庭石の撤去費用はいくら?自分で撤去するリスクや依頼先などを解説

「不要になった庭石の撤去はいくらかかるの?」と気になっていませんか?撤去費用をできるかぎり安く抑えるために、自分で庭石を撤去するべきか、それとも業者に依頼するべきかも悩みますよね。そこでこの記事では、庭石撤去の費用相場や依頼先について解説します。自分で庭石を撤去するリスクも理解して、歴史のある庭石を適切な方法で撤去しましょう。

2024年12月23日更新

監修記事
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庭石の撤去にかかる費用相場

庭石の撤去にかかる費用相場は、1kgあたり30〜50円が目安です。

ただし、撤去費用のほかにも「運搬費」や「人件費」もかかります。

また、庭石の撤去や運搬に重機を必要とする場合は「重機使用料」も必要になるため、総額で10万円を超えるケースも少なくありません。

内訳費用相場
撤去費30〜50円
(1kgあたり)
運搬費2万〜3万円
人件費1万〜2万円
(1人あたり)
重機使用料3万〜5万円
(1日あたり)

これらのほかにも「搬出経路が長く運搬に手間がかかる」「重機の入るスペースがなく運搬に時間がかかる」といった場合は、別途費用が発生する可能性もあります。

庭石の種類や重さなどによって、撤去費用は変動する

庭石の撤去にかかる費用相場は、石の種類や重さによっても変動するため、その点は頭に入れておきましょう。

なお、正確な費用を把握したい場合は、あらかじめ専門業者に現地調査を依頼し、庭石や敷地の状況を確認してもらいましょう。

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庭石の撤去費用を安くする方法

庭石の撤去費用を安くするには、無料引き取りサービスやフリマアプリを利用する方法があります。

庭石の撤去費用を賢く抑えて、資金を上手に活用しましょう。

【方法1】無料引き取りサービスを利用する

庭石の撤去費用は、庭石の無料引き取りサービスを利用することで安く抑えられる可能性があります。

庭石の撤去は、業者に有料で依頼するのが一般的です。

しかし、希少価値の高い庭石であれば無料で引き取ってくれる業者もいるかもしれません。

無料で引き取りを行う業者は数多くありませんが、一度インターネットでリサーチしてみる価値はあるでしょう。

【方法2】フリマアプリを利用する

庭石の撤去費用を安く抑えるには、フリマアプリを利用するのもひとつです。

メルカリやYahoo!フリマなどのアプリを利用し、引き取り手が見つかれば、庭石の撤去にかかる費用を抑えられます。

ただし、あらかじめ「運搬の費用をどちらが負担するのか」を決めておかないと、トラブルになるかもしれません。

また、引き取り手が見つかるまで時間がかかることも頭に入れておきましょう。

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自分で庭石を撤去するリスク

庭石の撤去を自分で行うと、さまざまなリスクを伴うため、基本的には業者に依頼することがおすすめです。

自分で庭石を撤去するリスクを理解して、最適な撤去の方法を選択しましょう。

【リスク1】ケガをするおそれがある

庭石の撤去を自分で行うと、作業中にケガをするリスクがあります。

たとえば、重い庭石を運んでいる最中に転倒してしまい、大ケガをするケースも少なくありません。

また、大きな石を砕くときにケガをするおそれもあります。

このようなリスクをなくすためにも、庭石を撤去する際はプロの業者に依頼し、自分で行うことは避けるべきといえるでしょう。

【リスク2】処分の手間がかかる

庭石の撤去を自分で行う場合、運搬と処分に手間がかかります。

基本的に、大きな庭石を処分するには指定の場所に持ち込む必要があるため、トラックや重機を使って運搬しなければなりません。

また、庭石の処分に対応していない自治体もあるため、処分先に困ることもあるでしょう。

庭石を適切な方法で処分するためにも、業者に依頼することが得策です。

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庭石撤去の依頼先

庭石の撤去には、造園業者や石材店、エクステリアの専門業者などが対応しています。

庭石撤去の依頼先をひと通り確認し、庭石の大きさや住まいの状況に合った適切な依頼先を見つけましょう。

【依頼先1】造園業者・石材店

庭石の撤去には、庭をリフォームする造園業者や、石を扱う石材店が対応しています。

どちらも重量のある庭石の撤去に対応している場合が多いため、事前に相談してみるとよいでしょう。

もし、庭のリフォームもあわせて検討しているなら、造園業者に一貫して任せるのもひとつです。

【依頼先2】エクステリアの専門業者

庭石撤去の依頼先として、エクステリアの専門業者があげられます。

もし、新築時のエクステリア工事で知り合った業者がいれば、その業者に庭石の撤去を相談してみるとよいかもしれません。

一方、これからエクステリア工事を検討する場合は、庭石の撤去もあわせて依頼することで、ひとつのエクステリア専門業者に依頼を集約できます。

信頼できるエクステリアの専門業者を探すには、ひとつの業者に絞らず、複数の業者を比較することが重要です。

【依頼先3】解体業者

庭石の撤去には、建物を解体する解体業者が対応しています。

解体業者は重機の扱いに慣れているため、大きな庭石を撤去する場合に向いています。

ほかの解体工事とあわせて依頼すれば、庭石の撤去費用を節約できるかもしれません。

しかし、なかには不法投棄を行う解体業者も存在するため、業者選びは慎重に行いましょう。

【依頼先4】リフォーム会社

庭石を撤去するなら、リフォーム会社に依頼するのもひとつです。

リフォーム会社は、家全般のリフォーム工事に対応しているため、ほかの工事と一緒に庭石の撤去も請け負ってくれる可能性があります。

ただし、リフォーム会社によっては庭石の撤去に対応していないケースもあるので、前もって相談しておくと安心です。

【依頼先5】自治体

庭石の撤去には、自治体が対応しているケースも少なくありません。

なお、自治体に依頼する場合は、庭石を指定の場所に持ち込む必要があるため、手間や時間がかかります。

また、場合によっては、庭石の撤去に対応していない自治体もあります。

庭石の撤去に関するルールは各自治体で異なるため、あらかじめ問い合わせてみることがおすすめです。

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庭石を撤去する流れ

業者に依頼して庭石を撤去する場合、念入りな現地調査と事前準備が行われたうえで庭石が撤去されます。

庭石を撤去する流れを理解して「どのような工事が行われるのか」を具体的にイメージできるようになりましょう。

庭石を撤去する流れは、以下のとおりです。

STEP
現地調査

業者が現地に来て、あらかじめ庭石の種類や重さ、庭の状態などを確認します。

また、庭石の搬出経路や重機の使用有無などもチェックします。

STEP
見積もり

現地調査の内容をもとに、業者が見積もりを作成します。

STEP
工事の契約

双方が納得したうえで、契約を交わします。

金額や工事内容にしっかり目を通し、見積書の内容に不備がないかを必ず確認しましょう。

STEP
事前準備

撤去工事を進める前に、業者が必要な準備を行います。

事前準備の内容
  • 周囲の植栽や建物の保護
  • 近隣住民への挨拶
  • 許可の取得(必要な場合)
STEP
撤去作業

準備を終えたら、撤去作業が実施されます。

なお、庭石の撤去には、必要に応じて重機を用いるケースがあります。

STEP
処分作業

撤去した庭石は業者によって運搬され、適切に処分されます。

大きさのある庭石を処分する際などは、砕いたり分割して運び出したりする場合があります。

STEP
清掃および完了検査

現場の清掃と完了検査が実施され、問題なければ撤去作業完了です。

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庭石を撤去する際の注意点

庭石を撤去する際、「不法投棄を避ける」「近隣に配慮する」などの注意点があります。

トラブルなく庭石を撤去するためにも、あらかじめ注意点を理解しておきましょう。

【注意点1】不法投棄を避ける

庭石の撤去において、山や川などに捨てる不法投棄は避けましょう。

不法投棄は法律で禁止されており、罰金や懲役などの処罰が科せられます。

自分で庭石を撤去する場合は、あらかじめ庭石の処分先を決めてから撤去作業を進めることが重要です。

一方、業者に依頼する場合は、悪徳業者による不法投棄のリスクもあるため注意しましょう。

【注意点2】地中に埋めるのは控える

庭石を撤去する際、庭の地中に庭石を埋めるのは避けましょう。

庭石を地中に埋めてしまうと、将来土地を売却したときにトラブルを招くおそれがあります。

たとえば、その土地に買主が家を建てた場合、埋められた庭石が影響し、建物の基礎に不具合が生じることも考えられます。

このようなトラブルが起こると、ほとんどの場合において売主が責任を負わなければなりません。

前もってトラブルを防ぐためにも、適切な方法で庭石を撤去しましょう。

【注意点3】あらかじめ庭石の大きさや設置状況を業者に伝える

庭石を撤去するときは、あらかじめ庭石の大きさや状態を業者に伝えることが重要です。

事前に伝えることで、業者が正しい費用を算出できるため、追加費用を請求されるなどのトラブルを予防できます。

庭石の大きさや状態のほか、撤去した庭石の搬出経路や道幅も伝えておき、重機の使用有無も確認するとよいでしょう。

なお、口頭で業者に伝えるのが苦手な場合は、業者に現地調査を依頼するのがおすすめです。

【注意点4】近隣に配慮する

庭石を撤去する際は、近隣への配慮も忘れてはなりません。

とくに、重機を用いて庭石を撤去する場合、騒音や振動によって近隣に迷惑をかけるおそれがあります。

また、工事車両を駐車することによって、周辺道路の通行を妨げる場合も同様です。

スムーズに作業を進めるためにも、前もって近隣挨拶をして、周辺住民の理解を得ておきましょう。

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庭石を撤去したあとのガーデニング活用事例

ここでは、庭石を撤去したあとのガーデニング活用事例を紹介します。

庭石の撤去後もスペースをうまく活用できるように、さまざまな選択肢を学んでおきましょう。

【事例1】ウッドデッキと花壇の設置で華やかに

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after

ガーデン小屋とウッドデッキでお庭を楽しむ

リフォーム費用約150万円
工事期間1ヶ月間

ウッドデッキとガーデン小屋、花壇を設置した事例です。

中央に大きめの花壇を設置することで、庭全体が華やかな印象に仕上がっています。

また、あえてウッドデッキに段差をつけて腰をかけるスペースを設け、ゆったりできる憩いの場としても空間を活用できます。

【事例2】温かみのあるガーデニング空間に

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after

素敵なお庭リフォーム

リフォーム費用
工事期間3日間

土のままだった庭を石材で整備し、レンガブロックの花壇を設置した事例です。

地面を石材で整備したことで、雑草の手入れが不要に。

また、石材には乱形石を採用して高級感を出しつつ、オリジナリティのあるデザインに仕上げています。

【事例3】子どもが遊べる空間に

before
after

使用していなかったお庭のリフォーム

リフォーム費用約180万円
工事期間1ヶ月間

人工芝や枕木など、さまざまな舗装材を取り入れて整備した事例です。

「子どもが遊べるスペースにしたい」というご要望から、人工芝を採用し安心して遊べる空間をつくっています。

庭の端には、植木のお手入れができるスペースを設けており、趣味を楽しめる仕様にもなっています。

【事例4】見ているだけで楽しいお庭に大変身

before
after

お庭をフルリフォーム

リフォーム費用約200万円
工事期間3週間

雑草が乱雑に生えていた空間を、タイルや砂利、コンクリートなどで整備した事例です。

スペースを区切るように整備し、家庭菜園や植栽の手入れを楽しめる空間に。

また、「見ているだけで楽しめるお庭」をつくるために、タイルのカラーバランスにも考慮しています。

【事例5】快適なアプローチづくりで機能性アップ

before
after

和風庭園の機能的リフォーム

リフォーム費用約200万円
工事期間3週間

機能性と快適性を重視したアプローチづくりの事例です。

年配のご夫婦から、「車椅子での生活を考えてスロープを設置したい」というご要望があり、広めのスロープを設置。

一部の植木はそのまま残し、和風庭園の雰囲気を保ちつつ、機能的なアプローチに生まれ変わりました。

【事例6】駐車場の増設で利便性アップ

before
after

駐車スペースを増やしたい!お庭を駐車スペースにリフォーム

リフォーム費用約97万円
工事期間1ヶ月間

土の状態で何もなかった空間に、新しく駐車場を設けた事例です。

使用していなかった庭を、遠くに住む家族や来客用の駐車場として有効活用しています。

一方、コンクリートで舗装したことによって庭の草むしりが不要になったため、お手入れの負担軽減も期待できるでしょう。

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【Q&A】庭石の撤去に関するよくある質問

庭石の撤去は有料でも業者に頼んだほうがいい?

庭石を自分で撤去する場合、ケガをするリスクがあったり、処分の手間がかかったりするため、業者に依頼することがおすすめです。

庭石を処分するとき、持ち込み可能な場所はどこ?

撤去した庭石は、各自治体のクリーンセンターなどに持ち込んで処分できる場合があります。

庭石の処分にかかる費用や条件は、地方自治体によって異なる

それぞれの地方自治体によって、庭石における処分の条件や費用が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

庭石はホームセンターで引き取ってもらえる?

庭石は、一部のホームセンターで引き取ってもらえる可能性があります。

引き取りの条件やサイズ制限がある場合も

庭石を引き取ってもらえる場合でも、商品購入の条件があったり、引き取り可能なサイズに制限があったりするため、事前にリサーチしておくとよいでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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