目次
ペットリフォームの費用相場
ペットリフォームの施工と費用相場は以下の通りです。
施工内容 | 費用相場 |
---|---|
クロスの貼り替え | 0.6万~0.8万円 (1平方メートルあたり) |
床の張り替え | 0.4万~1.8万円 (1平方メートルあたり) |
建具の交換 | 3万~5万円 |
キャットウォークの新設 | 5万〜10万円 |
床暖房の新設 | 35円~100万円 (10畳) |
洗面台の交換 | 25万~35万円 |
洗い場の新設 | 5万円 |
ウッドデッキの新設 | 30万~50万円 |
施工ごとに大きく金額が異なるため、自宅にどのようなリフォームを施すか決めましょう。また、設置するものによって相場よりも安くなったり高くなったりします。
例えばキャットウォークなら、2部屋に渡って猫が移動できる大きなものを設置した場合は、20万円以上かかるケースもあります。
ペットリフォームの施工事例
ペットリフォームの施工事例を4つ紹介します。
ぜひペットリフォームのアイディアとして参考にしてください。
【事例1】ペット用のくぐり戸がある玄関
住宅の種類 | 一戸建て |
リフォーム費用 | 約150万円 (ペットリフォーム以外の工事も含む) |
施工期間 | 3カ月 |
築年数 | 40~50年 |
自宅の老朽化に伴い行ったリフォームで、ペットにも暮らしやすくリフォームした事例です。
ペット用のくぐり戸以外にも、リビングダイニングにキャットタワーを設置したり、床暖房も設置したりしてペットに優しい家に生まれ変わりました。
【事例2】壁と床をペット用の内装材に
住宅の種類 | マンション・アパート |
リフォーム費用 | 約1100万円 (ペットリフォーム以外の工事も含む) |
施工期間 | 2カ月 |
築年数 | 20~30年 |
愛犬が3匹いるマンションのリフォームです。床材はクッション性と滑りにくさを兼ね備えたものへと変え、臭い対策としてリビング・寝室・トイレのクロスは消臭・調湿機能があるものに変更しました。
ベランダと行き来ができる愛犬用のスペースには腰壁を設置し、壁に傷がつかないように対策しています。
【事例3】愛猫のためのキャットウォーク
住宅の種類 | マンション・アパート |
リフォーム費用 | 約30万円 |
施工期間 | 3日間 |
築年数 | 10~20年 |
愛猫のために、各部屋にキャットウォークを設置した事例です。猫のストレス発散になるだけでなく、キャットウォークで猫が楽しんでいる姿を見て施主様自身も癒されているとのこと。
キャットウォークに加え、キャットタワーやペットドアも同時に設置し、猫が満足できる空間を実現しました。
【事例4】猫の遊び場を設置
住宅の種類 | 一戸建て |
リフォーム費用 | 約1740万円 (ペットリフォーム以外の工事も含む) |
施工期間 | 6カ月 |
築年数 | 40~50年 |
古くなった住宅のフルリフォームのついでに、猫の遊び場も設置した事例です。
それぞれの部屋を自由に行き来できるよう、ペットドアも設置しています。
ペットごとのおすすめリフォームプラン
おすすめリフォームプランを犬と猫に分けて紹介します。
犬向けのリフォームプラン
犬を飼っている、これから飼おうとしている方向けのリフォームプランは以下の通りです。
施工内容 | 費用相場 |
---|---|
クロスの貼り替え | 0.6万~0.8万円 (1平方メートルあたり) |
床の張り替え | 0.4万~1.8万円 (1平方メートルあたり) |
建具の交換 | 3万~5万円 |
床暖房の新設 | 35円~100万円 (10畳) |
洗面台の交換 | 25万~35万円 |
洗い場の新設 | 5万円 |
ウッドデッキの新設 | 30万~50万円 |
散歩のあとに足を綺麗にしたり、体を洗ったりできるように玄関や庭に洗い場を設置するのがおすすめです。
庭に洗い場を設置する場合は、洗ったあとにまた足が汚れてしまわないよう、直接部屋に入れるドアを別に設置すると良いでしょう。
他にはフローリングの傷対策として傷のつきにくい床材への変更や、ペットが足を滑らせないよう、滑り止め加工が施されたフローリングへの変更もおすすめです。
猫向けのリフォームプラン
猫を飼っている、これから飼おうとしている方向けのリフォームプランは以下の通りです。
施工内容 | 費用相場 |
---|---|
クロスの貼り替え | 0.6万~0.8万円 (1平方メートルあたり) |
床の張り替え | 0.4万~1.8万円 (1平方メートルあたり) |
建具の交換 | 3万~5万円 |
キャットウォークの新設 | 5万〜10万円 |
床暖房の新設 | 35円~100万円 (10畳) |
猫は爪を研ぐため、傷がつきにくいクロスに変えるのがおすすめです。
室内飼いの場合は運動できるように、キャットウォークやキャットタワーを設置すると猫がストレスを発散できます。
また、別の部屋に移動できるよう、ペットドアを設置してあげるのも効果的です。
特に多頭飼いだと猫の相性によっては喧嘩が起こりやすく、通り道が少ないとトイレや食事に行けずストレスがたまることもあります。
壁や扉にペットドアを取り付けておけば、相性の悪い相手を避けてできるので、猫同士のトラブルを起こさずに生活できるでしょう。
マンションでおすすめのペットリフォーム
マンションのでおすすめのペットリフォームは基本的にクロスや床、キャットウォークなど内装に関するリフォームです。
ベランダに出して遊ばせる場合は、ベランダに柵を設置するリフォームを行えば、脱走や落下の心配を減らせます。
リフォーム期間中のペットについて注意すべきポイント
リフォーム期間中のペットについて、注意すべきポイントを3つ紹介します。
ペットは環境の変化に敏感で、知らない人が家にいると大きなストレスを受けるケースも多いです。
リフォーム中は気を配ってあげ、なるべくストレスを感じない環境を作ってあげましょう。
また、ペットへの対策が難しい場合や特に繊細なペットの場合は、ペットホテルに預けたり、知人の家に預けるなどの対応を取るのも手です。
騒音
リフォームの工事で発生する、騒音に注意しましょう。
犬や猫は人間よりも聴覚が優れているため、工事の騒音で大きなストレスを受けます。
工事中は施工場所から離れた場所に避難させる対応を取りましょう。
また、騒音に慣れてくれば通常通り生活できるペットもいるので、その子の性格や個性を見て判断してください。
脱走・環境の変化
脱走や環境の変化への注意も必要です。
リフォーム期間中は職人が出入りするため、部屋のドアが開けっぱなしになります。
外に脱走してしまう危険性があるため、犬の場合はリードフックにつないでおくか、ケージの中に入れておきましょう。
猫の場合は違う部屋に避難させ、部屋の外に出ないようにドアを閉めておきましょう。
また、工事の際に出る粉じんが犬や猫に悪影響を与えることも。
施工場所の近くにペットを近づけないようにしましょう。
食事やトイレ
ペットの食事やトイレへの配慮も必要です。
敏感なペットの場合は、食事やトイレの場所のリフォームを後回しにしたり、トイレや食事の時間だけ施工を中断してもらったりする必要があります。
【Q&A】ペットリフォームに関するよくある質問
- リフォーム中にペットにかかる費用は、誰が負担する?
-
リフォーム中にペットにかかる費用は、施主の負担です。
例えば、ペットホテル代や、犬や猫が工事の影響で粗相をしてしまった場合に汚れたもののクリーニング代などです。
業者への請求はできないので、ペットホテルを利用する場合はあらかじめ予算に組み込んでおきましょう。
- リフォームの工事期間中は、ペットをどこかに預けるべき?
-
環境の変化に強いペットなら工事中でもそのうち慣れて問題なく過ごせますが、敏感なペットの場合は大きなストレスを感じてしまいます。
また、大丈夫だろうと思っていても実はストレスを感じており、いつもできるトイレや食事が上手にできなくなるパターンもあります。
ペットの様子をいつもより注意深く見て、預けるかどうかを決めてください。
- リフォームで犬にかかるストレスには、どのようなものがある?
-
リフォーム中に犬にかかるストレスとして考えられるのは、以下の通りです。
- 知らない人が家に出入りすること
- 工事の振動、騒音、臭い
特に大きな音や振動が発生する施工をする時は、その間だけペットホテルに預けたり散歩に出かけたりして犬に配慮してあげましょう。
また、犬は飼い主が一緒にいて声をかけてあげるだけでも安心します。リフォーム期間中は、なるべく一緒にいてあげましょう。
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