2024年04月12日更新

監修記事

外壁の防水!透湿防水シートの施工方法とポイント

雨漏りや結露の原因にもなる外壁。雨水から家屋を守り、結露を生じさせないように活用されているのが「透湿防水シート」です。そこで今回は、透湿防水シートの特徴とその施工方法について解説し、外壁の修理をする際の賢い業者選びのポイントも紹介します。

目次

外壁に使用される防水シートとは?

外壁 防水 シート 施工 方法

外壁を結露や雨漏りから守るために、外壁の屋外側には防水シートが用いられています。

この防水シートには主に「透湿防水シート」と「アスファルトフェルト」の2種類があるのですが、それぞれの特徴について見ていきましょう。

「透湿防水シート」は防水しながら湿気を逃がす優れもの

透湿防水シートは、ポリエチレン不織布が主に材料として用いられています。雨水などの水は室内に入れず、室内の湿気は屋外に逃がすことができるという機能があります。

この透湿防水シートが主に使用されるのはサイディング仕上げの外壁です。サイディング仕上げは主に木造建築物の外壁に使われることが多く、モルタル仕上げよりも新しく取り入れられた工法です。

工場ですでに加工された外壁仕上げ材であるサイディングの内側に透湿防水シートを張ることで、結露から守り、雨漏りのない外壁にすることができます。

「アスファルトフェルト」は湿気も逃がさない防水シート

アスファルトフェルトとは、古紙に繊維くずを混ぜたアスファルトをしみ込ませた防水紙です。水を通さないだけでなく湿気も逃がさないという性質があり、主にモルタル仕上げの外壁に使用されてきました。

日本の戸建てにも多く利用されているモルタルは、セメントに砂と水を混ぜて作られていますが、乾燥収縮などの影響でひび割れが発生するという欠点があります。

ひび割れができればそこから雨水が室内へと侵入するため、それを防ぐためにアスファルトフェルトが使われています。

一般的なのは「透湿防水シート+通気構法」

現在、木造建築物の防水シートにはアスファルトフェルトよりも透湿防水シートを用いた「通気構法」が一般的です。通気工法とは、防湿防水シートと外壁仕上げ材との間に空間を設けて通気を促す工法のことです。

アスファルトフェルトを防水シートとして使用した外壁は、雨水の侵入を防げるものの湿気も逃がさないため、木造住宅では結露が生じやすいというデメリットがあります。

それに対して防湿防水シートなら、防水できる上に湿気を逃がすため結露が生じにくくなります。

透湿防水シートの張り方のポイント

シワをつくらず、下から上へ張るのが一般的

雨漏りを防ぐために張る浸透防水シートは、シワやヨレのないようにしっかりと張ることが基本になります。

シワがあると、万が一外壁から雨水が侵入してきた場合に、浸透防水シートを伝って流れ落ちるはずの雨水がシワ部分に溜まってしまい、室内まで染み出してしまう可能性もあります。

また浸透防水シートは下から上と張っていくことも大切です。雨水は上から下へと流れ落ちていくため、もしも雨水が外壁の中まで入り込んだ場合、下のシートが上のシートの手前に重なっていると、その隙間に雨水が流れ込んできてしまうからです。

さらにシートは長い帯状になっているため、右利きの方の場合には右から左へと浸透防水シートを張ると作業効率がいいでしょう。

重ね代は10cmはとる

浸透防水シートを張る際、シートとシートが重なる部分は、必ず規定数値以重ねるようにしましょう。上と下のシートが重なる部分は約10cm、そして角の部分は最低でも約15cm重ねるのが一般的です。

タッカー留めは等間隔で行う

タッカーとはホッチキスのような道具で、壁などの平面部分に何かを固定するために使われます。

透湿防水シートはこのタッカーで留め付けられるのが一般的です。もしもタッカーの留め付けが乱れているとシワやヨレの原因になりますので、等間隔でしっかりと留めていくことが大切です。

ただし、しっかりと留め付けたいあまり、タッカーを必要以上にたくさん打ち付けるのもよくありません。タッカーによって小さい穴が開くため、そこから雨水が侵入する可能性があるためです。

タッカーの打ち留め間隔は約10cm程度がおすすめです。もしもタッカーの打ち方がよくなく穴が開いてしまった場合には、上から防水テープなどを貼って雨漏りを防ぎましょう。

開口部回りは防水テープでとめる

開口部回りなどではタッカーでとめただけでは雨水の侵入を防ぐのに十分ではありません。そこで防水テープで重ねてとめていきます。

開口部の下から横、そして上部へと防水テープを貼っていくようにしましょう。

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箇所別!透湿防水シートの施工方法

入り角・出角部分

入り角(いりすみ)や出角(ですみ)など、壁と壁がぶつかる部分は、雨漏りしやすい場所です。透湿防水シートを張るときは特に気をつけて張るようにしましょう。

重ね代は少なくとも15cm、余裕があれば30cmほどとってもとりすぎとは言えません。また重ね方も下から上を意識しながら張っていきましょう。

軒天部分

軒天(のきてん)とは屋根が外壁よりも外へと張り出している部分で、建物下から見ると天井として見える屋外部分です。

ここは屋根瓦、または屋根材下に防水シートがすでに張られているはずなので、そこからの雨漏りは考えにくいといえます。そのため、透湿防水シートを張る必要はないでしょう。

ただし、軒天と外壁との取り合い部分は雨漏りが考えられるので、先にアスファルトフェルトなどの防水シートを張ったあとで、そこに透湿防水シートを差し込むようにするとよいでしょう。

土台水切り部分

外壁の下方を見ると外壁と土台の間に、L字型もしくはシート状の金属がはみ出ているのが分かります。この部材を「土台水切り」と呼びます。

土台水切りがないと、上から流れ落ちてきた雨水が土台の中へと浸み込んでいき土台が劣化してしまう恐れがあります。しかし土台水切りがあれば雨水は地面へと流れ落ちていきます。

この土台水切り部分は、透湿防水シートを張る前に取り付けられます。透湿防水シートが張られた後に土台水切りを施工しては雨水が土台に流れ込んでしまう可能性があるからです。

土台水切りの設置後に透湿防水シートを張るという順番を間違えずに施工することが、雨漏りを防ぐためには重要です。

サッシ回りなどの開口部

サッシ回りなどの開口部は特に雨漏りしやすい場所なので、透湿防水シートを張るだけでは不十分だといえます。防水テープ等でしっかりと防水を行うことが大切です。

防水テープの貼り方は、開口部の下部から横、上部へと貼っていくことで、雨水を下へ流れるように誘導することができます。

ダクト回りの配管など、防水シートを貫通する部分

透湿防水シートを貫通して、屋内から屋外へとつながっているダクト回りなどは、開口部分と同様、雨漏りしやすい場所です。そのため透湿防水シートをタッカーで張った後に、防水テープ等でしっかりと防水を行うことが大切です。

外壁と下屋の取り合い部分

下屋(げや)とは母屋から張り出した屋根のことで、母屋の屋根とは別に庇(ひさし)として取り付けられた屋根のことです。

雨漏りが発生しやすい箇所に、この下屋と外壁との取り合い部分があります。

そこでこの取り合い部分では、透湿防水シートを張る前に先張り防水シートを張って防水を行います。その上に透湿防水シートを張るのですが、先張り防水シートよりも短めにおさめるのがポイントです。

バルコニー回り

バルコニー回りの外壁も雨漏りがよく起こる箇所です。そこでバルコニーを覆うように透湿防水シートを張り、その上から胴縁と呼ばれる細めの縦材が施工されます。さらに上から外壁材であるサイディング材が張られます。

胴縁があると透湿防水シートとサイディングとの間に隙間ができ、湿気を外へと逃がすことができます。

施工中に透湿防水シートが破れた時の補修方法

施行中に透湿防水シートが破れてしまったら、その部分は張り直さなくてはなりませんが、小さな破損なら防水テープを上から貼って補修することができます。

ただ防水テープをしっかりと貼らないとその隙間から雨漏りすることも考えられます。シワやヨレを作らないようにきれいに貼りましょう。

外壁の防水シートリフォームの際のポイントと費用相場

外壁防水シートの重要性

外壁の防水シートは、万が一外壁内に雨水が侵入したときでも室内に水を侵入させないだけでなく、透湿防水シートなら室内から室外へと湿気と逃がすことで結露を防ぐことができます。

結露が発生すると柱や土台を腐らさせることがあり、そうなると建築物全体の強度が弱まり、耐震性も低下してしまうでしょう。さらには白アリを引き寄せたり、断熱材の機能を低下させることもあるため、結露が起こらないようにすることが大切なのです。

雨漏りや結露などによるこのような問題を未然に防ぐためにも、外壁に防水シートを適切に施工するこが、とても重要だといえるでしょう。

防水シートをリフォームするタイミング

透湿防水シートは熱により劣化し、質のいい透湿防水シートでもその耐用年数は約20年と言われています。

そのため築年数が20年ほど経過した建造物は、透湿防水シートの交換を含めた外壁のリフォームを検討するのがいいでしょう。

防水シートリフォームの費用相場

約30坪の一戸建てならば、外壁の防水シートリフォームにかかる相場は約100万円前後です。

外壁仕上げ材を取り外して行う工事になるため比較的費用は高くなります。また、外壁仕上げ材を塗り替えのみにするのか、それとも新しいサイディングに張り替えるのかなどによっても、費用は大きく前後します。

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透湿防水シートのリフォーム業者の選び方

外壁 防水 シート 施工 方法

防水専門業者とハウスメーカーの違い

透湿防水シートの交換をしようと決めたら、リフォーム業者を選ばなくてはなりません。そこで気になるのが防水専門の業者にするのか、それとも大手のハウスメーカーにするのかです。

大手ハウスメーカーはその施工実績から安心感がありますが、価格相場からすると大手ハウスメーカーの方が防水専門業者よりも高くなる傾向があります。

これは大手ハウスメーカーの場合、下請け業者にリフォームの発注がされるので、数社にまたがって施工工事が行われ、その分マージンがかかってしまうためです。

一方、防水専門業者の場合、多くはその会社1社ですべての施行をこなすためその分価格が抑えられるでしょう。

リフォーム業者の選び方

防水性が最重要だと考える工事ならば、防水を専門とする防水業者に依頼するのがいいでしょう。工務店や塗装業者などでも防水工事を請け負う業者は多々ありますが、それぞれの会社によって得意分野は異なります。

防水業者は防水のプロですから、高い防水性を期待した外壁のリフォームならば、防水専門業者をまず検討することをおすすめします。

まとめ

雨漏りを防ぎ快適に長く暮らすために大切なのが、防水シートを使った外壁の施行です。

透湿防水シートなら湿気を逃がすこともできて、結露を防ぐこともできます。結露が防げれば、白アリなどの問題も防ぐことができ、また耐震性や耐熱効果を長く保つことができるでしょう。

ただし透湿防水シートは熱などにより劣化するので、築年数が約20年経った建築物は外壁の防水リフォームを検討することをおすすめします。

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外壁タイルの防水は大切

タイルの外壁は基本的には雨漏りに強い外壁と言われています。また外壁塗装の必要のない材料と考えがちです。

しかし、経年劣化や建物の振動などによりタイルにクラックが生じたり、浮きが生じたりします。さらに、タイル目地のモルタルやコーキング部分にもクラックや欠損が生じることがあります。

このような状況が生じると雨漏りが生じ、下地のコンクリート部分を傷めていきます。また雨漏りによりタイルが浮き、剥落してしまうこともあります。

タイルの剥落は歩行者などに当たると重大事故になることもあるので気をつけたいものです。防水工事によってこのような状況を予防できるので、外壁タイルの防水工事はとても大切な工事と言えます。

外壁タイルの防水工事の費用は?

外壁タイル防水工事の施工について

タイルの防水工事は防水工事専用の塗料を使用します。タイルに透明塗膜を形成して防水膜を作ります。

また浸透性の高い塗料もあり、モルタル目地に浸透させることでより強い透明塗膜を形成させることもできます。

施工の順序としてはシーラー塗り、1回目塗り、2回目塗りの合計3回塗りが一般的です。塗料の種類によっては1回目と2回目の塗料が違う場合があります。この違いにより、施工価格も異なってきます。

2回目に塗る塗料は一般的にトップという名前が付けられることがあります。タイル面の劣化具合によってはトップ材を複数回塗布して合計で4回や5回塗りとなることもあります。

そのようにして透明塗膜の耐久性をあげることもできます。次に防水工事の費用相場について取り上げます。

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外壁タイル防水塗装の費用

防水工事の費用相場は通常の住宅で概ね100〜150万円程度でしょう。相場は使用する防水塗料の価格やタイル面の劣化具合によって異なります。

施工費用に影響する要素

外壁タイルの防水工事をする際には、まずタイルのクラック部分や剥落部分を補修します。クラックにはエポキシ樹脂を注入する方法で補修していきます。

さらに多くの場合はシーリング材も劣化していますので、シーリングの打ち直しの工事が必要となります。

タイル目地のモルタルが欠損している場合には目地を埋めて整えていく作業が必要となります。またタイルが浮いている部分は一度タイルを外してからモルタル用の接着剤などを用いて付け直していきます。

これら補修費用が防水工事に加えて必要な費用となります。これらの費用の相場は劣化具合によって大きく異なりますので、リフォーム会社の担当者とよく相談して見積もってもらいましょう。

施工の頻度はどの程度か

防水塗料の耐久性は約10年程度です。概ねこの耐久性に合わせて防水工事を実施すると良いでしょう。

足場組が必要な工事ですので、屋根の工事や雨どいの工事などと同時にリフォームを行なうことをおすすめします。工事する範囲が広がれば工事価格は上がりますが、これらを別でリフォームをすると2度足場をかける事になりますので長期的に見ると費用の節約となります。

外壁タイルの防水工事の費用は?

信頼できる業者での施工を

防水工事は予防的な工事ともいえますので、信頼できる業者に施工してもらうことは大切です。外壁塗装を専門にしている業者は防水工事についても詳しいので安心できるでしょう。

外壁塗装やタイル防水工事などのリフォームは住宅を長持ちさせるためにとても重要な工事ですので、幾つかのリフォーム会社で見積もりをとって納得できるリフォームをしましょう。

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防水リフォームの重要性とは?

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住宅の外装はさまざまな素材を組み合わせて作られており、素材の違いによってどうしてもその接合部には隙間が生まれてしまいます。

この隙間は新築時にあらかじめ防水が施されているのですが、経年劣化によってこの防水層の性能が低下するため、隙間から雨水等が侵入してしまうのです。

もし、防水リフォームを行わずに防水層の劣化をそのままにしていると、建物内部に侵入した雨水によって雨漏りが発生したり、壁内部の柱などの主要構造部が腐ってしまったりするでしょう。

ただ、雨漏りなどが発生していれば分かりやすいのですが、症状が発生する前の段階では防水層が劣化しているかどうかを判断するのは難しいのが実情です。

新築時からある程度期間が経過し、防水層に不安がある場合や、劣化が予想される場合は、専門業者に見積もりを依頼して状態を確認してもらうと良いでしょう。

注意点として、防水リフォームは専門の業者が少なく、さまざまなリフォームの一環として防水も行っているという業者が多くあります。

防水層の確認は専門知識が必要な部分が多いため、依頼の際には良く確認し、十分な実績と経験がある業者を選びましょう。

防水リフォームにはどんな種類がある?

防水リフォームでは、まず既存の防水層を撤去し、内部に水が入っていないか、漏れていないかを確認します。

もし、内部に雨漏りがあった場合には、補修が必要かどうかを調べ、補修の必要がない場合は下地処理を行って防水工事を実施するという流れで行われるのが一般的です。

この防水工事ですが、使用する材料や工法によっていくつかの種類があり、種類によって耐用年数や重量、工期に違いがあります。

防水工事にはどのような種類があり、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?

アスファルト防水

アスファルト防水とは、コールタールを染みこませたシートを加熱して貼り付ける防水方法です。

道路で使用されているアスファルトと同じ材料を使用するため、耐久性が高いのが特徴ですが、施工後の重量がやや重く、施工時にはコールタールを加熱する臭いが発生します。

近年では加熱不要の材料も開発されており、臭いの問題は軽減されていますが、重量の問題から一般家庭に使用されることはあまりありません。

施工価格は1平方メートルあたり約8,000円からが目安です。

ウレタン防水

ウレタン防水とは、ウレタン防水剤を塗布して施工する防水工事です。

塗装と同様に施工することができ、施工後の仕上がりも塗装とほとんど変わりません。

また、液体を塗って施工するため、複雑な形状の箇所や狭い箇所でも問題なく施工できるというメリットもあります。

ただ、塗装と同じ強度ですので、やや耐久性が低く、耐用年数も短めです。

施工費用は1平方メートルあたり約5,000円からが目安とされています。

シート防水

シート防水とは、塩化ビニル樹脂などで作られたシートを施工箇所に貼り付けて施工する工事です。

施工の際には下地に接着剤を塗って貼り付けていくため、工期が短く、防水シート自体も頑丈に作られているため、ある程度の重量物が乗っても防水層が剥がれにくくなっています。

ただ、ロール状の防水シートを貼り付けて施工するため、複雑な形状に施工するのは難しく、一般的にはビルの屋上など広面積で作業スペースが確保しやすい箇所に用いられている防水方法です。

施工価格は1平方メートルあたり約8,000円からが相場とされています。

遮熱防水

遮熱防水とは、防水素材に遮熱機能を追加した製品を用いて行う防水工事です。

住宅やビルなどの屋上部分やベランダやバルコニーにこの遮熱防水を実施すると、太陽光に含まれる赤外線を反射し、建物内に熱が伝わりにくくなります。伝わる熱量をコントロールすることによって建物全体の保護効果も高まります。

施工方法は塗装タイプとシートタイプがあり、施工箇所に合わせて使い分けられるのも魅力です。

施工価格は塗装タイプが1平方メートルあたり約3,500円から、シートタイプは製品によって単価が変わるため、詳細な価格が知りたい場合はリフォーム業者に相談してみると良いでしょう。

FRP防水

FRP防水とは、ガラス繊維製のシートに樹脂を塗って施工する防水工事です。

完成後はガラス繊維で強化されたプラスチックとなるため、耐久性が高く軽量という特徴があります。

また、定期的にトップコートを塗布することで再施工までの期間を延ばすことができ、長期的なコストパフォーマンスに優れている点もメリットです。

ただし、FRP防水は紫外線で劣化するため、もしトップコートの再塗装を怠ると、一気に防水性が低下してしまう可能性があります。

施工費用は1平方メートルあたり約12,000円から、トップコートの再塗装については、1平方メートルあたり約2,000円からが相場です。

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防水リフォームには保証がある?

防水リフォームや防水工事には保証が付いているのが一般的です。保証の期間や保証範囲についてはメーカーや製品により異なります。どのような防水の保証があるか解説していきますので、参考にして下さい。

まず防水工事保証制度とは、元請け会社と防水工事施工会社、材料メーカーの3社が連名で防水工事の品質を保証する制度となります。万が一保証期間内に雨漏りなどが発生しても、工事や材料に原因がある場合は無償で修理してもらうことが可能です。

一般的には、防水リフォーム工事で最長5年間、新築時の防水工事で最長10年間の保証があります。保証対象の防水工事には次のような条件があります。

1.建物の状況に沿った工事であること
2.材料メーカーの規定通りの工法、工程であること
3.材料メーカーで規定された材料を使用すること
4.保証書を発行している施工者であること

これらの条件を満たしていないと、保証制度が受けられない場合があります。

また、材料によっては最長30年保証を付けることができるものもあります。防水リフォームの保証内容については、事前に施工業者に内容をきちんと確認することをお勧めします。

防水リフォームの会社はどうやって選ベば良い?

防水リフォームを行っている会社はたくさんあります。その中で信頼がおける防水リフォーム会社をどのように選べば、失敗のない防水リフォームをすることができるのでしょうか。大切なポイントをいくつか紹介していきます。

まずは、地元で防水リフォーム実績がある会社を選ぶようにしましょう。地元で実績があるということは、施工において信頼がおけるという証でもあります。ホームページなどに施工実績が豊富にある会社を選ぶこともポイントになります。

防水リフォームの施工方法をいくつか提案してくれる会社を選ぶようにしましょう。防水リフォームには、建物の状態に合わせて最適な施工方法がいくつかあります。その提案と施工が可能な会社を選ぶことも大切です。

ハピすむなら無料診断が受けられ、その結果をもとにお客様に合った会社を紹介することもできますので、お気軽にご相談下さい。

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防水リフォームをするなら覚えておきたいコツ

リフォーム 防水

防水リフォームを依頼する際には、どのような点に注意すると良いのでしょうか?

まず大切なのは、防水工事は専門の業者に依頼するということです。

防水工事でもし施工不良等があった場合、建物が劣化しやすくなってしまいます。

専門業者なら多くの経験と知識から施工不良が起きる可能性が少ないため、安心して工事を任せることができるでしょう。

また、工事を依頼する際には、アフターサービスのある業者を選ぶのも重要です。

もし、工事後に何らかの問題が見つかった場合、アフターサービスのある業者ならきちんと対応してもらえますし、業者によっては定期的な点検も一定期間無料で行ってくれます。

最初にご説明したように、防水リフォームは住宅の状態を保つために重要な工事です。

建物の状態を保ち、長く安全に、快適に住み続けるためには、定期的な防水層の点検とリフォームは欠かせません。

インターネット上にある業者比較サイトなどを利用すれば、防水リフォームを専門で行っている業者を比較的簡単に探すことができますし、複数社に相見積もりを取ることで費用の比較や業者の対応などを確認することができ、より信頼できる業者を探すことができるでしょう。

防水リフォームの工事期間はどれくらい?

防水リフォームの工事期間はどのくらいかかるものなのでしょうか。防水リフォームの工事期間は目安として紹介することはできますが、基本的には建物や施工方法により工事期間は大きく変わります。

工事期間に影響する要因として、防水リフォームの工法や施工場所、また天候も大切なポイントになります。雨天では施工ができず工期が延びる可能性が高いので、施工する時期などにも注意する必要があります。

では防水リフォームの工事期間の目安として、いくつか事例を紹介していきます。バルコニー程度の10平方メートル以下の面積での工事期間の目安となります。

FRP工事:約1日~約2日
塩ビシート工事:約1日~約4日
ゴムシート工事:約1日~約4日
ウレタン防水工事:約3日~約10日

※これらの工事期間については防水工事期間のみとなります。その他足場や洗浄、下地処理などが必要となる場合は別途、工事期間が追加で必要と考えて下さい。

例えばシート防水を屋上とバルコニーで行った例では、72平方メートルで約2週間かかった例もあります。同じくらいの規模の住宅でも、工法や状態により工事期間は大きく異なりますので、参考程度にして下さい。

工事期間の詳細を知りたい場合には、専門業者に図面確認の上、工事期間を相談することも出来ます。しかし、より正確な防水リフォーム工事の期間を把握するためには、専門業者と現場確認することをお勧めします。

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防水リフォームにかかる費用はどれくらい?

防水リフォームにかかる費用は一概にいくら、と紹介することが難しいものです。というのは、防水リフォームの費用は、リフォームする場所や建物のタイプ、屋根の形状など様々な条件で大きく異なるからです。

ですので、今回はいくつか施工事例を参考に防水リフォームの費用をみていきましょう。

防水方法:防水塗装工事
建物タイプ:戸建住宅
施工面積:35平方メートル
工事費用:25万円
工事期間:5日

防水方法:フッ素塗装工事
建物タイプ:戸建住宅
施工面積:69平方メートル
工事費用:48万円
工事期間:14日

防水方法:ウレタン塗膜防水工事
建物タイプ:戸建住宅
施工面積:69平方メートル
工事費用:79万円
工事期間:14日

防水方法:シート防水工事
建物タイプ:戸建住宅
施工面積:不明
工事費用:80万円
工事期間:14日

なお、防水リフォームで選択される価格帯としては100万円以下でのリフォームが選ばれやすい傾向にあります。

このように防水工事の費用は、工法や施工場所により大きく異なります。ハピすむでは、無料見積もりも行っておりますので、検討する際はぜひ参考までにご利用下さい。

外壁を防水にすることのメリットとは?

外壁 防水

建物は老朽化が進むと雨漏りすることがあります。雨漏りというと、屋根から水が侵入して発生するイメージがあると思いますが、外壁からの雨漏りは意外に多いのです。

実際、建物の雨漏りが外壁から発生したというケースは屋根からの雨漏りよりも多く報告されています。そのため、外壁の防水対策は建物にとってメリットが多くあります。

まず第一に、外壁を防水にして雨漏りが発生しないようにすることで、建物の寿命を延ばすことができます。

また、長年にわたって紫外線、雨風などに晒された外壁にはコケや汚れがつきやすく、損傷が進んでしまいます。外観も悪くなってしまうため、定期的に手入れをすることで、汚れがつきにくい外壁になります。

建物の強度を長く保つためにも、外壁を防水にする手入れが重要です。建物の強度を保つことで、震災、大雨などの自然災害から建物を守る対策にもなります。

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外壁を防水にしないと、どんな被害が起こる?

外壁の防水対策をしないままでいると、外壁だけでなく、その内部にまで被害が及ぶ可能性があります。

外壁のヒビなどから雨水が侵入し、建物内部にまで雨漏りしてしまうと、鉄筋は水によってサビやすくなり、木造の場合は木の柱が腐りやすくなる原因となってしまいます。

鉄筋や柱がもろくなると、コンクリートが大きく破損する原因となります。コンクリートの破損が起こると、外壁がひび割れるだけでなく、剥がれ落ちてしまう恐れがあり、最悪の場合、通行人に怪我をさせてしまうこともあるのです。

最近増えているデザイナーズ物件と呼ばれる家やマンションでは、デザイン性を重視した、コンクリート打ちっぱなしの外壁がよく用いられています。

コンクリート打ちっぱなしのような外壁の場合、外壁から水や二酸化炭素が浸透し、コンクリートが中性化する恐れがあります。コンクリートの中性化とは、アルカリ性であるコンクリートの内部が二酸化炭素と触れることで中性へと変化してしまうことです。

中性化が起こると、内部の鉄筋まで腐食する原因となります。そのため、コンクリート打ちっぱなし外壁の場合も防水対策をすることが必要となります。

海沿いに建つ建物の場合、潮風によって外壁は大きく被害を受け、ひび割れを起こしやすくなるので、定期的なメンテナンスは必須です。

建物に使われている資材、建物の立地、その土地の気候によってさまざまですが、どんな場合でも防水対策をしないと建物の強度は年々弱くなってしまうのです。

雨漏りや水漏れは外壁塗装リフォームで補修できる

外壁 防水

外壁は、定期的な点検を怠ると、台風や豪雨、積雪や紫外線などのダメージが蓄積され、次第に劣化してしまいます。外壁だけでなく、屋根、ベランダ、陸屋根の屋上など、屋外の外装材は、約5年に一度は補修や点検リフォームを行うことが推奨されています。

また、約10~15年に一度は、点検だけではなく、外壁の再塗装リフォームが発生します。

さらに、定期的なメンテナンスの時期以外でも、外壁の表面にコケや藻が生えてきていたり、手で触れたときに白い粉が付着するようになったときは、できるだけ早めに補修リフォームを行うことをおすすめします。

外壁で雨漏りや水漏れが起こる原因

雨漏りや水漏れの原因は、様々です。近年建てられた住宅のうち、サイディング材を使用している外壁は「通気工法」で建てられています。

外壁材の内側に雨水や結露を逃がす層が設けられ、内側に防水シートが張られているため、外壁材表面に割れが生じても、家の深部まで雨漏りするリスクは比較的低くなります。

しかし、通気工法が使われていても、雨漏りや水漏れを放置すると外壁材そのものの劣化が進行し、結果的に家の耐久性を落とすことになるため、早めの処置が必要であることに変わりはありません。

コーキングの劣化

外壁の継ぎ目部分に使われている、コーキングという樹脂のひび割れから、雨水などが外壁材の深部に浸透してくることがあります。

サイディング材の浮きや割れ

雨水が、長い間サイディング材の内側に浸透し続けると、サイディング材に反りが生じることがあります。

反ってしまったサイディング材は、外壁から浮いてしまったり、割れたりすることがあるため、その隙間から雨漏りや水漏れが生じるリスクが高まる恐れがあります。

塗り壁材の劣化

モルタルや漆喰などの外壁は、揺れや振動、建材の収縮などが原因で、表面に割れが生じることがあります。割れから雨水が入ると、内部の構造材が錆びてしまい、やがて表面の塗り壁の耐久性を落とす恐れがあります。

また、漆喰には、水分を吸収しやすいという特徴があり、屋内に使われていれば、室内の湿気を吸収して過ごしやすくするというメリットになりますが、外壁で使うと、雨水を吸収しやすいというデメリットに転じます。

外壁材に漆喰を使うときは、外壁内部の下地に防水シートを貼っておかなければ、躯体部分まで雨水を浸透させ、表面の漆喰の黒ずみやカビの原因となってしまいます。

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外壁を防水に工事するタイミングとは?

外壁を防水に工事するタイミングは、10年ごとが目安となります。しかし、建物の状態によって異なり、雨や雪が多い地域については、建物の被害を抑えるために早めの対策が必要となってきます。

外壁の損傷によって雨漏りなどが起こり、内部のコンクリートが破損してしまう前に工事をすることが必要なため、外壁にヒビが確認された場合は工事をして補修する必要があります。

外壁の防水対策は、建物の状態を良好なまま保ち、長寿命を保つ上で非常に重要です。劣化が目に見えなくても、定期的に業者による診断をしてもらうことをおすすめします。

外壁劣化の特徴

外壁に現れる劣化症状についてですが大きく前期、中期、後期にわけて説明いたします。

前期(1年~3年)

前期では直射日光や雨風の影響を受け塗装された面の樹脂が剥げてきてしまい外壁の光沢の低下、外壁の色が褪せてくるといった症状が生じてきます。

基本的にこの症状があらわれている段階ではまだ塗装修理をする必要はありません。外壁が傷んできているなと認識する程度でよいと思います。

ただ外壁面の向きや環境によっては塗装後1年でも苔の発生が見受けられる場合があります。放置すると塗装面劣化を促進させますので早急の処置が必要です。

中期(3年~6年)

中期では前期に引き続き外壁樹脂の劣化が起こり続け外壁塗装の表面がだんだんと剥げてきます。

実際に壁を触って粉が手につくようであれば中期に入ったといえます。粉がつくようになることをチョーキング現象といいます。

この状態を放置していくと壁にひびが入ってしまったりカビが発生したりするため業者に相談をするとよいでしょう。早めにメンテナンスを行えると安心です。

気をつけたいのはこの時期に起る塗膜剥離です。塗料が部分的に下地から剥がれてしまう症状で、これは施工の悪さが原因です。早急に業者を呼つけ処置を要求しましょう。

後期(6年~10年)

後期では外壁にクラックと呼ばれるひびが入り塗装が完全にはがれてしまっている状態になります。この状態では防水機能も無に等しくなります。

さらに放置を続けてしまうと家の倒壊につながります。後期段階での修理は基本的に金額が高くなってしまう傾向にあるので早急に外壁修理を行う必要があります。

外壁の防水効果はどれくらいもつ?

外壁 防水

新築の外壁にもともと施されている防水効果は、永久ではありません。一般的には、防水効果が続くのは7~10年と言われています。

防水効果は、環境によって左右されます。また、同じ建物であっても日当たりの違い、カビやコケなどの影響によって劣化の進みが速い箇所と遅い箇所があります。

また防水効果が永続するという外壁はないため、どんな建物でも年数が経てば必ず防水効果は薄れてしまいます。

外壁塗料別の耐用年数

外壁塗料別の耐用年数とそれぞれの特徴は以下の通りです。

アクリル系塗料

外壁の塗料の中で最もグレードの低い塗料です。安価で施工できますが、耐久性が低いのが特徴です。近年はあまり使用されていません。

【耐用年数:約4〜7年】

ウレタン系塗料

ウレタン系塗料は塗膜が柔らかいため、雨樋などの付帯部分に使用されます。アクリル系塗料と同じく近年はあまり外壁には使用されなくなってきた塗料です。

【耐用年数:約6〜10年】

シリコン系塗料

シリコン系塗料はアクリルシリコンのことです。アクリルの中にシリコンが入っており、最もよく使用される塗料です。値段や耐久性のバランスがよくコストパフォーマンスが良いのが特徴です。

【耐用年数:約8〜15年】

ラジカル制御系塗料

ラジカル系塗料は近年注目されている塗料で、塗料の顔料で太陽光によって発生する物質を制御する塗料のことです。ハイブリット塗料とも呼ばれており、施工できる業者も限られるため業者選びには注意が必要です。

【耐用年数:約8〜15年】

光触媒塗料

光触媒塗料とは、塗装するだけで自浄作用や空気清浄効果を得られる塗料のことです。しかし、単価が高額なことと施工できる業者が限られるため、選ぶ際はデメリットも考慮した上で選択しましょう。

【耐用年数:約10〜15年】

ピュアアクリル塗料

ピュアアクリル塗料は、アクリル塗料の耐候性や防水性などをより引き出した塗料のことです。

コストパフォーマンスが高い塗料だと言われていますが、日本のメーカーからは販売されていないため、その効果についてはまだ実証されていない部分もあります。

【耐用年数:約12〜15年】

フッ素系塗料

フッ素系塗料はシリコンの中の最もグレードの高い塗料です。単価は高額ですが、耐久性が非常に優れているのが特徴です。また、酸性雨に強く防汚性にも優れています。

【耐用年数:約15〜20年】

遮熱系塗料

遮熱系塗料はその名の通り太陽光の熱を遮断して建物内の冷房効率を高める塗料のことです。機能性塗料として注目されており、近年外壁に取り入れるケースが増えています。

ただ、単価が高く、塗膜が汚れることで遮熱効果が発揮しにくくなる可能性がある点には注意が必要です。

【耐用年数:約15〜20年】

無機系塗料

無機系塗料とは塗料に無機物や合成樹脂などを配合した塗料のことです。無機物とはガラスやレンガ、石などの炭素を含まない物質のことで、半永久な耐久性があります。

無機系塗料自体は半永久な耐久性があるわけではありませんが、耐久性が高いと言われるフッ素系塗料よりもさらに強いと言われています。

【耐用年数:約15〜20年】

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外壁を防水にする工事の種類

外壁 防水

塗装

ウレタン防水

ウレタン防水とは液状のウレタン樹脂を塗装して硬化させたもので、ゴム状で弾力のある防水膜により防水します。屋上やベランダ防水にも多用される強靭な防水性能があります。
その他、壁面素材に適した各種の防水塗料があり状況や予算など専門家の診断を要します。

【耐用年数:約10〜12年】

シート防水

シート防水とは塩ビやゴムでできているシートを貼り付けた防水方法です。屋根や屋上防水の下地として敷設されます。壁の場合は外壁乾式仕上の下地に必ず敷き込みされています。

【耐用年数:約10〜12年】

FRP防水

FRP防水とは5つの防水層で形成される防水方法です。耐熱性、耐久性、耐水性に優れているのが特徴です。外壁防水として使用されることはほとんどありません。

【耐用年数:約7〜10年】

アスファルト防水

アスファルト防水とは、合成繊維でできた不織布にアスファルトを染み込ませシート状にしたアスファルトフェルトで、屋根のルーフィング防水層やモルタル外壁など湿式工法の防水下地として多用されます。

【耐用年数:約15〜20年】

シーリング工事

シーリング工事とは、外壁のボードとボードの継ぎ目をシーリング材で埋める工事のことです。建物の部材同士の隙間から水が侵入することを防ぐための働きをします。

箇所にもよりますが、紫外線などの影響によってシーリングが痩せたり、割れたりすることで防水性、伸縮性を失ってしまい、約5年ほどで劣化が始まってしまいます。

工事課程

①既存のシーリングを撤去
②撤去した箇所を清掃
③準備材を塗る
④新しいシーリング材でボードとボードの間を埋める
⑤シーリング材を押さえて仕上げる

外壁を防水にする工事の費用

外壁を防水にする工事はその建物の大きさなどによって費用が大きく変わってきます。ここでは、一軒家の外壁を防水にする際の費用と、マンションの外壁を防水にする際の費用の目安を紹介します。

一軒家の外壁を防水にする際の費用

30坪約100万円~約120万円
40坪約120万円~約135万円
50坪約140万円~約160万円

マンションの外壁を防水にする際の費用

3階建て約100万円~約400万円
4階建て約350万円~約550万円
5階建て約450万円~約650万円
6階建て約550万円~約750万円
7階建て約650万円~約900万円
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外壁を防水にする作業はDIYでできるの?

外壁を防水にするために業者に頼むと、費用は100万円以上かかることもあり、大きな負担となります。

そのため、自分で道具を揃えてDIYで防水工事をしようと考える人もいるかもしれません。しかし、費用面ではメリットが大きいですが、それ以外の面でデメリットが多くあります。

塗装の作業において、素人が均一に塗料を塗布することは大変難しいです。また、使用する塗料選びにおいても、本当にその建物の外壁に適したものであるか定かではありません。

また、塗布の作業はあまり期間を空けて行うと色ムラが起こる原因となってしまうため素早い作業が必要です。平日が仕事の場合、作業できるのは休日のみで、天候が良好でないといけないため、さらに日が限られてしまいます。

外壁の防水工事は高い所で作業を行うために、足場を設置して作業を行うことがあります。慣れない場所での作業のため、転落し怪我をする恐れがあり、大変危険です。

もし無事に作業を終えることができても、素人がする作業のため、施工不良でまたすぐに塗装が剥がれてしまう恐れがあります。

そうなった場合、結局業者に修復を依頼することとなりますので、費用は余計にかかってしまうこととなります。

以上のことから、DIYで外壁の防水工事をすることはあまりおすすめできません。

外壁の防水工事と塗装工事の違いとは?

外壁の防水工事は、外壁のひび割れから雨水などが侵入し、雨漏りが起こらないように防水対策をすることを1番に考えられた工事です。

塗装工事は、外壁の保護も目的ですが、築年数が経ったことで汚れなどの劣化が目立つ壁の景観を良くするために色合いなどを重視して考えることもあるため、外壁の強度を高めるためだけではありません。

外壁にひびがある状態でそのまま塗装工事をしてしまっても、雨漏りをする可能性があるので注意が必要です。

防水工事と塗装工事は重視していることが違い、防水工事は防水という機能面を重視した工事です。

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外壁の防水工事と一緒にすべきリフォームは?

外壁の防水工事を行う際、足場の設置がされます。足場を設置するのにも費用がかかるため、足場を要する工事を同時に行うことで、分けて工事を行うよりも費用が抑えられます。

ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水などの種類がある屋上防水工事、FRP防水、ウレタン防水などの種類があるベランダ防水工事など、防水に関した工事を同時にすることなどがおすすめです。

なぜ外壁の防水対策が必要なのか?

外壁の防水対策は必要?外壁防水のメリットや費用をご紹介!

一戸建て住宅やマンションなど、どのような建物でも外装は雨風から建物の構造部分を守る重要な部位です。

もし外壁が雨水の侵入を防ぐことができず、建物内部に雨漏りが発生してしまうと、鉄筋が錆びて膨らみ、コンクリートが大きく破損してしまいますし、木造なら柱が腐り、建物の強度が失われてしまうでしょう。

特に鉄筋の錆によるコンクリートの破損は古いマンションなどで大きな問題となっており、剥がれた外壁の落下による通行人の怪我や、建物強度の低下などが起こっています。

このような問題を防止し、建物の劣化を防止するために、建物外壁の防水対策が必要とされているのです。

防水機能のほとんどは外装塗料の性能に拠りますが、その耐用年数は7年~10年と言われています。外壁の方位によってはカビ、コケなどの影響で劣化が早く進む場合もあります。

家を守るためには避けられない外壁防水についてご紹介します。

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外壁防水ではどのような工事を行うのか?

建物の外壁に防水対策を施す場合、どのような方法があるのでしょうか?

外壁のコンクリートに劣化がなく、ちょっとしたひび割れやクラックなどがある場合には塗装による防水がおすすめです。

外壁の塗装に用いられる塗料は全て耐水性が確保されているため、外壁を塗装リフォームするだけでも十分な雨漏り対策を行うことができるでしょう。

また、塗料を塗布する前に、ひび割れた下地をモルタルで補修したり、配管や設備の接合部分のシーリング剤を打ち替えたりといった工事も行われます。

外壁がコンクリートなどの頑丈な素材ではなく、タイル仕上げなどの隙間やひび割れが起こりやすい素材が用いられている場合には、防水剤の塗布による対処が主流です。

タイル外壁などの防水に用いられる防水剤は、目地やタイルの動きに追従できるよう弾力性に優れた皮膜が形成されるため、長期間雨水の浸入を防ぐことができます。

デザインについても、塗料と違い防水剤は透明なため、下地の風合いをほぼそのまま残すことができるでしょう。

タイルの浮きや剥離が何ヶ所かで見られる場合は、既にタイル下地が劣化しているので防水材の上塗りでは長持ちしません。

下地から作り直したほうが良いでしょう。

サイディング外壁など、外壁内部に空間があり、結露等が発生する場合には、外壁に防水シートを追加する工事を行います。

これは、雨漏りを防ぐだけでなく、壁内部の水分を外部に放出する働きもあるため、より強固に外壁の防水を行うことができるでしょう。

外壁防水の施工価格や工期はどれぐらい?

外壁の防水対策は必要?外壁防水のメリットや費用をご紹介!

外壁の防水対策を施工する場合の施工価格の相場については、塗装を施す場合が1平方メートルあたり約6,000円、防水剤を塗布する場合が1平方メートルあたり約3,000円です。

コーキング剤の打ち替えおよび追加については、1カ所あたり約800円、ひび割れの補修については、小規模なものなら1平方メートルあたり約2,000円、大規模なものなら1平方メートル辺り約3,000円が相場となります。

防水シートの施工については、外壁の塗装や張替えと同時に行われることが多く、セットで施工する場合は1平方メートルあたり約300円が施工価格の相場です。

また、施工の際に高所作業が必要な場合は足場の設置と養生シートの設置が必要となり、足場代は1平方メートルあたり約700円、養生シートについては1平方メートルあたり約400円が相場となります。

工期については、塗装リフォームの場合は約2週間、防水剤の塗布は約10日が目安です。

防水シートの施工については、サイディングの張替えを同時に行う場合は約2週間が目安となります。

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外壁の防水対策はどのタイミングで行うと良い?

外壁の防水対策については、外壁の塗装リフォームや張替えリフォームの際に同時に行うことが多いようです。

一般的には築年数10年が目安と言われますが、雨の多い地域や寒い地域で凍害が発生しやすい地域については、建物への被害を予防する目的で早めに防水対策を施した方が良いと言われています。

また、タイル仕上げや土壁、モルタル外壁のリシン仕上げなど、比較的ひび割れが起こりやすい外壁についてはひび割れが起こる前に施工しておくことでより長期間建物を守ることができるでしょう。

特にマンションなどの大きな建物については、戸建て住宅に比べて施工期間が長くかかりますので、大規模修繕工事などの一環として防水工事を施すと良いでしょう。

建物のリフォームは設備や塗装の劣化が目立ってきたら行うものというイメージがありますが、傷みきる前に実施しておくことでより建物の寿命を延ばすことができます。

特に防水は建物の寿命に大きく影響する要因のひとつですので、定期的な業者による診断と補修を行うことが重要です。

外壁を防水にする必要性

外壁 防水 安い

屋根で雨を防ぐことができるため、外壁の防水対策は必要ないと思っていませんか?実は、雨漏りの原因で多いのは外壁からと言われているのをご存知でしょうか。

通常、外壁材自体にも防水加工が施されていますが、その効果は永久ではなく、数年経過すると劣化していきます。外壁が劣化した場合は、塗装などの防水対策を行うことによって外壁の防水機能が復活します。

もし、外壁が劣化したまま放置し続けて、防水対策をしなかった場合はどうなるのでしょうか?

外壁にひび割れや剥がれなどの症状があり防水対策が取られていない外壁は、雨水の侵入や紫外線の影響などを防ぐことができません。雨水を吸収し外壁内部を腐食させてしまいます。

あらかじめ外壁材に施されている防水加工は、ほとんどの場合は永久に効果を発揮する訳では無いため、外壁が劣化した時点で防水対策を行う必要があるでしょう。

また、外壁の防水効果がしっかり機能していると雨漏りなどを防ぐことになるので、結果的に住宅の耐用年数も長くすることができます。そのため、外壁の防水対策はまさに住宅を長持ちさせるための要と言えるでしょう。

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外壁の防水リフォームの費用相場

実際、外壁に防水効果をもたせるリフォームをするにはどれくらい費用がかかるのでしょうか?

20坪の家を防水塗装する場合約56万円~約76万円
30坪の家を防水塗装する場合約77万円~約100万円

※足場設置、高圧洗浄、養生などを含む

こちらはあくまで目安です。外壁防水で使用される塗料のグレードや種類によって費用は大きく異なります。一般的に、耐用年数が短いほど安価になり、耐用年数が長期間設定されている塗料に関しては高額になる傾向にあります。

家の形や周辺環境によって費用が変わる可能性があるため、正確な金額が知りたい場合は外壁塗装業者に見積もり依頼すると良いでしょう。見積り依頼は複数の業者に出し、比較しながら検討することがおすすめです。極端に安い会社は悪徳業者の可能性もありますので、注意が必要です。

防水塗料について

外壁 防水 安い

防水塗料には各種タイプがありますが、最も一般的なものは、弾性塗料と言われるものです。

弾性塗料は厚みや伸縮性を活かして、塗膜のひび割れを防ぎます。雨などは壁のひび割れから侵入するため、弾性塗料を使用することで雨漏りを防ぐことができるのです。

注意してほしいのは、窯業系サイディングボードの外壁に弾性塗料を塗布することはできないということです。サイディングボードには断熱材が入っており、夏場は大変高温になります。その高温で弾性塗料は柔らかくなってしまい、膨れが生じてしまうからです。

そもそもサイディングボードはひび割れが起きにくい材質ですので、弾性塗料を使用する必要はほとんどありません。

弾性塗料には3つの種類があります。それぞれ防水性能や費用などに違いがあるためご紹介していきます。

塗料の種類特徴
複層弾性塗料・モルタル壁に使用される
・下塗り、中塗り×2、上塗り×2の5工程
・工期が3つの中で1番長い
・防水性、耐候性に優れている
・工事費用が3つの中で1番高い
単層弾性塗料・吹付リシン壁などに使用される
・下塗り、中塗り、上塗りの3工程
・工期が複層弾性塗料より短い
・複層弾性塗料より費用が約10万円ほど安い
微弾性塗料・下地シーラーとして使用される
・下塗り、中塗り、上塗りの3工程
・複層弾性塗料と単層弾性塗料の中間くらいの防水性能
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格安で外壁の防水リフォームを行うには?

外壁の防水機能を高めることには、様々なメリットがあります。費用はできるだけおさえたいものですが、あまりに安い工事費用を提示してくる業者は注意が必要です。

工事費用が安い業者は、必要な工程を抜かしているなど、雑な工事をする悪徳業者である可能性が高いです。仕上がりは悪く、すぐに防水性能が落ちてしまいます。頻繁に工事をさせるための手法なので注意しましょう。

ではなるべく費用をおさえて工事をするにはどうしたらいいのでしょうか?

塗料以外にかかる費用を抑えることは難しいですが、外壁用の防水塗料は複数のメーカーから販売されています。塗料の価格を見比べて、納得できる価格のものを選びましょう。

また、複数の優良な業者に見積りを依頼することが大切です。一社だけでは比較対象がおらず、適切な価格なのかが分からなくなってしまうためです。

DIYで外壁の防水リフォームはできる?

外壁 防水 安い

リフォームには多額の費用がかかってしまうため、少しでも費用は抑えたいものですが、DIYとしてご自身で外壁を防水にリフォームすることはおすすめできません。

二階建ての家の場合、高所での作業を伴います。足場を設置せずに作業することは落下の可能性が高くなり、大変危険です。

また、プロの業者のように塗料を均一に塗ることは素人には難しいものです。色ムラや塗り残しがあると、見栄えが悪くなるだけでなく防水効果にも影響します。

自力で修復不可能な失敗をしてしまった場合は業者に修復を依頼する必要があり、そうなるとDIYのための道具の費用と業者に依頼する費用で結果的にもっと費用がかかってしまう恐れがあります。外壁のような大規模なリフォームは業者に依頼するのが安心です。

部分的な防水対策にはスプレーを活用しよう

一時的な対策ですが、防水スプレーは有効な方法です。広範囲にはできませんが、部分的に塗料の剥がれが著しい箇所に防水スプレーをすることで、雨などの侵入を防ぐことができます。

業者に工事してもらうまでの間、気になるようでしたら応急処置として使用することをおすすめします。

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外壁の防水リフォームで補助金はもらえるの?

外壁の防水リフォームは頻繁に行うものではないにしても、一回の出費は多いものです。

住宅リフォームには、各自治体によって補助金をもらえる所があります。特定の塗料を使用しないと補助金がもらえないこともあるなど、それぞれ支給額、支給条件は異なるため自治体に確認してみましょう。

申請や承認には時間がかかることがあるため、工事を竣工する前に余裕を持って申請をすることがおすすめです。詳しくは、お住まいの地域の自治体に問い合わせてみてください。

外壁のリフォームで、優良な会社を見つけるには?

本記事の外壁リフォームは一例で、「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって大きく異なります。複数社の見積もりを「比較」することが重要です!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子

株式会社KURODA一級建築士事務所

坂田理恵子

一級建築士、一級施工管理技士。和歌山市で設計事務所に勤務。住宅のリフォームや新築を中心に携わり、女性目線で、家事や掃除、片付けがしやすく暮らしやすい家の提案を行う。

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