2025年02月19日更新

監修記事

団地リノベーションの費用相場とは?メリット・デメリットや事例も解説

団地リノベーションの費用相場は、250万〜800万円です。古い団地をリノベーションして、失敗しないか不安に感じている方も少なくないでしょう。
団地リノベーションのメリット・デメリットや事例を紹介します。注意点を把握して、後悔のないリノベーションを行いましょう!

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団地リノベーションの費用相場

団地リノベーションの費用相場は、250万〜800万円(2LDK〜3LDK)です。

具体的な金額は、リノベーションする範囲や導入する設備によって変化します。

ハイグレードの設備を設置したり、大がかりな工事を行ったりする場合は、1,000万円以上かかることもあります。

水回り設備を一部新しくしたり、間仕切り壁を撤去・新設したりするだけの小規模なリノベーションは250万円以下で可能です。

次の見出しでは、工事内容ごとの費用相場を紹介します。

フルリノベーションの場合

団地をフルリノベーションする場合の費用相場は、600万円~です。

既存の壁や内装を撤去して、間取りや設備を一新できます。

大規模なリフォームになるので、少なくない費用がかかることを把握しておきましょう。

部分リノベーションの場合

水回り設備のリノベーションとあわせて、間取り変更や内装工事など、部分的なリノベーションを行う場合の費用相場は170〜500万円です。

団地リノベーションでは、和室を洋室に変更したり、部屋数を減らして広々した間取りにしたりする事例が多く見られます。

ライフスタイルの変化に伴い間取りや内装を変えたい場合にも、部分リノベーションは適しています。

水回り設備のリノベーションの場合

工事内容費用相場
全体(キッチン/風呂/洗面/トイレ)120〜300万円
キッチン(システムキッチンの交換)42~150万円
キッチン(壁付けタイプから対面式へ交換)55〜200万円
風呂(ユニットバスの交換)65〜150万円
洗面所/洗面台10〜57万円
トイレ10〜55万円
水回り設備リノベーションの費用相場

水回り設備のみをリノベーションする場合の費用相場は、10~300万円です。

どの設備をリノベーションするかで、具体的な費用相場は変化します。

複数の水回り設備が老朽化している場合は、個別に交換するよりもまとめて工事した方が費用を抑えられる傾向にあります。

防音・断熱対策のリノベーションの場合

工事内容費用相場
内窓の取り付け8〜15万円(1か所)
断熱材の施工(天井・床下)4~8千円(平米あたり)
防音材の施工(壁の内側)12万円(6畳間の壁一面)
防音・断熱対策リノベーションの費用相場

防音・断熱対策のリノベーションにかかる費用相場は、4~15万円です。

内窓の取り付けは防音・断熱の効果を併せ持っており、管理会社の許可も下りやすいのがメリットです。

断熱材や防音材の施工は、使用する素材のグレードによって費用が上下します。

壁紙や床材が劣化している場合は、断熱材や防音材の施工時に内装リフォームも依頼すると良いでしょう。

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古い団地をリノベーションする際の工期

工事内容工期
フルリノベーション1〜5か月
部分リノベーション1〜2か月
水回り設備リノベーション(キッチン/風呂/洗面/トイレ)4日〜3週間
団地リノベーションの工期

団地リノベーションの工期は、数日~5か月です。

フルリノベーションの工期は1〜5か月ほどですが、工事内容によっては5か月以上かかるケースもあります。

水回り設備の交換とあわせて、間取りや内装に手を加える部分リノベーションの場合は、1〜2か月ほどで工事が終わります。

全体的な水回り設備のリノベーションのみであれば、比較的工期が短く4日〜3週間ほどです。

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団地リノベーションの費用を抑えるコツ

大がかりな団地リノベーションを行う場合、予想以上に費用がかかってしまうケースもあるでしょう。

団地リノベーションの費用を抑えるコツについて紹介します。

補助金を活用する

国や自治体では、リノベーションの際に受けられる補助金を設置しています。

条件を満たしていれば誰でも受けられる補助金なので、積極的に利用すると良いでしょう。

補助の対象となるのは、主に以下を目的としたリノベーションです。

  • 介護・バリアフリー化
  • 省エネ化
  • 断熱化
  • 耐震化

また、自治体によっては、このほかのリノベーションにも補助金を出している場合があります。

補助制度の詳細については、国や自治体の公式ホームページで確認できます。

減税制度を利用する

制度の種類概要
住宅ローン減税所得税を毎年のローン残高の0.7%、最大10年間控除。
リフォーム促進税制所得税控除または固定資産税減税が受けられる制度。
贈与税の非課税措置リフォーム資金の贈与に対して、一定額まで贈与税が非課税になる措置。
減税制度の種類と概要

団地リノベーションに適用される減税制度は、上記の通りです。

住宅ローン減税は、住宅ローンを組んでリノベーションを行うときに利用できる減税制度です。

リフォーム促進税制は、耐震化や省エネ化、バリアフリー化等を目的としたリノベーションに適用されます。

贈与税の非課税措置は、リノベーション費用を父母や祖父母に援助してもらう際に、贈与税の負担を減らせる制度です。

減税制度の詳細については、国土交通省の公式ホームページで確認できます。

住宅ローン・リフォームローンを組む

団地リノベーションに必要な資金が手元にない場合は、ローンを組んで資金調達する方法があります。

リノベーションで使えるのは、住宅ローンまたはリフォームローンです。

リフォームローンは住宅ローンよりも借入可能額が少なく、基本的に担保なしで借入可能です。

ただし、金利は住宅ローンよりも高めの傾向にあります。

住宅ローンはリフォームローンよりも借入可能額が多く、借入期間も長いのが特徴です。

借入したい金額や期間にあわせて、適したローンを選びましょう。

優先順位を決めてリノベーションする

予算内に収めるためには、優先順位を決めてリノベーションの計画を立てるのがポイントです。

家族でリノベーションしたい箇所を話し合い、優先順位を決めておきましょう。

業者との話し合いでも優先順位を踏まえて相談すれば、予算内で満足のいくプランを提案してもらいやすくなります。

使える設備は残しておく

リノベーションする前に、既存の設備で使えるものはないか確認してみましょう。

まだ使える設備があれば、そのまま残しておくとリノベーション費用を抑えることに繋がります。

また、浮いた設備費用を、内装工事や防音・断熱工事に回すことも可能です。

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団地をリノベーションするメリット・デメリット

古い団地を購入してリノベーションする場合、メリットはもちろんデメリットもあります。

メリット・デメリットを両方把握して、後悔のないリノベーションを行いましょう。

団地をリノベーションするメリット

団地をリノベーションするメリットは、以下の通りです。

  • 物件の購入価格を抑えられる
  • 住環境の良い場所に住める
  • 近隣住民と豊かな人間関係を築ける
  • 耐震性に優れている

築年数が経過している団地は中古マンションに比べて安価なため、物件購入価格を抑えられるメリットがあります。

また、団地の敷地内には緑が多く、近くに公園・幼稚園・スーパーなどがあるのもメリットです。

近隣住民との交流が活発な傾向にあり、一人暮らしの方も周囲の人と助け合いながら生活しやすいでしょう。

団地は一般的に壁式構造で建てられているため、耐震性にも優れています。

旧耐震基準で建てられた団地も9割以上が耐震補強工事を行っているため、耐震面での心配は少ないでしょう。

団地をリノベーションするデメリット

団地をリノベーションするデメリットは、以下の通りです。

  • 築年数の経過した物件が多い
  • 自治体や近隣住人との関わりが煩わしく感じることもある
  • 古い団地はエレベーターがない
  • リノベーション内容に制限がある

一般的に団地は築年数の古い物件が多いため、管理が行き届いていないと経年劣化が気になる場合もあります。

また、マンションよりも自治体や近隣住人との付き合いが活発で、人によっては煩わしく感じることもあるでしょう。

古い団地はエレベーターが設置されていないこともあるため、階段での昇り降りが負担に感じる場合は1階を選ぶ必要があります。

さらに、リノベーションする際は、間取りや水回りの位置変更が制限され、思うようにリノベーションできないケースもあるので注意しましょう。

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団地のリノベーション事例

実際に団地をリノベーションした事例について紹介します。

費用や工期、リノベーション箇所を紹介しているので参考にしてみてください。

団地をフルリノベーションした事例

水回りも含めて団地をフルリノベーション
費用相場約398万円
工期60日
リフォーム箇所トイレ、キッチン・台所、お風呂・浴室、洗面台・洗面所、壁紙・壁、床・フローリング、和室、洋室、階段・廊下、リビング、ダイニング
リフォーム内容と費用・工期

フルリノベーションで水回り設備・建具・床・壁を一新した事例です。

もともとあった和室を洋室に変更し、間仕切りを壊して開放感のあるLDKを作りました。

団地をおしゃれにリノベーションした事例

団地をおしゃれにリノベーション
費用相場約800万円
工期2か月
リフォーム箇所トイレ、キッチン・台所、お風呂・浴室、洗面台・洗面所、壁紙・壁、床・フローリング、洋室、リビング、ダイニング
リフォーム内容と費用・工期

築50年以上の古い団地をおしゃれにリノベーションした事例です。

間取り変更のできない家だったため、デザインにこだわってリノベーションしました。

造作洗面台を取り付けたり、内装を新しくしたりしています。

間取りや水回りのリノベーションした事例

和室から洋室へリノベーション
費用相場約499万円
工期8週間
リフォーム箇所トイレ、キッチン・台所、お風呂・浴室、洗面台・洗面所、床・フローリング、和室、洋室
リフォーム内容と費用・工期

スケルトンリフォームで、間取り変更や水回り設備の交換を行った事例です。

生活動線を意識し、暮らしやすい間取りを設計しました。

既存の和室は洋室に変更し、明るく開放感のある空間になりました。

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リノベーションで失敗しないための注意点

団地リノベーションでは、場合によっては希望通りのリノベーションができないケースもあります。

団地リノベーションで失敗しないために、以下の注意点を把握しておきましょう。

  • 共有部は個人でリノベーションできない
  • 希望の間取りにできないケースもある
  • 近隣住民に配慮する
  • 防音工事は目的にあわせて行う
  • 業者と相談してリノベーション内容を決める

注意点1. 共有部は個人でリノベーションできない

団地には共有部と専有部があり、個人でリノベーションできるのは専有部のみです。

ベランダ・エレベーター・廊下・玄関ドアといった共有部は、個人でリノベーションできません。

築年数の古い団地を購入してリノベーションする場合、廊下や玄関ドアの劣化が気になっても、個人で新しくできないので注意しましょう。

注意点2. 希望の間取りにできないケースもある

壁式構造で建てられている団地は、建物全体を耐力壁が支えているため耐力壁を撤去できません。

耐力壁の位置を考慮せずに間取りを設計すると、希望の間取りを実現できない可能性があります。

また、配管の位置によっては水回り設備を移動できないケースもあるので、把握しておきましょう。

注意点3. 近隣住民に配慮する

工事中は騒音や業者の出入りがあるため、近隣住人への配慮が大切です。

工事前に近隣住人へ工事内容や工事期間を伝えておくと、クレームやトラブルを防ぐことに繋がります。

また、工事後は近隣住民へお礼の挨拶を行うと、良好な関係を保ちやすいでしょう。

近隣住民との関係が良好であれば、リノベーション後も気持ちよく暮らせます。

注意点4. 防音工事は目的にあわせて行う

騒音対策をしたいときは、目的にあわせた防音工事を行うのがおすすめです。

壁が薄くで騒音が気になる場合は、壁の内側に防音材を入れたり、防音シートを貼ったりすることで対策できます。

また、下の階へ足音が響くのを防ぎたいときは、防音性の高い床材に張替えると効果的です。

どういった音を防ぎたいかによって対処法が変わるので、適切な工事を行いましょう。

注意点5. 業者と相談してリノベーション内容を決める

団地リノベーションはさまざまな制約があるため、業者と相談しながらリノベーション内容を決めるとスムーズです。

業者に現地調査を依頼して、実現可能なリノベーション内容を検討してみてください。

団地リノベーションの経験がある業者であれば、ライフスタイルにあわせたリノベーションの提案もしてもらえるでしょう。

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団地リノベーションを成功させる4つのポイント

団地リノベーションでは、間取り設計や業者選びが重要なポイントです。

ここでは、団地リノベーションを成功させる4つのポイントについて解説します。

ライフスタイルにあわせて間取りを決める

リノベーションを成功させるためには、ライフスタイルにあわせた間取り設計が大切です。

小さな子供がいる家庭は対面キッチンを導入すると、調理中も子供の様子を見やすくなります。

テレワークが多い方は、集中できるワークスペースを作ると良いでしょう。

衣類や趣味の道具を多く収納したい方は、ウォークインクローゼットを設置すると便利です。

団地でどのような暮らしがしたいのかをよく考え、自分にあった住まいを設計しましょう。

部屋数の必要性をよく検討する

部屋数は足りないと不便ですが、多すぎても部屋が狭くなり生活しにくくなります。

リノベーションする際は、部屋数の必要性をあらためて検討すると良いでしょう。

無理に部屋数を増やさない方が、コストを抑えられ、空間も広く使えて暮らしやすい可能性があります。

また、間仕切り壁を設置せずに、パーテーションや棚で空間を仕切る方法もあるので検討してみてください。

造作家具を取り入れる

住まいの大きさにあわせて作る造作家具は、団地リノベーションにもぴったりです。

市販の家具で生じやすいデッドスペースをなくせるため、空間を有効活用できます。

造作家具のデザインをインテリアや内装とあわせれば、統一感のあるおしゃれな空間に仕上がるでしょう。

団地リノベーションの実績がある業者を選ぶ

一括りにリノベーション業者といっても、得意としている工事内容は業者によって異なります。

業者を選ぶ際は団地リノベーションの実績がある業者を選ぶと、工事をスムーズに進めやすくなります。

経験をもとにしたリフォームの提案や、資金面でのアドバイスを受けられることもあるため、実績の有無を確認しておきましょう。

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Q&A 団地リノベーションについてよくある質問

団地リノベーションについてよくある質問を紹介します。

団地はリノベーションしても良い?

専有部分であれば、個人で団地リノベーションができます。

団地のフルリノベーションにはいくらかかる?

団地のフルリノベーションにかかる費用相場は、600万円~です。

DIYで団地はリノベーションできる?

床にフロアシートを貼ったり、パーテーションを置いたりといった、簡単なリノベーションはDIYでできます。

壁を壊して間取りを変えるなど大がかりなリノベーションは、専門の業者に依頼しましょう。

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団地リノベーションの進め方

団地リノベーションの進め方は以下の通りです。

STEP
業者を決める

資料請求をしたり相談会に参加したりして、業者を比較検討しましょう。

相談会では立地や資金計画、リノベーションの流れについて相談できます。

STEP
物件探し

リノベーションに適した中古物件を探します。

気に入った物件が見つかったら、購入申し込みをしましょう。

ローンを組む場合は、この時点で事前審査を申し込みます。

STEP
物件売買契約・プランニング

ローンの審査が通ったら、物件の売買契約を進めます。

また、間取りや内装のイメージを業者に伝え、リノベーションのプランを立てましょう。

STEP
工事請負契約・施工開始

リノベーションのプランが決まったら、工事請負契約を締結します。

近隣トラブルを防ぐためにも、着工前には近隣住民へ挨拶に行きましょう。

着工の準備が済み次第、工事を進めていきます。

STEP
検査・引き渡し

工事が完了した後は、設備の検査や仕上がりの確認を行います。

無事に検査が終了したら、引き渡しです。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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