2025年01月20日更新

監修記事

樹脂サッシの価格はいくら?リフォームで後悔しないポイントを解説

断熱や省エネが期待できる樹脂サッシにリフォームしたいと考える人は多いでしょう。しかし、樹脂サッシのくわしい費用を知らないと、予算オーバーでリフォーム後に後悔してしまう可能性もあります。そこで本記事では、樹脂サッシの代表メーカーと商品の価格表とリフォーム費用の相場を解説。リフォームする際に役立つポイントや、活用できる補助金も紹介します。樹脂サッシで1年中快適な住宅環境をつくりましょう。

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樹脂サッシを扱う代表メーカーと商品の価格表

【メーカー】商品名掃き出し窓腰高窓
【LIXIL】樹脂窓EW138,200円~81,100円~
【YKKAP】APW33095,200円~41,900円~
【三協アルミ】スマージュⅡ176,500円~79,400円~
【エクセルシャノン】シャノンウインド235,000円~55,600円~
※上記価格は、2025年1月現在のものです

各商品の価格はガラスの種類や窓の大きさで変動します。

サッシを選ぶ際は、あらかじめメーカー公式のカタログを参考に、ショールームで実際のサイズを確認しましょう。

【LIXIL】樹脂窓EW

LIXIL(リクシル)は、窓やエクステリアなど、数多くの住宅建材を提供しているメーカーです。

住宅窓サッシのシェア率は国内で半数ほど占めており、機能性・デザイン性に優れた商品を扱っています。

LIXILでおすすめの樹脂サッシは、樹脂窓EW。

豊富なカラーバリエーションから部屋の雰囲気に合わせてカスタマイズできます。

機能性・デザインの両方をこだわりたい人におすすめの樹脂サッシです。

【YKKAP】APW330

YKKAPはアルミサッシや窓、シャッターなどの建材を製造・販売するメーカーです。

自社工場で商品を開発し、耐久性と断熱性に優れた樹脂サッシを製造しています。

YKKAPが扱う樹脂サッシのおすすめ商品は、APW330です。

樹脂サッシと複層ガラスを組み合わせることで、断熱性をアップ

省エネ効果が期待できる住宅環境をめざせます。

【三協アルミ】スマージュⅡ

一般的な住宅建材のほかに、ビル用建材も扱う三協アルミ。

省エネ・バリアフリーを意識した商品もあり、住む人にやさしい建材を提供しています。

樹脂サッシのスマージュⅡは、スリムでスタイリッシュな外観が特徴です。

また、ガラス面積も大きいため、自然光が室内に入りやすくなります。

断熱・デザイン・省エネを考慮した樹脂サッシにリフォームしたい人は、スマージュⅡを検討してみましょう。

【エクセルシャノン】シャノンウインド

エクセルシャノンは、国内で初めて樹脂サッシを製造・販売した老舗メーカーです。

省エネや、住む人の健康を意識した高品質な住宅の普及に取り組んでいます。

エクセルシャノンが扱う樹脂サッシの代表商品は、シャノンウインド。

高い断熱性・遮熱性・遮音性を持ち、複層ガラスと組み合わせることで、さらに快適な環境をつくりだします。

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樹脂サッシのリフォームにかかる費用相場

樹脂サッシにリフォームする費用相場は、以下の通りです。

施工方法リフォーム費用
(1か所あたり)
窓サッシの交換5万~20万円
内窓の設置5万~8万円

上記の金額は、あくまでも目安です。

施工方法のほかに、施工業者や窓の大きさなどで、金額が変わるので注意しましょう。

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樹脂サッシのリフォーム費用を抑えるポイント

ここでは、樹脂サッシへリフォームする際の費用を抑えるポイントについて解説します。

【ポイント1】アルミ樹脂の複合サッシを検討する

アルミ樹脂の複合サッシは、オール樹脂サッシよりも費用が安く、予算に限りがある人におすすめです。

費用が安いだけでなく、アルミ・樹脂のメリットをうまく取り入れられており、コストパフォーマンスに優れています。

【ポイント2】補助金・助成金制度を活用する

国や地方自治体の補助金・助成金制度を活用することで、樹脂サッシのリフォーム費用が抑えられるケースもあります。

補助金・助成金を活用する際の注意点

補助金や助成金制度には、申し込み期間や利用条件などが存在します。

なかには、予算が設定されており、上限に達した段階で申し込みを締め切る制度もあります。

そのため、国や地方自治体の公式ホームページをあらかじめ確認しておきましょう。

【ポイント3】複数の業者に見積りを依頼する

樹脂サッシにリフォームする際の費用を抑えるためには、複数の業者に見積り依頼がおすすめです。

いくつかの業者に見積りを依頼することで、リフォーム費用の相場を理解できます。

また、業者間で価格競争が生まれ、施工費用が値引きされるケースもあります。

失敗しない業者の選び方

費用が安いだけで施工業者を選ぶのは、施工不良でトラブルが起きる可能性もあるため、推奨できません。業者を選ぶ際は価格だけではなく、施工実績・口コミ・顧客対応なども比較しましょう。

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樹脂サッシのリフォームで活用できる補助金制度

樹脂サッシにリフォームする際に活用できる補助金制度は、以下の通りです。

樹脂サッシのリフォームで活用できる補助金制度
  • 先進的窓リノベ2024事業
  • 子育てグリーン住宅支援事業
  • 地方自治体の補助金制度

これらの補助金制度は、適用条件が設定されている場合もあります。

子育てグリーン住宅支援事業の場合、条件に定められた2~3種類の工事をおこなう必要があります。

補助金制度を活用する際は、制度の内容を事前に把握しておきましょう。

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樹脂サッシにリフォームするメリット

樹脂サッシにリフォームする際のメリットを解説します。

【メリット1】断熱・遮熱効果に優れている

樹脂サッシはアルミサッシに比べて、熱伝導率が約1400分の1と高いため、断熱・遮熱に優れています。

夏は外からの暑い空気を室内に伝えにくくし、室温上昇をストップ。

冬は室内のあたたかい空気が外に逃げることを防ぎ、室温低下を抑えることが可能です。

このように断熱・遮熱効果がある樹脂サッシは省エネが期待でき、光熱費の削減につながる可能性もあります。

【メリット2】結露の発生を抑える

樹脂サッシは部屋の温度差を軽減するため、寒い冬でも結露しにくいメリットがあります。

結露の発生を抑えることで、カビ・ダニ・汚れの発生も防ぎ、衛生的な空間を維持できるでしょう。

【メリット3】防音・遮音効果が高い

樹脂サッシは気密性が高く、防音・遮音に優れています。

そのため、室内で楽器を気兼ねなく演奏したり、屋外の車や工事の音を軽減することが可能です。

防音・遮音効果をさらに高めたい場合は、樹脂サッシに複層ガラスを組み合わせましょう。

複層ガラスと組み合わせることで、一般的な窓に比べ、80dBの騒音を40dBまで軽減できます。

【メリット4】部屋の雰囲気になじむデザインを選べる

樹脂サッシには、数多くのデザインや大きさがあるため、部屋の雰囲気に合わせて選べます。

滑り出し窓や外開き窓に対応することも可能で、和風・洋風建築になじむ窓にリフォームが可能です。

また、ベージュ・イエロー・シルバー・木目などの樹脂サッシがあり、カラーバリエーションも豊富。

部屋の雰囲気を大切にしたい人は、豊富なデザインやカラーから、好みの樹脂サッシを探してみましょう。

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樹脂サッシにリフォームするデメリット

樹脂サッシにリフォームする際のデメリットを解説します。

【デメリット1】本体価格が高い

アルミや木質などの素材に比べて、樹脂サッシの本体価格は高い傾向があります。

樹脂サッシにリフォームした際、思ったよりも費用が高額と感じる場合もあるかもしれません。

樹脂サッシにリフォームする際は、本体価格だけでなく施工費も視野に入れて予算を検討しましょう。

【デメリット2】厚みや重さがある

樹脂サッシは、強度を維持するために厚みと重さがあります。

しかし、現在は薄いフレームで重さが気にならない樹脂サッシも増えています。

厚みや重さが気になる人は、薄いフレームの樹脂サッシを選ぶと良いでしょう。

【デメリット3】アルミサッシに比べて紫外線に弱い

樹脂サッシはアルミサッシよりも紫外線に弱いため、紫外線で色あせや劣化する可能性があります。

ただし、現在の樹脂サッシは表面に特殊なアクリルを塗装し、紫外線をはね返すことが可能です。

そのため、紫外線で色あせや劣化することを極度に恐れる必要はないでしょう。

どうしても紫外線の影響が気になる場合は、樹脂サッシのメリットも持ち合わせたアルミ樹脂の複合サッシを検討しましょう。

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オール樹脂サッシにリフォームする際に後悔しないポイント

オール樹脂サッシへリフォームする際に後悔しないポイントは、以下のとおりです。

オール樹脂サッシにリフォームする際に後悔しないポイント
  • 事前に予算を明確にしておく
  • 樹脂サッシの特徴を理解しておく
  • 部屋になじむデザインを選ぶ
  • 信頼できる業者に依頼する

オール樹脂サッシは高額なため、思った以上にリフォーム費用がかかってしまったと後悔する人もいるかもしれません。

しかし、オール樹脂サッシは省エネに優れており、ランニングコストが削減できる可能性もあります。

オール樹脂サッシを検討する際は、事前に予算を明確化して、費用対効果を考慮することが後悔しないポイントです。

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樹脂サッシにリフォームした施工事例

Before
After

樹脂サッシにリフォームした施工事例

樹脂サッシで断熱性がアップした省エネリフォーム。

大きな窓ガラスで自然光を取り入れ、明るくあたたかい空間になりました。

築20年~30年の住宅は、断熱や遮熱効果が低い場合もあります。

そのため、この事例のように外壁工事や室内リフォームと同時に、樹脂サッシへ交換することをおすすめします。

同時施工により、工期やコストの効率化が図れるだけでなく、リフォーム全体の断熱性能や快適性の向上も期待できるでしょう。

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【Q&A】樹脂サッシの価格に関するよくある質問

樹脂サッシの耐用年数は?

樹脂サッシの耐用年数は30年〜50年です。

ただし、耐用年数はメンテナンスの有無や頻度、設置環境などで変化する場合もあります。

樹脂サッシとアルミサッシの価格差は?

樹脂サッシとアルミサッシの価格差は約2倍です。

リフォーム予算に限りがある場合は、樹脂サッシの設置数をしぼったり、アルミ樹脂の複合サッシを検討しましょう。

樹脂サッシに最適なガラスは?

樹脂サッシに最適なガラスは、以下のとおりです。

樹脂サッシに最適なガラス
  • 複層ガラス
  • 真空ガラス
  • Low-e(ローイー)ガラス

これらのガラスと樹脂サッシを組み合わせることで、断熱・遮熱効果の上昇が期待できるでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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