松戸市のリフォーム会社143選！事例・口コミも掲載

松戸市におけるリフォームの特徴

松戸市の住宅に関する理念・基本方針

松戸市では「誰もが安心・安全に『住みたい』『住み続けたい』と思える豊かな住生活の実現」を基本理念に、以下の基本目標のもと住宅に関する施策を推進しています。

1. 住宅確保に特に配慮を要する者の居住の安定の確保
2. 子育て世帯・親世帯が将来にわたり、豊かに生活を営める住まいづくり
3. 良質な住宅ストックの確保と空家対策の推進
4. 松戸市の立地・自然を活かした良好な居住環境の形成

具体的に行われている施策としては、住宅リフォーム・耐震性確保の推進、三世代近居・同居の推進、空家所有者と活用希望者のマッチング登録制度などが挙げられます。

参考：松戸市-第二期松戸市住生活基本計画

松戸市の景観条例にかかわるリフォームの制限

松戸市では、江戸川沿いや旭町の農地などの自然景観や旧水戸街道などの歴史的景観などを大切にしながら、市街地の賑わいなどにつながる景観づくりを進めていくために松戸市景観計画を定めています。

この計画では市全域を計画の指定区域とし、市全域の基本方針に加えて地域の特性ごとに以下の5つのゾーンに分け、それぞれのゾーンで景観についての配慮事項などを設定しています。

参考：松戸市‐松戸市景観計画

また、市全域で良好な景観形成を図るため、以下の行為を行う際には届出が必要になります。

松戸市の地震の危険度や被害予想

2019年に松戸市によって実施された地震の調査では、地震による建物の被害が想定されています。

この想定によると、市の南西部や地盤が柔らかい江戸川沿いの低地、谷底平野などで特に建物の全壊率が高いことが予測されています。

また古い建物の比率が多い本庁地区や明第1地区なども、高い全壊率です。

参考：松戸市-松戸市地震被害想定の調査結果について

松戸市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2020年度の松戸市の調査によると、松戸市の住宅における耐震化率は約84%とされており、2025年度までに95%を達成することを目標としています。

耐震化の促進にあたっては、ホームページなどを通しての情報提供や無料相談会の開催、助成制度による支援や耐震診断士の登録制度などを行なっています。

松戸市で定められている防火地域のリフォームの制限

松戸市では、松戸駅や新松戸駅周辺などの一部地域が防火地域・準防火地域に指定されています。

参考：松戸市‐やさシティマップ

防火地域や準防火地域に指定されているのは、火災の被害が起きやすい地域や火災を防ぐために予防しなければならない地域です。

防火地域では、延べ床面積が100㎡以下の小規模のものを除いては、すべて耐火建築物にする必要があり、耐火建築物の条件にあてはまらない場合でも準耐火建築物にしなければなりません。

準防火地域では、防火地域よりは規制が緩やかですが、建物の条件によっては耐火建築物または準耐火建築物にする必要があります。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

松戸市のリフォームの実施状況

2022年に松戸市より公開された第二期松戸市住生活基本計画によると、松戸市にある持ち家のうち、2014年以降に増改築を行なった住宅は27.6%、耐震工事を実施したのは1.5%、また、高齢者等のために工事を行なったのは10.9%です。

参考：松戸市-第二期松戸市住生活基本計画

松戸市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの調査によると、松戸市が属する千葉県からは814件の住宅リフォームに関する相談が寄せられました。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター – 住宅相談統計年報2022

住宅リフォームに関する業者トラブルは、松戸市が設置している松戸市消費生活センターに相談してみましょう。

消費生活センターでは、商品やサービスの契約に関するトラブルなどについて専門の知識を持った相談員などから、問題解決のための具体的なアドバイスなどをもらえます。

まずは電話で一度問い合わせてみるといいでしょう。

引用：国民生活センター-松戸市消費生活センター

松戸市の住宅データ

2022年12月1日時点の松戸市の調査によると、松戸市の人口は約236,000人とされています。

参考：松戸市-常住人口

総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると、松戸市が属している千葉県の持ち家率については65.4%となっており、同年度の全国平均が61.2%であることを考慮すると、千葉県の持ち家率は高めであることが分かります。

参考：総務省 – 情報統計局 -平成30年住宅・土地統計調査

また、松戸市の属している千葉県で最も新築の建築数が多かった年について、2022年1月に更新された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、1990年から2021年の間で2020年が最も多く、94,239戸が建築されました。

参考：国土交通省 – 建築着工統計調査報告