佐倉市のリフォーム会社89選！事例・口コミも掲載

佐倉市におけるリフォームの特徴

佐倉市の住宅に関する理念・基本方針

佐倉市では「未来への第一歩　佐倉の豊かな住まいと暮らし〜だれもが安心して暮らせる住まいをめざして〜」を基本理念とし、以下の6つの基本方針ごとに目標を定めて施策を展開しています。

1. 多様な世帯が安心して暮らせる住まい・環境づくり
2. 住まいのセーフティネット
3. 多様な住まいの流通促進
4. 価値が持続する安全・安心な住まいづくり
5. 地域コミュニティと居住環境の工場
6. 佐倉創造戦略づくり

安心して住み続けられる住居や環境づくり、住宅困窮者の居住の安定確保、空き家の活用、安全・安心で環境に配慮した住まいづくりと維持管理、地域コミュニティの活性化などの目標が掲げられています。

引用：佐倉市-佐倉市住生活基本計画

佐倉市の景観条例にかかわるリフォームの制限

佐倉市では、景観計画を実現するため「佐倉市景観条例」に基づき、佐倉市景観計画を策定しています。

身近な景観や生活環境を向上させ、市民や訪れる人にとって、心地よさや地域の魅力を実感できる景観を形成することで、郷土愛の醸成や、にぎわいの創出、地域活力の向上を目指すための計画です。

参考：佐倉市-佐倉市景観計画について

佐倉市では、市内全域が景観計画の対象区域となっていますが、その中でも「新町地区景観形成重点区域」とそれ以外の市内全域に分けられています。

新町地区景観形成重点区域は、佐倉の城下町の時代からメインストリートとしての歴史がある新町通りの沿道と、その周辺の住宅地や寺社を含むエリアです。

延べ床面積が10平方メートル超の建物などのリフォーム等で届出が必要となります。

また、新町地区景観形成重点区域以外の市内全域では、高さ10メートル以上の建物などのリフォーム等で届出が必要です。

区域ごとに、周辺の自然や文化財や街並みと調和したデザインや配置・規模に配慮する必要があり、外壁の圧迫感の軽減を図ることや、駐車場は緑化に努めること、外観は基準に適合した色彩にすることなどが規定されています。

佐倉市の地震の危険度や被害予想

　
佐倉市内の地震のゆれの大きさについての予測は「ゆれやすさマップ/液状化危険度予測マップ」から確認することができます。

佐倉市の地域防災計画で想定地震とされている東京湾北部地震の際に、特にゆれやすいのが市の中央部の鹿島川と高崎川の流れが合流する周辺のエリアや、印旛沼周辺エリアなどです。

参考：佐倉市-佐倉市防災ガイドブック

東京湾北部地震(想定マグニチュード7.3)が発生した際の佐倉市内の地震動の強さは震度5強から6弱、市の西側を中心に、市内の半分程度が震度6弱になると予測しています。

また、同地震が発生した場合の市内の被害は、揺れによる建物全壊棟数は553棟、半壊は4183棟となっています。

参考：佐倉市-佐倉市耐震改修促進計画

佐倉市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2022年5月に佐倉市が公表した資料によると、「平成30年住宅・土地統計調査」をもとに推計した2022年度の佐倉市内の住宅は約 68,300戸、そのうち耐震性がある住宅戸数は約 62,900戸で耐震化率は約92％となっています。

佐倉市では、耐震相談窓口の設置や防災査察等の機会を活用した情報提供や啓発活動に力を入れるとともに、市の窓口でリフォーム等の相談を受けた際には耐震改修に関する積極的な情報提供を行っています。

さらに、自治会や関連団体との連携によって耐震化を促進しています。

参考：佐倉市-佐倉市耐震改修促進計画

佐倉市で定められている防火地域のリフォームの制限

佐倉市で防火地域・準防火地域に指定されているのは、JR酒々井駅周辺、京成佐倉駅周辺、臼井駅周辺、ユーカリが丘駅周辺、志津駅周辺、染井野4丁目周辺などのエリアです。

参考：佐倉市-都市計画図

佐倉市の防火地域では、木造建築物は構造や規模を問わず原則禁止などの規制があります。準防火地域の場合でも建築物の構造や規模によって定められた制限があり、リフォームの際には確認が必要です。

参考：佐倉市 – 防火地域及び準防火地域
　

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

佐倉市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年度の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの資料によると、佐倉市が属する千葉県では、住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談の電話件数は814件ありました。

参考：公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター – 住宅相談統計年報2022 資料編

佐倉市が開設している佐倉市消費生活センターでは、原則として佐倉市に住んでいる方を対象に、消費生活相談員による消費生活に関する相談を受け付け、問題解決のサポートをしています。

「商品を交換してほしい」「契約を解約したい」などの希望を聞いて問題解決をサポートするのはもちろんのこと、「どうしたらいいか分からない」という場合でも、話を聞きながら問題を整理し解決に導いています。

引用：佐倉市-消費生活センター利用のご案内

佐倉市の住宅データ

2022年9月時点での佐倉市の調査によると、佐倉市の人口は約172,000人です。2017年から2022年の佐倉市の人口推移を見てみると、毎年約500人～約1000人ずつ減少しています。

参考：佐倉市-人口情報

佐倉市が属する千葉県の持ち家率については、総務省統計局による2018年時点の住宅・土地統計調査によると65.4%となっています。

同年の持ち家率の全国平均は61.2％であるため、千葉県の持ち家率は全国的に見るとやや高めであるといえます。

参考：総務省情報統計局-平成30年住宅・土地統計調査　

さらに、千葉県で最も新築着工数が多かった年は、2022年1月更新の「国土交通省建築着工統計調査報告」によると、1992年〜2021年の30年間では1994年の87,278戸でした。

参考：国土交通省-建築着工統計調査報告