
外壁塗装の費用相場!30坪・塗料別の目安と補助金【2026年】
外壁塗装の費用相場は、30坪の戸建てで50万〜120万円が目安です。費用は塗料の種類で大きく変わり、シリコンなら70万円台、フッ…

マイホームの外壁が、気づけば汚れや黒ずみが目立つようになってお困りの方も多いのではないでしょうか。汚れや外壁の種類によっては、自力での洗浄はトラブルを招く恐れがあるため、適切なタイミングで洗浄リフォームを行いましょう。今回は、外壁の洗浄リフォームにかかる費用相場をご紹介します。
外壁の点検やリフォームは、約5~10年に一度は行うことが推奨されています。建てたばかりの住宅や、比較的築浅の住宅でも、雨だれやカビ、藻などによる汚れによって、わずか数年で外壁がくすんで見えてしまうことがあります。単なる汚れと思って放っておくと、汚れや黒ずみはどんどん目立つようになり、やがて簡単な水洗いでは除去できなくなるほどこびりついてしまう恐れもあるため、注意が必要です。
外壁には、方角や日当たりなどの立地条件によって、汚れやすい箇所があります。最も汚れやすいのは、北側の外壁です。北側は最も日当たりが悪く、湿気も溜まりやすいため、湿気を好むカビやコケなどが比較的繁殖しやすい環境です。隣家の塀や壁がすぐ近くにある外壁も、日当たりと風通しが悪いことから汚れやすくなっているため注意が必要です。また、窓枠付近ではサッシの溝にたまる埃やカビ、キッチンの排気口付近では、ススや油汚れなどによる黒ずみが、雨だれとなって外壁に黒いスジを作ることがあります。そのほか、車の通行量が多い道路の近くに位置する住宅では、排気ガスなどによる黒ずみが生じることがあります。さらに、日あたりが良くカビや黒ずみが生じない外壁でも、日光に含まれる紫外線のダメージで塗装が劣化し「チョーキング」が起こりやすくなります。また、湿った場所に生息する藻は、光合成によって繁殖するため、日当たりの良い外壁ほど栄養を吸収して広がってしまうことがあります。このように、住宅の外壁は、どのような条件下でも、時間の経過と共に必ず汚れてしまいます。
外壁の汚れは、放置すると住宅の耐久性を著しく落とすこともあるため、たかが汚れと侮るのは非常に危険です。こびりついた汚れが外壁材の深部まで浸透すると、表面的な塗装や洗浄では除去することができず、やがて外壁材の耐久性が落ち、外壁材そのものの交換という大規模なリフォームに発展してしまいます。汚れの種類ごとに、放置することで生じるリスクを把握しておきましょう。
外壁全体に広がった黒ずみや、窓や排気口付近に発生する雨だれは、新築の住宅でも一気に古ぼけた見た目にしてしまいます。特に雨だれは金属のサビを含むことも多く、通常の清掃や水洗いでは、簡単に除去することができません。
カビやコケは根を張るため、根が外壁材の奥まで進むと、表面の除去だけでは完全に殺菌することができなくなってしまいます。徐々に広がったカビやコケは、最悪の場合、室内まで広がるケースもあり、特にカビは、一定期間大量に吸い込み過ぎると、アレルギーを引き起こす恐れがあります。

チョーキングとは、外壁の塗装が劣化し、塗料に含まれる顔料が、粉になって外壁表面に付着する現象のことです。チョーキングが起きている外壁は、見た目は綺麗でも、表面に触れると白い粉が付くようになります。チョーキングが起きているということは、塗装の耐久力は既に失われているため、早急に再塗装や張替えリフォームを行わなくてはなりません。
表面に少しだけ広がった汚れであれば、ホームセンターなどで外壁専用のクリーニング剤などを購入し、ブラッシングで清掃することも可能です。ただし、ご自身で外壁の洗浄を行うときは、以下の点に注意しなければなりません。
固いブラシで外壁材をこすって、表面に傷を付けてしまったり、外壁と相性が悪い洗剤を塗布したりすると、そこから外壁の劣化が進行することがあります。メーカーが禁止している洗浄法で外壁を傷つけてしまった場合は、メーカー保証や火災保険の対象外になってしまい、自己負担でリフォームすることになることもあるため、注意が必要です。
油汚れや菌などは、簡単な水洗いだけでは、完全に汚れを除去することができません。特に、外壁の深部に根を貼ったカビやコケ、菌などが残っていると、再び根を広げてしまうため、洗浄後すぐに汚れが再発してしまうことがあります。
DIYで行う外壁洗浄は、事故やトラブルに繋がるリスクがあることを覚悟しておかなければなりません。例えば、外壁の高い位置を洗浄していて、クリーニング剤が目に入ったり、脚立に登って洗浄しているときに、誤って落下したりすると、大きな事故やケガに繋がる恐れがあります。また、高圧洗浄機の使用による騒音や水の飛散で、近隣トラブルに繋がる恐れもあります。以上のことを考えると、簡単な洗浄と軽視せず、専門の外壁リフォーム会社に清掃を依頼した方が、費用面でも安全面でも、最も良い選択と言えるでしょう。
以下は、外壁の洗浄で行われる一般的なリフォームの種類と費用相場です。外壁の面積や、足場の量、さらに使用する塗料や洗剤の価格などによって、料金は変動します。

威力の強い洗浄機で、外壁を水洗いする洗浄方法です。戸建住宅では、高圧洗浄のみであれば、約5万円以下で行うことができます。足場設置と養生を行う場合は、以下の費用が発生します。
高圧洗浄は、通常は外壁塗装の序盤に行われる工程です。塗装前に外壁表面の土やほこり、劣化した塗料などを強力な水圧で除去しておくことで、塗料が外壁にしっかり付着するようになります。外壁表面の塗装や部材まで洗い落としてしまうこともあるため、高圧洗浄の前後に、点検や補修が発生することをあらかじめ予測しておくと良いでしょう。高圧洗浄は、水圧のみで汚れを落とすため、周囲の芝生や植木に水が飛散しても、薬剤による枯れの心配がありません。ただし、殺菌する効果はないため、カビを完全に除去することはできません。
高圧洗浄の後に、カビやコケの発生を防ぐバイオ洗剤を外壁の表面に塗装するリフォームです。戸建て住宅1棟における外壁のバイオ高圧洗浄は、約5万円以下が料金の相場となっています。洗剤が含まれるため、カビやコケでお困りの外壁には高い効果がありますが、芝生や植木、ガーデニングなどに掛かると枯れてしまうことがあるため、注意が必要です。
防カビ剤が含まれた塗料を使って外壁塗装することで、汚れを徹底的にクリーニングするリフォームです。塗装の前に行う高圧洗浄で汚れの大部分を落とし、除菌効果を持つ塗料で表面をコーティングするという二段階の工程によって、汚れを根本から除去することができます。このとき「光触媒塗料」を使用することができれば、表面に付着した汚れを触媒効果で分解し、再び汚れが蓄積しにくくなる、自浄作用効果を備えた外壁を手に入れることができます。ただし、光触媒塗料は価格も高額になっており、1㎡あたりの施工費用が2,500~5,000千円ほどかかるため、アクリルやウレタンなどのスタンダードな塗料よりも高額な外壁塗装リフォームになります。

外壁材は、それぞれ素材や設置方法が異なるため、外壁材ごとに適した洗浄方法も異なります。道具や洗剤の相性だけでなく、費用相場も異なりますので、ご自宅の外壁材に最も適した洗浄方法と料金を知っておきましょう。
窯業系サイディングは、目地にコーキングが使われていますが、そのコーキングが高圧洗浄で剥がれ落ちることがあります。コーキングは約5年経つとひび割れや剥がれが生じやすくなるため、高圧洗浄の前後にコーキングの点検も実施しなければなりません。
ガルバリウム鋼板は、高圧洗浄や塗装による洗浄リフォームを行うことができます。ただし、ガルバリウム鋼板の表面に傷が生じていたり、部材同士に隙間があったりすると、高圧洗浄の水が浸水し、サビの原因となってしまうことがあるため注意が必要です。
塗り壁には、コンクリートや漆喰、リシンやスタッコ仕上げのモルタルなど様々な種類がありますが、高圧洗浄の水圧で破損するものも多いため、必ず再塗装とセットで行わなければならないことがあります。
コンクリートは、表面の高圧洗浄から、光触媒効果を持つ塗料による塗装まで、幅広い洗浄方法を選ぶことができます。
モルタル外壁は、リシン仕上げやスタッコ仕上げなど、凹凸が多い表面を持つものが多く、汚れが溜まりやすい外壁として知られています。また、設置から比較的年数が経っているモルタルの外壁は、高圧洗浄の水圧で破損してしまう恐れがあります。しかし、機械を使わない洗浄では威力が低いため、特にリシン吹き付け外壁などは、凹凸内部の汚れを除去することができません。そのため、モルタルを高圧洗浄したあとは、モルタルによる再塗装がセットで行われることがあり、費用相場もその分高額になります。
漆喰はほとんど洗浄時に剥がれがおき、洗浄後に再塗装が行われることが多い外壁です。また、漆喰の施工費用はモルタルよりも高額になるため、洗浄リフォームの費用相場もモルタルに比べると高額になっています。
タイル材は汚れに非常に強い素材ですが、高圧洗浄中に、タイル材が浮いたり剥がれたりする恐れがあります。そのため、窯業系サイディングと同様に、高圧洗浄作業の前後に点検が発生するだけでなく、剥がれたタイル材を新たに張り付ける費用や、交換するタイル材の価格などで、洗浄リフォームが高額になることがあります。
レンガの外壁を洗浄するときは、洗浄中に落下するレンガに注意が必要です。割れて破損したレンガの交換が必要になるだけでなく、屋外に置いていた道具や車の破損といったトラブルを招くこともあるため、洗浄に当たっては入念な準備が必要になります。なお、今回ご紹介した費用はあくまで一例です。外壁の洗浄リフォームにかかる費用はリフォーム会社によって変わるため、相見積もりを取って事前に費用を確認しましょう。

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