2024年02月15日更新

監修記事

リビングをリフォームする費用は?

リビングには長時間いることが多いので、使い勝手が悪かったり古さを感じたらリフォームを考える人も多いはず。そこで気になるのがリフォーム費用ですよね。今回は壁紙などの張り替えから、間取り変更などの大規模リフォームなどの費用を詳しくご紹介します。

リビングリノベーションで快適くつろぎライフ!費用相場とポイント

自宅のリフォームを検討している方の中には、家族みんなで過ごすことが多いリビングをおしゃれな空間にしたいと考える人も多いことでしょう。

自分好みのおしゃれで落ち着ける空間で、誰かを招きたくなるようなリビングにリフォームするためには、気を付けておきたいコツやポイントがあります。

おしゃれなリビングリフォームの費用相場具体的なリフォーム方法、さらにはポイントなどについてもあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

子供の学力にも影響?リビングは人が集まる特別な空間

リビングをリノベーションすると、どのようなメリットが考えられるのでしょうか?

リビングは家の中心となる部屋で、家族が集まって過ごす時間が最も長い場所とも言えます。また、近年は子供部屋ではなくリビングで子供を学習させる「リビング学習」が人気です。

これは、リビング学習を行うことによって学力が上がるとされ、良い大学に入学した子供はリビングで学習を行っていた事例が多いということが理由といわれています。

リビング学習では、子供が集中して学習できるよう、子供の身長に合った学習机の設置や、家事を行っている家族の目が届きやすいリビングにすることが大切です。

このようなリビングをリノベーションすることによって、リビング学習を行いやすくなり、親子間の関係性や、成績面での向上を期待できるでしょう。

その他にも、家族間の距離を縮められるようリビングとキッチンなどを一体化させることもできますし、単純にリノベーションを行うことで快適な空間へと作り替えることも可能です。

生活の中心、家の中心とも言えるリビングをリノベーションすることにより、家そのものの雰囲気を変えることができ、より快適で暮らしやすい住まいへと改善することができるでしょう。

リビングリノベーションの流れと諸経費とは

リノベーションの流れや必要な諸経費などをつかんでおけば、よりスムーズにリノベーションを進めることができます。

以下では、その流れと諸経費についてご紹介します。

リビングリノベーションの流れ

1.リビングリノベーションの情報収集とイメージ固め

どのようなリノベーションを行うのかのイメージを固めることから始めます。

webサイトやショールーム、雑誌などで情報を収集し、好みのリノベーション方法や種類を具体的に見つけ出しましょう。

また、情報収集の一環として価格相場もリサーチしておくことで予算も立てやすくなります。

マンションの場合は、管理規則などでリノベーションについての制限や制約などが定められていることが一般的です。

事前に、管理規則を確認しておきましょう。

2.依頼する業者検索

口コミで評判の良い業者や、webサイトで見つけた気になる業者など、依頼する業者をいくつか選びます。

会社により施工を行っている地域が決まっているのでエリア内かどうかも調べておきましょう。

複数業者への一括見積もりサービス提供しているwebサイトを利用するという方法もあります。

リノベーションを依頼する業者によって、完成後の満足度は大きく異なります。

実績や技術のある会社や丁寧に応対してくれる業者など、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

3.業者を3社程度にしぼり下見と相見積もりを実施

依頼するリノベーション業者を決める前に、見積もりを依頼します。

見積もり時には、業者がリノベーション箇所を確認する現地調査が行われることが一般的です。

この際、1社の見積もりだけでは内容や価格の比較ができないため、3社程度に相見積もりを依頼します。

内容や金額が比較できるよう、すべての会社に同じ条件で見積もってもらうことが重要です。

また、見積もり内容に疑問があれば業者に確認して、納得がいくまで説明を受けましょう。

この際、信頼できるか、親身になって相談に乗ってくれるかなど、業者の応対についてもチェックしておきます。

4.業者と契約

見積もりの内容に納得ができ、工事の内容や工程、日程が決まれば契約を交わします。

書面で契約書を作成し、細かいことでも契約書に記載してもらうようにします。契約書への記載が難しい場合は、後のトラブルを防ぐためにも覚書を作成するようにしましょう。

また、この時に支払期日や支払回数、管理組合からの承認が下りなかった場合の対応などについても、決めておくことが重要です。

5.近隣住民への挨拶

工事関係者や工事関係車両の出入りがあるため、着工前に近隣の住民へ挨拶をしておきます。

工事中のトラブルを防止するためにも、工事の期間や工程なども説明し、了解を得ておくことが重要です。

6.リビングリノベーション工事開始

工事の期間中は業者任せにせず、現場をご自身でも確認することをおすすめします。

現場を確認することで進行状況がわかったり、疑問点をその場で解消することも可能です。

また、仕様や費用の変更があった際にも現場で確かめながら判断することができるので、よりスムーズに工事が進み、完成後のトラブルを避けることにもつながります。

7.工事完了と確認

工事が完了して業者の完了検査が終了すれば、依頼主が最終確認を行います。

傷や汚れなどがないかを細かくチェックし、気になる点はその場で質問しましょう。

また、第三者による検査を利用するという方法もあります。

確認がすめば、残代金の支払いをして引渡しとなります。

リビングリノベーションにかかる諸経費

リノベーションの際には、工事費用以外にも考慮しておきたい諸経費があります。

代表的なものをご紹介します。

ローンに関する諸費用

住宅ローンやリフォームローンを利用する場合、5000円程度の事務手続き料を金融機関に支払う必要がありますが、金額は利用する金融機関によっても異なります。

また、万が一支払えなくなった場合に備えてローン保証料も必要です。

融資額の0.2%が一般的な金額です。

印紙税

工事請負契約時には印紙税が必要です。

印紙税の額は1,000円〜1万円ほどで、契約金額に応じて定められています。

建築確認に関する費用

増築を行う場合には、建築確認申請が必要なケースもあります。

その際には建築申請時・検査時に手数料がかかります。

家具等の購入費

リノベーションで雰囲気を一新した場合、新しい部屋に合うように家具や照明器具、カーテンなどのインテリア、家電等を買い換えるケースもあります。

そのための費用も考慮しておきましょう。

リビングリノベーションで押さえておきたい建築用語とは

リノベーションを行う際によく聞かれる建築用語をおさえておくと、情報収集や業者との相談の際に役立ちます。

主な建築用語について見ていきましょう。

スケルトン

スケルトンは、柱や梁・床など建物の構造を形作る躯体(骨組み)を指す言葉です。

内装設備が無い状態の店舗をスケルトンとも言います。

また「スケルトンリフォーム」は、躯体だけを残してまるごとリフォームする方法です。

吹き抜け

天井を設けず下の階と上の階がつながっている空間を指します。

戸建ての玄関や階段、リビングに設けられるケースが多く、広々とした空間や採光、開閉できる窓位置によって通風を確保しやすくなります。

しかし、空間が広くなるため、冷暖房効率の低下や音の反響、匂いがこもりやすい点などがデメリットです。

小上がり

土間より一段高い場所に設けられる座敷で、仕切りのない空間を指します。

「蹴上がり」とも言われます。

リノベーションでは、リビングなど広い部屋の一部に一段高い場所に設けて造られた和室や洋室のスペースを指します。

ワークスペース

机での作業をするための場所を意味します。パソコンでの作業や勉強などのための空間ですが、一人で利用すれば書斎、家族で共用する場合はワークスペースなどと呼び分けることもあります。

リビング近くのほか、ダイニングやキッチンの近くに設置するレイアウトも人気があります。

耐震補強

建物の耐震性を高めるために行われる、主要な構造部分への補強工事を意味します。

壁や基礎の強化、接合部の補強、屋根の軽量化など建物自体に対する工事のほか、地盤を改良する工事もあります。

家全体の雰囲気がガラッと変わるリビングリノベーションの3つのポイント

リビングのリノベーションを行う際には、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか?代表的な3つのポイントをご紹介します。

ポイント1.カラーコーディネートにこだわる

カラーコーディネートは部屋の雰囲気に大きく影響するポイントです。

好きな色を取り入れることでより自分にあった空間を作れますし、落ち着いた風合いのカラーコーディネートを行えば、1日の疲れを癒やすリビングにすることもできるでしょう。

注意点として、リビングのカラーコーディネートでは赤や青などの主張の強い色や、色同士の相性が悪いものを組み合わせないことが大切です。

色調が強い色や相性の悪い色に囲まれると、精神的な疲れが増し、落ち着かないリビングになってしまうかもしれません。

リノベーションでカラーコーディネートを変更する際の費用は、壁や天井のクロスを貼り替える場合、6畳で約20万円が目安です。

大手クロスメーカーではPCやスマホ用のコーディネート参照アプリを無償提供しています。

自宅リビングの写真にサンプルをシュミレーションしリアルなカラーイメージを試せます。

ポイント2.採光を意識する

採光とは、室内に入ってくる屋外の光、自然光のことです。

自然光は住宅で用いられている一般的な照明機器に比べて明るさが強く、採光にこだわることによってより室内を明るく、開放的な空間にすることができます。

リノベーションによって採光を良くするためには、屋外側の開口部を増やす、つまり窓や光庭、明障子を追加すると良いでしょう。

光庭とは、建物に光を取り入れるために作られた空間で、吹き抜けと似た形状のものです。

リビングに光庭や吹き抜けを設置することで、プライバシーを維持しつつ明るい室内を演出することができるでしょう。

また、もし立地条件の問題で日当たりが悪く、自然光を取り入れるのが難しい場合には、光の反射で採光を行うプリズムライトガイドや反射板などの設置がおすすめです。

施工費用は窓を大きくする場合が約20~40万円、天窓を設置する場合は約30~50万円が目安とされています。

ポイント3.収納スペースを作る

リビングと収納スペースはあまり関係がないように思えますが、リビングに収納スペースを作ることによっても雰囲気を変えることができます。

リビングは生活空間のため、どうしても生活に使用する道具などをおいておくことが多いのですが、目に見える場所にそのまま保管していると、生活感が感じられてしまうのです。

収納スペースを作ることにより、この生活感を抑えることができ、リビングをよりおしゃれな空間へと変えることができるでしょう。

施工費用は壁面収納の場合、可動組立て式約5~10万円、固定設置型10~20万円から、テレビ収納ハイタイプの場合は、約10~30万円が目安です。

大型収納の場合は別途組立て費を払っても職人に依頼するほうが良いでしょう。

戸建て住宅とマンションのリビングリフォームの費用は?

リビングは人が集まりやすく長時間いることが多いので、汚れや傷などが自然と目に入ってしまいます。また家族構成に変化があると、リビングがもっと広ければ…と思うこともありますよね。

うちもそろそろリフォームをしようと思ったときに気になるのがかかる費用です。戸建てとマンションそれぞれの相場を見ていきましょう。

リビングをリフォームする費用は?

まず、一戸建て住宅とマンションどちらも共通しているのですが、リフォーム内容によって費用が大きく変わります。

リフォームと言っても、リビングのドアを新しいドアに替える小規模なリフォームから間取りを変更する大規模なリフォームまであり、範囲や規模にばらつきがあるからです。

また、マンションによっては構造や間取りの関係で、リフォームできる場所が制限されることがあり、大規模なリフォームができないことがあります。

戸建てのリビングをリフォームする費用は約50~200万円と言われていますが、部屋の間仕切り壁を壊してキッチンとリビングを繋げるなどの大規模なリフォームの場合は、さらに高額になることがあります。

一方、マンションでは約50~150万円が費用の目安と言われています。戸建て、マンション共にあくまで相場なので、もし高級な建材を使用すればさらに費用がかかる可能性もあります。

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リビングリフォームの例と費用の目安

ここではリビングのリフォームに多い事例をあげてみましたので、かかる費用の詳細を見ていきましょう。

例1 和室とリビングをつなげて広くする

壁やドアを撤去して、リビングを和室とつなげて広くするのにかかる費用は約100万円以内と言われています。しかし、壁の大きさなどから費用が変動することがあります。

和室(6畳)を洋室にして10畳のリビングとつなげた場合

  • 和室とリビングの仕切り壁・建具の撤去、一部のクロス張替え:約3~4万円
  • 和室のみのフローリングの張替え:約20~22万円
  • 和室天井のべニア張り、クロス張替え:約4~5万円
  • 障子の撤去、電気工事、カーテンレール付け替え等:約10~12万円

総額:約37~43万円

使う建材や部屋の間取りによって金額も大きく変動します。費用について不安な人は施工会社に見積もりを作成してもらいましょう。

リビングをリフォームする費用は?

例2 収納スペースを増やす

リビングをリフォームすることで、壁にはめ込む壁面収納などリビングに収納スペースを増やすことができます。リビングの空間を広く使え、リビングの雰囲気に合わせられるので人気があるようです。

収納スペースを増やすのにかかる費用の目安は約30~100万円と、金額に大きな開きがあるのがわかりますね。

こういった収納のリフォームはリビングを広く見せることができる反面、ちょっとした収納を設置するだけでも高額になる可能性があるようです。収納は増やしたいけど費用が気になる人は、施工会社に相談してみるといいでしょう。

例3 床暖房を取り付ける

床暖房はエアコンやストーブにはない魅力があります。

たとえば床暖房では、エアコン等では暖めにくい部屋の足元をじんわりと暖めることができます。

また、床暖房は室内に機器を設置する必要がありません。

室内のスペースを有効活用できるほか、必要なシーズンが過ぎたからといって収納場所を確保する必要がない点もメリットと言えるでしょう。

このように便利な床暖房ですが、床暖房には電気ヒーター式と温水循環式というものが存在します。

また温水循環式の中にも燃料の違いによって電気式、ガス式、灯油式があります。

初期の導入費用は熱源機の設置と複雑な工事が必要な温水循環式の方が電気ヒーター式よりも高額となりますが、設置後のランニングコストは電気ヒーター式の方が割高となります。

いずれの場合も部材価格と工事費を合算した費用相場は15帖程度のリビングで約80万円~110万円であると言われています。

尚、温水循環式床暖房の場合には、別途で熱源機の設置費用が30~50万円程度かかります。

例4 キッチンとダイニングを合わせてリフォームする

最近ではリビング、ダイニング、キッチン(LDK)とつながっている家が多く、LDKごとリフォームすることも多いようです。そうなると、キッチンを新しくしたり床の張替えをしたりと大がかりなリフォームになることがあります。

リビング、ダイニング、キッチン丸ごとリフォームとなると範囲が広くなるため、施工費用も高額になる傾向があります。建材にこだわると更に超えることもあります。

  • リビング・ダイニング・キッチンをLDKにする費用:約150~200万円
  • キッチンを取り替える費用:約50~100万円
  • 壁付けキッチンからアイランドキッチンにする費用:約100~400万円

特にキッチンを移動する場合は撤去作業や配管工事等あるので高額になってしまいます。どこを新しくしたいのかを明白にしておくと、施工会社とやり取りしやすくなりますよ。

壁紙やフローリングの張替え費用は?

リビングを丸ごとリフォームしなくても、古くなって傷んできたフローリングを張替えたり、汚れた壁紙を張替えたりするだけで空間を一新することができます。

リビングをリフォームする費用は?

壁紙の張替え費用の相場は?

施工会社に壁紙の張替えを依頼した場合、約1000~1500円/㎡が相場と言われています。ただし、壁紙のグレードによって単価が異なるため、選ぶ壁紙によって材料費が高額になることがあります。

  • 材料費(壁紙):約4万5,000円~5万3,000円
  • 諸経費(既存の壁紙剥がし、下地調整、新規壁紙貼り付け、残材処分):約4万円

総額:約8万5千円~9万3,000円

フローリングの張替え費用の相場は?

フローリングのリフォームの場合、既存の床材の上に新しい床材を重ねる「重ね張り」又は「直貼り」と、既存の床材を撤去してから新しい床材を張る「張替え」の2つの工法があります。

フローリングの張替え相場の場合、床材やリビングの広さによって価格が違います。単に床材と言っても、高級な無垢材から安価なクッションフロアなどがあり、どのフローリング材を選ぶかによって大きく金額が異なります。

6畳のリビングの床材を張替えた場合

  • フローリング:約9~11万円
  • クッションフロア:約4~6万円

床材の単価がわずかな金額の差であっても、広範囲に使用するとなると大きな金額になりますので、あらかじめ予算を決めておくと選びやすくなりますよ。

リフォームを考えると言うことは、何らかの理由で不便さや不満を感じていると言うことでしょう。原因を整理し、何をどの位の予算でしたいのかをあらかじめ決め2、3のリフォーム業者に見積もりを出してもらいましょう。

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マンションのリビングリフォームのポイント

マンションのリビングリフォームのメリット

リフォーム リビング マンション

マンションのリビングをリフォームすることによってどのようなメリットが得られるのでしょうか?

マンションのリビングリフォームでは、さまざまな工事を行うことができます。

間仕切り壁の撤去による空間の拡張や、キッチンやダイニングとの一体化、開口部の拡張による採光性の向上、間取りの変更による和室やキッズスペースの追加など、目的に合わせてリビングを作り替えることができるでしょう。

特に、キッズスペースの増設とキッチンとの一体化を同時に行えば、料理や食後の後の片付け中でも子どもの様子を確認できるので安心ですし、子どもが学習中にわからないことがあってもすぐに教えてあげることができます。

また、間取りの変更や開口部の増設といった大がかりな工事を行わずとも、壁や床、天井などの内装部分をリフォームすることにより、雰囲気やデザインを大きく変えることも可能です。

その他にも、壁面に棚などの壁収納を増設し、収納スペースを拡張したり、既存の棚に扉を付けて内部が見えないようにしたりするリフォームを行えば、生活感を減らすことができ、すっきりとした空間にすることができるでしょう。

リビングは家族が集まることが多く、生活の中心となる部屋です。

リフォームを行うことにより、環境を良くしたり、利便性を向上させたりとさまざまなメリットを得ることができますので、生活環境を変えたい、より便利に使いたいという方は、まずリビングのリフォームを検討すると良いでしょう。

マンションのリビングリフォームでよくある和室リフォームのメリットとデメリット

既存の和室をリフォームしてリビングと一体化させたり、リビング部分の一部をリフォームして和室を作ったりする場合、どのようなメリットとデメリットが考えられるのでしょうか?

マンションの和室リフォームでリビングと一体化させるメリット

リビングに隣接した和室と、リビングをリフォームしてひと続きの部屋にする場合、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

和室部分とリビングの間仕切り壁を撤去し、1つの部屋にリフォームした場合、1部屋の面積が大きく増加するため、開放的な空間にすることができます。

リフォームによって洋風リビングと和室を同じ空間にすることもできるため、リビングのデザインにアクセントを与えることができますし、和室をリビング部分から一段高く作り、小上がりにすることで休息スペースとしても活用できるでしょう。

その他にも、和室部分にある押入や納戸などの収納スペースをそのまま残しておけば、リビングに収納スペースを増やすことが可能です。

また、リビングをリフォームして新しく和室を作る場合も、さまざまなメリットがあります。

和室とリビングを繋げる場合と同じく、休息スペースとして活用することができますし、子どもの学習スペースとしての活用や、来客時の応接スペースとしても利用できるでしょう。

また、リビングと和室部分の境目にカーテンや移動式の間仕切り壁を用意しておけば、必要に合わせて和室部分を独立した空間にすることができるため、寝室としての活用や、来客用スペースとしての利用が可能です。

マンションの和室リフォームでリビングと一体化させるデメリット

マンションのリビングに和室を新設したり、既存の和室とリビングを続き間にリフォームしたりする場合、どのようなデメリットが考えられるのでしょうか?

リビングをリフォームして和室部分を新設する場合については、和室部分のスペースが必要となるため、リフォーム前より自由に使える空間が少なくなる場合がある点がデメリットでしょう。

もちろん、部屋の一部分を和室スペースにリフォームする場合、空間的な広さはリフォーム前と変わりませんが、床の一部が畳に変更されることで、テーブルや棚などの設置に制限がかかる可能性があります。

また、既存の和室とリビングの間にある間仕切り壁を撤去して、リビングスペースを拡張する場合、リフォームによって部屋が減少するため、来客用の部屋が足りなくなってしまうといったデメリットも考えられるでしょう。

その他にも、和室部分の壁を塗壁から壁紙に変更した場合、塗壁の調湿機能が失われるというデメリットもあります。

しかし、塗壁の調湿機能については壁紙を高機能なものにしたり、無垢材を壁に使用したりすることで対応することができるでしょう。

マンションのリビングリフォームの費用相場

リフォーム リビング マンション

マンションのリビングをリフォームする場合、費用はどれくらいかかるのでしょうか?

マンションのリビングリフォームではさまざまな工事を行うことができるため、リフォーム工事の内容や規模により、費用が大きく変わります。

まず、壁紙の貼替えや床面の張替えといった内装リフォームについてですが、壁紙の貼替えが1平方メートルあたり約800円から、床面の張替えリフォームはフローリングの張替えで1平方メートルあたり約2,500円からが相場です。

壁紙の貼替えについては、壁だけでなく天井部分も同じ単価で施工することができるため、壁紙を貼替える総面積で価格が決まります。

間取り変更リフォームについては、間仕切り壁を撤去して撤去した部分の壁紙や床を整えた場合で約60万円から、間仕切り壁を増設して部屋を増やす場合は約80万円からが相場でしょう。

間取り変更リフォームについては、間仕切り壁の設置及び撤去後にどのような工事を追加で行うかによって費用が大きく変わります。

リビングスペースの一部をリフォームして、小上がり和室やキッズスペースとする場合については、リフォームする範囲にもよりますが、約40万円からが相場でしょう。

ただし、解体や内装工事といった工事を行わず、床面に畳マットを設置して和室スペースを作る場合については、もっと安い費用でリフォームすることができるでしょう。
その場合は畳の厚さ分の段差ができてしまうことは念頭に入れて下さい。

収納スペースの追加については、簡易的な棚の設置が1カ所あたり約5万円、壁面に作り付けの大規模な収納を作る場合は約50万円からが相場です。単純に棚板を設けるだけの要望だとしても棚板を受けるための下地材が必要なこともあります。その場合、壁を一部解体し下地補強材をいれておけば頑丈な見栄えの良い収納となるでしょう。

マンションのリビングの床リフォームについて

リビングをリフォームして和室に変更したり、和室をリビングに改装したりする場合、床面のリフォームが必要です。

和室では床面に畳が利用されていることが多く、リビングとして利用するためにはこの部分をフローリング等に変更しなければなりませんし、和室を作る場合には畳を新しく設置する工事が必要になります。。

畳敷きの和室をフローリングに張替える費用

畳はある程度の厚みがあるため、畳敷きの場合は床が一段低く作られており、畳を撤去してそのままフローリングに張替えると、床の高さが既存の床と合わなくなってしまいます。

そのため、畳を撤去した後に追加で下地を作り、その上にフローリング材などを張り付ける工事が必要です。

このような工事を行う場合の費用は、畳の撤去費用と下地工事、フローリングの設置工事で合計約20万円が相場とされています。

フローリングを撤去して畳敷きに変更する費用

リビングのフローリングを一部撤去し、畳敷きに変更する場合はどれくらいの費用がかかるのでしょうか?

床面がフローリングの場合、フローリングにはそれほど厚みがないため、撤去しても既存床と撤去後の床にあまり高さの差はありません。

そのため、そのまま畳を設置してしまうと、和室部分が既存の床面より一段高くなってしまいます。

二重床構造で多少床面を下げられる場合は対処可能ですが、マンションの場合床下に手を加えるのが難しいため、畳の厚みなどで対処する必要があるでしょう。
現在は分厚い畳から薄いタイプのものまでオーダー製作も可能ですので予め業者に相談してみましょう。

施工費用は、薄い畳マットを利用した場合が約10万円から、下地に手を加えて床の高さを変更する場合は約20万円からが目安です。

また、床面の高さが変わるのを逆手に取り、和室部分の床をかさ上げして小上がりの和室にする場合については、段差を造作して畳を設置する場合で約40万円からが相場とされています。

小上がりの和室については、収納にもなる小上がり用の収納製品が販売されており、このような製品を利用する場合は、半畳で約5万円が目安でしょう。

リビングリフォームの見積もり価格帯別のリフォーム内容

リビング リフォーム 見積もり

約40万円〜約100万円でできるリビングリフォームの内容

約40万円~約100万円と比較的手頃な見積もり価格帯でも、可能なリフォームは豊富にあります。

例えば、壁紙やフローリングの張り替えに加え、リビングと隣接する和室との間仕切り壁を撤去し、統一した空間に仕上げるリフォームを行うことができるでしょう。

ほかにも和室から洋室へのリフォームや、電気式床暖房の設置リフォームなども行うことが可能な価格帯です。

電気式床暖房の設置リフォーム費用の相場は、電気工事費や床の張り替え費用も含めて約70万円となります。

約100万円〜約150万円でできるリビングリフォームの内容

約100万円~約150万円の価格帯では、グレードの高い内装材を使用したリビングのリフォームが可能でしょう。

無垢フローリングへの張り替えや温水式床暖房の設置など、こだわりの設備を取り入れたリフォームを実現できます。

具体例を挙げると、リビングと隣接する和室を撤去して広いリビングを造り、床は全面無垢フローリングに、和室の押し入れはクローゼットにといった大規模なリフォームが可能です。

また、温水式床暖房の取り付けとフローリングの張り替え工事も、この価格帯ならば同時に行うことができるでしょう。

約150万円~約300万円

約150万円~約300万円と高額な価格帯では、LDK全体のリフォームなど大規模なリフォームを行うことができます。

例えば、I型の壁付きタイプのキッチンを移動しオーダーメイドのアイランド型に変更、フローリングは全面無垢材に、壁と天井は漆喰にと、設備や内装材にとことんこだわったリフォームを実現することが可能になる価格帯です。

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リビングリフォームの工期について

リビングをリフォームしたいと考えていても、工事期間がどの程度であるかわからずに躊躇してしまうこともあるのではないでしょうか。
工期はリフォームの規模や種類によって異なりますが、ここではリビングリフォームの工期の目安について紹介します。
ただし、あくまでもここに記載しているものは目安であるため、詳しくは知りたい場合は施工業者に問い合わせて確認しましょう。

リビング増築

リビングと隣室の間にある間仕切りを取り払い、キッチンと一体化させる場合の工期は約5~7日が目安となります。
既存の隣室との接続ではなく、新たに既製品のアルミサンルームを設ける等の増築の場合の工期は約3~5日が目安となります。

床暖房の設置

リビングに床暖房を取り付ける場合の工期は約2~4日が目安となります。

壁・天井の張替え

リビングの壁や天井のクロスを張り替える場合の工期は約1~3日が目安となります。

床・フローリングの張替え

リビングの床やフローリングを新調したり、新たに別の素材に張り替える場合の工期は約2~4日が目安となります。

収納スペースの造作

リビングの壁面に収納スペースを造作する場合の工期は約2~3日が目安となります。

リビングリフォームをおしゃれにする方法

おしゃれで暮らしやすい住まいにリフォームするためには、実際の施工事例を参考にして具体的なイメージをふくらませておくことも大切です。

さまざまな実例を見ることで、テイストやデザイン、色使いなど、自分たちが理想とするリビングの配置やデザインが見つかると思います。

ここでは、リビングのリフォームで押さえておきたいポイントについてご紹介します。リビングに限らず、他の場所をリフォームする際にも応用できますよ。

テイストを揃える

おしゃれなリビングリフォームを実現させるために、最初に決めなければならないことは、どんなテイストの部屋にしたいのかということです。

和風・北欧・南欧・モダン・インダストリアル・アジアン・ナチュラル・カントリーなどのさまざまなスタイルがあります。インターネット上にある実例などを参考にして、好みのテイストを選んでください。

また、「和×モダン」「北欧×和」「クラシック×モダン」など、2つのテイストを合わせたミックススタイルもありますが、これはやや上級者向けと言えます。まずは1つのテイストに絞ってコーディネートしてから、別のテイストをミックスさせるとうまくいきやすいでしょう。

インテリアの色には、壁や床、天井など、部屋全体を占める「ベースカラー(基調色)」、家具やカーテン・ソファー・ドアなど、ベースカラーとのアクセントになる「アソートカラー(配合色)」、小物類など、部屋を引き締めてアクセントにする「アクセントカラー(強調色)」の3種類があります。

インテリア雑誌などを見ると、たくさんの色が使われていることがありますが、この3種類のカラー配分のバランスを考えた配置にはかなりのセンスが必要になります。

好みのテイストが決まったら、そのテイストに合わせたベースカラーを選び、それにリビング全体の統一感を演出するためのアソートカラーをマッチさせることからはじめてみましょう。

素材

リビングのリノベーションでは、壁や床、天井の素材やデザインも重要です。住む人の個性を出しやすい部分である一方、素材、色、組み合わせ、柄など、選択肢が多く、迷ってしまうかもしれません。

リビングの壁の素材には、クロス、塗り壁、ウッドパネル、コンクリート、モルタル、タイルなどがあり、それらの素材に色や柄をつけることもできます。

リビングの床材には、フローリングをはじめ、クッションフロアやタタミ、コルク、コンクリートなどがあります。

壁、床、天井の組み合わせを考える際にも、統一したコーディネートが必要です。たとえば、壁にしっくいや珪藻土などの自然素材を使い、床材に無垢材を使用すれば、ナチュラルテイストあふれるリビングが演出できます。

家具とのバランス

家具などのインテリアも、床や壁の色や素材に合わせてテイストを統一することで、すっきりとまとまった雰囲気の空間にすることができます。

特に木材家具は、使われている木の種類によって色味や節の出方、木目などが大きく変わります。テイストがバラバラにならないように気をつけましょう。

どんなにおしゃれな家具でも、壁や床、他の家具とあまりにもイメージがかけ離れた色やデザインのものだと、全体から浮いてしまってちぐはぐな印象になるので避けましょう。

また、家具の色味を揃えても、高さが凸凹しているとゴチャゴチャした印象になりがちです。どうしても高さや奥行きが合わない場合

ポイントを作る

リビングリフォームで個性や趣味を演出したい場合は、室内のどこかにポイントを作ることが有効です。

壁の一面だけを違う建材やクロスにする「アクセントウォール」や「アクセントクロス」も、個性を出しやすいのでおすすめです。その際には床の色や素材とのバランスを考えると、全体的にまとまりが出ます。

また、梁や柱などに古材を使用するのもリビングリフォームならではのテクニックです。年月を経た木材で、落ち着いたムードを演出することができます。

家具の色をアクセントにする場合は、メインとなる大きな家具を選んでしまうと飽きやすく、全体のバランスも悪くなります。目立つカラーを使いたい家具は、存在感を主張しすぎないものを選びましょう。

照明

リビングリフォームの重要なポイントに、照明へのこだわりがあります。

リビングで使われていることが多いシーリングライトは、これ1つで部屋全体を照らすことができるのがメリットです。LEDライトの調光機能によって暖かな光を出せるタイプも多くなっています。

シーリングライトの補助的な役割で使いたいのがスポットライトです。インテリアにもなる床に置くタイプのほか、壁や天井、ダクトレールに設置するタイプもあります。シーリングライトを消して、間接照明として使うこともできます。

天井に埋め込むタイプのダウンライトは目立ちにくいため、リビングを洗練された雰囲気に演出することができます。

これらを組み合わせて照明をプランニングすることで、おしゃれな空間をつくりましょう。

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リビングリフォームの注意点

リビングリフォームを行う際は完成後に「イメージと違った」といった失敗に陥らないよう、次の点に注意しましょう。

構造上できない部分もある

リビングのリフォームで間取りを変更しようとする場合、建物の構造・工法が大きく影響します。構造体となる壁が多い工法など、住宅の工法によって間取り変更の自由度は変わってきます。

たとえば柱が抜けるかどうかは、その柱が建物の構造にどのような影響を与えているかによって決まります。物件によっては構造上どうしても外せない壁や柱などがあり、それらを動かしたり穴を開けたりすると耐震性などが大きく損なわれる恐れがあります。

マンションの場合、管理規約に注意する

分譲マンションでは「管理規約」や「使用細則」によってさまざまなルールが定められています。リビングのリフォームを検討する場合にはそれに違反していないか、事前にチェックすることが必須です。

リビングのフローリングは専有部分になるため、基本的にはリフォームによる張り替えが可能です。ただし、管理規約などでフローリングの遮音性能に規定があるマンションが多いため、その基準に沿った素材を使用するなどの注意が必要です

先にリフォーム箇所を決め、完成形をイメージしておく

どの部分をリフォームするかについてはできるだけ早い段階で決めて、完成後のイメージを描いておきましょう。

リフォームについて業者に相談すると、イラストやグラフィックを利用して完成形のイメージを示しながら提案してくれます。

魅力的な提案を聞いているうちに追加工事も発注し、当初の予算をオーバーしてしまうということがあるかもしれません。

完成形のイメージに従って材質を決めて置くとスムーズ

リフォーム後のリビングのイメージに合う素材は何かといったことを予め決めておくと、業者との話し合いがスムーズに進みます。

自分でしっかりとイメージを持って下調べしておくことで、より自分の希望通りのリフォームを実現することができるでしょう。

リビングリフォーム費用を抑える方法

リビングリフォームの費用を抑える方法としては次のようなものがあります。

複数箇所同時に行う

関連するリフォームを同時に依頼することで費用を抑えることができます。

たとえば、フローリングの張り替えを依頼するのと同じタイミングで床暖房を設置する工事も依頼する等です。

床を剥がす手間が1度で済むため、別々にリフォームを依頼する場合よりも費用を安く抑えることができるでしょう。

相見積もりを取る

業者にリフォームを依頼する際は、必ず複数の業者から相見積もりを取得するようにしましょう。

相見積もりを取ることによって他社と金額や提案内容を比較することができ、安くてより良い会社を選ぶことができます。

長く使える素材を選ぶ

リフォームを依頼する際、業者から使用する素材についてどれが良いか選択を求められることがあるかもしれません。

一般的に、高品質な素材は価格が高いことから敬遠されてしまいがちですが、ランニングコストなども考えて選択しましょう。

価格が多少高くとも耐久性の高い高品質な素材を選ぶことによって、長期的に見ると結果として安く済むという場合もあります。

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部屋・室内のリフォームで、優良な会社を見つけるには?

本記事の部屋・室内リフォームは一例で、「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって大きく異なります。複数社の見積もりを「比較」することが重要です!

実際のリフォーム費用が気になった方は見積もり比較のステップに進みましょう!

「本当に信頼できる会社が分からない……」「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒……」

そんな方のため、無料で簡単に比較できるようになっています。
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで、1000社以上が加盟しており、安心してご利用できます。

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後悔しないリフォーム・満足できるリフォームのため、慎重にリフォーム会社を選びましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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