岡崎市のリフォーム会社74選！事例・口コミも掲載

岡崎市におけるリフォームの特徴

岡崎市の住宅に関する理念・基本方針

　
岡崎市は、日常生活における利便性の高さはあるものの、静けさや落ち着きも持ち合わせているという、ちょうどいい住みやすさが評価されています。

岡崎市の近い将来像は「人を育み、新たな暮らしにちょうどいいを創るまち」として、住まい・居住環境の基本方針を以下のように定めています。

基本目標1 多様な居住者のニーズに応える住まい・居住環境の実現

基本目標2 安全安心で持続可能な魅力ある住まい・居住環境の形成

基本目標3 多様で良質な住宅ストックの形成

参考：岡崎市-岡崎市住生活基本計画

これらの目標の元で、若者や子育て世帯の住環境の整備や、リフォームを通して住み慣れた自宅で安心して住み続けられるようにすることなど、世代を超えて既存住宅が活用できるようにすることなども基本方針とされています。

岡崎市の景観条例にかかわるリフォームの制限

　
岡崎市では「岡崎市水と緑・歴史と文化のまちづくり条例」が定められており、豊かな自然資源や歴史的な街並みを保全するために、特定の地域において新築・増改築・外観の変更等をする場合に規則を設けています。

当該条例では市内全域が景観計画区域に指定されており、以下の条件に該当する建物は景観協議の対象となります。

参考：岡崎市-岡崎市景観計画

また八丁味噌で有名な八丁味噌の蔵並みの近隣地域は景観形成重点地区に指令されており、同じく宿場町としての面影を残す藤川地区の旧東海道の周辺地域は、藤川地区景観形成重点地区に指定されいてます。

それぞれ景観計画区域より厳しい制限があります。

岡崎市の地震の危険度や被害予想

岡崎市が公開している資料によると南海トラフ巨大地震を想定した場合、主に岡崎駅より西側のエリアは震度6強と予測されており、大変強い揺れが予想されています。

それ以外の地域についても、岡崎市の西側のエリアはおよそ震度6弱と予測されているため、十分な警戒が必要です。

なお岡崎市は南海トラフ巨大地震と東海地震の最大震度の予測が6弱以上とされている事から、市内全域が「東海地震に係る地震防災対策強化地域」「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されています。

参考：岡崎市-防災ガイドブック

耐震性の低い木造住宅の場合、震度6強の揺れで倒壊する危険性があるため、建て替えや耐震化リフォームを行うなど対策を行いましょう。

岡崎市の掲げる耐震化への取り組みと現状

令和2年（2020年）の岡崎市の調査によると、岡崎市の耐震化率は91.3%で、平成27年（2015年）の耐震化率が87.8%であったことを考えると、耐震化率はやや増加傾向にあります。

しかし、計画で掲げられていた令和2年度までに耐震化率95%とする目標には届かず、岡崎市の耐震化は計画よりやや遅れているようです。

特に耐震化の遅れている建物は旧耐震の木造戸建て住宅となっており、市内の木造戸建て住宅の約1/8を占める11,501戸の建物は耐震性が低いとされています。

参考：岡崎市-岡崎市建築物耐震改修促進計画

岡崎市では耐震化リフォームへの補助金や住宅の除去についての補助金を整備する一方で、耐震化は所有者が主体的に進めていくものという方針を取っており、減災化対策の普及啓発に取り組んでいます。

岡崎市で定められている防火地域のリフォームの制限

岡崎市では矢作川より東側の市街化区域中央部の広い地域に渡って準防火地域が設定されており、防火地域については岡崎駅周辺の一部地域や東岡崎駅周辺の明大寺本町の一部地域等が指定されています。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

岡崎市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年度の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査資料によると、岡崎市が属している愛知県から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォームについての相談は541件ありました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター-住宅相談統計年報2022 資料編

岡崎市消費生活センターでは、様々な商品やサービスに関する契約、訪問販売や電話での勧誘についてのトラブル、その他訪問販売でのトラブルなど、消費生活に関するトラブルについて相談出来る窓口が設置されています。

相談窓口では、トラブル解決のため専門の消費生活相談員による情報提供など、トラブル解決の手助けを受けることができます。

参考：岡崎市-消費生活センター

岡崎市の住宅データ

岡崎市の人口は、2022年12月1日時点での岡崎市の調査によると、約385,000人です。

参考：岡崎市統計ポータルサイト-人口・世帯数・人口動態

岡崎市の持ち家率について、2022年3月時点の岡崎市の調査によると、戸建ての持ち家率は57.6%です。

その一方で岡崎市が属している愛知県全体の戸建ての持ち家率は49.5%となっており、岡崎市は愛知県の持ち家率の平均より約8%程高くなっています。

参考：岡崎市-岡崎市住生活基本計画

また同じく岡崎市が属する愛知県の新築着工数の推移については、令和4年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、平成2年（1990年）から令和3年（2021年）の間で平成4年（1992年）が最も多く、89,499戸が建築されました。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告