床下浸水の乾燥方法は?作業の流れや業者の費用相場を解説

床下浸水の乾燥方法を示す、送風機を設置した床下と「換気・送風・除湿を組み合わせる」の文字

床下浸水後は、カビや異臭を防ぐため、排水・清掃を済ませてから床下を十分に乾燥させる必要があります。乾燥には、床下の状況に応じて換気・送風・除湿を組み合わせる方法が効果的です。この記事では排水から乾燥までの作業の流れと、業者へ依頼した場合の費用相場を解説します。

リフォーム費用すぐわかる!
排水・清掃後の床下を換気、送風、除湿の組み合わせで乾燥させる方法を示す図解
排水・清掃後に行う床下の乾燥方法

床下浸水処理の乾燥作業とは?

床下浸水後の処理は、安全を確保し、被害状況を写真で記録してから、排水、汚泥・ごみの除去、洗浄、乾燥の順に進めます。作業時はゴーグル、マスク、手袋、底の厚い靴を着用し、十分に換気してください。厚生労働省は、床下や庭など屋外の消毒は原則不要と案内しています。汚染がひどい場合や長時間浸水していた場合などに消毒するときは、汚れを取り除いて乾燥させたあと、用途に合う消毒薬を表示どおりに使用し、再度十分に乾燥させます。

床下浸水後に安全確保と記録、排水、汚泥・ごみ除去、洗浄、乾燥の順で進め、消毒は原則不要と示す図解
床下浸水後の処理と乾燥の流れ

※ 参考:厚生労働省 被災した家屋での感染症対策

乾燥が必要な理由

床下浸水後に十分な乾燥を行わないと、異臭やカビが発生しやすくなります。湿った木材はシロアリが生息しやすい環境になるため、被害のリスクも高まります。シロアリが心配な場合も、浸水後の床下に石灰を撒くのは避け、排水・清掃後に換気・送風・除湿で十分に乾燥させたうえで、被害の有無を専門業者に確認してもらいましょう。

湿った床下から異臭、カビ、シロアリのリスクが広がる様子を示す図解
床下の乾燥不足で起こる3つのリスク
リフォーム費用すぐわかる!

床下の乾燥方法

床下浸水後は、排水・清掃を終えてから、換気・送風・除湿を組み合わせて床下を乾燥させます。石灰は床下の乾燥・消毒目的で撒かず、取り扱いにも注意が必要です。

石灰は床下の乾燥・消毒目的で撒かない

浸水後の床下には石灰を撒かず、汚泥やごみを取り除いて洗浄したうえで、換気・送風・除湿によって十分に乾燥させます。消石灰は生石灰のような乾燥剤ではありません。また、厚生労働省は床下や庭など屋外の消毒を原則不要と案内しています。

生石灰と消石灰の違い

生石灰は水で発熱し、消石灰は強アルカリ性のため、床下に撒かないことを示す図解
生石灰・消石灰を床下に撒かない理由
  • 生石灰
    生石灰は酸化カルシウムです。水と反応すると水酸化カルシウムになり、大量の熱を発生します。浸水して濡れた床下へ撒くと危険なため、乾燥作業には使用しません。
  • 消石灰
    消石灰は水酸化カルシウムです。強いアルカリ性の粉末で、皮膚や目に触れると炎症を起こすおそれがあります。飛散した粉が目に入ると失明する危険もあるため、床下の乾燥・消毒目的では撒かないでください。すでに撒かれている場合は素手で触らず、ゴーグル、マスク、手袋を着用し、自治体の保健所や専門業者へ除去方法を相談しましょう。

※ 参考:厚生労働省 浸水家屋の清掃と消石灰の取扱い

床下の乾燥には換気・送風・除湿を組み合わせる

床下は、たまった水と汚泥を取り除いて清掃したあと、外気の湿度や床下の構造に合わせて、換気・送風・除湿を組み合わせて乾燥させます。電気設備の安全を確認できた場合は、扇風機や送風機、除湿機を使うと乾燥を促せます。床下断熱材が水や泥を含んだ場合、表面が乾いても断熱性能が戻らないことがあります。撤去・交換の要否について、専門業者による状態確認が必要です。また、カビが広がっている場所で不用意に送風すると、胞子などを拡散させるおそれがあります。

排水・清掃後の床下を換気、送風、除湿の組み合わせで乾燥させる方法を示す図解
排水・清掃後に行う床下の乾燥方法

燃料を使う暖房器具は、換気の悪い床下や室内で使用しないでください。乾燥状況を判断しにくい場合は、水分計で確認できる水害復旧業者へ相談しましょう。

※ 参考1:厚生労働省 被災した家屋での感染症対策
※ 参考2:国土交通省 木造戸建住宅の浸水被害と対応

リフォーム費用すぐわかる!

業者に床下の乾燥を依頼したときの費用相場

床下浸水後の排水や乾燥を業者に依頼した場合、費用は10万〜30万円が目安です。ただし、床下に大量の泥が入り込んでいる場合や、床材・床下地・断熱材の撤去・交換が必要な場合は、50万〜60万円かかることもあります。

床下浸水の排水・清掃・乾燥は10万〜30万円、大量の泥や撤去交換があると50万〜60万円になる費用相場の図解
床下浸水の乾燥を業者へ依頼した場合の費用相場

実際の費用は、浸水面積や水深、基礎の構造、泥・汚水の量、点検口の有無などによって大きく変わります。見積もりを比較するときは、排水だけでなく、汚泥の撤去、洗浄、乾燥機器の設置、廃材処分、床や断熱材の復旧、防カビ処理などが含まれているか確認しましょう。床下調湿材や竹炭マットは、平常時の湿気を抑えるためのものです。浸水直後に必要な排水・清掃・乾燥の代わりにはならないため、床下を十分に乾燥させてから必要性を検討してください。

リフォーム費用すぐわかる!

床下浸水の修理費用は誰が負担する?

床下浸水の修理費用を誰が負担するかは、浸水の原因によって異なります。配管工事の不備や施工ミスが疑われる場合は、排水や修理を始める前に、浸水箇所や水位、配管、床下全体を写真や動画で記録し、施工会社へ連絡しましょう。施工内容や契約によっては、施工会社に修理費用を請求できる可能性があります。

豪雨や洪水による床下浸水は、加入中の火災保険に水災補償が付いていれば、補償される可能性があります。ただし、床上浸水や損害割合などの支払条件が設けられており、床下浸水だけでは対象にならないこともあります。保険証券を確認し、修理前に保険会社へ相談してください。自治体によっては、災害見舞金や住宅復旧支援などを利用できる場合もあります。被害状況を記録して罹災証明書を申請し、お住まいの自治体に利用できる制度がないか確認しましょう。

被害を写真・動画で記録し、施工不備は施工会社、豪雨・洪水は保険会社や自治体へ確認する流れを示す図解
浸水原因別の修理費用の相談先

※ 参考1:日本損害保険協会 火災保険の補償範囲
※ 参考2:内閣府 被災者に対する支援制度

床・フローリングリフォームの業者選びで後悔しないために

必ず相見積もりを複数取って比較しましょう!

なぜならリフォームの費用・工事方法は、業者によって大きく異なるからです。

とはいえ「信頼できる業者が分からない」「何度も同じ説明をするのが面倒」と踏み出せない方もいらっしゃると思います。

そのような方こそハピすむの一括見積もり比較を活用しましょう!
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで、審査を通過した1000社以上の中から、まとめて見積もりを依頼できます。

無料の見積もり比較はこちら>>

また、ハピすむでリフォームされた方には最大10万円分の「ハピすむ補助金」もご用意しています。

詳細はこちら>>>ハピすむ補助金プレゼントキャンペーンの流れ

リフォーム費用すぐわかる!
LINE 友達追加
リフォーム費用すぐわかる!
【お住まい周辺】
無料一括最大3社
リフォーム見積もりをする