カーポートを撤去しなければならないのはどんな時?
以前はアクリル板を利用した屋根のカーポートが主流でした。そのため、一般に言われるカーポートの耐久年数は、約10年~20年です。
アクリル板が硬直化し割れやすいのに対して、現在主流になっているポリカーボネイト板は、耐久性があり粘り強く割れにくい特徴があります。
カーポートの部材にはアルミ製の材料が使用されているので、屋根部のポリカーボネイトと合わせても耐久性に優れているのは事実です。
しかし、設置場所や風当り、積雪や地震の影響などのダメージを受けるため、カーポートの屋根部の撤去や交換リフォームの必要が発生するのです。
カーポートのダメージの理由を明確にしておくことが費用が上がらないためのポイントです。
落雪や突風などが原因の場合、火災保険の風災・雪災・雹災の対象となる場合があり、補償される場合があるので修理費用がカバーできるケースもあります。いずれの理由であれ、撤去する必要がある場合には早めに対応しましょう。
火災保険の申請方法や仕組みについてはこちらの記事でも解説しています
駐車場(カーポート)の屋根の撤去にかかる費用は?
カーポートの構造により、屋根の撤去費用が変動することもあります。エクステリアの一式工事で施工されるアルミ製柱のカーポートと、鉄骨の柱やコンクリート壁にブラケットを使用したタイプでは、撤去にかかる時間が異なるでしょう。
ここでは屋根の撤去に関係する費用の相場も列挙しまとめてみました。
カーポートの解体や撤去作業にかかる費用の相場
・駐車場1台分(3m×6m)以内のスペースの場合
約2万5000円~3万3000円
・駐車場2台分(6m×6m)に柱4本仕様の場合
約3万5000円~4万2000円
・コンクリートの斫りが必要になる柱の撤去の場合
1本あたり約7000円~8000円
【施工例】積雪で変形してしまったカーポートの屋根の撤去
・カーポート撤去費(処分費用なし)
約3万円
・柱2本分のコンクリートの斫りをした撤去費用
約1万5000円
※カーポートの大きさ幅2.7m×奥行5.38m(駐車場面積約3.8m×奥行約7m)とします。
アルミ製カーポートの屋根の撤去に関しては、アルミが再生資源のため、処分費用がかからない場合が多数あります。他のケースとして、駐車スペースが2台以上ある場合や構造の違いで、作業までの時間や工程が一定ではありません。
施工業者に撤去工事の見積りを依頼した時点で確認しておきましょう。
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