2024年11月22日更新

監修記事

窓リフォーム費用相場と事例|サッシ交換・内窓のポイントも徹底解説

窓のリフォームは、結露防止や断熱性アップに高い効果のある工事です。ですが、窓リフォームの費用相場や工事の進め方が分からず、ストレスをかかえたまま生活している方は多いです。

そこで記事では、窓リフォームの費用相場や費用をおさえるコツを具体的に解説しました。また、よくある失敗とその対策も紹介するなど、後悔しないための方法も紹介しました。
記事を参考に、窓を賢くリフォームして、快適な生活を手に入れましょう。

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窓・サッシリフォームの費用相場

窓 サッシリフォーム 費用相場

窓やサッシリフォームの費用相場は、2万~50万円です。

費用相場をリフォームの種類別に見ると、下記のようになります。

リフォームの方法費用相場
窓を撤去・新設する場合5万~50万円程度 / 箇所
窓枠は残したまま新しいサッシを被せる場合10万~30万円程度 / 箇所
ガラスのみを交換する場合2万万~30万円程度 / 枚
内窓(二重窓)を設置する場合4万〜20万円程度 / 箇所
シャッターや雨戸を後付けする場合5万–50万円程度 / 箇所

それぞれの費用相場を窓タイプ別に詳しく解説します。

ただし、費用相場は窓ガラスやサッシの種類や大きさによって異なるため、あくまで目安としての参考程度にとどめておきましょう。

窓を撤去・新設する場合(増設・大きさの変更)

今ある窓を撤去して新しい窓を設置する費用相場は、5~50万円程度/箇所です。

具体的な費用相場は、下記のとおりです。

リフォームの内容費用相場
小窓を増設する10万~15万円程度 / 箇所
腰高窓を増設する30万~40万円程度 / 箇所
掃き出し窓を増設する35万~50万円程度 / 箇所
腰高窓を大きくして掃き出し窓にする30万~40万円程度 / 箇所
※費用には、既存の窓の撤去、壁の加工、新しい窓の設置費用が含まれます

窓を撤去・新設する場合、サッシと呼ばれる外の窓枠ごとまるごと交換します。

窓を増設する場合は、壁はもちろん壊す必要がありますし、同じ大きさの窓に交換する場合でも、窓の設置後には壁を補修しなければなりません。

そのため、工事には約2〜3日程度かかります。

窓枠は残したまま新しいサッシを被せる場合(カバー工法)

窓を交換したい場合、窓枠を残したまま新しいサッシを被せる「カバー工法」という方法があります。

カバー工法の費用相場は、10~30万円程度/箇所です。

カバー工法でリフォームする窓費用相場
腰高窓10万~25万円程度 / 箇所
掃き出し窓15万~30万円程度 / 箇所
※費用には、撤去・設置費用が含まれます

カバー工法は、窓枠ごと交換する方法よりも比較的安価ですみます。

なぜなら、カバー工法はサッシごとまるごと交換する方法と異なり、壁を壊したり補修したりする必要がないからです。

工期は、1箇所あたり2〜3時間程度と比較的短く、カバー工法で複数の窓をリフォームしたとしても工事は一日で終わるケースが多いです。

コストと工期の両方をおさえたい場合には、カバー工法でのリフォームを検討するとよいでしょう。

ガラスのみを交換する場合

ガラスのみを交換する場合の費用相場は、2~30万円程度/枚です。

下記は、窓ガラスの費用相場の一例です。

引き違い窓とガラスの種類費用相場
腰高窓(複層ガラス)5万~12万円程度 / 枚
腰高窓(Low-E複層ガラス)10万~15万円程度 / 枚
掃き出し窓(複層ガラス)9万~20万円程度 / 枚
掃き出し窓(Low-E複層ガラス)10万~30万円程度 / 枚
※費用には、撤去・設置費用が含まれます。

断熱性を上げるために、「単板ガラスから複層ガラスにリフォームしたい」という方は多いです。

ですが、単板ガラスと複層ガラスではガラスの厚みが異なります。単板ガラスから複層ガラスに取り換える場合、通常の複層ガラスを選ぶと今のサッシにガラスの厚みが対応できませんので注意してください。

サッシは残してガラスだけ単板から複層ガラスに交換したい場合には、

  • アタッチメント付のペアガラス
  • 真空ガラス「スペーシア」

を選ぶようにしましょう。

内窓(二重窓)を設置する場合

内窓の費用相場は、 4〜20万円程度/箇所です。

下記は、各窓の費用相場の一例です。

内窓の設置場所費用相場
小窓4万~6万円程度 / 箇所
腰高窓5万~10万円程度 / 箇所
掃き出し窓8万~20万円程度 / 箇所

内窓とは、既存の窓の内側にもう1枚窓を取り付ける方法で、二重窓とも言われます。内窓は独立した窓が2つであるのに対し、複層ガラスは1つのサッシ枠の中に、2枚以上のガラスを一体化させたものになります。

内窓の設置は、半日程度みておきましょう。

シャッターや雨戸を後付けする場合

シャッターや雨戸を後付けする場合の費用は、5~50万円程度/箇所です。

それぞれの費用相場は、下記のとおりです。

リフォーム内容費用相場
雨戸の後付け5万~30万円程度 / 箇所
手動シャッターの後付け15万~35万円程度 / 箇所
電動シャッターの後付け20万~50万円程度 / 箇所

シャッターや雨戸の設置は、台風などの自然災害から窓を守るのに効果的です。また、空き巣などの犯罪リスクもおさえられます。

設置には、雨戸の場合は1~2日、シャッターの場合には1~3日程度かかります。

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窓のお悩み別!おすすめリフォームとその費用

窓の悩み

窓でよくあるお悩みには、以下のようなものがあります。

  • 強い日差しをカットしたい
  • 結露を軽減したい
  • 光熱費を下げたい
  • 防音効果がほしい
  • 防犯対策を行いたい

ここでは上記のお悩みに対し、「おすすめのリフォーム方法」とその「費用」をまとめました。リフォームの選択肢や費用感が具体的にわかるので、ぜひ参考にしてください。

強い日差しをカットしたい

おすすめのリフォーム費用相場
遮熱ガラスを採用した内窓を設置4万〜20万円程度 / 箇所
遮熱ガラスへの交換4万〜7万円程度 / 箇所
遮光フィルムの貼付け5千~1万5千円 / ㎡
外付けブラインドやオーニングの設置3万〜10万円程度 / 箇所

強い日差しをカットしたい場合、窓ガラスは遮熱タイプを選ぶのがおすすめです。

遮熱ガラスとは、室内への熱の侵入を抑えるために開発された特殊ガラスです。遮熱ガラスの効果は高く、たとえばLIXILのLow-E複層ガラス(高遮熱型)を採用すれば、夏の強い日差しを約60%(※1)もカットできます。(※1:LIXIL HPより)

景色の眺めを優先しない場合には、遮光フィルムやブラインドなど簡易的に日差しを遮る方法も検討すると、リフォーム費用は安くすみます。

結露を軽減したい

おすすめのリフォーム費用相場
内窓の設置4万〜20万円程度 / 箇所
カバー工法で、断熱サッシへ交換20万〜40万円程度 / 箇所

結露は、室内と外気の温度差によって発生します。しかし窓ガラスの断熱性能をアップさせれば、結露がおさえられるため、窓周辺部がカビる心配がなくストレスから解放される可能性が高いです。

ただし、室内の湿度が非常に高い場合や外気温が極端に低い場合には、断熱サッシや内窓を設置しても完全に結露を防げません。結露を改善するためには、適切な換気や除湿も併せて行うことが重要です。

光熱費を下げたい

おすすめのリフォーム費用相場
断熱ガラスへの交換4万〜20万円程度 / 箇所
カバー工法で、断熱サッシへ交換20万〜40万円程度 / 箇所

光熱費を下げるなら、窓の断熱リフォームが効果的です。内窓などの窓断熱による省エネ効果は、年間で約2万円の節電効果が見込める例も少なくありません。その場合、節電効果を1ヶ月あたりに換算すると、光熱費は約1,670円も削減できます。

防音効果がほしい

おすすめのリフォーム費用相場
内窓の設置4万〜20万円程度 / 箇所

車などの外からの騒音や、ピアノなどの自宅からの音漏れを抑制するには、防音効果のあるガラスを採用した内窓を設置するほうがおすすめです。

「LIXIL インプラス」や「YKKAP プラマードU」のような一般的な内窓の場合、外からの騒音(80dB)を図書館のような静けさ(40dB)まで軽減できます。

防音対策のとしてサッシを交換する方法もありますが、交換費用は1か所あたり20〜50万円程度と、高額でなかなか手が出にくいのが普通です。一方で、音の問題を完全に解決でない可能性もあり、費用が高い割に効果を予想できないというデメリットがあります。

そのため、コストパフォーマンスと高い効果を兼ね備えた内窓の方が、現実的な選択肢といえます。

防犯対策を行いたい

おすすめのリフォーム費用相場
防犯ガラスへの交換8万〜15万円程度 / 箇所
シャッターや雨戸の設置5万〜50万円程度 / 箇所
防犯フィルムの貼付0.8万〜2万円程度 / ㎡

防犯対策のためには、窓からの侵入者に対して「時間がかかる」「割れない」「触れられない」という要素を取り入れるのが効果的です。

「防犯フィルム」「防犯ガラス」「シャッターや雨戸」は、いずれも窓から侵入しようとするものに「面倒だ」と思わせる力を持っています。

近年、在宅中でも強盗などの犯罪に合うケースが後を経ちません。安心して生活するためにも、窓に防犯対策を検討する人は多いです。

3つの対策をうまく組み合わせて、安心できる生活を手に入れましょう。

費用に影響する要素

窓ガラスの費用と性能の関係

同じリフォーム内容でも、選ぶ窓グレードによって費用は大きく変わってきます。

ガラスは、価格・性能ともに「単板ガラス」▶︎「複層ガラス」▶︎「LowE複層ガラス」の順に高くなります。サッシは、「アルミサッシ」▶︎「樹脂サッシ」▶︎「複合サッシ」の順で高性能になり、価格も高いです。

窓・サッシリフォームの費用を抑えるための3つの方法

費用を抑える3つの方法

快適な住環境のためには窓やサッシのリフォームは必要なものですが、費用が高くついてしまうこともあります。

リフォーム費用を少しでも抑えるためにも、これから紹介する3つの方法を活用するのがおすすめです。

  • 窓リフォームの補助金制度を利用する
  • 減税制度の適用をうける
  • 相見積もりをとる

窓リフォームの補助金制度を利用する

断熱性能を向上させるための窓リフォームには、国や自治体の補助金制度を適用できるケースも多いです。

たとえば、2024年に窓リフォームで利用できる代表的な国の補助金制度には、下記のようなものがあります。

先進的窓リノベ事業既存住宅における断熱リフォーム支援事業
子育てエコホーム支援事業
補助金額上限最大200万円 / 戸最大120万円/戸
(費用の3分の1以内を補助)
最大20万円 / 戸
交付申請の予約や公募期間2024年3月29日 ~ 遅くとも2024年11月30日2024年9月2日 ~ 遅くとも2024年12月13日2024年4月2日 ~ 遅くとも2024年11月30日
→予算上限に達したため現在は受付終了
※予算上限に達すると、期限にかかわらず受付を締め切ってしまう場合もあるため、早めに申請しましょう。

断熱性能を向上させるための窓リフォームに対しての補助金制度は毎年あります。しかし、補助額はその年で変わってくるので、補助額が大きい場合は「今、その制度を活用する」ほうが得策です。

まずは、リフォーム会社に相談して「どんな補助金が利用できるのか」を把握するのがおすすめです。

補助金制度を利用しない手はありません。お得な制度を使って賢くリフォームを行いましょう。

減税制度の適用をうける

省エネ効果のある窓リフォームは、税金の優遇を受けられる可能性があります。

内容詳細
リフォーム促進税制
・減税対象の工事費は10%、控除限度額を超える分の工事費については5%
・控除対象限度額は250万円
・最大控除額は工事内容により異なる(105万円)
固定資産税の減額家屋にかかわる税額の1/3を1年間減額

減税制度の適用要件は内容が細かいので、工事の契約前に「税金の優遇を受けられるかどうか」をリフォーム会社や税務署に相談しておくと安心です。

相見積もりをとる

リフォーム費用を安くおさえるには、相見積もり(複数の業者から見積もり)をとることがかかせません。

なぜならリフォーム価格は定価がないので、見積を比較しないままリフォームを進めてしまうと、数万~数十万単位で損する可能性があるからです。

相見積もりを無料で効率的に取得するには、見積もり比較サイトを利用するのがベストです。見積もり比較サイトは、「価格」だけでなく「サービスの質」や「担当者」なども比較できるので、結果的に「満足のいくリフォーム」にもつながります。

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窓・サッシリフォームのメリット・デメリット

内窓、カバー工法、サッシ交換のメリットとデメリットを比較しました。

メリットデメリット
内窓・工期が短い
・費用が比較的安い
・開閉や掃除の手間が増える
・付加工事が必要になるケースがある
・室内側のスペースが少し狭くなる
カバー工法・工期が短い
・窓の開閉方法を変更できる
・ガラス部分がひとまわり小さくなる
・取り付けできないケースもある
・内窓よりは費用が高い
サッシ交換・すっきりとした見た目
・メンテナンスがラク
・工期が長い
・費用がダントツに高い
・壁を壊す必要がある場合がある

外壁を壊すなどの大規模リフォームの予定がない場合には、コストパフォーマンスから見て内窓がおすすめです。しかし、窓が2重になる内窓は開閉や掃除が増えるため、人によっては費用がおさえられたとしても満足できない場合もあります。

リフォームは、ライフスタイルを加味したうえで、予算・工期・求める性能・デザイン・既存窓の状態などを、総合的に考慮して判断することが重要です。リフォーム会社に家の状況を確認してもらった上で、相談しながら最適な方法を選択するようにしましょう。

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窓・サッシリフォームでよくある失敗とその対策

窓リフォーム 失敗 対策

窓やサッシのリフォームでよくある失敗は、下記の3つです。

  • サッシで結露した
  • 追加料金が発生した
  • DIYの内窓工事でサイズが合わない

ここでは、原因や対策を詳しく解説します。

サッシで結露した

結露

結露防止のために、窓ガラスには断熱ガラスを採用したものの、ガラスではなくサッシ部分で結露してしまうケースがあります。

原因は、サッシの断熱性能の不足です。窓ガラスの断熱性能が向上しても、サッシの断熱性能が低いままだと、サッシ部分で結露が起こってしまいます。

結露を防ぐには、ガラスだけでなくサッシの素材にも気を配らなくてはなりません。サッシはアルミではなく、樹脂サッシや複合サッシなどの断熱性能が高いフレームを選ぶようにしましょう

追加料金が発生した

トラブルになりやすいのが、見積時点では安かったのに、追加料金が発生しするケースです。

リフォームは新築と違い、既存の劣化状態などが金額に大きく影響するため、契約前の現地調査が必要不可欠です。事前調査が不十分だと、契約後に隠れていた腐食やダメージが見つかって、思わぬ追加料金がかかってしまう場合があります。

また、見積書の数量が「一式」など工事の詳細が不明確な場合においても、予想外の追加料金が発生しやすいので注意しましょう。

追加料金が発生した場合、工事をキャンセルしたくても商品を発注しているため、リフォーム代を払わざるを得ない状況になりやすいです。

後悔しないためには、以下の3つが重要です。

  • 事前調査を行ったうえで見積もりをもらう
  • 見積もりに含まれている工事の詳細や商品明細を書面でもらう
  • 議事録で業者と打ち合わせ内容を共有する

3つのポイントをおさえて、気持ちよくリフォームを進めていきましょう。

DIYの内窓工事でサイズが合わない

「内窓なら、自分でも簡単に設置できるだろう」とDIYを試みるも、内窓のサイズが合わず、結局は失敗してしまうケースが多いです。

古い建物では窓枠が歪んでいる場合が多く、正確な測定は難しくなります。サイズ調整できる内窓を選んでDIYで設置する方法もはありますが、DIYだとスキマができやすく、せっかくの断熱効果が激減してしまう可能性も高いです。

内窓をDIYするメリットは費用だけで、機能性や見た目は圧倒的にリフォーム業者に依頼した方が良い結果となります

ある程度の効果を期待するなら、内窓はDIYではなくプロに依頼するようにしましょう。

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【注意】窓・サッシリフォームで後悔しないための3つのポイント

窓リフォーム 後悔

窓やサッシリフォームの効果は高いですが、思わぬ落とし穴もあります。後悔しないためにも、下記の3点を注意しましょう。

  • 部屋の窓すべてをリフォームする
  • 専門家のアドバイスを受けたうえで窓を選ぶ
  • マンションの場合は管理組合の規約を確認する

部屋の窓すべてをリフォームする

一般的に断熱や結露防止のためには、部屋の窓すべてをリフォームしたほうが効果が高いです。1つの窓だけを高性能なものにリフォームすると、残りの窓から熱が逃げやすくなったり、他の窓で結露したりする可能性があります。

希望する窓だけをリフォームして悩みが解決できるかどうかは、現況や窓の大きさ、生活の仕方などによって異なります。リフォーム会社やメーカーに相談したうえで、最適な方法を選択するようにしましょう。

専門家のアドバイスを受けたうえで窓を選ぶ

窓やサッシをリフォームする際は、自分だけで判断せず、専門家のアドバイスを受けるようにしましょう

窓やサッシのリフォームは見た目だけでなく、断熱性能や防音性能など、さまざまな要素を考慮しなければなりません。たとえば、西向きの窓ガラスには「高遮熱タイプ」、北向きの窓ガラスには「断熱タイプ」など、方角に応じた日射調整なども必要になります。

同じ部屋の窓だからといって、すべて同じガラスを採用すればいいわけでないため、判断が難しいです。そのため、自分だけで窓を選んでしまうと、判断を誤り後悔する可能性も高いです。

リフォーム効果を最大限に引き出すためにも、リフォーム会社やメーカーのアドバイスを受けたうえで、判断するようにしましょう。

マンションの場合は管理組合の規約を確認する

マンションで窓やサッシのリフォームを行う際には、管理組合の規約を必ず確認しましょう。

多くのマンションでは、外観に影響を与えるリフォームには制限が設けられています。外部から見える窓の色や素材を自由に変更できないため、サッシ交換やカバー工法では工事できず、内窓リフォームしか選択肢がないケースも多いです。

トラブルにならないためにも、リフォーム工事は契約前に管理組合に事前確認しておくことが重要です。

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窓・サッシのリフォーム業者の選び方

窓 リフォーム 業者 選び方

窓やサッシのリフォームを成功させるためには、信頼できる業者を選ぶことが欠かせません。ここでは、リフォーム業者を選ぶ際に考慮すべきポイントについて説明します。

窓やサッシのリフォームはどこに頼む?

窓やサッシのリフォームの依頼先は、リフォーム会社か専門店が一般的です。

それぞれの特徴があるので、下表を参考に自分にあった会社を選ぶようにしましょう。

依頼先特徴
リフォーム会社・窓だけでなく他のリフォームにも対応可能
・保証制度が充実
・補助金制度に詳しく、申請も代行してもらえる可能性がある
窓・サッシ専門店・窓のリフォームに関する深い知識と経験
・保証は業者によって異なる
・補助金制度へのサービスは業者によって異なる

後悔しない業者選定のポイントは?

窓やサッシのリフォームで後悔しないためには、業者選びの際に以下の4つのポイントを重視して判断するようにしてください。

  • 窓のリフォームの実績と経験が豊富である
  • 見積もりが透明で詳細である
  • 補助金や減税制度に関する知識がある
  • アフターサービスが充実している

良い業者を見つけるためにも、見積もり比較サイトを利用して複数の会社を比較検討するのがおすすめです。見積もり比較サイトはたくさんありますが、特にリフォーム初心者の場合は、「ハピすむ」を利用すると失敗が少なく安心です。

ハピすむに加盟している全国1,000社以上のリフォーム業者は、すべて厳しい加盟審査を通過した優良なリフォーム会社なので、そもそも「安心できる業者」というのが大前提になります。また、話を聞いたうえでアドバイザーがあなたにぴったりのリフォーム会社を紹介するので、リフォームを不安なくスムーズに進めやすいです。

ハピすむは無料でできます。前述したポイント4つをおさえたうえで、ハピすむであなたにぴったりの信頼できるリフォーム業者を見つけましょう。

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窓・サッシリフォームの施工事例

ここでは、「ハピスム」の加盟業者が、実際に窓のリフォームをした事例を3つご紹介します。

実際にかかった工事価格も掲載しているので、ぜひ参考にしてください。

【事例1】窓リノベ補助金を活用して内窓を設置(窓:LIXIL インプラス)

住宅の種類一戸建て
リフォーム費用約10万円
施工期間1日
リフォーム内容内窓
採用メーカーLIXIL インプラス
建物構造木造
築年数20~30年未満
テーマ省エネリフォーム

光熱費の削減と断熱性を高めるために、窓リノベ補助金を活用して、10万円程度でリフォームした事例です。夏場のエアコンの効きが違うだけでなく、外の音も聞こえにくくなるなど、防音性も高まりました。

>> この事例の詳細を見る

【事例2】電車の騒音を軽減するために内窓を設置(窓:LIXIL インプラス)

住宅の種類マンション
リフォーム費用約16万円
施工期間半日
リフォーム内容内窓
採用メーカーLIXIL インプラス(PGグリーン)
建物構造木造
テーマ省エネリフォーム

中古マンションを購入したものの、線路沿いのために電車の騒音が気になり、内窓リフォームにふみ切った事例です。ストレスだった電車の騒音を軽減できたうえ、結露も改善できました。

>> この事例の詳細を見る

【事例3】キッチンリフォームとともに窓を交換(カバー工法:YKKAP・マドリモ)

住宅の種類一戸建て
リフォーム費用約230万円
施工期間5日
リフォーム内容窓(カバー工法)・キッチン・台所、床・フローリング
採用メーカー窓:YKKAP・マドリモ キッチン:クリナップ ラクエラ
建物構造木造
テーマ断熱リフォーム、設備交換リフォーム、部分リフォーム

キッチン空間と窓をリフォームした事例です。

キッチンの窓は、内窓で2重にするのではなく、既存の窓枠に新しい窓の枠を被せて取り付ける「カバー工法」を採用しました。カバー工法でリフォームしたので、外壁を傷めずに窓を交換できました。

>> この事例の詳細を見る

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窓・サッシリフォームでよくある質問Q&A

窓のリフォームにかかる工事期間はどれくらい?

工事に必要な期間は、サッシの交換は2~3日、カバー工法や内窓設置は半日程度、ガラス交換は2時間程度です。契約から工事の着工までは、サッシや窓の種類などによって異なります。即日交換できるものもあれば、特注のため2週間程度必要になるものもあります。

窓の種類別の費用はどれくらい?

引き違い窓は3~50万、上下開閉窓は5万〜20万円です。その他の種類や素材別の細かい費用については、下記のサイトで詳しく解説しています。

>>窓の交換にかかる費用は?窓の種類や素材、リフォームの目的別に解説

窓のリフォームには足場代が必要?

部屋から工事できる内窓やガラス交換には必要ありませんが、2階以上のサッシの交換やシャッターなどの設置には必要です。部分足場の場合、設置には数~20万程度かかります。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】工藤 あきこ

リフォーム業界出身のママ建築士。
設計事務所でのアシスタントを経て、地場やハウスメーカー系リフォーム会社の営業設計として勤務。水まわりの交換からフルリノベーションまで、幅広いリフォームを担当した。2022年、前職までの経験を活かして、建築専門ライターに転身。現在は、記事の監修やブログ「新・リフォームの歩き方」の運営をメインに活動する。

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