東金市のリフォーム会社61選！事例・口コミも掲載

東金市におけるリフォームの特徴

東金市の住宅に関する理念・基本方針

東金市ではまちづくりの柱を実現させるための施策として具体的な5つの方針を設けています。その中の1つが「住環境の整備と生活環境への配慮」です。

施策の方向性としては、安心して住み続けられる住まい・まちづくりのため、良好な住宅地の形成や住宅の耐震化など住宅支援策の推進をおこなっています。

これからの住環境への対策として主軸としているのは、下記の3つです。

1. 良好な住宅環境の形成
2. 既存住宅の耐震化の促進
3. 災害に備える環境整備

引用：東金市‐東金市第4次総合計画

また東金市では住宅環境対策として「住宅環境啓発事業」をおこなっています。

「住宅環境啓発事業」の事業概要は、住まい方・暮らし方などの住宅環境に関する啓発普及活動をすることです。

少子高齢化や自然災害、感染症などの社会情勢の変化に対応しながら、豊かな住環境づくり・まちづくりを目指しています。

東金市の地震の危険度や被害予想

　
東金市では、今後大きな被害をもたらす可能性のある地震として東金市直下型地震を想定した被害予想を公表しています。

この東金市直下型地震はマグニチュード7.2と予測され、市内南東部の低地部では予想最大深度が震度6強、北西部の台地部では予想最大深度が震度6弱から5強とされています。

この地震による建物の被害予想は、全壊棟数が約1,000棟、半壊棟数が約3,500棟です。

地域別の被害予想としては、揺れが強く古い木造住宅が多く残る豊成地区、福岡地区、正気地区、嶺南地区などで建物の全壊率が高いと予想されています。

一方で東金地区は古い木造住宅が多いですが、北西部の台地部に位置していて予想震度が比較的弱いため、建物の全壊率はそれほど高くありません。

参考：東金市‐東金市耐震改修促進計画

東金市の掲げる耐震化への取り組みと現状

2022年3月に改訂された東金市により公表された東金市耐震改修促進計画によると、2018年の東金市の住宅総数は約24,000戸で、そのうち約23,000戸が耐震性を満たしており、耐震化率は92.4%です。

参考：東金市‐東金市耐震改修促進計画

東金市では2022年に耐震改修促進計画を改訂し、新たに2025年度までに耐震化率を95%に引き上げることを目標として設定しました。

耐震化の促進を図るための施策として、東金市には耐震診断補助制度や耐震改修補助制度があります。

耐震診断補助制度には、旧耐震基準の木造住宅の耐震診断補助、耐震改修補助制度は旧耐震基準の木造住宅の耐震改修工事への補助があります。

東金市直下型地震で大きな被害をもたらす震度6弱以上が予想されているのは、東金市のほぼ全域です。そのため重点的に耐震化を促進する地域も東金市全域とされています。

また東金市では、耐震化促進の重要性を広く市民に知らせるため、啓発普及活動にも力を入れており、地震ハザードマップの作成・整備、耐震相談窓口の開設、耐震相談会の開催をおこなっています。

東金市で定められている防火地域のリフォームの制限

東金市では防火地域に指定されている地域はありません。

東金市で準防火地域に指定されている地域は、商業地域全域で東金駅とその北側と西側の近隣地区です。

参考：東金市‐土地利用に関する都市計画

準防火地域に指定されている地域では、建物の多くが耐火構造・準耐火構造、および防火構造になっています。

これらの地域で建物を建築したりリフォームをおこなう場合は、建物の構造に合わせた施工をする必要があるため、業者に確認してみましょう。

防火地域のリフォームの具体的な制限内容

防火地域や準防火地域でのリフォーム時の制限は、該当する建築物の構造の種類により異なります。

東金市の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅相談統計年報の調査によると、東金市が属する千葉県から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は約2,400件でした。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター‐住宅相談統計年報2022　資料編

東金市に開設されている消費生活センターでは、原則として東金市にお住まいの方を対象に各種サービスや商品についてなど消費生活全般に関する相談を受け付けています。

事業者との契約内容についてのトラブルや心配事、悪徳業者とのトラブル、問題点、苦情などについて、消費生活センターの専門知識を持つ相談員に相談できます。

参考：国民生活センター-東金市消費生活センター

東金市の住宅データ

2023年3月時点での東金市の調査によると、東金市の人口は約57,000人でした。前年の2022年3月時点での人口も約57,000人だったため、人口の増減はほぼなく横ばいの状況です。

参考：東金市‐統計データ（人口）

2018年の総務省統計局による住宅・土地統計調査では、東金市が属している千葉県の持ち家率は約65.4%で、全国の持ち家率の61.2%より少し多くなっていることがわかります。

参考：総務省統計局‐平成30年住宅・土地統計調査

2023年1月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、東金市が属している千葉県で新築の建築件数は、1990年から2021年までの約30年の間で1990年がもっとも多く約94,000戸でした。

参考：国土交通省‐建築着工統計調査報告