2024年02月29日更新

監修記事

キッチンの場所移動にかかるリフォーム費用はいくら?移動ができないケースも解説!

キッチンの場所移動をすることで、部屋の雰囲気を変えることができます。また、1階にあるキッチンを2階に移動させることも可能であるため、ライフスタイルが変化した際には検討してください。今回は、キッチンの場所の移動リフォームにかかる費用の相場について解説します。

既存キッチンは場所を移動したあと再利用できるのか

キッチンを移動させるリフォームを検討している方のなかには、既存のキッチンをそのまま利用したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

使い慣れたキッチンをそのまま使い続けたい方もいれば、リフォーム費用を少しでも抑えたい方もいらっしゃるでしょう。

しかし、一般的にキッチンを移動するリフォームの場合、既存キッチンの再利用はあまり推奨されていません。

理由として、次のような点が挙げられます。

  • 新しいスペースに、既存キッチンのサイズが適さない場合がある
  • 新しいキッチンの雰囲気に、デザインが合わない場合がある
  • システムキッチンの寿命が原因で、リフォーム後すぐに交換が必要になる場合がある

使い始めてある程度の時間が経っているキッチンは、新しいものに替えた方が利点が多いといえます。

ただし、キッチンの状態やリフォームの内容によって最終的な判断は異なります。

業者に相談しながら判断しましょう。

キッチンの移動・移設リフォームにかかる費用相場と内訳

キッチンの移設・移動リフォームにどのくらいの費用がかかるのか、費用相場や内訳を紹介します。

キッチンの移動・移設リフォームの費用相場

キッチンの移動・移設リフォームにかかる、おおまかな費用の相場は以下の通りです。

既存キッチンの移動20~70万円
レイアウトの変更(壁付け型から対面型)100~250万円
レイアウトの変更(壁付け型からアイランド型)150~250万円
別フロアへの移動(1階から2階へ)200万円~

キッチン本体の価格によって費用は異なりますが、一戸建てかマンションかによっても必要な費用が変わってきます。

リフォーム費用の内訳

次に、リフォーム費用の内訳を紹介します。

排水管・ダクト変更工事、ガス・電気工事など10~40万円
内装工事(床・壁の補修など)10~30万円
養生や廃棄物処分など10~50万円

キッチンの位置を移動する際は、排水管などの位置も変更しなければなりません。

IHキッチンを使用する場合、配線の移動も必要です。

既存の配線を利用できれば費用は抑えられますが、新たに引き直す場合は費用が上がります。

配管についても、移動距離が長いほど大がかりな工事が必要です。

また、新しいキッチンスペースだけでなく、もともとキッチンがあった場所の床や壁を補修する必要があります。

そのため、建物の構造や既存キッチンの状態などによって必要な工事の内容が変わり、費用総額にも差が出ます。

上記の相場価格はあくまで目安としてご覧ください。

なお、キッチン本体も交換する場合は、別途購入費用がかかります。

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キッチンを移動させるリフォームの内容とは?

キッチンを移動させるリフォームには、主に次のようなパターンがあります。

  • 壁付け型から対面型へ変更する場合
  • 壁付け型からアイランド型へ変更する場合
  • 1階から2階へ変更する場合

それぞれの具体的なリフォーム内容を紹介します。

壁付け型から対面型へ変更する場合

工期の目安約1~2週間

キッチンリフォームを行うなかで、壁付き型から対面型に変更する方が増えています。

対面型にすると、調理をしながらダイニングにいる家族とコミュニケーションがとれたり、家事が捗ったりと、メリットがいくつもあるからです。

特に小さなお子さまがいる家庭では、調理をしながらお子さまの様子を見守れる安心感も大きいでしょう。

現状のキッチンは独立していて、調理をしながら孤独を感じるという方にも対面型キッチンは向いています。

壁付け型からアイランド型へ変更する場合

工期の目安約2週間~1ヶ月

アイランド型キッチンは、キッチン本体が壁に接することなく部屋の中央に独立しています。

開放感があり、おしゃれな雰囲気になると人気があります。

キッチンを囲んでの作業も可能なため、数人で調理をする場合にも適したレイアウトです。

キッチンとダイニングの距離が近く、家族で調理をしたり、子どもがお手伝いをしたりする機会も増えるでしょう。

反面、施工費用が高額になりやすいため、予算について事前によく検討する必要があります。

1階から2階へ変更する場合

工期の目安約7日~1ヶ月

家事動線やライフスタイルを考えると、キッチンを1階から2階に移動したい場合もあるでしょう。

キッチンが設置できるスペースさえあれば、1階のキッチンを2階へ移動するリフォームも可能です。

しかし、フロアを移動する場合はキッチン本体の移動だけでなく、水道・ガス・電気などの工事も必要になります。

必然的に工事の規模が大きくなり、費用も高額になります。

事前に業者と相談し、少しでも費用を抑えられる場所に移動しましょう。

リフォームでキッチンの移動ができないケースとは?

・排水管を設置するスペースがない
・管理規約でリフォーム内容に制限がある

キッチンの位置を変える場合、建物の構造によっては希望する場所へ移動できない可能性があります。

特に問題になりやすいのが排水管です。

排水管の流れを良くするためには、勾配をつけて設置する必要があります。

勾配をつけるためには、床下に一定の高さが必要です。

家の構造上、床下に十分なスペースがない場合、キッチンの移動に伴った排水管の設置が難しくなってしまうのです。

同様に、マンションの場合は換気扇の移動も難しくなります。

ダクトやパイプが、共有スペースにつながっている場合が多いためです。

また、マンションには管理規約が定められており、住人が自由にリフォームしてもいい範囲が決められています。

規約に反してしまう場合も、リフォームによるキッチンの移動は難しくなります。

マンションにお住まいの方は、リフォームを計画する前に管理規約の内容を確認してみましょう。

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キッチンリフォームで向きや位置を変えるメリット

リフォームでキッチンの向きや位置を変えると、次のようなメリットが期待できます。

  • 動線が改善できる
  • キッチンの印象を変えられる

それぞれ詳細を解説します。

メリット①動線が改善できる

キッチンの位置や向きを変えると、家事の動線を改善できます。

特に何かと忙しい朝や夕方に、家事がスムーズに進めばストレス軽減も期待できます。

キッチン内の配置はもちろん、リビングやお風呂などとの位置関係も見直してみましょう。

日常生活のなかでは、調理をしながら洗濯機を回したり、お子さまの様子を見守ったりと、複数の家事を同時進行する必要もあります。

家事が滞りなく進むよう配置することが大切です。

メリット②キッチンの印象を変えられる

向きや位置を変えると、キッチンの印象も変えられます。

例えば、現在のキッチンは壁に囲まれていて暗いと感じている場合、向きを変えて光りが入りやすくすると明るい印象に変わります。

対面型キッチンへレイアウトを変更すれば、リビングやダイニングと空間がつながり、開放感も生まれるでしょう。

大規模なリフォームを行わなくても、向きを変えるだけで現状の不満を解消できるケースもあります。

また、キッチンの壁や床といった内装にこだわれば、理想通りの雰囲気に近づけられます。

面積の広い壁は空間の印象を左右するため、キッチンの雰囲気を大きく変えるために一役買ってくれるでしょう。

キッチンリフォームで向きや位置を変えるデメリット

リフォームでキッチンの向きや位置を変えると、次のようなデメリットが考えられます。

  • キッチンやリビングが狭くなる
  • 音や匂いが気になる
  • 費用がかかる

それぞれの内容を確認し、生活に支障が出ないか検討しましょう。

デメリット①キッチンやリビングが狭くなる

キッチンのレイアウトをペニンシュラ型・アイランド型へ変更する場合、キッチンやリビングが狭くなる可能性があります。

壁付け型に比べ、ペニンシュラ型やアイランド型は設置に広いスペースを必要とするためです。

これまでと同じスペースでレイアウトの変更を行うと、キッチンの通路が狭くなり、作業しにくくなる可能性があります。

一方で、キッチンに必要なスペースを確保した結果、リビングが狭くなるケースもあります。

キッチンだけでなく、隣接するリビングも含めて事前にシミュレーションを行いましょう。

デメリット②音や匂いが気になる

キッチンを対面型に変更すると、調理の音や匂いがリビングやダイニングに広がりやすくなります。

ほかにも、リフォームによってキッチンの位置や向きを変えると、これまで気にならなかった点が気になるようになる可能性があります。

レイアウトの変更は、十分に検討してから行いましょう。

デメリット③費用がかかる

キッチンを移動させるリフォームには、ある程度まとまった費用が必要になります。

しかし、リフォーム内容によっては費用に対して変化が小さく、割高だったと感じるケースもあります。

また、せっかくお金をかけてリフォームしたのに、実際に使ってみると不便だったケースもあるため、事前のシミュレーションが重要です。

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キッチンを移動させたリフォーム事例

実際にキッチンの移動リフォームを行った事例を紹介します。

具体的なイメージがわかない方は、ぜひ参考にしてください。

壁付け型から対面型へリフォーム

壁付け型から対面型へリフォーム
リフォーム費用約120万円
住宅の種類一戸建て
築年数20~30年未満

キッチン交換の際、キッチンの向きも交換したいとご相談がありました。

これまでのキッチンは壁付け型でしたが、向きを変えて対面型へとリフォーム。

キッチンはパナソニックのラクシーナを採用しています。

施工期間は5日間でした。

アイランド型キッチンへリフォームして使い勝手も向上

アイランド型キッチンへリフォームして使い勝手も向上
リフォーム費用約245万円
住宅の種類
築年数

キッチンの使い勝手を良くしたいとご相談がありました。

壁付け型だったキッチンを、アイランド型キッチンへとリフォーム。

床も全面的に張り替えています。

想定より費用はかかったものの「仕上がりのクオリティは納得できるものでした」とお喜びいただけました。

不便だったキッチンを使いやすくリフォーム

不便だったキッチンを使いやすくリフォーム
リフォーム費用約135万円
住宅の種類一戸建て
築年数20~30年未満

奥様は身長が高く、既存のキッチンは高さが合わず不便を感じていたとのこと。

思い切って自分に合ったキッチンへリフォームがしたいと、ご相談がありました。

奥様に合ったキッチンを選ぶため、ショールームで実際のサイズ感や機能を確認しながら新しいものを選んでいただきました。

「ずっと悩んでいたキッチンの高さが解消できたのが何よりうれしい」とお喜びいただけました。

リフォームでキッチンのレイアウトを変更する際の注意点

リフォームでキッチンのレイアウトを変更する際、次のような注意点が挙げられます。

  • 違う階へ移動する場合は費用が高額になる
  • レイアウトを変更すると必要なスペースが変わる

それぞれ詳細を解説します。

違う階へ移動する場合は費用が高額になる

キッチンを1階から2階へ移動させるなど、フロアを変更するリフォームは費用が高額になります。

排水管や配線、ダクトを移動させたり、延長させたりする必要があるからです。

また、キッチンスペースを新設するために大きく間取りを変更する場合も、工事内容が増えるため費用もかさみます。

業者と相談しながら、大幅な予算オーバーとならないように計画しましょう。

レイアウトを変更すると必要なスペースが変わる

キッチンは、レイアウトによって必要なスペースが異なります。

例えば、ペニンシュラ型やアイランド型キッチンの場合、キッチンの周りを通路で囲む形になります。

その分、壁付け型に比べて広いスペースが必要です。

見た目や雰囲気の良さでレイアウトを選んでしまうと、既存のスペースに合わず使い勝手が悪くなる可能性もあるため、注意しましょう。

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キッチンを移動させる際のリフォーム費用を抑えるコツ

キッチンをリフォームしたいが、費用はできるだけ抑えたい方も多いでしょう。

リフォーム費用を抑えるには、次のようなコツがあります。

  • キッチンのグレードを検討する
  • フロアを変更する場合は真上か真下にする

ポイントを解説するので、リフォームの参考にしてください。

キッチンのグレードを検討する

キッチン本体を交換する際は、グレードをよく検討しましょう。

機能性やデザイン性が高いキッチンは、本体価格も高くなる傾向があります。

必要な機能や優先するポイントを決め、価格とのバランスがよいキッチンを選びましょう。

複数のメーカーを見比べると選択肢が広くなり、使い勝手がよく手頃な価格のキッチンをみつけやすくなります。

フロアを変更する際は真上か真下にする

キッチンを1階から2階に移動するなど、フロアを変更する場合は元の位置の真上か真下に配置しましょう。

キッチンの移動は、距離が長くなるほど配管費用がかかるため、距離を短くすれば費用を抑えられます。

また配管やダクトの移設工事は、移動距離が短いほど作業が容易になります。

新しいキッチンを真上か真下に配置すると、工事の規模を縮小できるためリフォーム費用も抑えられるでしょう。

キッチンリフォームを依頼する際のポイント

キッチンリフォームを請け負っている業者は複数ありますが、どこに依頼してもよいというわけではありません。

費用をかけてリフォームする以上、満足のいく結果になるよう業者選びは慎重に行いましょう。

リフォームを依頼する業者を選ぶ際は、次のような点が大切になります。

  • 希望するキッチンを取り扱っているか
  • アフターフォローが充実しているか
  • 相見積もりをとって比較する

それぞれのポイントを解説します。

希望するキッチンを取り扱っているか

リフォーム業者はそれぞれ得意分野が異なります。

また、同じキッチンリフォームを得意とする業者でも、取り扱うメーカーが異なります。

「このキッチンを設置したい」と、はっきりとした希望がある場合は、業者の取扱メーカーに注意しましょう。

希望メーカーを取り扱っている業者のなかから、依頼先を決めるのも一つの方法です。

アフターフォローが充実しているか

キッチンリフォームは、キッチンの交換・移動だけでなく配管・電気・ガス工事も必要になる場合があります。

同時に複数の工事を行うため、工事後に不具合が起きないとは言い切れません。

工事後のアフターフォローが充実している業者を選ぶと安心です。

また、アフターフォローの条件は業者によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

1年間の無料点検や保証がついていると安心です。

相見積もりをとって比較する

リフォームをする際、複数の業者から相見積もりをとるのは鉄則ともいえます。

複数の業者から見積りをとって比較すると、リフォーム費用の相場がわかってきます。

極端に高い費用を請求している業者に気づき、だまされる危険を回避できるでしょう。

また、複数の見積りを比較すると、不明瞭な項目にも気づきやすくなります。

後から高額な追加費用を請求されないために、明確な見積りを出してくれる業者が安心です。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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