甘楽町のリフォーム会社24選！

甘楽町におけるリフォームの特徴

甘楽町の住宅に関する理念・基本方針

甘楽町ではまちの将来像を「しあわせホームタウン甘楽」と定めて、誰もが「しあわせ」な気持ちで住み続けられるホームタウンを目指して、住まい・まちづくりに取り組んでいます。

甘楽町では快適な住まい・まちづくりをおこなうために下記の3つを主軸にしています。

1. 安全・安心なくらしの実現
2. 少子高齢社会と人口減少社会への対応
3. 地域の魅力を生かした共創のまちづくり

参考：甘楽町‐甘楽町第6次総合計画・実施計画

特に住宅に関する基本理念としては、「住みたい、住み続けたいまち」として暮らしやすい住環境の整備や災害に強いまちづくりに努めています。

また「笑顔で暮らせる環境に優しいまち」として、自然環境と住環境の共存や、楽しみながら子育てができる住環境、高齢者や障害者まで誰もが安全・安心に住み続けられる住まい・まちづくりを目指しています。

甘楽町の景観条例にかかわるリフォームの制限

甘楽町では景観法に基づいた法定計画である「甘楽町景観計画」が策定され、甘楽町全域に適用されています。

甘楽町らしさを表す景観資源としては下記の4つの景があります。

地形が作り出す景観の骨格　山河の景
・上毛三山や浅間山といった山並みの眺望、鏑川や雄川などの豊かな河川

地形や自然条件を活かした農業の景
・甘楽町北部平坦地の田園や台地上の伸びやかな農地

先人から受け継がれてきた歴史・文化の景
・武家屋敷や養蚕農家などの歴史的町並み、小幡のまちを流れる雄川堰

まちの賑わいや活力を生み出す市街地の景
・地域をつなぐ街道沿いの街並みやコミュニティがつくる住宅地の街並み

参考：甘楽町‐甘楽町景観計画

甘楽町では上記のような甘楽町らしい景観資源を保全するため、一定の規模を超える建築物の建築・改築などの行為をおこなう場合は届出が必要になります。

高さ13ｍ以上、または同一敷地における建築物の延べ面積が1,000㎡を超えるものを建築・増築・改築もしくは移転、外観の過半を変更することとなる修繕もしくは模様替え、色彩の変更をおこなう場合は届出が必要です。

甘楽町の地震の危険度や被害予想

今後、甘楽町に大きな被害をもたらす地震として予測されているものには、「関東平野北西縁断層帯主部による地震」「太田断層による地震」「片品川左岸断層による地震」があります。　

特に「関東平野北西縁断層主部による地震」での甘楽町の予想震度は、甘楽町全域で震度6弱とされ、甘楽町北部では震度6強から震度7と予想されています。

「太田断層による地震」「片品川左岸断層による地震」での甘楽町の予想震度は、甘楽町全域で震度5弱、甘楽町北部では震度5強の予想です。

参考：甘楽町‐甘楽町耐震改修促進計画

甘楽町の掲げる耐震化への取り組みと現状

2021年4月に改訂された甘楽町耐震改修促進計画によると、2020年における甘楽町の住宅総戸数は約4,800戸となっています。そのうち約3,800戸が耐震性を満たしており、耐震化率としては80.6%でした。

甘楽町では更なる耐震化を促進させていき、2025年度末までに耐震化率を95%にすることを目標としています。そのためには、現状耐震化を満たしている住宅以外に約600戸の耐震化が必要です。

そのために甘楽町では「甘楽町住宅耐震化緊急促進アクションプログラム」を策定して、更なる耐震化を促進するために取り組みを続けています。

甘楽町住宅耐震化緊急促進アクションプログラムでは、耐震化の確実な普及啓発や耐震改修に関する支援活動などへの取り組みです。

普及啓発活動として、住宅所有者に対しての直接的な耐震化促進や耐震化に関する相談窓口の開設、甘楽町防災マップを作成して町民への意識改革などをおこなっています。

また、木造住宅耐震診断士の派遣事業や耐震診断後の住宅所有者に対しての直接的な耐震化、耐震改修補助の実施、耐震補強設計補助などの導入検討など、耐震改修に関する支援をしています。

甘楽町の住宅リフォームに関する相談件数

2022年の住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅相談統計年報の調査によると、甘楽町が属している群馬県から住宅リフォーム・紛争処理支援センターに寄せられたリフォーム相談件数は約300件でした。

参考：住宅リフォーム・紛争処理支援センター‐住宅相談統計年報2022 資料編

甘楽町では原則として町内にお住まいの方を対象に、消費生活全般に関する相談ができる甘楽町消費生活センターを開設しています。

消費生活において、商品やサービスに関するトラブルやクレーム、事業者との契約内容についてのトラブルや心配事など、消費生活全般に関する相談を専門知識を持つ相談員に相談できます。

参考：国民生活センター-甘楽町消費生活センター

甘楽町の住宅データ

2023年の甘楽町の調査によると、甘楽町の人口は2023年の調査時点で約12,500人でした。前年の2022年の調査では約12,700人だったため、若干の人口減少となったことがわかります。

参考：甘楽町‐甘楽町の人口と世帯の推移

2018年の総務省統計局による住宅・土地統計調査によると、甘楽町が属している群馬県での持ち家率は約71.4%となっており、全国の持ち家率の61.2%よりかなり多くなっています。

参考：総務省統計局‐平成30年住宅・土地統計調査

2023年1月に公表された国土交通省の建築着工統計調査報告によると、甘楽町が属している群馬県で新築の建築件数は、1990年から2021年までの約30年間の間では1990年がもっと多く約30,000戸でした。

参考：国土交通省‐建築着工統計調査