2024年02月02日更新

監修記事

オープンキッチンの特徴やメリット、人気のタイプを解説!独立型との違いは?

調理などの作業をしているときでも、コミュニケーションがとりやすいオープンキッチンは近年人気のレイアウトです。しかし、そんなオープンキッチンにもデメリットがあるので、オープンキッチンのメリット・デメリットをよく比較して選ぶようにしましょう。

オープンキッチンは解放感があってとても魅力的です。そんな空間で料理ができたらきっと素敵なことでしょう。本記事では、オープンキッチンについてご紹介します。

オープンキッチンにはいくつか種類があります。種類やそれぞれのリフォーム費用・工期についても知っておくと、選ぶ際のポイントになります。

また、オープンキッチンにリフォームするにあたり、メリットとデメリットもご紹介します。

オープンキッチンってどんなもの?

キッチンは壁で区切られた空間に設置されていることが多いですが、この壁を無くし、リビングなどと空間を一体化させたものをオープンキッチンと呼びます。

オープンキッチンにはリビング側を向いて調理ができる対面タイプと、リビングに背を向ける非対面タイプがあります。

いずれも、リビングの様子を感るできるため、家族と会話をしながら調理することが可能です。

セミオープンキッチンと独立キッチンとの違い

キッチンが壁に接しておらず、尚且つ壁で仕切られていないものを独立キッチンと呼びます。

ですが、独立キッチンであると、常に整理整頓の必要があり、汚れや臭いの問題から、キッチンの一部だけを壁で隠す場合もあります。

床から天井まで壁を作り、キッチンの一部が隠れているものをセミオープンキッチンと呼びます。

ですが、腰壁など、目線より下の壁でキッチンの手元だけを隠している場合などは、独立キッチンと呼ばれることが多いです。

オープンキッチンの種類

オープンキッチンに使われるキッチン設備自体は5種類あり、それぞれ特徴があります。種類別に特徴を見ていきましょう。

ペニンシュラ型キッチン:人気が高い

出典:リクシル-シエラSの施工イメージ
費用相場約60~200万円
工期約3~7日

ペニンシュラとは英語で「半島」を意味する言葉で、その名の通り、キッチンの片側が壁に接しており、リビング側を向いている形状をペニンシュラ型と呼びます。

キッチンの周囲を一周するような動線ではないため、大勢で調理することが多い場合には、通路幅を広めにとることがよいでしょう。

ペニンシュラ型はコンロ側を壁に接する形状が多く、コンロの油跳ねなどを防ぐことができます。

解放感は欲しいけれど、コンロ汚れが気になる方におすすめの形状で、オープンキッチンの中でも人気の高い形となっています。

アイランド型キッチン:おしゃれでパーティ向き

出典:クリナップ-ステディアの施工イメージ
費用相場約60~350万円
工期3~7日

オープンキッチンと言われて、多くの人が思い浮かべる形がアイランド型ではないでしょうか。

アイランド型はキッチンが一切壁に接しておらず、「アイランド(島)」のように、キッチンが空間に浮かんでいるように見える形状です。

最もインテリア性が高く、キッチンにおしゃれさを強く求める場合に適した形状です。

どこからでもキッチンにアクセス可能で、大勢で作業しても狭さを感じることが少ないため、家族が多い方や、友人を招いてキッチンを利用する機会が多いライフスタイルにおすすめです

リフォームでアイランド型を設置する際には、換気経路や、給排水など注意することが多いため、設置可能かよく検討することが必要です。

セパレート型キッチン(Ⅱ型):効率的な作業を実現

出典: LIXIL-ノクトの施工イメージ
費用相場約100~150万円
工期3~7日

キッチンのシンクとコンロを分け、「Ⅱ」の形のように平行に配置した形状をセパレート型キッチン(Ⅱ型)と呼びます。

キッチンの片方が壁に接していても、セパレート型キッチンと呼ぶことが一般的です。

シンク側をリビング側に向けて配置し、コンロ側は壁に向かって設置することで、アイランドの様な解放感をもちつつ、コンロの油跳ね汚れなどは防いでぐれる形状です。

シンクで作業していても、振り返ればコンロがあるため、作業動線が短く、効率的な調理を行うことが可能です。

ですが、シンクから濡れた食材を移動させる際には床が濡れてしまうということもあります。

また、一般的なキッチンの形状ですと、シンクとコンロの間に大きな家電を置くことは少ないですが、Ⅱ型の場合はコンロ側においても、シンク横の作業スペースは保つことができます。

L型キッチン:複数人の作業にうってつけ

出典:リクシル-リシェルSIの施工イメージ
費用相場60~200万円
工期約3~7日

L型キッチンはコンロとシンクが直角に配置されているキッチンです。

両方を壁に接するような配置にすることもできますが、シンク側を対面に配置し、コンロに壁を接することで、オープンキッチンとしても計画することができます。

コンロとシンクの位置が近いため、効率よく調理することができます。

また、移動スペースも広いため、複数人で作業することにも向いています。

背面収納を配置することで、コの字状にすることもでき、家電などの置き場にもアクセスしやすくなります。

デッドスペースになりがちな直角部分の収納も、各メーカーで取り出しやすいように工夫されている商品もあるため、必要に応じて選ぶとよいでしょう。

壁付けI型キッチン:スペースが小さい場合にぴったり

出典:パナソニック-ラクシーナの壁付けキッチン施工イメージ
費用相場50~150万円
工期2~6日

I型キッチンはコンロとシンクが一直線上に並んでおり、最もよく見るキッチンの形です。

I型キッチンはコンロ側のみ壁に接していると、ペニンシュラ型、どこも壁に接していないとアイランド型と呼ばれ、いろいろな配置を楽しむことができます。

I型キッチンを壁に向けて配置し、周囲を壁で仕切ることがなくてもオープンキッチンと呼びます。

壁に向けて設置するため、リビングとのコミュニケーションを取りながら作業することはできませんが、キッチン設置に必要なスペースが最も小さいため、小さなスペースにオープンキッチンを設置したいときにおすすめです。

背面収納を配置するスペースがないため、キッチン用品や食器は少なめの方が向いているかもしれません。

オープンキッチンのメリット

オープンキッチンのメリットについて4点ご紹介します。

メリット1. キッチンに解放感が生まれる

オープンキッチンの一番のメリットはキッチンに解放感が生まれることです。

通常の壁で仕切られたキッチンですと、閉鎖された空間で調理をすることになります。

料理が好きでも、狭い空間に長時間いることは苦痛になる可能性があります。

その点、オープンキッチンは解放感があり、リビングの窓から太陽光なども差し込むため、明るい気分で気持ちよく料理ができるでしょう。

また、オープンキッチンはダイニングなどとつながっているため、壁で仕切られた圧迫感がなく、部屋が広く見えるというメリットもあります。

メリット2. おしゃれな空間になる

仕切られた空間にあるキッチンはリビングから見ることができないため、キッチンのインテリア性にはあまりこだわりがないかもしれません。

ですが、オープンキッチンの場合には、リビングダイニングのインテリアの一部としてとらえることができ、キッチンのデザインにこだわることで、空間のイメージを変えることもできます。

扉の色や、形状、天板のカラー、素材までキッチンには決める要素がたくさんあります。

リビングのインテリアと合わせることで空間に一体感が生まれるでしょう。

また、オープンキッチンならではの照明などにもこだわることで、より空間の質をグレードアップさせることもできます。

メリット3. コミュニケーションの場になる

仕切られた空間にキッチンがある場合には、リビングの様子を見るために料理を中断して見に行く必要があります。

ですが、オープンキッチンは基本的にリビングダイニングに向かって配置されることが多いため、リビングダイニングにいる家族の様子を確認しやすくなっています。

また、調理の手を止めることなくリビングとのコミュニケーションをとることができるため、手間にもなりません。

目の離せない小さなお子さんがいる場合には、オープンキッチンにすることで安心して調理ができるでしょう。

また、家に人を招いた場合でも、キッチンに立ちながら会話を楽しむことができるため、調理だけ行うことがありません。

メリット4. 食事の配膳や片づけがしやすい

仕切られたキッチンですと、料理を持てる分だけ手で持ち、何度か往復する必要があるでしょう。

ですが、リビングに向いたオープンキッチンでは、ダイニングテーブルを近くに配置することが多いです。

そのため、食事の配膳をキッチンから直接手渡すことができ、スムーズです。

特に天板がフラットで、腰壁などが無い場合は、一度作業台に料理を並べ、リビング側に回ってから料理を運ぶことができます。

また、食事が終わった際にも、シンクへ直接お皿を入れることができるため、片づけも楽に行うことができます。

オープンキッチンのデメリットと解消方法

オープンキッチンのメリットをご紹介しましたので、デメリットとその解消方法をご紹介します。

デメリット1. 油はねしやすい

オープンキッチンは壁で仕切られていないため、コンロからはねた油が天板のみならず、リビング側の床に付くこともあります。

オープンであるが故にある程度は仕方のないことではありますが、清掃面でデメリットと感じる方も多いでしょう。

そんなときには、コンロ前にカバーガラスを設置しましょう。

透明な素材でできていることが多いため、オープンキッチンの解放感を邪魔することなく設置することができます。

カバーガラスには天板から高さ20㎝程度のものや、天板から換気扇までの高さまで設置するものがあります。

一般的にはキッチンメーカーで用意されていますが、ネットで購入できる可動式のものもあるようです。

キッチンメーカーのものを採用する際には、後付けはできませんので、キッチンを設置すると同時に施工を依頼しましょう。

デメリット2. においや煙がリビングまで届きやすい

換気設備である程度のにおいや煙は対処することができますが、100%対処することは難しいため、残ったにおいや煙はリビングまで届いてしまいます。

リビングには家具やカーテンなど布製品も多いことから、においが残りやすくなっています。

そのため、オープンキッチンにした場合には、においや煙への対策が必要です。

対策方法としては、換気設備にこだわることが1つの対策です。

レンジフードはシロッコファンなどの最新式にし、コンロとの設置距離もきちんと守ることが大切です。

最近では、魚焼きグリルのにおいを焼き切って、においを周囲に漏らさない工夫がされているコンロもあります。

また、インテリアを布製品ではなく合成皮革やなどにすることで、においが広がったとしても残りにくくする方法もあります。

デメリット3. 収納量を確保しづらい

オープンキッチンでは、リビング側に向いて設置されているため、キッチン本体に吊り戸棚がついていないケースがほとんどです。

収納スペースがキッチン本体のみのため、どうしても全体的な収納量は一般的なキッチンよりも少なくなってしまいます。

そのため、オープンキッチンにする場合には、収納量確保のために工夫が必要です。

まず、キッチン背面の収納を設けましょう。

背面収納は、カウンターと吊り棚がついたセパレートタイプや、床から天井まで目いっぱい収納にできるタイプがあります。

セパレートタイプだと、家電などを並べて置くことができるなど、持っているキッチン用品によりタイプを選ぶことが重要です。

また、ダイニング側へ、カウンターよりも高さが低い収納を設置することもできます。

奥行が大きいと、全体のバランスが悪くなるため、大きな収納量にはなりませんが、細かいものを収納するスペースとして向いています。

デメリット4. リビング・ダイニングからキッチンが見えてしまう

オープンキッチンでは壁がないため、リビングやダイニングから手元やキッチンが丸見えです。

キッチンが汚れていたり片付いていないのを気にする方にとっては抵抗感があるでしょう。

また、キッチンが丸見えなのは生活感がどうしてもでてしまい、デメリットの一つといえます。

オープンキッチンのリフォームで追加費用がかかるケースとは?

キッチンは交換するために大きな費用がかかります。

追加費用がかかる場合はいくつかありますが、ここでは代表的なケースを紹介します。

キッチンの形状を変える場合

元々の形状のまま、形を変えずにキッチンリフォームを行う場合を素取り替え工事といいます。

この場合には、あまり大きな追加費用がかかることはありませんが、キッチンの形状を変える場合は追加費用が大きくなることが多いです。

例えば、I型のキッチンをL型へ変更した場合、シンクやコンロの位置が既存の位置と異なるため、配管延長や、場合によっては内装材を変更する必要があるでしょう。

また、形状を変更したことにより、今まで使用できていた背面収納が設置できなくなり、新しく交換しなくてはならない場合もあります。

キッチンの形状を変える際には、工事範囲や追加費用などを必ず確認しましょう。

解体が広範囲に及ぶ場合

元々壁で区切られていたキッチンをオープンキッチンに変更する場合には、キッチンの解体のみならず、壁を解体する必要があります。

このように、キッチン以外に解体範囲が及ぶ場合は追加費用が大きくなるでしょう。

また、解体した場所は綺麗にリフォームする必要があるため、解体していない場所との取り合いで、工夫が必要な場合や、オープンキッチンの場合はリビングダイニングまで内装材を交換する必要があることもあります。

キッチンの工事であっても、間取りまで変わってしまうような工事は工事費用も大きくなりますので、内装工事範囲の打ち合わせや、費用など、きちんと計画しましょう。

オープンキッチンのリフォーム事例

オープンキッチンのリフォーム事例をご紹介します。

L字型のオープンキッチンを施工した事例

出典:みやこリフォーム-無垢の床材によく合う木目調デザインのリクシルのリシェルを施工
リフォーム費用440万円(※間取り変更、床材張り替え費用込み)
建物マンション
メーカー名リクシル
商品名リシェル

L型のオープンキッチンを施工した事例です。

ウッディ調で仕上げているため、温かみのあるキッチンになっています。

前方に壁がないため、解放感もあります。

またL字部分にスペースがあることにより、作業用スペースや調味料を置くスペースとして利用できます。

間取り変更リフォームを行いペニンシュラキッチンをレイアウトした事例

出典‐みやこリフォーム:ペニンシュラ型で高級感のある特注ステンレスキッチンを設置
リフォーム費用308万円(※間取り変更、床/クロスの張り替え費用込み)
工期約1カ月
建物戸建て

間取り変更リフォームを行いペニンシュラキッチンをレイアウトした事例です。

シルバーのキッチンでスタイリッシュな印象があります。

対面式キッチンのため、リビングやダイニングの様子を見ながら料理できます。

また、作業スペースが広いため、下ごしらえや盛り付けなどの作業が広々とできるでしょう。

間取り変更リフォームを行いアイランドキッチンを施工した事例

出典:フレッシュハウス-落ち着いたデザインのキッチンを配置
リフォーム費用約300万円~約500万円
工期約1カ月~約2カ月
建物戸建て
メーカー名クリナップ
商品名ステディア

間取り変更リフォームを行いアイランドキッチンを施工した事例です。

英字の壁紙もあり、おしゃれに仕上がっています。

アイランドキッチンのため、解放感があり、複数人で調理がしやすくなっています。

壁を取り払い明るいオープンキッチンへリフォームした事例

日光の入る明るいオープンキッチン
リフォーム費用130万円
工期2カ月
建物マンション・アパート
メーカー名トクラス
商品名Bb

壁で仕切られた、小さな小窓のみがついているキッチンでしたが、思い切って壁を取り払い、オープンで解放感のあるキッチンとなりました。

コンロの前に壁を設けたセミオープンキッチンとすることで、油はねなどは気にせず、お掃除もしやすい空間となっています。

背面収納は既存の収納をうまく利用することで、交換せず、費用も抑えられるように工夫されています。

アクセント内装が特徴的なオープンキッチンへリフォームした事例

アクセントの内装が映える明るいオープンキッチン
フォーム費用740万円
工期約1.5カ月
建物マンション・アパート
施工内容キッチン・壁紙・壁、洋室、リビング、ダイニング

元のキッチンもセミオープンキッチンではありましたが、コンロ前の壁を取り払い、よりオープンなキッチンへとリフォームした事例です。

残した柱上の壁にタイル状の内装を施工することで、ただ残しただけでなく、部屋にアクセントを与える存在となりました。

また、オープンキッチンでは箱状の吊り戸棚を付けることはありませんが、事例のように見せる収納を設置することで、飾りたい食器や植栽などを置くことができます。

すっきりとした見た目の吊り収納であるため、オープンキッチンの解放感を邪魔することもありません。

オープンキッチンの人気メーカーと商品の紹介

人気オープンキッチンのメーカーとおすすめ商品を4つご紹介します。

クリナップ

クリナップは日本で初めてシステムキッチンを販売した会社です。

多くの製品にステンレスを採用しています。

ステンレスは熱・臭い・水汚れ・サビに強く、キッチンの素材として優秀です。

また、天板だけではなく、キャビネットの骨組みにもステンレスを採用している商品もあります。

クリナップ「セントロ」

機能性に優れた商品です。

セントロはステンレスキャビネットが標準装備となっています。

また、ハイブリッドコンロは、ガスコンロとIHコンロがついており、作る料理に合わせて使い分けができます。

さらに、「流レールシンク」により、ゴミや汚れが排水溝に流れやすくなっており、シンクを清潔に保てます。

LIXIL

機能性やデザイン性などバランスの取れたキッチンを製造しています。

収納力に優れており、調理中に必要な物がすぐに取り出せるように手前にポケットがあったり、楽な姿勢でフライパンなどが取り出せるようなキッチンも。

また、「らくパッと収納」では、キャビネットの手前が斜めに開き、包丁などが収納できるスペースがあります。

力をかけずに簡単に開くようになっています。

LIXIL「リシェルSI」

先ほどご紹介した、らくパッと収納が標準装備となっています。

また、「Wサポートシンク」では、シンク内に3センチほどの溝がほってあり、プレートを置けば中間スペースが生まれます。

中間スペースで汚れやすい料理をすれば、シンク内のため簡単に洗い流せます。

Panasonic

電気機器メーカーの強みを活かした機能性に優れたキッチンを製造しています。

「ワイドコンロ」では、ガスコンロは3列横並びに、IHコンロは4列横並びになっています。

横並びになっているため、同時に複数の料理が作りやすく、複数人での料理も可能です。

Panasonic「リビングステーションVスタイル」

ワイドコンロが選択可能なキッチンです。

また、「ほっとくリーンフード」では、油汚れを毎回自動で洗浄することで面倒なファン掃除が10年間不要です。

普段のお掃除は、レンジフードをサッと拭くだけで大丈夫です。

TOTO

水栓にこだわりがあり、機能性に優れています。

また、「クリスタルカウンター」は人工大理石で作られたカウンターです。

クリスタルのような透明感があり美しく、デザイン性にも優れています。

TOTO「ザ・クラッソ」

クリスタルカウンターを選択でき、色や柄も選べます。

また、「きれい除菌水」は、水から生成された除菌水が出てくる水栓です。

他の水栓とは別に設置されています。

きれい除菌水で、洗ったあとの包丁などを仕上げに洗うと、除菌やぬめり防止になります。

オープンキッチンを配置する際の注意点

オープンキッチンを設置する際の注意点を3点ご紹介します。

通路の幅を考えて配置する

通路の幅を考えて設置しないと、人が通りにくいでしょう。

極端に狭い通路だと動線が悪くなり、作業効率が低下してしまいます。

また、反対に幅が広くなりすぎるのも動線に無駄が生じ、料理の効率が悪くなってしまいます。

約900㎜〜1,200㎜程度が目安となります。

冷蔵庫など出し入れするスペースを考えて設置する

冷蔵庫など出し入れするスペースを考えていないと、出し入れがスムーズにできなくなります。

そのため、料理の効率が低下してしまいます。

また、スペースが広すぎる場合も動線に無駄が生じてしまいます。

適切なスペースをあけるように設置しましょう。

事前にコンセントなど電源を取れる位置を確認する

キッチンでは家電製品を使用する機会が多いです。

そのため、コンセントなど電源が取れる位置を確認しておく必要があります。

確認しておかないと、コンセントまでコードが届かず電化製品が使えなくなってしまいます。

また、コンセントまでは何とか届く場合でも、コードが長すぎて邪魔になったり、使い勝手が悪いでしょう。

電源が取れる位置をしっかりと確認して設置するようにしましょう。

ダイニングテーブルの配置にも注意する

オープンキッチンはダイニングに隣接して設置されている場合が多いため、ダイニングテーブルの位置と近くなる傾向にあります。

そのため、オープンキッチンとダイニングテーブルの関係はとても密接です。

オープンキッチンからの配膳や、片付けの動線を考え、ダイニングテーブルの位置も合わせて検討するとよいでしょう。

収納量を確認する

仕切られたキッチンから、オープンキッチンにリフォームした場合、思ったよりも収納量が確保できない場合があります。

まずは手持ちの食器や、調味料の量を把握し、リフォーム後のキッチンに収納できるか検討しましょう。

キッチン本体で確保できない場合は、背面収納を充実させることや、ダイニング側で収納量を補う必要が出てきます。

また、リフォームを機に断捨離して、不要なものを処分することも一つの手でしょう。

オープンキッチンの安全対策

扉がなく仕切られていないキッチンは、解放感がある一方で、誰でも自由に出入りできてしまうため、思わぬ危険があります。

小さなお子様や、ペットがいるご家庭は次に紹介する安全対策を検討してみましょう。

チャイルドロック機能を使う

ガスコンロや食器洗い乾燥機など、触られて困るものはチャイルドロック機能を活用しましょう。

ガスコンロには、ほとんどと言っていいほど、点火できないようにロック機能がついていますが、食器洗い乾燥機にはついていない機種もありますので、注意が必要です。

また、引き出しや開き扉などはキッチンメーカーではチャイルドロック機能を付けることができないため、市販で購入できるロック機能の付いたものを設置するとよいでしょう。

高い位置に収納を設ける

オープンキッチンで高い位置に収納を設けてしまうと、せっかくの解放感が損なわれる可能性があります。

そのため、高い位置の収納は背面収納で確保しましょう。

背面であれば、オープンキッチンの良さをそのまま生かすことができますし、吊り戸棚自体の高さも90㎝など大きなものもあります。

好みのサイズを選び、収納量も確保しましょう。

また、通常のローキャビネットと吊り戸棚の背面収納でもよいですが、クローゼットの様に収納前に扉を設けてしまう方法もあります。

この場合には、扉にチャイルドロック機能が必要ですが、収納したものに触れることができないため、より安全と言えるでしょう。

赤ちゃん用ゲートを設置する

キッチンスペース自体に入れなくしてしまうことも一つの方法です。

赤ちゃん用ゲートを設置することで、キッチンに入ることはできないため、最も安全な方法と言えます。

ですが、大人もキッチンへ入る際はゲートをまたぐ必要があるため、少々不便となるでしょう。

また、キッチンの設置状況によっては適切なゲートのサイズが無い場合があります。

その際は業者へ造作をお願いする必要がありますが、一時的に設置するものですので、固定することはおすすめしません。

オープンキッチンをおすすめしたい方の特徴