2024年05月02日更新

監修記事

押入れをクローゼットにしたい!費用と工事期間はどれくらい?事例から解説!

家庭環境の変化によって押入れの使用用途や欲しい収納スペースは様々に変わります。今回は押入れをクローゼットにリフォームする際の注意点や工法の紹介、相場費用についてご紹介するので収納スペースにお困りの方は参考にしてみてください。

押入れからクローゼットへのリフォーム

和室に備え付けられた押入れは、組布団などを収納することが前提となっており奥行きが75㎝以上あることがほとんどです。一方クローゼットは洋服などを収納する目的で作られており、押入れより奥行きが短くなっています。

押入れをクローゼットにリフォームするには、中段を撤去してハンガーパイプを設置する作業が必要です。突っ張り棒の設置でもよいのですが、洋服の重さに耐えられないこともあるためハンガーパイプの設置をおすすめします。

部屋を和室のまま使用する場合は、ふすまはそのままに中身だけクローゼットにリフォームすることも可能です。部屋を洋室として改造する場合は、ふすまを外しクローゼット扉に交換する必要があります。

クローゼット扉を設置する場合には、クローゼット枠の取り付けが必要です。枠の取り付けには技術が必要で、水平垂直を調整しながら取り付けないと扉の開け閉めがし辛くなることもあります。

押入れの奥行きをそのまま活用する場合にはスライド式の収納家具やキャスター付きの引出しなどを取り付けると使いやすくなります。リフォーム会社にオリジナルの収納家具を作ってもらうのもよいでしょう。

押入れをクローゼットにリフォームする費用の相場

押入れをクローゼットにリフォームする費用は、クローゼット扉の材質や形状、枚数などによって大きく変わります。また、棚板やハンガーパイプ、引き出しなどの収納家具の数によって価格を調整することが可能です。

押入れの解体撤去費用の相場 約1万円
既存の押入れの処分費用の相場 約2万円
ハンガーパイプの設置費用の相場 約2万円(材料代を含む)
クローゼットの壁・床の補強費用の相場 約1万円
クローゼット枠・扉の取り付け費用の相場 約6万円(本体価格を含む)
押入れをクローゼットにリフォームする合計費用の相場 約11万円~約20万円
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部屋ごとウォークインクローゼットにする費用の相場

部屋全体をウォークインクローゼットにリフォームする費用の相場 約30万~約100万円

和室自体を使わなくなった場合には、部屋ごとウォークインクローゼットに改造するという方法があります。広い収納スペースが確保でき、洋服だけでなくスーツケースなどの普段使わない物も収納することが可能です。

押入れを撤去し周辺の空間と一緒にウォークインクローゼットにリフォームするには、壁の解体などの大規模な工事が必要でリフォーム価格は高額になります。

ウォークインクローゼットでは、広い空間に棚やハンガーパイプをたくさん設置することによって収納スペースを増やすことが可能です。ただし、多く設置しす過ぎると歩くスペースがなくなることもあるため注意が必要です。

内装は補強程度の改修で棚板とハンガーパイプを数ヶ所取付けるだけの場合と床・壁・天井など全部リフォームし、作り付け収納家具などを設置する場合とでは全く予算は変わってきます。

押入れをクローゼットにリフォームする工事の期間


押入れをクローゼットにリフォームする場合の工事期間は、一般的なリフォームであれば約2日〜約3日程度になります。扉を変えるだけなど簡単なものであれば、約半日~約1日で終わる場合もあります。

特殊な工事が必要になるリフォームであれば、工期が長くなる場合もあります。例えば、押入れ内部をクローゼット仕様にリフォームする場合は、工期は約3日~約4日程度となるでしょう。

その他に可動式の棚の設置などが加わると、約1週間程度かかる場合もあります。

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押入れをクローゼットにリフォームする工事の流れ

押入れをクローゼットにリフォームする工事する場合、どのような流れで行われるのでしょうか。一般的な大まかな工事の流れは以下のとおりです。

  • 工事前の養生と調整作業 約半日

実際の解体作業に入る前に、周りの養生作業や調整作業を行います。

  • 押入れの解体・撤去作業、下地補修 約1日

押入れの解体はまず中段から始めます。中段の次に天袋の順に解体していきます。天袋の鴨居や敷居の撤去は根気のいる作業になります。その後、下地の補修を行います。

  • クローゼット本体の組み立て作業 約1日~約2日

クローゼット本体の組み立て作業は、クローゼットの枠の取り付けから行います。その後、クローゼット扉の取り付け、内部のハンガーパイプの設置などの作業になります。

以上が一般的な押入れをクローゼットにリフォームする場合の工事の流れです。その他に可動式の棚の設置などの特殊な工事が必要な場合は、上記の内容に行程が追加されます。その分、工期も余分にかかることになります。

クローゼット扉の種類

クローゼット扉には折れ戸、引き戸、開き戸などがあり、使用する場所や開口部の大きさなどによって使い分けます。

折れ戸


折れ戸は開けた時に全開にできて物の出し入れに便利なため、クローゼット扉としてよく使われます。開閉時に折り曲がった部分が外に出るため扉の周辺には物を置くことができません。

また、開閉に少し力が必要なので力が弱い高齢者などにはあまり向いていないと言えます。

引き戸

引き戸は開口部の半分までしか開けられませんが、小さな力でスムーズに開閉ができ、扉の前に物があっても開閉ができるというメリットがあります。

開き戸


開き戸は開口部が広くとれるというメリットがありますが、扉の前に物を置くことはできません。比較的幅が狭いクローゼットによく用いられます。

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押入れをクローゼットにリフォームした事例

押入れをクローゼットにリフォームした事例を具体的に3つご紹介します。リフォーム内容と費用、工事期間も合わせてご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

間取り変更後のデッドスペースをクローゼットにした事例

中古マンション購入と同時に、和室をフローリングにしてリビングと一続きにしたリフォームです。その際、和室にあった押入れとその隣の小さな床の間をクローゼットにリフォームしました。

押入れにあった中段を撤去せずそのまま使用することで、コストを抑えることができています。このように解体撤去やその復旧工事などを省くことができた場合、余分な費用を抑えることが可能です。

工期は和室をフローリングにする行程も含めて約1週間です。

リフォーム費用 約46.6万円
(クローゼット増設費用以外込みの価格)

和室から洋室に変更してクローゼットを増設した事例

中古マンション購入と同時に5畳の和室を洋室にリフォームし、和室にあった押入れをクローゼットにした事例です。
暗くて古いイメージの和室が、明るく広さを感じる洋室となりました。押入れをクローゼットにしたことで、すっきりしたイメージとなり収納力もアップしました。

工期は和室をフローリングにする行程も含めて約1週間です。

リフォーム費用 約60万円
(クローゼット増設費用以外込みの価格)

間取り変更を行いクローゼットを増設した事例

築20年のマンションでのリフォームです。リビングに隣接する小上がりの和室を取り払って広いLDKにする行程の中で、和室の押入れをクローゼットにした事例です。
使い勝手の悪かった押入れをクローゼットにリフォームすることで、収納力もアップした上、空間もすっきりと広く感じられるようになりました。

またクローゼット部分は扉だけを付け替えて、押入れ内部はそのまま使用することでコストを抑えることができました。
工期は和室をフローリングにする行程も含めて約2週間です。

リフォーム費用 約71万円
(クローゼット増設費用以外込みの価格)

ここまで押入れをクローゼットにリフォームした事例を3つご紹介しました。

中古マンションや築年数が長いマンションでは、和室空間や押入れの使い勝手が悪いことが多いといわれます。

押入れをクローゼットにリフォームすることによって空間を広く使えたり収納力がアップしたりすることは、快適に暮らすために重要なことといえます。

押入れをクローゼットにリフォームする際の注意点


昔ながらの押入れの床は、下地がきちんと組まれておらず薄いベニヤが貼ってあるだけのものも多く存在します。布団の重さに耐えられる程度でよいと考えられていたようです。

押入れをクローゼットにリフォームする際には、合板を張りフローリングなどの床材で仕上げるなどといった床を補強するリフォームが必要となります。

押入れやクローゼットの内部は結露しやすく、カビが発生する場合もあります。湿気が気になる場合はルーバーを付けた扉などを用いるとよいでしょう。ルーバーとは細長い板を隙間を開けて平行に組んだものを言います。

また、室内の除湿や脱臭効果などがある機能性壁材を使うのもおすすめです。扉を開けてこまめに換気することも有効となります。

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押入れからクローゼットへのDIYリフォームは可能か

費用を安く抑えるためにDIYでのリフォームを検討する方もおられるのではないでしょうか。ふすまを外してカーテンを付けるくらいのちょっとした改造ならばよいのですが、内部の造作にまで及ぶと技術と労力とが必要です。

特に中段などの撤去作業は難しく、撤去後には壁の補修などが必要となる場合もあります。クローゼット枠の取り付けにもかなりの技術と労力が必要となるため、DIYではなくリフォーム会社に依頼するのがおすすめです。

DIY賃貸と呼ばれる改装自由な物件を除き、賃貸住宅の場合は退去時に原状復帰することが原則です。賃貸住宅では、ふすまを取り外し突っ張り棒を設置する程度の改造にとどめておいた方がよいでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】岩納年成

大手ゼネコン会社にて、官公庁工事やスタジアム、免震ビル等の工事管理業務を約4年経験。
その後、大手ハウスメーカーにて注文住宅の商談・プランニング・資金計画などの経験を経て、木造の高級注文住宅を主とするビルダーを設立。
土地の目利きや打ち合わせ、プランニング、資金計画、詳細設計、工事統括監理など完成まで一貫した品質管理を遂行し、多数のオーダー住宅を手掛け、住まいづくりの経験は20年以上。
法人の技術顧問アドバイザーとしても活動しながら、これまでの経験を生かし個人の住まいコンサルテイングサービスも行っている。

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