庭にドッグランを設置したい!必要な広さの目安は?費用相場も解説!

ドッグランがあれば愛犬を思いっきり走らせることができるため、運動不足解消に最適です。また飼い主と一緒にトレーニングをしたり遊んだりもでき、飼い主も愛犬の可愛い姿をたくさん見ながら、愛犬と楽しい時間を過ごせます。
今回は飼い主や愛犬にも様々なメリットがあるドッグランについて、そしてドッグラン設置の費用やあると便利な設備などについて、それぞれくわしくご紹介します。ドッグラン設置のメリットとデメリットについてもご紹介するので、両方を知った上でご検討下さい。

2025年10月01日更新

監修記事
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ドッグランに必要な庭のスペースは?

犬は人より多くの運動を必要とするため、散歩だけでは不足しがちです。

庭にドッグランを作れば、思いきり走れて運動不足の解消や健康維持につながります。家の中より安全に遊ばせられるのもメリットです。

では、どのくらいの広さがあれば良いのでしょうか。

小型犬のドッグランに必要な広さ

ドッグランに必要な庭のサイズは、小型犬の場合、100㎡以上が望ましいです。
※100㎡:縦横10m程度で約30坪、約60畳くらいになります。

大型犬のドッグランに必要な広さ

大型犬は体格が大きく、その分広めのスペースが必要となります。
大型犬のドッグランの広さは500㎡以上が理想です。
室内では十分な運動量を確保できない大型犬は、外で思いっきり運動させる必要があります。

しかし、ご紹介したスペースに満たなくても、アイデア次第でドッグランを設置できます。
例えば、狭くても犬が行ったり来たりできるスペースを確保すれば、立派なドッグランになります。

また庭だけではなく家の回りもフェンスなどで囲い、人工芝をひくことでドッグランになります。

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庭にドッグランを作る工事費用は?

庭にドッグランを作る費用としては50万〜200万円が目安です。

庭の一部をドッグランにする場合

既存の庭の一部をドッグランにする場合、費用は50万〜100万円ですみます。
主な費用の内訳としては既存の庭に芝生を植える費用、庭の周りのエクステリアを犬が逃げないようにリフォームする費用です。

エクステリアの素材や雰囲気によって価格が変わりますので工事費用は変動します。

ドッグラン以外のスペースはガーデニングの場所などにすることができます。

この場合、犬がいたずらをしないようにガーデニングの場所をレンガなどの石で囲って花壇のようにする工夫が必要となるでしょう。

あるいはドッグラン以外のスペースへ既存の木や石を移動させることもできます。

その場合は費用が上乗せされます。エクステリアや外構のリフォームを伴うのでガーデンリフォームとしては大きな工事となります。

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庭全体をドッグランにする場合

庭全体をドッグランにリフォームする場合には100万〜200万円必要です。

費用の内訳としては既存の庭に植えてある植栽の撤去費用や移動費用、芝生の敷設費用、エクステリアの費用となります。

さらにエクステリアに小扉をつけて庭に直接入れるようにするリフォームも人気です。

この場合は外構工事が絡んできますので、工事費用が上乗せされていきます。

ガーデニングなどを楽しまれている方はスペースを縮小して庭の一部分をガーデニング用のスペースにすることが必要かもしれません。

エクステリアに沿ってガーデニングスペースをとってガーデニングとドッグランを共存させることもできます。

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庭にドッグランをつくるデメリットは2つ

庭にドッグランをつくるデメリットは2つあります。

  1. メンテナンスの手間がかかる
  2. 植栽に気をつける必要がある

メンテナンスの手間かかる

天然芝を選ぶと、植物なので芝刈りや除草、害虫駆除などをこまめにする必要があるため、そういった手間が面倒な方にはデメリットになります。

②植栽に気をつける必要がある

犬がもし食べてしまったとしても安全なものしか植えられなくなります。

例えば、アサガオやアジサイは犬の体にとっては毒なので植えられません。
そのため場合によっては、殺風景になってしまうこともあります。

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ドッグランの地面におすすめな素材

ドッグランの地面におすすめな素材をご紹介します。

  1. 天然芝
  2. 人工芝
  3. バークチップ
  4. 真砂土

天然芝:見た目が美しい

天然芝のメリットは、①見た目が美しい、②柔らかいことです。

ドッグランとして見た目が美しく、天然芝の下が土の地面のため柔らかくなっているので、犬の足腰に負担をかけることなく走れます。

デメリットは、①メンテナンスの手間がある、②日陰では生育不良になることです。

天然芝は芝刈りや除草、害虫駆除などをこまめに行う必要があり、日陰では育たないため、日陰に天然芝を敷くことはできません。

人工芝:管理しやすい

人工芝のメリットは、①メンテナンスが不要、②冬でも緑を維持できることです。

人工芝は芝刈りや除草、害虫駆除などが必要なく、メンテナンスフリーで使用でき、冬でも枯れることないので美しい緑を維持できます。

デメリットは、①価格が高い、②熱さを逃がしにくいことです。

人工芝は天然芝などに比べて費用が高くなっており、寿命が約10年のため、交換時には費用がかかります。

また天然芝は植物のため自然に温度調節ができますが、人工芝は熱を蓄えてしまうため、犬も暑く感じてしまいます。

バークチップ:おしゃれ

バークチップのメリットは、①高級感が出る、②ウッドチップより割れにくく、トゲが刺さりにくいことです。

バークチップを使用することで空間をおしゃれにでき、高級感を出せます。
ウッドチップよりも一粒一粒が大きいため、割れにくくトゲが刺さりにくくなっており、犬にも安心して使用できます。

デメリットは、①風で飛んでいく、②価格が高いことです。

バークチップは風に飛ばされやすいため、大きめの素材を使用すると良いでしょう。
またトゲが刺さりにくくするためにも大きめの素材を使用しましょう。

またバークチップは定期的な入れ替えが必要なため、その分費用が高くなります。

真砂土:リーズナブル

真砂土のメリットは、①雑草を防止する、②水はけがよいことです。

真砂土は雑草を防止するため除草作業が必要なく、ずっと綺麗な見た目で維持できます。

また真砂土は水を通しやすい素材です。降った雨などは真砂土を簡単に通り抜けるので、水はけが良く、水たまりもできにくいので、雨上がりでも犬を遊ばせられます。

デメリットは、①寒さに弱い、②強度や耐摩耗性が低いことです。

真砂土は寒さに弱いため、寒冷地では設置できません。
またコンクリートと比べると強度などが劣るため、犬が走り回ると傷みやすくなってしまいます。

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ドッグランに必要な柵

ドッグランに必要な柵の条件として、①ペットの大きさによる高さや強度、②隙間、③形です。

①は、ペットの犬種などによる体の大きさや能力、ペットの性格によって、フェンスの高さや強度を決めます。

②は、隙間をなくすことです。
フェンスと地面の隙間、フェンスと扉の隙間の二つにとくに注意が必要です。
ペットが脱走しないようにしっかり塞いでおきましょう。

③は、犬用フェンスに最適なのはメッシュフェンスか縦型のフェンスです。

横型のフェンスは犬が飛び越えてしまう可能性があるため、避けるようにしましょう。

ドッグランと併設したい便利設備

ドッグランを設置する際に併設設備としてあると便利なものをご紹介します。

  • 水栓設備
  • 日陰となるスペース
  • 犬のための道具

水栓設備は、犬の足を洗ったり犬に水をあげたりする場合に便利です。

思いっきり遊んだあとは足が汚れているので、そのまま家に入ると家が汚れてしまいます。

ドッグランに水栓設備があれば、外で足の汚れを洗い流せるほかに、水分不足にならないようにすぐにお水を与えることもできます。

日陰となるスペースも必要です。

夏の日差しが厳しい時でも遊べるようになり、犬が熱中症になるのを防ぐこともできます。日陰があると、夏でも遊べる犬に優しいドッグランになります。

犬のための道具とは、トンネルなどのアジリティのことです。

アジリティがあると飼い主と一緒にトレーニングができたり、遊べたり、絆もより深まります。また一人の時でも暇することなく遊べます。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

マザーハウス 石田工務店

久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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