーポートなどのアルミ製品の製造も手がけています。
YKK APはコストパフォーマンスの高さと強い強度を大きな売りにしています。
デザインを重視したモデルも展開しており、カーポートの種類も豊富です。
YKK AP「エフルージュ FIRST」
商品名 | エフルージュ FIRST |
---|---|
商品価格 | ¥290,730〜(税込) |
おすすめポイント |
|
対応サイズ(幅×長さ) | 2,422mm×5,502mmから対応 |
「エフルージュ FIRST」は品質・デザイン・使いやすさの基本要素を見直して、徹底的に考えて作られた商品です。
敷地にぴったりフィットするように屋根を加工できたり、メンテナンスの手間がなるべくかからないように工夫されています。
長く安心して使えるように素材にこだわり、次世代スタンダードの完成形と位置づけされた商品です。
カインズ
「カインズ」は、エクステリア事業も展開しているホームセンターで、シンプルかつリーズナブルなカーポートを多く揃えています。
建物や風景と調和したスタイリッシュなデザインが特徴で、標準工事費込みの価格で販売しています。
カインズ「VICポートαⅡ」
商品名 | VICポートαⅡ |
---|---|
商品価格 | ¥125,000〜(税込・標準工事代込) |
おすすめポイント |
|
対応サイズ(幅×長さ) | 2,400mm×5,052mmから対応 |
「VICポートαⅡ」は屋根材にポリカーボネート板を採用しており、落ち着いたデザインが印象的なカーポートです。
カラーバリエーションは3種類から選択可能で、オプションでサイドパネルなども取り付けられます。
本体価格と標準工事を合わせて12万5千円から施工ができるのは非常に魅力的です。
しかし、コンクリートのハツリ工事・残土処理・土間コンクリート打ちなどの工事料金は別途必要となるので注意しましょう。
リクシル
「リクシル」はアルミ建材では国内トップシェアを誇っており、そのノウハウを活かしてさまざまな新しい商品を開発している大手メーカーです。
豊富なオプション、そしてサイズやカラーなどのバリエーションが非常に充実しています。
リクシル「ネスカ R」
商品名 | ネスカ R |
---|---|
商品価格 | ¥257,290〜(税込) |
おすすめポイント |
|
対応サイズ(幅×長さ) | 2,400mm×4,980mmから対応 |
「ネスカR」は、どんな車や敷地にも対応できる豊富なバリエーションとオプションが魅力のカーポートです。
柱の高さは3つのバリエーションがあり、車高が高い車にも使用可能で、敷地に応じて「M合掌タイプ」「Y合掌タイプ」「縦連棟タイプ」として使えます。
屋根材も「ポリカーボネート板」「熱線吸収ポリカーボネート板」「熱線遮断FRP板DRタイプ」の3種類から選択できます。
本体色も5種類から選べるので、好みや住宅に合わせたカスタマイズが可能です。
「サイドパネル」「物干しセット」「屋外カメラセット」などオプションも豊富にあるので、利便性にも優れています。
カーポートを格安でリフォームする方法はある?
カーポートを格安でリフォームする方法についてご紹介します。
施主支給でカーポートリフォームを行う
施主支給とは、施主が自分で材料を購入し、施工業者に渡して施工してもらうことをいいます。
材料を安く仕入れることで、リフォーム費用を安く抑えることができます。
ただし、全ての施工業者が施主支給に対応しているわけではないので、リフォームの際には業者に確認しておきましょう。
ハピすむでリフォームの相見積もりを取る
複数のリフォーム業者から相見積もりを取るのもおすすめです。
ハピすむを利用すれば、全国1000社以上の業者の中から無料で相見積もりを取ることができます。
ぜひこちらからハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。
ホームセンターのカーポートは購入すべき?
ホームセンターのカーポートは、エクステリアメーカー製のものより安価なものがあります。
ホームセンターのカーポートは、価格が安いからと言って大幅に材質が劣るわけではなく、設置するタイプやサイズを間違えなければ、使用に問題はありません。
しかし、注意しなくてはならないのが、チラシやホームページに記載されている「標準工事付」の文言です。
この標準工事とは、カーポートの組み立て費用や取り付け費用を指しており、オプション部材の追加や、工事の際に発生した廃材の処分費、コンクリート打設費用などは別途見積もりが必要になっています。
これらの工事を行うためには下請け業者に依頼しなければならないことが考えられますが、その場合は中間マージンを上乗せした見積もりが作られます。
つまり、カーポートの設置が難しく、取り付けの際に複数の工事を要するような敷地では、チラシに記載されている安価な金額で工事が行えない恐れがあります。
また、大手エクステリアメーカーのカーポートでは保証が適用される破損が、ホームセンター製のものでは保証されなかった、といったケースもあります。
そのため、ホームセンターに依頼するときは、アフター保証もよく確認しておかなければなりません。
上記の通り、安易に値段が安いからという理由のみでカーポートを購入するのはリスクが大きいです。
安価の商品はデザイン性や機能性が高価なものより劣っている可能性が高いため、カーポートの選定は値段だけで決めるのではなく、リフォーム会社などに相談することをおすすめします。
カーポートのリフォームが得意なリフォーム会社を探すには
自分が住んでいる地域でカーポートのリフォームをしてくれるリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。
リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。
複数の大手リフォーム会社が加盟しており、高額のリフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。
運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、その点も安心です。
カーポートの固定資産税はいくら?
カーポートに対して固定資産税がかかる場合とかからない場合があります。
それぞれの具体的なケースをご紹介した上で、住宅の建ぺい率と緩和条件について解説していきます。
固定資産税がかかるケースとかからないケースについて
固定資産税がかかるケースと、かからないケースそれぞれについて解説します。
固定資産税がかかるケース
固定資産税がかかる建築物の定義は「屋根があり、3方向以上が壁で囲われていること」「基礎等で地面に固定されていること」「居住、作業、貯蔵等に利用できる状態にあること」という3つの条件を満たしているものです。
たとえば、シャッター付きの車庫は3方向以上が壁に囲まれているため固定資産税がかかります。また、シャッターが付いていない車庫でも、3方向が壁に囲まれていれば固定資産税の対象になる可能性があります。
固定資産税がかかるかどうかの判断は、居住している地域の自治体によって変動することがあるので、必ず最寄りの自治体の関係部署に確認を取りましょう。
なお、固定資産税がかかった場合、評価額×1.4%で計算されるので金額は数千円程度になることが多いです。
固定資産税がかからないケース
1台用のカーポートや2台用のカーポートは、柱と屋根だけで形成されているものが多く、3方向を壁に囲まれていないため固定資産税の対象にはなりません。
2台用のカーポートの場合、柱の本数が増えたり、基礎工事が必要になることもありますが、あくまで3方向を壁に囲まれていないことが判断基準になります。
住宅の建ぺい率と緩和条件について
カーポートは、一定の条件を満たした場合、高い開放性を有する建築物の建築面積の不算入措置が適用されます。
緩和の条件として、次の4つが挙げられます。
- 外壁のない部分が連続して4m以上あること
- 柱の間隔が2m以上あること
- 天井の高さが2.1m以上あること
- 地階を除く階数が1階であること
自己判断による固定資産税の解釈は、法律違反になる可能性があるので注意しましょう。
カーポートを設置するかガレージを建てるか迷った場合は、専門家に確認しておくと安心です。
カーポート設置で注意すべきこと
設置方法ごとに総費用も大きく異なるカーポートですが、予算だけでなく、設置時に気を付けておきたい注意点も存在します。
せっかくの予算を投じて行う車庫リフォームを成功させるためにも、以下の点を押さえておきましょう。
隣接する屋外設備との距離を確保する
丈夫なカーポートでも、強い風や地震に晒されると、わずかに揺れて外壁や樹木に接触し、傷を作る恐れがあります。
カーポートのサイズが設置個所ギリギリにならないよう、周りの物との十分な距離を確保しましょう。
車が十分カバーできるサイズを選ぶ
車の車幅によっては、カーポートの屋根が完全に車をカバーできないことがあります。
この状態では、車を保護する効果が十分に発揮できないばかりか、雨が降った日には傘を差したまま車を乗り降りしなくてはならず、約50万円以上をかけて設置するカーポートが無駄になってしまいます。
カーポートやガレージは、価格が少々高くなっても、必ず車全体をカバーできるワンサイズ上のものを選んでおきましょう。
将来の車の買い替えも視野に
車高のある車や、幅の大きな車に買い替えると、既存のカーポートの屋根や柱が邪魔で、停車することができないという問題が発生します。
カーポートの耐用年数は、通常地域であれば約20年ですので、カーポートのリフォームの前に、車の買い替えや追加購入が1度は発生してもおかしくはありません。
近い将来車の買替が必要であれば、その車も収まるサイズのカーポートも検討しておくと良いでしょう。
コンクリート打設の注意点
カーポート地面にコンクリートを打設すると、コンクリートの厚さの分、地面が高くなります。
カーポートの高さは、調節機能が可能なタイプでなければ、後から変更することはできません。
車の買い替えを検討している方や、将来的にコンクリート打設を検討している方は、施工後に車庫の高さが違うといった事態にならないよう、高さ調節のカーポートを選んでおくと良いでしょう。
駐車場をおしゃれにするポイント
外構をおしゃれにするには、駐車スペースがポイントとなります。
使用する素材によって駐車場の雰囲気は大きく変わるため、おしゃれな駐車場を作るためのポイントを素材別にまとめました。
タイルと石を組み合わせる
コンクリートで出来た駐車場は無機質な印象になりがちですが、タイルや石をアクセントに使うことでおしゃれな洋風の駐車場を作ることが可能です。
タイルや石には様々な色やデザインがあり、組み合わせも無数にあります。
タイルには石目調、コンクリート調、木目調など様々なデザインのものが揃っているため、好みに合ったものを選ぶとよいでしょう。
ほかの家とは違った雰囲気を作り出すことが可能です。
タイルを設置する場合には、駐車場の使い方によってサイズや厚みなどを考慮する必要があります。
雨がかかる場所では滑りにくい素材を選ぶことも大切です。
石貼りの場合は、石の模様や色、大きさ、形などで、駐車場のイメージが大きく異なります。
また自然石は、雨に濡れたり経年によって味わい深い雰囲気になるのも魅力です。
石やタイルは意匠性に優れていますが、職人が一枚ずつ手作業で貼る作業を行う必要があり、コストが高額になりがちです。
予算に応じて部分的に取り入れることでコストを抑え、デザイン性も楽しめます。
デザイン性の高いコンクリートを使う
コンクリートは暑さや寒さで収縮してヒビが入ってしまうために、溝や隙間を作って施工することが一般的です。
この隙間部分に土や砂利を入れたり、植物を植えたりすることで、駐車場がおしゃれな雰囲気になります。
また、コンクリートの仕上げ方法によっても雰囲気が大きく変わります。
コテを使って表面をツルツルに仕上げる「金ゴテ仕上げ」や、刷毛を引いて表面をザラザラに仕上げる「ハケ引き仕上げ」などが主な仕上げ方法です。
仕上げ方法によって雰囲気を変えるほかに、角に丸みを持たせたデザインにするなど、コンクリートの形状を工夫することでおしゃれな雰囲気にすることも可能です。
芝生を取り入れる
目地や駐車場の一部を芝生にすることによって、おしゃれな駐車場を作ることができます。
芝生とコンクリートなど、他の素材との組み合わせで市松模様を作るのもおしゃれですね。
芝生のほかに、丈夫なタマリュウなどの植物を植えるのもよいでしょう。
天然の芝生のお手入れに不安がある場合には、人工芝を使い気軽に緑を楽しむこともおすすめです。
駐車場を安くリフォームするポイント
限られた予算の中でおしゃれな駐車場を作るためのポイントを紹介します。
プランを工夫すれば、見た目を重視しながら価格を抑えてリフォームすることができます。
タイヤが通る部分だけをコンクリートに
駐車場を安くリフォームしたい場合におすすめなのが、タイヤが通る部分だけをコンクリートにする方法です。
一部だけコンクリートを使用し、ほかの部分を砂利などにすることでコンクリートの施工費を抑えることができます。
歩かない場所は砂利などを用い、費用を掛ける場所とそうでない部分とに分けることで変化が生まれます。
費用を抑えながらデザイン性のあるおしゃれな駐車場を作ることができます。
安くても質がよい材料を選ぶ
外構のリフォームは大手のハウスメーカーでも行っていますが、中間管理費用が発生することもあるため、外構専門のリフォーム業者に依頼することで費用が抑えられる場合もあります。
また、材料に関しても、大手メーカー製品の場合には価格が高く設定されている場合もあるので、詳しく材質や仕様などを調べてメーカー名にこだわらずに納得のいく商品を選ぶことをおすすめします。
複数業者から見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取り、内容を比較することも有効です。
費用を抑えるための提案を受けたり、同じ工事内容でも価格が異なることもあるので、じっくりと比較、検討を行い業者を選択するとよいでしょう。
相見積もりを取る際には、同じ条件で見積もりを依頼するようにしましょう。
費用だけでなく工事方法や使用する材料まで確認する必要があります。
格安でカーポートのリフォーム工事をするには?
駐車場をカーポートにするリフォームの費用を格安・激安にするためには、車のサイズに合った、標準機能のカーポートを選ぶ必要があります。
車を紫外線や熱から守る屋根材を選ぶと、約15万円近く費用がアップします。また、標準の2本の支柱よりも柱が多いタイプを選ぶと、部材代と工事費用が増えてしまいます。
カーポートの商品代相場
メーカーの商品では、最小サイズの2400W×4980Lで、基本価格は約24万3,200円になります。売値を約7割と考えると、購入価格は約17万240円となります。
売値を更に下げてくれる業者を探す事も、格安リフォームにするためのポイントです。
カーポートの追加オプションを選ぶ場合
(追加オプションの例)
・ロング柱:+約9,200円
・熱線吸収ポリカーボネート屋根材:+約7,000円
・熱線遮断FRP板:+約16万4,500円
・H28柱(通常のH25柱にさらに加算):+約5万7,500円
FRP板の屋根材にすると、一気に費用が上がります。柱はお持ちの車の車高や外構の高さに応じて、必要な柱の高さを選びましょう。
カーポートの工事費用相場
・設置費用:約3万5,000円〜約5万円
(追加工事)
・現場合わせカット費用:約5,000円〜約1万円
カーポート1つ分の設置には、最低でも約20万円の費用が必要です。格安価格になっているメーカーや、安い売値で販売してくれるエクステリア業者を探すなど、時間と手間をかけて見積もりを取りましょう。
カーポートの地面が土の場合
地面が土の場合、外構のコンクリート工事をする必要があります。リフォームの場合は既に駐車場がコンクリート舗装されているかと思いますが、お庭やエクステリアを改修してカーポートにする場合は以下の費用が発生します。
・基礎工事費用:約1万円
・コンクリート工事:約2万円(平方メートルあたり)
カーポートの設置費用相場
(商品代)
オプションを除く基本価格の売値約6割→約14万5,920円
(工事代)約3万5,000円〜約5万円
(合計)約18万920円〜約19万5,920円
フェンスを設置してガレージ・車庫風にリフォームする場合
カーポート単独ではなく、周囲にフェンスを設置してガレージや車庫のようなエクステリアにする場合は、アルミメッシュフェンスを使うと良いでしょう。
フェンスの中でも手頃な価格帯になっていますので、本格的なガレージを設置するよりも激安でリフォームする事が可能です。
アルミメッシュフェンスの価格帯例
メッシュフェンス(W1979.5mm×H800mm)
定価:約1万6,190円の売値約8割→約1万2,952円
※価格には本体1枚、柱1本、部材代が含まれています。
フェンスの工事費用相場
・支柱工事代:約4,000円(柱1カ所につき)
・組立費:約5,000円(1枚につき)
・フェンスカット費:約1,000円
カーポートを複数台設置する場合
カーポートを設置する場合に考えておきたいことの一つが、将来的に車の所有台数が増える可能性があるかどうか、ということです。
現在は所有台数が1台だからといって工事をすると、将来的にカーポートを増やすことが大変になります。
ですので、カーポートの設置を検討する際には、将来的なライフスタイルの変化なども考慮した上で、余裕のある計画を立てておくことが大切です。
これから複数台用のカーポートを設置する場合の種類や費用などについてみていきましょう。
メーカーから発売されているカーポートの多くは、1台用~4台用が一般的です。
その中でも特に人気なのが、2台用カーポートです。2台用カーポートには並列タイプと縦列タイプがあるので、土地形状などを考慮して選ぶことが大切です。
一番人気のある2台用カーポートについて、価格の目安は標準的な屋根形状、素材、4本の柱のもので標準工事費込みで約25万円~約40万円です。屋根形状がアールのものがフラットのものより割安で設置できます。
2台用カーポートで柱が2本でフラットタイプの屋根形状をしているカーポートであれば、標準工事費込みで約60万円~約80万円となります。
これは先ほど説明した並列タイプと縦列タイプでは商品代金や工事費に大きな違いはありません。
また、複数台カーポート設置工事の標準工事費用は、1台用カーポートと大きく変わらないというメリットもあります。
1台用の設置工事費用が約3万5,000円~約5万円が相場ですが、2台用でも約4万円~約6万円です。
カーポートの本体価格は、2台用の方が1台用のものの約2倍であるのが相場です。
ただし、2台用カーポートなので工事費用が1台用カーポートの2倍になるかというと、そうではないので、1台あたりで考えると少しお得になります。
中古カーポートはどうなの?
カーポートを検討する中で、中古カーポートという選択肢もあります。ここで、中古カーポートについて詳しくみていきましょう。
中古カーポートを探す方法としてはいくつかあります。簡単に出来るのがネットですが、出品数が少ないのでタイミングによっては、気に入ったものが手に入るかもしれません。しかし、気をつけないといけない点もあります。
まず、送料が高く付くので、引き取り限定や送料落札者負担というケースが多々ありますので、それでもメリットがあるかどうかを判断しないといけません。
オークションなどでは、格安で出品されているものもあります。ただ、その商品が品質的に問題がないかどうかを見極める必要があります。破損があり設置できないということもあるので、注意が必要です。
中古カーポートを検討する方法でも、お勧めなのがエクステリアショップで探す方法です。この方法であれば、品質的にもある程度安心できますし、その業者に設置まで依頼できるので、工事業者に困る心配がありません。
タイミングによっては、新品より相当安価でカーポートを設置することができる可能性もありますが、特に品質と価格の点で注意をして選ぶことが大切になります。
また、カーポートを設置工事のみで請け負ってくれる業者がいるかどうかも先に調べておく必要があります。
格安カーポートの設置は、地域の気候に合わせて選ぼう
費用を抑えて激安で外構にカーポートを設置しても、地域の気候や日照条件に適していなければ、車の劣化を早めてしまい、リフォームとは別の費用が発生してしまいます。
まずは格安の工事価格を知っておき、駐車場や車庫として必要なオプションを適宜追加するようにしましょう。
各地でのカーポート値段比較
カーポート設置工事費用には地域差があるのでしょうか。実は、地域によってかなり大きな値段の差があります。どのくらいの差があるのか見ていきましょう。また、各主要都市での値段比較も一緒に紹介していきます。
2019年のカーポート設置工事の値段の全国都市平均価格は、約21万円です。
その中で最も高い価格だったのが札幌市で約51万円です。逆に最も安い価格だったのは、広島市で約12万円です。価格の差は約39万円にもなります。
また、カーポート設置工事の値段で高額2位なのが盛岡市で約41万円です。1位の札幌市と併せて考えても、寒冷地でのカーポート設置工事は高額になることが分かります。
積雪などに対応した商品になるので、一般的なものより高額になる傾向があります。
では、これから全国の主要都市のカーポート設置工事の値段について見ていきます。主要都市では取付工事費が高くなる印象がありますが、どうなのでしょうか。
まずは、東京でのカーポート設置工事の平均価格は約19万5,000円です。これは全国都市平均の価格とそれほど大差はありません。東京だと工事費が高くなりそうなイメージですが、極端に高くなることはないようです。
次に名古屋市はどうでしょうか。名古屋市でのカーポート設置工事の平均価格は約20万円になります。これもほぼ全国都市平均価格と同じです。
大阪市も名古屋市とほぼ同じで、約20万円が平均となっています。大阪市は2017年から徐々に価格が上がっている傾向にあります。これは全国平均でみても、価格は増加しています。
福岡市でのカーポート設置工事の価格は、約19万5,000円と東京の価格とあまり変わりません。
こうして考えると、主要都市で工事費が高くなることよりも、寒冷地での積雪や暴風など気候の影響を受けやすい地域での価格が高くなることが分かります。
逆に言うと、そういった気候の影響を受けやすい地域の方は、価格のことばかりを考えて、商品選びをし、カーポートの設置をした場合、あとでのメンテナンスや修理費用などに大きく影響してくるリスクがあるということです。
ですので、その地域の特性に精通した、実績のあるカーポート設置業者さんとお付き合いすることが、カーポート設置工事において大切になってくると思います。
カーポートは自分で取り付けられるの?
カーポートを自分で取り付けることは不可能ではないと思います。ただし、専門的な知識や工具があり、時間的余裕もある方であれば、ということが前提条件となります。それでも相当大変な作業になります。
まず、メーカーが自作キットを制作していないという点です。メーカーは基本的に専門的な知識を有した職人が設置工事をする前提でカーポートを制作しています。ですので、素人向けの説明書なども一切ありません。
次に、専門的な工具が必要になります。先ほどもお伝えしたように自作キットではないので、組み立てるのに専門的な工具を使うように制作されています。工具のレンタルなどもありますが、相当な費用がかかります。
最後に、1つ1つの部材がかなり重量があるので、一人での作業は困難という点です。また、脚立などを使用するので安全が確保できないケースもあります。
このように、様々な条件をクリアできれば自分で取り付けることも不可能ではありません。ただし、時間や労力を考えるとやはり、カーポートの設置はプロにお任せするのが良いのではないかと思います。
ハピすむでは、カーポート設置工事の無料見積もありますので、一度気軽にご相談下さい。
駐車場をリフォームする際の注意点
駐車場のリフォームは大掛かりな工事となるため、後で簡単にやり直すことができません。
また、駐車場のリフォームには建ぺい率が関わってくるため、法律違反にならないための注意が必要です。
駐車場をリフォームする際に事前に注意するべきポイントをまとめました。
家の建ぺい率を超えないようにする
ガレージやカーポートなどの屋根がある駐車場は建築物扱いとなり、建ぺい率の対象になります。
駐車場のリフォームによって、定められた建ぺい率を超えることがないように注意が必要です。
建ぺい率とは、敷地面積のうち、建物を建てることができる面積の割合のことです。
建築基準法によって定められた決まりで、住まいの地域などによって建ぺい率は定められています。
また、地域やカーポートの面積によっては、建築確認申請が必要になる場合もあるので、注意が必要です。
開放性があるカーポートなどの場合は建ぺい率の緩和規定があるので、詳しくは建築士に相談して判断を受けるとよいでしょう。
車の動線を考慮したプランニングを行う
車の出し入れにストレスが生じたり、家の壁や塀などで車を擦ってしまうようなことがないように、駐車する車の台数やサイズを明確にし、動線を考えたプランニングを行うことが重要です。
来客や将来子どもが大きくなって車が増えることなども考慮する必要があります。
また、車のサイズが変わる可能性があることも忘れないようにしなければいけません。
車の停め方には主に3つの方法があり、駐車方法により駐車場のプランニングは大きく変わります。
直角駐車
道路に対して直角に車を駐車する直角駐車は、車の出し入れがしやすく人気があります。
台数を確保したい時には横に駐車スペースを広げて対応することができます。
ただし、建物から道路までの間に車の全長以上のスペースが必要となるため、スペースに余裕のある場合でないと設置ができません。
縦列駐車
車を縦に複数台連ねて駐車する方法を縦列駐車と言います。
コンパクトに駐車スペースを確保できますが、奥に駐車している車を出す時には手前の車と出し入れをする必要があるため注意しましょう。
並列駐車
車を道路に対して平行に駐車する並列駐車の場合には、コンパクトなスペースに駐車が可能ですが、乗り降りのためのドアの開閉スペースを確保しなければいけません。
バックドアの開閉も考慮しましょう。
車を家そのものに沿わせて駐車することが多く、出し入れの際にハンドルを何度も切り返す必要が生じることがあります。
運転技術に心配がある場合には注意しましょう。
アフターサービスも重要
駐車場のリフォームに限ったことではありませんが、リフォームを行った後に末長く快適に使い続けるためには、アフターサービスのことを考慮する必要があります。
見積もり金額だけで判断するのではなく、不具合が生じた時に親身に対応してもらえるのかどうかを見極めることも重要です。
アフターサービスの方法は会社によって違うため確認しておくようにしましょう。
また、修理が必要な際にすぐに来てもらえるように、自宅から近い会社を選ぶことも大切です。
定期点検の有無も確認しておくとよいでしょう。
駐車場リフォームを依頼する際のリフォーム業者の選び方
外構におしゃれな駐車場を設置したい場合には、実績が豊富でデザインの相談にも乗ってくれるリフォーム業者を選ぶとよいでしょう。
過去の施工例を見せてもらうことをおすすめします。
使用する素材のサンプルや実際の現場を見ることができると、更にイメージがつかみやすくなります。
その業者のリフォームの特徴が自分の希望するイメージと合っているのかということも重要です。
修理が得意なところやデザインが得意なところなど、希望する工事内容に合った業者を選ぶようにしましょう。
相談しやすい雰囲気も、打ち合わせを重ねる際に大切な要素となります。
リフォームを依頼する際には、予算やイメージ、使いたい素材などをあらかじめ明確にしておくと、スムーズに見積もりを作成してもらうことが可能です。こちらの希望を的確にヒアリングしてもらう必要があります。
実情に応じたプランを作成してもらえているかどうか、メリットだけでなくデメリットも伝えてくれているかなど、打ち合わせ時に確認をしておきましょう。
また、外構の仕上がりは職人の技術が顕著に現れるので、技術力も確認しておく必要があります。
外構・エクステリアリフォームの業者選びで後悔しないために
必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!
なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。
とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。
そのような方こそハピすむの一括見積もり比較を活用しましょう!
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで、審査を通過した1000社以上の中から、まとめて見積もりを依頼できます。
また、ハピすむでリフォームされた方には最大10万円分の「ハピすむ補助金」もご用意しています。
詳細はこちら>>>ハピすむ補助金プレゼントキャンペーンの流れ