2024年01月24日更新

監修記事

モルタル外壁の補修方法とは?傷の原因や劣化の見分け方・修理の注意点を解説

この記事ではモルタル外壁の補修方法や劣化症状の見分け方について解説しています。補修する際の注意点や、モルタル補修にかかる費用や工期の目安についても紹介していますので、モルタル外壁の傷みにお悩みの方はぜひ最後まで読んでみてください。

モルタル外壁にひび割れなどの劣化症状が現れている方や、自宅の外壁を修理するために外壁補修についての情報を収集したい方も多いのではないでしょうか。

そのような方におすすめなのがハピすむです。

ハピすむは独自の審査基準を通過している施工業者を集めているため、施工実績が豊富で高品質の業者を選ぶことができます。

また、無料で見積もり比較やプランニングを行ってくれるため、自分の予算や要望に合わせた工事をすることができるのです。

現在、外壁の補修でお悩みの方でも解決の糸口を提案してくれますので、ぜひ活用してみてください。

目次

モルタル外壁の素材の特徴


モルタル外壁は、現在多く使用されているサイディングが無かった時代から住宅の外壁材として使用されており、古くから根強い人気のある外壁材です。

そんなモルタル外壁は砂と水、セメントなどを混ぜ合わせた素材によってできています。

主な素材が砂とセメントであるため、非常に高い耐久性と耐火性を持っている外壁です。

さらに、モルタル外壁にはさまざまな種類の仕上げ方法があり、自分好みの外壁を作りやすいことから、デザイン性においても優れています。

モルタル外壁の弱点は水分!

主な材料である砂やセメントは水を吸収しやすい材質であることから、どうしても水分を吸収してしまいます。

水分を含んでしまうことで、外壁材がふくれたり、寒い地域では凍害を引き起こしてしまうため、防水性を持たせる必要があります。

モルタル外壁の防水性を発揮させる方法として挙げられるのが塗装です。

シリコン系の塗料などを使用して、定期的にメンテナンスすることで防水性を維持することができるため、モルタル外壁には塗装が必要不可欠と言えるでしょう。

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モルタルにひびが発生してしまう原因

モルタル外壁にひび割れが発生しているのを見つけたことがある人も多いのではないでしょうか。

ここではモルタル外壁にひび割れが発生してしまう原因を5つ紹介します。

防水性の低下

モルタル外壁の防水性が低下することで、外壁が水分を吸収してしまいます。その結果、外壁が膨張したり、剥離を引き起こすことがあるのです。

この過程でひび割れを伴うことも多いため、ひび割れ発生の原因として防水性の低下が挙げられます。

防水性が低下することによってひび割れが発生している場合、建物内部にも影響を及ぼしている可能性があるため、早めの対処が必要です。

経年劣化

モルタル外壁は耐用年数の長い外壁材ですが、使用環境やメンテナンスの状況によってどうしても劣化が進んでいきます。

モルタル外壁の経年劣化として主なものの一つがひび割れであるため、ひび割れを起こしている場合には経年劣化である可能性があります。

地震などの揺れ

モルタル外壁はサイディングなどと比べると継ぎ目がないデザインの場合が多いです。

そのため、地震などの揺れによって衝撃が発生すると、力の逃げ場がなくなり、ひび割れを引き起こすことがあります。

特に地震は想定外の方向に力が加わる場合も多く、ひび割れの原因になりやすいです。

外的な衝撃による破損

台風や強風の影響で飛来したものが外壁にぶつかったり、車をぶつけてしまった場合にもひび割れが起きる可能性があります。

比較的外部からの圧力には強いモルタルですが、強い力が一度に加わってしまうとひび割れることもあるため、注意が必要です。

施工不良

モルタルは材料の混ぜ方や分量、それに下地の処理や補強が適切に行われていないと、本来の強度を持つことができず、ひび割れを起こす場合があります。

施工不良を見抜くのは難しいですが、施工不良が原因になっているひび割れは短期間で発生する場合が多いため、施工後、日にちが経たずにひび割れが発生した場合には施工不良の可能性が高いです。

モルタル外壁の傷を放置した場合のリスク

モルタル外壁のひびや剥離などの傷が発生している場合、それを放置することによってどのようなリスクがあるのでしょうか。

ここでは具体的に4つのリスクを紹介していきます。

雨漏り

雨漏りはモルタル外壁の防水性がなくなったり、ひびや剥離箇所から雨水が浸入することによって発生します。

雨漏りが発生してしまうと、建物内部に雨水が浸入するため、建物自体の耐久性に影響を与え、内装の補修も必要になってしまいます。

隙間風

隙間風は窓や外壁の亀裂、床と壁の継ぎ目など、さまざまな原因から発生します。

躯体に与える影響が大きくないため、意外と軽視されがちな隙間風ですが、実は室温に大きな影響を与えているのです。

冷暖房効率が落ちるため、理想の室温を保つために必要な光熱費が嵩んでしまいます。

害虫の侵入

外壁の傷を放置することで建物が傷み、害虫が侵入する場合があります。

特に外壁の傷が原因で、躯体の木材に湿気がこもってしまった場合、建物に深刻な影響を与えるシロアリが発生する可能性があるのです。

シロアリは通常、地中や餌としている木材の中にいるケースが多いため、見つけにくく、夏場になって羽アリを見かけることで発見される場合が多いです。

ただし、シロアリを見つけた頃にはすでに躯体に被害が及んでいて、建物の耐久性を大きく落としている場合も多いため、注意が必要です。

建物の劣化

建物の劣化にはさまざまな原因がありますが、外壁の傷を放置した場合、建物の木材が腐ってしまったり、シロアリの被害にあって劣化してしまう可能性が高いです。

これらの被害は発見するまでに時間がかかり、気づかないうちに大きな被害になっているケースが散見されます。

外壁の傷を放置したことだけが影響する訳ではありませんが、原因の一つとして影響することに変わりありません。

外壁に傷を発見した場合には迅速に対処するようにしましょう。

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補修が必要なモルタル外壁の劣化現象

ここまで、外壁が劣化することによって生じる影響や劣化の原因について解説しましたが、実際に劣化している場合にはどのような症状が出るのでしょうか。

ここではモルタル外壁が劣化した際に現れる現象を6つ解説します。

水をかけた箇所にシミができる

外壁に水をかけた際に、その部分にシミができる場合には防水性が劣化していると考えられます。

シミが現れる場合、外壁が水を吸収していることを意味します。

そのため、すでにモルタル外壁の防水性が失われている状態であるため、塗装工事などの補修が必要と考えた方が良いでしょう。

チョーキング現象

チョーキング現象とは塗料内の合成樹脂が雨や紫外線などの影響で分解されてしまうことで、顔料が粉状になって現れる現象で、外壁表面を触った際に手にチョークのような白い粉がつきます。

チョーキング現象が起きている場合、すでに耐久性や防水性が劣化していることをあらわします。

こちらも塗り替えなどの対処をした方が良い状況であると言えるでしょう。

色褪せ・変色

色褪せや変色は主に紫外線が塗料の樹脂成分を破壊することによって発生する症状です。

この症状を放置することでチョーキング現象に繋がり、防水性や耐久性の低下を招いてしまうため、この症状が出ている場合には塗り替えの時期が迫っていると考えておきましょう。

藻・コケの付着

藻やコケが発生するためには水分や湿気が必要であることから、外壁に藻やコケが付着している場合には外壁が発生条件を満たしていることになります。

すなわち、外壁の防水性能が失われていると言えます。

放置してしまうと外壁が水分を吸収してしまい、ひび割れや剥がれなどの原因になるため、速やかに対処した方がよい状態です。

ひび割れ・欠損

外壁にひび割れや欠損がみられる場合には補修が必要な状態になっています。

ひび割れは幅の広さが大きい場合や深さが深い場合には建物に影響を与える状態です。欠損の例として剥離が発生している場合には、落下した外壁が通行人に被害を与える可能性があります。

そのため、特に緊急性を要する状態であることから、迅速な対処が必要です。

塗膜の剥がれ、浮き

塗膜の剥がれや浮きは塗膜と外壁の間に水が回り込んでいることをあらわしています。

特に塗膜が剥がれている場合には下地のモルタルが現れている状態であるため、雨水などを吸収し、建物の腐食や雨漏れを引き起こす可能性があります。

いずれにしても早急に塗装するなどの補修をして、外壁の保護をしなければならない状態です。

モルタル外壁の修繕方法

モルタル外壁の補修すべき症状について紹介しましたが、ここでは具体的な修繕方法を紹介します。

今回はひび割れ箇所の修繕方法を紹介しますので、知識として覚えておくようにしましょう。

ひび割れ部分をU字にカットする

ひび割れの幅が狭い場合には変性シリコンなどのシーリング材を充填するだけで十分ですが、ひび割れの幅が広い場合にはシーリング材だけでは対応することが難しいです。

そこで最初にする工程がひび割れ部分をシーリング材と密着しやすくするように整形することです。

まずはひび割れ箇所をU字に削り、適切なシーリング充填のための空間を確保します。

U字に大きく削ることで、充填できるシーリング材の量が増えるため、より密着・定着しやすくなり、衝撃や振動に強くなります。

プライマーの塗布 (下地材)

U字に整形したらひび割れ箇所を掃除してほこりや汚れを取り除きます。

その後密着力を高めるためにプライマーという下地材を塗布します。

プライマーは接着力を高めるための塗料で、接着以外にも凹みを埋めたりする際にも使用されるため、ひび割れの補修において非常に効果を発揮してくれます。

削った箇所をコーキングで埋める

プライマーを塗布した後で、削ったひび割れ箇所にシーリング材を充填して埋めていきます。

使用されるシーリング材は変性シリコンを使用する場合が多く、変性シリコンは優れた弾力性を持っているため、衝撃や振動を吸収してくれます。

クラックが発生しやすいモルタル外壁でも、衝撃や振動を緩和してくれるため、おすすめの補修材です。

外壁の塗装

最後に周りの外壁に合わせて塗装して仕上げます。

補修した付近だけの塗装と、補修した面の塗装など、さまざまな方法で塗装することができるため、自分の好みに合わせて仕上げることが可能です。

また後ほど詳しく解説するためここでは割愛しますが、リシン吹きつけなどの仕上げの種類についてもここで調整することもできます。

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モルタル外壁の補修費用と工期

モルタル外壁の補修費用は一般的に約1万円〜約100万円程度とされており、非常に費用の幅が広いです。

これは外壁の補修内容が、数箇所のひび割れ補修なのか、全体の塗装補修なのか、補修の規模に大きな差があることが要因となっています。

実際のところ、簡易的な補修である場合には約1万円〜約10万円、全体的に大掛かりな補修をする場合には約60万〜100万円程度の予算が必要なケースが多いです。

また、工期についても費用同様に大きな差があります。

目安としては約1日〜約1カ月ほどで、こちらも簡易的な補修の場合には約1日〜約3日、大掛かりな補修の場合には約2週間〜約1カ月程度の工期がかかると認識しておくようにしましょう。

なお、こちらの記事に記載の金額はあくまでも一例です。詳しくは業者による現地調査が必要となります。また、業者によっても金額は変わってくるため、複数社に見積もりを依頼し、比較・検討するようにしましょう。

モルタル外壁のメリット

モルタル外壁にはさまざまなメリットがあります。

ここでは具体的に4つのメリットを紹介します。

デザイン性が高い

モルタル外壁は仕上げの仕方によってどのようなデザインでも作ることが可能です。さらに、混ぜる材料や分量を変えることで、さまざまなパターンを作り出すことができます。

そのため、他の外壁材と比べてデザイン性の高い外壁を作ることができるのです。

オリジナルのデザインにすることもできるため、とにかく見た目にこだわりたい方には魅力的なメリットと言えるでしょう。

つなぎ目がない

外壁材を使用する際には一定の長さを超えてしまうと外壁につなぎ目が出てしまい、シーリングを充填して仕上げる必要があります。

しかしながら、モルタル外壁は外壁下地に塗って施工していくため、つなぎ目を作る必要がないのです。

そのため、統一感あるデザインになり、メンテナンスにおいても傷みやすいシーリング部分がないため、優れていると言えるでしょう。

耐久性・耐火性が高い

冒頭でも紹介した通り、モルタルの主な材料は砂とセメントです。どれも不燃物であることから、耐火性に優れた外壁材となっています。

また、材料の砂、セメントともに強度が高いことからモルタル外壁自体も非常に強度が高く、風などの影響で飛来したものがぶつかっても簡単には破損しない外壁材です。

表面が熱くなりにくい

モルタル外壁は金属サイディングなどと比較すると熱の伝導率が低いため、表面が熱くなりにくいです。

外壁の熱は、建物の断熱性能にもよりますが、室内の温度にも大きな影響を与えます。

室内温度が上がれば当然ながら空調費用がかさむことになるため、光熱費が上がってしまいます。

そのため、外壁の表面温度が上がらないのは大きなメリットなのです。

遮熱効果のある塗料を使用して仕上げをすることでさらに、外壁表面の温度上昇を抑えることができるため、環境に優しい外壁材と言えるでしょう。

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モルタル外壁のデメリット

モルタル外壁にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。

ここでは4つのデメリットについて解説します。

デザインによっては汚れが付きやすい

モルタル外壁のメリットとしてデザイン性の高さがありますが、デザインによっては汚れが付きやすい場合があり、メンテナンスが大変になる可能性があります。

特に凹凸があるデザインを取り入れている場合には、凹凸部分に汚れが溜まりやすく、外壁を見ると黒ずんでいるように見えてしまうことがありますので、デザインを決める際には気を付けましょう。

ひび割れしやすい

モルタル外壁は他の外壁材と異なり、つなぎ目がない場合が多いです。

そのため、地震などの負荷がかかった際に力が逃げにくく、ひび割れを起こしてしまいます。

また、モルタルは水を吸収しやすい素材です。メンテナンスを怠って防水性能が落ちてしまうとすぐに外壁が水分を吸収してしまい、ふくれやひび割れを引き起こしてしまいます。

サイディングより工期が長い

サイディングを使用する場合、単純に外壁材だけの施工にかかる日数は約10日前後と比較的短い期間で工事を済ませることができます。

それに対してモルタル外壁は、一度モルタルを下塗りして乾かすまでに約5日〜約7日、上塗りをして同様に約7日〜約14日、最後に塗装をして約3日〜約7日程度の日数を要します。

さらに、天候によっては仕上げができない場合もあるため、実際にはもっと工期がかかる可能性があります。

サイディングと比較すると工期が長いため、早急に外壁を直したい場合や、極力短い工事期間にしたい場合には採用が難しい外壁材です。

モルタル外壁自体の防水性能が低い

先程から触れていますが、モルタル外壁は砂とセメントが主な原料となっており、どちらも水を吸収しやすいため、外壁自体の防水性能が低いです。

塗装によって外壁を保護しなければ、すぐに雨水などの水分を吸収して、剥離やひび割れを引き起こしてしまいます。

モルタル外壁の施工方法


ここまで、モルタル外壁のメリット・デメリットや特徴について解説してきましたが、ここではモルタル外壁の施工方法について紹介します。

実際にモルタル外壁を施工する場合には、以下の流れで施工されていきます。

施工方法は細かく、複数の種類があるため、ここではあくまでもモルタル外壁の施工方法の一つを例として紹介します。

下地作り

柱や間柱に、構造用合板やシージングボードを下地として張り、アスファルトフェルトなどの防水紙とモルタルが落ちないようにラス網を張ります。

基本的にモルタルと下地の間には何も無いため、ここでの防水処理が甘い場合、モルタルにクラックが発生した際に、躯体に簡単に水が回り込んでしまいます。

躯体の腐食を防ぐ意味でも非常に重要な作業です。

ラス網はタッカーなどを使用して、下地のボードに固定していきます。

モルタル下塗り

防水紙、ラス網を施した下地材にモルタルを塗っていきます。

強度を持たせるために、ラス網が隠れない程度の厚みでモルタルを一度塗り、ムラが無いように整形します。

また、施工方法によってはこのタイミングで必要な厚み分のモルタルを一気に塗って乾燥させる場合もあります。

モルタル上塗り

下塗りが終わったら、続いて上塗りです。

一般的にモルタルは乾燥してしまうと硬化しなくなるため、下塗りが硬化する前に上塗りを行います。

下塗りしたモルタルと上塗りしたモルタルが、ラス網を挟み込むような形で硬化するため、モルタルが剥がれるのを防いでくれます。

モルタルの厚みを厚くすることで防火性能や防震性能を高めてくれるため、上塗りをして厚みを調整します。

吹き付け仕上げ

上塗りしたモルタルが乾いたら、仕上げを行います。

これから詳しく紹介しますが、リシン仕上げやスタッコ仕上げ、左官仕上げなどさまざまな仕上げ方法の中から選択して仕上げます。

デザイン性を持たせるためのパターン付けもここのタイミングで行います。

以上がモルタル外壁の主な施工方法です。

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モルタルの仕上げの種類

ここではモルタル外壁の仕上げの種類について、具体的に4つ紹介します。

リシン仕上げ

リシン仕上げはモルタル外壁の仕上げとして最も一般的なものです。細かく砕いた石や砂に樹脂やセメント、着色材などを混ぜて吹き付けて施工をします。

表面がザラザラとしていて粒子程度の細かい凹凸のある仕上がりになります。費用も安価であるため、人気のある仕上げの方法です。

スタッコ仕上げ

漆喰の外壁をみたことがある方も多いと思いますが、一般的にスタッコ仕上げは漆喰のような素材感です。

化粧漆喰とも呼ばれるスタッコは、石灰とセメントや砂などに水を混ぜたもので、やや厚めの塗膜により凹凸感を大きめに表現する仕上げです。それをモルタル外壁に塗って仕上げるのがスタッコ仕上げです。

自由にパターンをつけられるため、デザイン性の高い仕上げ方法だと言えます。

吹付タイル

吹付タイルは下塗り材と主材、上塗り材をそれぞれ3層に分けて専用のスプレーガンを使用して外壁に吹き付けていく仕上げ方法です。

見た目はスタッコ仕上げリシン仕上げに近い場合が多いですが、砂や石などの骨材を使用していないため、表面の仕上がりにざらつきが少なく、なめらかな仕上がりになります。
凹凸の山の部分をコテなどで押さえて仕上げる方法もあります。

左官仕上げ

左官仕上げは、文字通り、左官屋と呼ばれる職人がコテを使用して模様をつける仕上げの方法で、非常におしゃれな雰囲気を作り上げることができます。

仕上げのパターンにも多くの種類があり、自分の気に入ったデザインで仕上げることができるため、外観にこだわりたい方におすすめの仕上げ方法です。

モルタル外壁のDIYでの修理をおすすめしない理由

モルタル外壁は、ヘアクラックなどの一部の軽い症状であればDIYでの修理も可能ですが、基本的にはおすすめしません。

まず、高所の場合には脚立や梯子を使用しなければならず、作業に慣れていない場合には危険を伴うため、おすすめできません。

また、DIYで作業を進めてしまうと、その他に劣化している箇所がある場合に確認することができず、対応が遅れてしまう危険性があります。

さらに、モルタル外壁の劣化症状は、見た目が似ているものの原因や危険性が異なるものが多いです。

そのため、専門的な知識を持っていない人が見た目だけで軽い症状だと自己判断しても、実は危険な状態になっている可能性もあり、正しい判断をすることが難しいと言えるでしょう。

一見簡単そうに見えるモルタル補修ですが、専門的な知識を持ち合わせている人がやっているからこそ、そのように見えるのです。

モルタル外壁の補修が発生した場合にはDIYで作業をするのではなく、知識のある専門業者に依頼した方が安心と言えるでしょう。

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モルタル外壁の補修を行う際の注意点

モルタル外壁の補修を行う際には、いくつか気をつけたほうが良いポイントがあります。

ここでは、具体的に3つの注意点について解説しますので、参考にしてみてください。

ひびの補修だけではなく外壁塗装も行う

モルタル外壁の補修を行う際に多いのがひび割れの補修です。

このひび割れ補修ですが、ひび割れ箇所にシーリングを充填して完了としている方も多くなっています。

ヘアークラックのように比較的小さいクラックの場合には、その処置だけで問題ない場合もありますが、基本的には外壁塗装を同時に行った方が良いのです。

モルタルは外壁自体の防水性能が低いため、塗装して保護する必要があることを前述にて解説しました。

ひび割れが発生している場合には塗装による保護が無くなっていることが多く、ひび割れ箇所だけ補修をしても、すぐに別の箇所でひび割れが再発してしまう可能性があります。

ひび割れの原因が外壁の防水機能が失われている可能性もあることから、ひび割れの補修をする際には、外壁塗装も同時に行うようにしましょう。

ブリード現象に注意する

ブリード現象とはコーキングに含まれる可塑剤という添加物が表面に滲み出て変色する現象のことです。

コーキングをした後に塗装することで、塗料とコーキングの可塑剤が反応して発生してしまいます。

また、発生するタイミングもコーキングに含まれている可塑剤の量によって変わり、数年と経たないうちに発生してしまう可能性があるのです。

予防するためには可塑剤を含まないタイプのコーキングを使用してもらうか、ブリード現象を抑えるためのプライマーを使用する必要があります。

塗装業者であれば知識もあり、このような対応をしてくれる場合が多いですが、残念ながら知識のない業者も存在するため、事前に確認するようにしましょう。

しっかりした塗装業者さんに依頼する

しっかりした塗装業者と言われてもどのような業者がしっかりした業者なのかイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。

以下の3つのポイントを意識して業者選びをすることで、良い業者と巡り合える可能性がありますので、参考にしてみてください。

1.外壁塗装の経験が豊富で施工事例の多い業者

外壁塗装に限らず、施工経験が豊富で施工事例の多い業者は、知識が豊富で、工事の品質も高い傾向にあります。

また、実際に施工した事例を数多く見ることができれば自分のイメージしている仕上がりを探しやすくなるため、おすすめです。

2.コミュニケーションを取りやすい業者

コミュニケーションの取りやすさは、要望の伝えやすさや、必要事項の確認、疑問点の解決など多くの面において重要な要素です。

コミュニケーションを取りにくい業者の場合には、聞きたいことが思うように聞けないこともあり、結果として施工後に不満を残しやすくなってしまいます。

そのため、業者選びをする際にはコミュニケーションが取りやすいかどうかも意識するようにしましょう。

3.見積もり作成をする際の事前調査をしっかり行ってくれる業者

現場の事前調査は見積もりを作る上でも、現場の段取りをする上でも大切な作業です。

事前調査がしっかりしている業者は、傷んでいる部分の確認や、現在の下地の状態など丁寧に確認しており、状況に合わせた施工をしてくれるため施工品質が高いでしょう。

また、見積もりにおいても数量を正確に把握できていることから、信憑性のある見積もりと言えます。

以上の3つのポイントが業者選びにおいて意識したいポイントです。

まとめ

今回はモルタル外壁についてメリット・デメリット、特徴や補修方法などさまざまな視点から紹介しました。

自分好みのデザインを追求できるモルタル外壁は、今なお人気のある外壁材で、正しいメンテナンスをすることで長期間使い続けられる外壁材です。

症状にあった適切な補修を心がけるようにしましょう。

また、補修内容や補修費用など、気になる点がある場合にはぜひハピすむを活用してみてください。

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モルタル外壁の特徴

モルタル外壁は砂とセメントを水で混ぜ合わせた素材を使用して作る外壁材です。

主成分にはセメントが使用されています。

モルタル外壁が過去に普及していた理由としてはデザイン性に優れている点やコーキングの補修が不要といった理由があります。

モルタル外壁はさまざまな仕上げ方法が存在しているため、その仕上げ方によってデザインも異なります。

またサイディング材のように目地がないため、コーキングのメンテナンスが不要といった特徴があります。

モルタル外壁の塗装費用の相場

モルタル外壁の塗装を行う際の費用相場は30坪の建物で約80万円〜約120万円です。

この金額は使用する塗料や塗装面積によって変動します。

塗装の費用が塗料によって変化するのは、塗料にもグレードが存在しているためです。

耐久性や機能性に優れている塗料はその分費用が高額になり、耐久性が低い塗料は費用を抑えることができます。

また塗装面積によっても費用は変動します。

塗装面積が大きければ大きいほど使用する塗料の量と業者の人件費がかかってしまうため、費用が高額になります。

追加で費用がかかるケースは既存の外壁材の劣化が進んでおり、補修を行う箇所が多い場合などがあります。

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モルタル外壁に合う塗料の種類と価格

モルタル外壁に合う塗料の種類とその塗料の費用相場を知りたいと考えている方もいるでしょう。

ここでは塗料別にそれぞれの塗料のメリット、デメリットや費用相場を紹介します。

アクリル樹脂系塗料

1㎡あたりの塗料価格約1,200円~約1,500円
耐用年数の目安約5年〜約7年

頻繁に塗り替えを行う前提で選ぶ場合には、アクリル樹脂系塗料がおすすめです。

アクリル樹脂系塗料はアクリル樹脂を使用した塗料で、安価であることや光沢が強い点などがメリットです。

しかしアクリル塗料は耐用年数が短く、塗り直しなどのメンテナンスを頻繁に行う必要があるため、近年では外壁塗装に使用されるケースは少なくなっています。

しかし売却前の家など耐用年数が短くても問題がない場合にはメリットを活かすことが可能です。

ウレタン樹脂系塗料

1㎡あたりの塗料価格約1,600円~約2,200円
耐用年数の目安約8年〜約10年程度

細部や部品が多い付帯部分の塗装に選ぶならウレタン樹脂系塗料がおすすめです。

ウレタン樹脂系塗料は主成分がウレタン樹脂であり、柔軟性が高いため密着性に優れているという特徴があります。

高い密着性から細かい箇所にも塗装を多なうことができ、複雑な形状にも対応することができます。

また弾性塗料であるためモルタル外壁との相性も良いという特徴があります。

シリコン樹脂系塗料

1㎡あたりの塗料価格約2,500円~約2,800円
耐用年数の目安約10年〜約15年程度

最も人気がある安心感で選ぶならシリコン樹脂系塗料がおすすめです。

シリコン樹脂系塗料は主成分がシリコン樹脂です。

耐久性や防水性、費用面で優れており、コストパフォーマンスが高い塗料です。

費用を抑えつつ、コストパフォーマンスの高い塗料で塗装を行いたいと考えている方にはシリコン樹脂系塗料がおすすめです。

ラジカル制御塗料

1㎡あたりの塗料価格約2,200円~約4,000円
耐用年数の目安約12年〜約16年程度

最新の次世代塗料で選ぶならラジカル制御塗料がおすすめです。

ラジカル制御塗料は塗膜の劣化や色褪せを防ぐ高酸化チタンが主成分となっており、チョーキング現象の発生を抑制する効果があります。

製品によってはフッ素が含まれているものなどもあり、長い耐用年数とチョーキングの抑制機能が人気の塗料です。

塗装などのメンテナンスの回数を抑えたいと考えている方におすすめの塗料です。

フッ素樹脂系塗料

1㎡あたりの塗料価格約3,500円~約5,000円
耐用年数の目安約15年〜約20年程度

塗料の耐久性で選ぶならフッ素樹脂系塗料がおすすめです。

フッ素樹脂を主成分にしたフッ素樹脂系塗料は耐熱性、耐寒性が共に高く、長い耐用年数が特徴的です。

施工費用が高額であるため、外壁全面に使用されるケースは少なく、屋根のみや外壁の日当たりが良い部分などに使用されるケースが多いです。

メンテナンスの頻度を少なくしたいと考えている方にはおすすめの塗料です。

またフッ素塗料もモルタルに適している弾性塗料です。

セラミック/無機塗料

1㎡あたりの塗料価格約3,500円~約5,500円
耐用年数の目安約16年〜約22年程度

石材調の見た目で選ぶならセラミック、無機塗料がおすすめです。

無機塗料はセラミックが配合されており、遮熱性能や低汚染性、石材調のデザインにできるなどのメリットがあります。

無機塗料は合成する樹脂によっても耐久性が異なっており、セラミックとフッ素が合成された塗料はフッ素塗料の特徴である長い耐久性能を発揮します。

光触媒塗料

1㎡あたりの塗料価格約3,500円~約5,500円
耐用年数の目安約16年〜約22年程度

メンテナンスの簡単さで選ぶなら光触媒塗料がおすすめです。光触媒塗料は酸化チタンの性質を使用している塗料で、太陽光から発生する紫外線との化学反応によって表面に付着した汚れを分解することができます。

この分解した汚れを雨水が洗い流すため、セルフクリーニングを行うことができる塗料です。

しかし塗料として費用が高額であり、濃い色を選択できないなどのデメリットが存在しています。

モルタル外壁に適した塗料とは?

モルタル外壁に適した塗料とは一体どのような塗料なのでしょうか。

モルタル外壁の「ひび割れやすい」という性質上、伸びが良い塗料が相応しいとされています。

その伸びが良い塗料とは「弾性塗料」です。

弾性塗料は他の塗料と比べると塗膜に伸縮性があるため、塗装後はまるでゴムでコーティングしたような状態になります。

そのため、万が一下地のモルタルがひび割れたとしても、塗膜が破れずに雨水や湿気の侵入を防止できるのです。

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モルタル外壁塗装にかかる費用相場の内訳

50坪のモルタル外壁塗装にかかる費用は以下の通りです。

【50坪のモルタル外壁塗装にかかる費用相場】

  • 足場設置:約600〜約800円/平方メートル
  • 高圧洗浄:約100〜約300円/平方メートル
  • 養生:約300〜約500円/平方メートル
  • 飛散防止ネット:約100〜約150円/平方メートル
  • シーリング:約600〜約1000円/平方メートル
  • 下地補修:約2万円〜約3万円/平方メートル
  • 下塗り:約600〜約900円/平方メートル
  • 塗料:約85万円〜約100万円
  • その他(産業廃棄物処理費など):約1万円〜約3万円

モルタル外壁の劣化症状と対処法

モルタル外壁とは砂・セメント・水を混ぜ合わせて作る外壁材のことで、1990年以前の住宅に広く使用されていました。

現在では、新築に施工することは少なくなりましたが、モルタル外壁を施工した住宅はまだ多くあります。

モルタル外壁の劣化は目視で確認することができるため、劣化症状を発見した場合にどのような対処をすれば良いのか、詳細を見ていきましょう。

クラック(ヘアークラック・構造クラックなど)

クラックはひび割れという意味で、軽微な症状であるヘアークラックや外壁に悪影響があるかもしれない構造クラックがあります。

ヘアークラックはひび割れの幅が0.2mm以下のことで外壁材や塗料が乾燥し収縮することが原因で発生します。

またヘアークラックは、直ちに雨漏りなどの悪影響を及ぼすものではありません。

一方、構造クラックはひび割れの幅が0.3mm以上深さが5mm以上のもので、建物内部の歪みや地震などの外部からの衝撃で発生します。

構造クラックはひび割れの幅や溝が深いため、雨水が外壁内部に浸透し外壁を劣化させる恐れがあります。

【クラックの対処法】

  • ヘアークラック

ヘアークラックの症状が現れた場合、塗料を再塗装しクラックをカバーします。

また、ひび割れの内部にパテや粉末のコンクリートを注入することもあります。

  • 構造クラック

構造クラックの場合は溝が深いため、シーリング材をひび割れにしっかり注入しなければなりません。

その場合、下塗り材で処理した後にシーリングを注入するカットシーリング工法を行うか、外壁の塗り替えを行います。

色落ち・チョーキング

色落ちやチョーキングは紫外線や雨、耐用年数などによる外壁の塗膜の劣化が原因となります。

特にチョーキングについては、外壁の防水機能を失っている状態のため出来るだけ早い対処が必要となります。

【対処法】

色落ちやチョーキングの症状を発見したら、モルタル外壁の塗り替え時期です。

出来るだけ早めに塗り替えの計画を立てましょう。

塗膜の浮き・剥がれ

塗膜の浮きや剥がれは、クラックなどから雨水が浸透し下地材や塗膜の付着力が低下することが原因で発生します。

劣化症状の初期段階として塗膜の浮きが発生し、劣化が進行すると浮いた塗膜だけでなく、モルタルの外壁材自体が剥がれるという症状が現れることがあります。

【対処法】

塗膜の浮きや剥がれが発生した場合、外壁に注入孔を開けて樹脂を注入するエポキシ樹脂注入工法や、樹脂の注入後にステンレス製のピンを挿入するアンカーピニング工法を行います。

モルタル外壁の汚れ

モルタル外壁の日当たりが悪く、カビやコケなどが発生することで汚れることがあります。

カビやコケなどの汚れは外壁の防水機能が低下して発生している可能性が高いため、単なる汚れであっても放置しないほうが良いでしょう。

【対処法】

初期段階であれば、ブラシなどで優しく擦って落とすことが可能です。

汚れが落としにくくなった場合は無理やり擦るのではなく、業者に依頼して高圧洗浄を依頼すると良いでしょう。

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モルタル外壁の塗装の流れと工期

モルタル外壁の塗装の流れと工期を知りたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

ここではモルタル外壁塗装の工程別の作業内容と工期を紹介します。

近隣への挨拶

日数約半日
雨天中止なし

近隣の方への挨拶は工事を行う前に近所の方へ挨拶をし、工事を行う期間などを伝えます。

挨拶を行う理由は工事は塗料の飛散などを防ぐために飛散対策を行いますが、塗料の臭いなどが近隣に迷惑をかけてしまう可能性があるためです。

工事が原因で発生するトラブルがないように事前に説明をしておくことが重要です。

塗装業者が挨拶を行ってくれるケースもありますが、施主も挨拶回りを行うことがおすすめです。

足場を組む

日数約1日〜約2日
雨天中止なし

足場の組み立ては専門の業者が行うケースが多く、基本的には雨天でも行います。

足場の設置は建物の高所で正確な塗装を行うためにも必要なものとなります。

また足場の設置には大きな音が発生してしまうこともあるため、この工程で近隣の方に迷惑をかけてしまう可能性があります。

高圧洗浄

日数約1日
雨天中止なし

外壁に付着している埃や汚れなどを落とすために高圧洗浄を行います。

高圧洗浄を行うことで、劣化した塗膜なども取り除くことができるため、塗装の仕上がりを綺麗にすることができます。

塗装の際に、劣化した塗膜が残っていることで塗装の仕上がりに影響を及ぼし、塗料がすぐに剥がれてしまうこともあるため、高圧洗浄は重要な工程になります。

下地の補修

日数約1日〜
雨天中止なし

下地処理は外壁材のひび割れなどを補修する下地処理を行います。

下地処理を行うことで塗装の仕上がりを綺麗にすることができます。

下地処理を行うことで塗膜の剥がれや浮きを除去することができるため、塗装の耐用年数を長くするためにも重要な工程です。

作業にかかる日数は約1日ですが、劣化が進行している場合は補修に時間がかかるため、それ以上の日数がかかるケースがあります。

コーキングの補修

日数約1日〜
雨天中止なし

モルタル外壁にひび割れが入っている場合にはコーキング材などを使用して補修を行います。

ひび割れを放置することで塗装を行っても適切な防水性能が発揮できないため、ひび割れ部分は事前に補修をしてから塗装を行います。

作業にかかる日数は約1日ですが、ひび割れ箇所が多い場合は補修に時間がかかるため、それ以上の日数がかかるケースがあります。

養生

日数約1日
雨天中止なし

養生は塗装を行う場所以外に塗料が付着することがないように、ビニールシートなどで保護する作業です。

基本的には窓やサッシなどを養生します。

養生作業を行うことによって塗装を行う場所と行わない場所を明確にすることができるため、正確に塗装を行うことができます。

下塗り・中塗り

日数約1日〜約2日
雨天中止あり

外壁の下塗りは中塗りと上塗りで塗装する塗料を密着させるためにも非常に重要な工程となります。

下塗り作業では外壁材の特徴に合わせた下地強化剤を使用して塗装を行います。

下塗りの後には乾燥時間が必要になります。

下地強化剤が乾燥する前に中塗りを行ってしまうと、耐用年数を待たずに塗料の剥がれなどが発生してしまう可能性があります。

中間検査

日数約1日
雨天中止なし

中間検査では塗装が適切に行われているか、塗料が飛散していて汚れている箇所がないか、塗り残しがないかなどを確認します。

この中間検査で見つかった修正箇所は、上塗りを行う前に修正を行います。

修正箇所はなるべく早い段階で発見するために中間検査は非常に重要な工程となります。

上塗り

日数約1日
雨天中止あり

中塗り材が乾燥した後に上塗りを行います。

上塗りは外壁塗装の仕上がりを決定付ける重要な工程です。

上塗りを行う際には塗料を均一に塗装する必要があります。

上塗りを行うことで塗料の性能を発揮することができるため、上塗りは外壁塗装に欠かせません。

検査・足場解体

日数約1日
雨天中止なし

最終検査を行い塗装に塗り残しや仕上がりに問題がないかを確認します。

ここで問題があった場合には、足場を解体する前に修正を行います。

確認が終了した後に塗装のために設置した足場の解体や養生シートの撤去を行います。

足場の解体時に外壁に足場材が接触してしまい、塗装が剥がれてしまうケースなども存在しているため注意が必要です。

弾性塗料の施工方法の種類

次に、弾性塗料の施工方法の種類を見ていきましょう。

単層弾性工法

単層弾性工法とは、下塗り・上塗り(2回)の計3工程で仕上げる工法のことです。

上塗りを2回塗装することで厚みをつけ、弾力性を出します。

ひび割れに強くなる工法ですが、弾力性は複層弾性工法の3分の2程度となります。

通常単層弾性工法に使用される塗料は粘度が高いのですが、悪徳業者の場合、水増しして材料費を安く済ませようとするケースがあります。

そのため、相場よりも極端に安い見積もりの場合は、塗料の缶数を確認するなどしてチェックしておくようにしましょう。

複層弾性工法

複層弾性工法とは、下塗り・弾性が高い塗料で中塗り(2回)・上塗り(2回)の計5工程で仕上げる工法のことです。

単層よりも多く塗装することで、弾力性や防水性も高くなります。

また、複層弾性塗料工法の弾力性は約8年〜約10年もちます。

ただ、工程が多い分施工するのに時間がかかり、人件費もかかるため施工費用が高額になる傾向にあります。

微弾性塗料工法

微弾性塗料工法とは、下塗り(シーラー)の代わりに「微弾性フィラー」を塗装する工法のことで、下塗り・上塗り(2回)と計3工程行われます。

単層よりも厚みがあり弾力性を持たせることが可能で、細かいクラック程度であれば埋めることが可能です。

また、耐久性や密着性は複層よりは劣りますが、上塗りを自由に選ぶことができます。

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モルタル外壁の仕上げ方法と塗装について

モルタル外壁はサイディングなどのように外壁材を貼り合わせていく方法ではなく、職人の手で仕上げていく方法となります。

仕上げ方法はリシン仕上げ・スタッコ仕上げ・吹付けタイル仕上げ・左官仕上げの4種類があり、それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。

リシン仕上げ

リシン仕上げは、細かく砕いた石とセメント・樹脂などを混ぜ合わせたものを吹き付ける仕上げ方法で、細かい砂のようにザラザラしたような形状が特徴です。

リシンの種類は主にアクリルリシン・弾性リシン・シリカリシンなどがあります。

価格が比較的安価で作業性が良いため、70年代〜80年代にかけてモルタル外壁の仕上げ方法として広く施工されていました。

砂状の外壁で落ち着いた風合いがありますが、クラックが発生しやすく凹凸部分に汚れが付着しやすいため、近年はあまり選ばれることはありません。

スタッコ仕上げ

スタッコ仕上げは、セメントと骨材を混ぜ合わせたスタッコ材を約5〜約10mm程の厚さで吹付けた仕上げのことです。

スタッコ材の種類には、セメントスタッコ・弾性スタッコ・アクリスタッコなどがあります。

また、スタッコ仕上げの形状は、カットローラーで押さえるヘッドカット仕上げと吹き放し仕上げがあります。

スタッコ仕上げは重厚感や高級感を表現できるのが特徴ですが、表面の凹凸が激しいため汚れが付着しやすいというデメリットがあります。

吹付けタイル仕上げ

吹付けタイル仕上げは、樹脂などの結合材を混ぜ合わせた吹き付けタイルと呼ばれる仕上材を1〜3ミリ程の厚さで吹き付ける仕上げのことで、ヘッドカット仕上げと吹き放し仕上げがあります。

骨材の凹凸のない滑らかな仕上がりが特徴の仕上げ方法です。

吹付けタイルの種類には、シリカタイル・エポキシタイル・アクリルタイル・スキンタイル・弾性タイル・高弾性タイルなどがあります。

左官仕上げ

左官仕上げとは、職人がコテを使用して作られた手作りの風合いが特徴の仕上げ方法です。

左官仕上げの種類には、くし目引き仕上げ・コテ仕上げなど様々な種類があります。

職人の技術力によって仕上がりが変わるため、味わい深くきれいな外壁にしたい場合は、熟練した技術を持つ左官職人に依頼する必要があります。

近年はモルタル外壁の上に塗布するエスケー化研の「ベルアート」、アイカ工業の「ジョリパット」などの材料が登場しています。

DIYで塗装するメリットとデメリット

DIYで塗装する際のメリットは、自由な塗り方で個性を出せるところでしょう。

塗り方次第で様々な模様ができるため、個性的な外壁にすることが可能です。

一方、DIYのデメリットはきちんと施工しないとクラックが生じやすくなるところでしょう。

その他に、材料や道具などを揃える必要があったり、素人が行うため仕上がりがあまりきれいにならかったりする可能性もあります。

はがれ始めた塗膜や劣化した塗膜は剥がさずに上から塗っても下の塗膜がはがれやすいので上から塗装した塗膜と共に下からはがれやすい状態になります。

古い塗膜を剥がすのは新しい塗膜を長持ちさせるために必要ですが、凹凸のある表面をサンドペーパーなどで綺麗に剥がすのは非常に難しく、業者は高圧洗浄などで剥がすことが多いものです。

DIYのために高圧洗浄機を購入するには高額です。

何れにしても高所作業になりますので足場などの作業環境を整えないと危険です。

難しい作業や危険な作業があるという点以外にも、外壁は家屋の耐用年数を左右する重要な箇所ですので、外壁の状態を見分け、適切な施工を出来るように、プロによる外壁塗装をおすすめいたします。

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モルタルの外壁塗装の注意点

モルタルの外壁塗装を行う上で注意する点がいくつかあります。

具体的な内容を見ていきましょう。

塗装でモルタル外壁の凹凸を残すには

外壁塗装でモルタルの凹凸を残すためには、モルタル専用の塗料を使用するのがおすすめです。

一般的な塗料の場合、凹凸が潰れてしまったり艶が目立つようになったりと、元々のデザインが変わってしまう可能性があります。

モルタル専用の塗料であれば、モルタルならではの細かい凹凸に入り込むことができるため塗装後は新築のような仕上がりにできるでしょう。

塗料を吸収しやすい

モルタル外壁は塗装時に塗料を吸収しやすいという性質を持っています。

そのため、塗料は余裕をもって準備することが好ましいでしょう。

また、塗装から乾燥までの行為を何回か繰り返すため、施工に時間がかかる傾向にあります。

そのため、モルタルの外壁塗装を計画する場合は雨の多い時期を避け施工期間が長くとれる期間に設定しておくと良いでしょう。

モルタル外壁は業者の腕で寿命が決まる?

モルタルの場合、ボードを張り付けるだけのサイディングと違い、いかに新築時に精度の高い施工ができるかが寿命を左右します。

腕の良い左官職人が施工を行い、外壁の厚みと精度が十分な場合はクラックが入りにくくなり、比較的メンテナンスの回数を減らせるのです。

施工担当者が未熟だったり、厚みに問題があったりするとクラックができやすくなるため、メンテナンスの回数が増え、費用が余計にかかってしまいます。

新しい家をモルタル外壁にする場合は、経験が豊富で技術のある業者に依頼すると安心です。

もし、現状でひび割れが起こりやすい外壁であったとしても、リフォームの際にきちんと補修を行い、下地をしっかり作ることでクラックの発生を抑えることができます。

モルタル外壁の補修の際についても、新築時と同じく、技術力の高い業者に依頼しましょう。

資格を保有しているか確かめる

外壁塗装の業者は資格や免許がなくとも開業を行うことができるため、信頼のできる業者かどうかを判断することが難しいという特徴があります。

外壁の工事を依頼する業者を決める際には塗装技術士や外壁劣化診断士、雨漏り診断士、足場の組み立て等作業主任などの資格を保有しているかどうか確認をすることが重要です。

このような資格を有している業者を見つける難易度は高く、外壁塗装において重要な相見積もりを取得する場合にはさらに難しくなります。

ハピすむは建築業許可などを持っているかなどの厳しい審査基準をクリアした優良業者のみが加盟している団体です。

ハピすむを活用することで優良業者から複数の見積もりを取得することができるため、信頼できる業者から見積もりを取得したいと考えている方は、ぜひハピすむをご活用ください。

こちらから無料で簡単に見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

モルタル壁の特徴とは?経年劣化の兆候や修理費用、施工事例を解説

モルタル壁のメリット・デメリットがわからない、外壁が劣化しているが補修はいつ行ったらよいかわからないなど外壁のリフォームについて疑問や不安がある方は多いのではないでしょうか。

本記事ではモルタル壁の基礎知識から、劣化症状など外壁リフォームにおいて知っておきたい基礎知識を紹介します。

この記事を読むことで、外壁リフォームの基礎知識から価格を抑えてリフォームする方法などについて把握できます。

その知識をもとに外壁のリフォーム準備を進められるため、後悔のないリフォームができるでしょう。

外壁リフォームを検討している方、モルタル壁について興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

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モルタル壁の特徴とは?

モルタル壁とは、水とセメントと砂を混ぜ合わせた素材で作られた外壁です。

主な成分はセメントとなっており、防水性が低いという特徴があります。

しかしモルタル壁は意匠性に優れており、様々な仕上げ方があるため自分好みのデザインに仕上げることも可能です。

防水性の低さをカバーするために、モルタルの壁には防水塗装を行い表面をコーティングします。

この塗装の劣化が起きると、モルタルの壁に雨水などが侵入してしまい、モルタル壁自体の劣化にも繋がります。

近年では窯業系サイディングが主流になっており、モルタル壁は少なくなってはいますが、コーキングの補修が必要ないなどモルタルならではの特徴も存在します。

モルタル壁とコンクリートの違い

モルタル壁とコンクリートは同じ材料を使用して作りますが、素材として異なります。

モルタルは水とセメント、砂を混ぜ合わせて作りますが、コンクリートはセメントに砂、砂利、水を混ぜ合わせて作ります。

コンクリートとモルタルを比較するとコンクリートは強度が高いですが、柔軟性はモルタルに劣ります。

この柔軟性によってモルタルは仕上げ方が幅広く存在しているため、味わい深くオリジナリティのあるデザインが可能です。

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モルタル壁のメリット

モルタル壁には、様々なメリットが存在します。

メリットを把握し、モルタルについて知識を深めましょう。

デザイン性が高い

モルタルは仕上げ方、素材の組み合わせ、施工方法などによって様々なデザインが可能です。

モルタルはセメントと水、砂が主原料ですが、混ぜる砂の種類を変更したり繊維を追加するなどができます。

仕上げ方も職人の手仕上げで行われており、様々な質感を出すことができるため、オリジナリティのあるデザインの外壁にしたいと考えている方におすすめです。

またモルタルにはサイディングとは異なりつなぎ目がないため、美しい見た目で仕上げられます。

耐久性が高く、燃えにくい

モルタルは、セメントを使用しているため耐久性が高く簡単に破損することがありません。

風雨や強風による飛散物から建物を守る外壁は耐久性が重要であるため、耐久性が高いモルタルは外壁に向いている素材であるといえるでしょう。

またモルタルは防火性も高いです。

これは原料であるセメントや砂、水が全て不燃性であるため、炎や高熱に対して耐性があります。

火災時には有毒ガスが発生してしまう素材もありますが、モルタルは発生しません。

修理しやすい

モルタル壁は、サイディングの外壁のようにつなぎ目が存在しないため劣化した部分のみをピンポイントで修理することが可能です。

対してサイディングではサイディングボードをつなぎ合わせているため、ボードごとの交換が必要になります。

金属系サイディングより外壁の表面が熱くなりにくい

モルタルは、金属系サイディングよりも外壁の表面が熱くなりにくいという特徴があります。

金属系サイディングは太陽光を吸収することで温度が上昇し、室内の温度上昇にもつながってしまいます。

一方、モルタルは金属のように温度の上昇が少なく、遮熱効果がある塗料も使用することができるため、夏場でも室内の温度上昇を抑えることができます。

サイディングと異なりコーキングの修理などが不要

モルタルの壁はサイディングとは異なり、コーキングの修理が不要です。

サイディングは工場にて生産されたサイディングボードを張り合わせるため、サイディングのつなぎ目などがコーキング材で埋められており、定期的なコーキング材の打ち直しなどが必要になります。

一方、モルタルはセメントが使用されており、つなぎ目などが存在しません。コーキング材も使用していないため定期的な修理が不要です。

メンテナンスを少なくしたいと考えている方は、モルタル壁へのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

モルタル壁のデメリット

モルタル壁には様々なメリットがありますがデメリットも存在します。

ここではモルタル壁のデメリットを紹介します。デメリットも把握した上でリフォームを検討しましょう。

ひび割れができやすい

モルタル壁には防水性が低いという特徴があります。

そのため乾燥と湿潤が繰り返されてしまうとモルタルが劣化し、ひび割れや剥がれなどが起きてしまいます。

ひび割れはモルタルの性質上、乾燥によって縮むことが原因で起こります。

さらにモルタル壁のひび割れ、剥がれ部分から雨水などの水分が侵入してしまうと建物に悪影響を及ぼしてしまいます。

ひび割れに対処するためには、防水塗装や補修などのメンテナンスを行うことが必要です。

仕上がりによっては汚れが付きやすくなる

モルタル壁は仕上がりによっては、表面がザラザラとしており汚れが付きやすくなってしまいます。

この汚れは建物の立地にも関係しますが、サイディングなどの外壁と比較すると汚れが付きやすいという特徴があります。

表面の凹凸具合は仕上げ方によっても異なるため、汚れにくいモルタル壁にしたいと考えている方は、事前に施工業者や職人に確認をしておきましょう。

防水性は低い

上記でも触れましたが、モルタル壁はセメントや砂、水を混ぜ合わせて作られたものであるため防水性は低いです。

この防水性を担保するために、モルタルに防水性の高い塗料で塗装を行います。

防水性は窯業系サイディングなども同様に低く、塗装が必要になることが多いため、基本的には必要なメンテナンスとなります。

外装塗装の工期が長い

モルタル壁はサイディングのように工場で作られたサイディングボードを張り付ける訳ではないため、作業に時間がかかり工期が長くなってしまう傾向にあります。

工事の内容もサイディングと比較すると複雑になるため、職人の腕によって工事のスピードが変わってきます。

モルタル壁で工期を短くしたいと考えている方は施工の実績が豊富な職人がいる業者に依頼すると良いでしょう。

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モルタル壁の外壁リフォーム費用と工期

モルタル壁の外壁リフォームの費用相場は約60万円〜約160万円です。

この金額は外壁の面積や使用する塗料によって大きく変動します。

モルタル壁にリフォームする場合の工期は約2週間〜約3週間です。

この工期も気候状況や職人の技術などによって変わります。

特に気候状況は重要で、季節ごとにメリットが存在します。

夏と秋は原料であるモルタルが乾きやすいため、塗装工事が早く終わりやすいという特徴があります。

夏場の雨が多い時期は例外になるので注意が必要です。

また春は気候が安定しており、作業がしやすいという特徴があります。

冬はリフォーム会社の繁忙期ではないことから、日程調整がうまくいくケースが多いです。

なお、こちらの記事に記載の金額はあくまでも目安です。

詳しくは業者による現場調査が必要となります。

また、業者によっても金額は変わってくるため、複数社に見積もりを依頼し、比較検討するようにしましょう。

モルタル外壁の塗装リフォーム事例

ここでは実際に行われたモルタル壁のリフォーム事例を紹介します。

リフォーム事例を見て、モルタル壁のリフォームイメージを掴みましょう。

モルタル壁のクラック補修と外壁塗装を行った事例

こちらは、白系の外壁にモルタルの塗装リフォームを行った事例です。

クラックと言われる外壁の亀裂を補修し、外壁塗装を行うことで明るい印象の建物に仕上がっています。

リフォーム費用約68万円
工期約7日

画像出典:みやこリフォーム

モルタル塗装とガルバリウムの外壁の塗装を行った事例

こちらの事例では、モルタル塗装とガルバリウム鋼板を組み合わせて外壁塗装を行っています。

それぞれ特徴が異なる塗料を使用することで、最大限に塗料の特徴を活かしています。

リフォーム費用約131万円
工期約20日

画像出典:みやこリフォーム

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モルタル壁の仕上げの種類

モルタル壁は職人の手作業で仕上げられるため、仕上げの方法も様々な種類があります。

それぞれの仕上げ方の特徴を把握し、自分の希望に近いものを選びましょう。

リシン仕上げ

リシン仕上げとは、セメントや樹脂と砂利や砂を混ぜた塗料を吹き付けて仕上げる方法のことを指します。

モルタル壁を仕上げる際によく行われる仕上げ方であり、オーソドックスな方法です。

メリットとして砂状の表面が和風住宅と親和性が高いこと、コストが安く済むなどがあります。

デメリットとしてひび割れが生じやすいこと、表面がザラザラしているため汚れやカビが生じやすいことなどが挙げられます。

スタッコ仕上げ

スタッコ仕上げでは、セメントと砂や合成樹脂を混ぜた塗料をスプレーガンやコテを使用して外壁を仕上げます。

リシン仕上げと比較した際に外壁に厚みが出るという特徴があります。

メリットとして重厚感のある仕上がりになることや耐久性が高いなどが挙げられます。

デメリットとしては表面がザラザラしているため汚れやカビが生じやすいことや塗り替えの際に必要な塗料が増えることなどです。

吹付タイル

吹付タイルはタイルを使用する訳でなく外壁塗装の商品名が由来になっています。

仕上げ方法は、計3回の下塗材、主材、上塗材を塗装することによって仕上げられます。

メリットは表面が滑らかに仕上がる、ひび割れが少なく耐久性が高い、汚れにくいことです。

デメリットは施工時に騒音が発生すること、技術力が必要で綺麗に仕上げることのできる職人が限られてしまうなどが挙げられます。

左官仕上げ

左官仕上げは、職人がコテによる手作業で仕上げる方法です。

コテを使用するため表面の凹凸が少ないという特徴があります。

メリットとして職人の手作業による味わい深い仕上がりになること、デザインの自由度が高いことなどです。

デメリットは職人や選ぶ素材によって金額が変動する、職人の技術によって仕上がりが変わるなどが挙げられます。

モルタル壁の劣化症状の見分け方

モルタル壁の劣化症状には様々な種類があります。

ここではそれぞれの劣化症状の特徴について解説します。

ひび割れ

モルタル壁のひび割れは主に3つの原因によって起こります。

1つ目はモルタルが乾燥し収縮することで細かいひび割れが起きます。

これは築年数が浅い建物でも起こるものです。しかし早急に対策が必要なものではありません。

ひび割れが広がってしまった際には補修など対策が必要です。

2つ目は紫外線や雨などによる経年劣化です。

これはモルタルに塗装された防水性の塗料が紫外線で劣化し、防水性が低下することで雨を吸収したモルタルが膨張し、乾燥し収縮するサイクルによってひび割れが起きます。

経年劣化は早期に防水塗装を行う必要があります。

3つ目に地震の揺れなどによって起こるひび割れです。建物自体が揺れ動き、歪みによってひびが入ります。

このひび割れは今後地震が来た際にさらにひびが入ってしまうため補修が必要です。

それではモルタル壁にあらわれる、ひびの種類をご紹介します。

ヘアークラック

ヘアークラックとは、建物の外壁に発生する細かいひび割れです。

国土交通省によると幅0.3mm以下で深さ4mm以下のひび割れとされています。

へアークラックは塗膜の表面がひび割れていることが多く、構造自体には影響を及ぼさないケースが多いです。

しかし放置することで雨漏りなどによって建物の構造を腐食させる原因となります。

乾燥クラック

乾燥クラックとはその名の通りモルタルの乾燥によって引き起こされるひび割れで、ひび割れの幅が狭いです。

乾燥クラックは、素地であるモルタルが乾燥し収縮する前に塗装することで起きるケースもあります。

構造クラック

構造クラックとは、建物の構造に欠陥がある場合などに生じるひび割れです。

この建物構造の欠陥によって建物が歪んでしまい、その歪みが外壁材に負担を掛けることでひび割れが起きます。

建物の構造自体を補強しない限り今後も構造クラックが起きてしまう可能性があるため、早急に対策が必要です。

縁切りクラック

縁切りクラックは、施工時に作業を中断したり、部分的なやり直しを行うことで、新しく塗った部分と前に塗った部分で起きてしまうひび割れです。

建物の増築などにより外壁を塗り継いだ際にも縁切りクラックは起こります。

チョーキング

チョーキングとは、外壁を触った際に白い粉が付着することを指します。

この白い粉は雨水や紫外線によって塗料が分解され、顔料が表面に現れてしまったものです。

また、チョーキングは経年劣化でなく施工不良の際にも現れます。

塗料が十分に混ぜられていない状態で塗装をした際にも起こる現象です。

使用した塗料の耐用年数よりもかなり早く劣化している場合、施工不良の可能性があります。

藻やコケの付着

藻やコケの付着は、外壁が湿気や水分を蓄積することが原因で起こります。

経年劣化が起こり、外壁に施された防水塗装が剥がれてきた際に藻やコケが付着しやすくなります。

この藻やコケが原因で外壁内に湿気が入り込み、建物自体の劣化を進めてしまうため対策が必要です。

雨水による汚れ

雨水による汚れも、外壁の表面に施された塗装が劣化し、汚れを弾きにくくなっていることが原因で起こりやすいです。

外壁表面の塗料が劣化することで雨漏りの原因などにもつながるため、外壁塗装を検討するきっかけとして雨水の汚れに気を付けましょう。

塗装の剥がれ・浮き

外壁の塗料の剥がれや浮きは、塗料の耐用年数を超えている場合に起こります。

塗料のグレードによって耐用年数は異なりますが、塗料の剥がれや浮きが起きている場合は外壁の塗装が必要なケースが多いです。

変色してしまっている

外壁の変色や色褪せが起きている場合は、経年劣化が起き、その初期症状となります。

この変色や色褪せは紫外線の影響によって起こるケースが多いです。

また塗装してから時期が浅いにもかかわらず起きる変色は施工不良が原因かもしれません。

塗料の不具合などの可能性があるため業者に相談してみましょう。

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外壁の経年劣化を放置した場合のリスク

外壁の経年劣化を放置することで、徐々に劣化の症状が進んでいきます。

劣化した外壁を放置することで建物自体の寿命が短くなってしまいます。

外壁の塗料が劣化し表面の防水性が失われると、雨水が侵入しその雨水が原因で外壁にひび割れなどが起こり、最終的には建物の内部に侵入し建物構造に悪影響を及ぼすようになります。

外壁の劣化を放置することで、工事金額が大きくなってしまうこともあるため、なるべく早い段階での対策が重要であると言えます。

施工が必要かどうかの判断は専門業者に診断をしてもらいましょう。

出費を抑えて外壁を修理・補修する方法

外壁工事の費用は高額であるため、なるべく出費を抑えてリフォームをしたいと考えている方もいるでしょう。

ここではなるべく費用を抑えて、失敗のないリフォームをする方法を紹介します。

補助金や助成金の対象のリフォームかどうかを調べる

費用を抑える方法として、市町村などの自治体にリフォーム費用を補助してもらうという方法があります。

これは住んでいる自治体に外壁塗装を対象とした制度があるかどうかによって異なります。

また、制度があった場合は工事の補助金額や施工業者、申請のタイミング、税金の納税状況など条件があるため注意が必要です。

補助金の活用を検討している方は、お住まいの市町村に問い合わせをしてみてください。

火災保険の適用内ではないか調べる

風災などによって、外壁が損傷し外壁の塗装が必要になった場合はリフォーム金額を火災保険で補填することができます。

しかし火災保険は経年劣化によって行う外壁塗装は対象外となるため、注意が必要です。

屋根塗装や修理のタイミングで外壁修理も行う

屋根塗装や屋根の修理などのタイミングに合わせて外壁塗装を行うことで、リフォーム費用を抑えることができます。

これは建物の外観工事の際に組む足場の設置が1回で済むためです。

外壁や屋根の塗装はいずれにしろ必要になる工事であるため、大規模にはなってしまいますが同時に行うことで費用を抑えることができます。

費用を抑える点に関連して、足場を組む業者と外壁塗装を行う業者が別の場合は費用がかかります。

可能であれば足場を組むところから塗装まで一貫して対応可能な業者に頼むと価格を抑えることができます。

外壁塗装の見積もりを比較する

複数の業者から見積もりを取得し、それらの見積もりを比較することで費用を抑えた外壁リフォームが可能になります。

同じ塗料で同じ工法の見積もりでも頼む業者によって見積もり金額は異なるため、1社だけの見積りではその金額が高いのか安いのか判断することは難しいです。

複数業者に見積もりを取ることで比較ができます。

比較を行うことで、業者間の工事費用や保証内容などの違いが明確になります。

自分の希望する条件に合う業者を見つけるため、また、リフォームで失敗をしないために比較見積もりは非常に重要です。

ハピすむは無料で比較見積もりができます。

ハピすむを活用し比較見積もりを行うことによって、条件に合う最適な業者を見つけて後悔のないリフォームを行いましょう。

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外壁のリフォームで、優良な会社を見つけるには?

本記事の外壁リフォームは一例で、「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって大きく異なります。複数社の見積もりを「比較」することが重要です!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】岩納年成

大手ゼネコン会社にて、官公庁工事やスタジアム、免震ビル等の工事管理業務を約4年経験。
その後、大手ハウスメーカーにて注文住宅の商談・プランニング・資金計画などの経験を経て、木造の高級注文住宅を主とするビルダーを設立。
土地の目利きや打ち合わせ、プランニング、資金計画、詳細設計、工事統括監理など完成まで一貫した品質管理を遂行し、多数のオーダー住宅を手掛け、住まいづくりの経験は20年以上。
法人の技術顧問アドバイザーとしても活動しながら、これまでの経験を生かし個人の住まいコンサルテイングサービスも行っている。

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